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42件の議事録が該当しました。

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2021-05-20 第204回国会 参議院 法務委員会 第15号

高良鉄美君 これからまた述べますけれども、やはりこの少年事件の問題、家庭裁判所というものができた経緯、そういったことを考えますと、元々憲法で言っている刑事被告人権利の問題、あるいは刑事司法政策の問題として今お話がありましたけれども、少年事件の問題というのは、刑事司法の問題だけではなくて、むしろ教育、福祉の問題だということをこれから述べていきたいと思います。ありがとうございます。  家庭裁判所役割

高良鉄美

2021-05-20 第204回国会 参議院 法務委員会 第15号

高良鉄美君 この五年というのが一つ見直しの期限といいますか期間ですけれども、五年と言わず、問題が生じたと、あるいは生じることがもう明らかになったという場合には、やはり全体の、今お答えいただいたような部分を含めて、見直しの検討をお願いしたいと思います。  一昨日の委員会で時間が足りずに大臣に御答弁をいただけなかったので、再度お伺いしたいと思います。  報道の自由の意味は、対国家としての国民権利

高良鉄美

2021-05-20 第204回国会 参議院 法務委員会 第15号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  一昨日、政府入管法改正案廃案を決定されたことを歓迎しております。これは、やはり支援をする団体はもちろん、多くの個人の力、さらには、この入管法自体の、改正案自体問題点というのが非常にあって、批判が多かったと、こういうことも大きな要素だったと私は思っています。今回、この立法事実がない少年法改正というものも同様に廃案にすべきだと申し上げて、質問に入りたいと

高良鉄美

2021-05-19 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  私からも、幾つ意見希望等を述べたいと思います。  最初に、コロナ関係とかオンラインの話がずっと出ておりましたので、多くの希望としてやはりオンラインというのがあると思います。そのオンラインというのは、せっかくオンラインでやるんだったら、現場オンラインでやると。つまり、海そのものと向かい合っておけるようなオンラインの、公聴会なりの、こういう、何ですかね

高良鉄美

2021-05-18 第204回国会 参議院 法務委員会 第14号

高良鉄美君 清水委員の方から出されているこの部会の、法制審少年法部会委員のメンバーのリストがありますけれども、この少年法部会川出委員から、十八歳、十九歳の者の親等につき、包括的に少年法保護者と同様の法的地位を認めるのではなくて、少年法上の保護者が担っている手続等役割を個別に検討し、家裁手続に乗った十八歳、十九歳の者の権利を擁護するという観点から、必要と考えられるものについて、その内容

高良鉄美

2021-05-18 第204回国会 参議院 法務委員会 第14号

高良鉄美君 これ、所管のものですけれども、今、先ほど入ったことということを一応お知らせしておきます。  そこで、この少年法関連に入りますけれども、まず法務大臣保護者についてお尋ねします。  少年法部会においては、当初、少年年齢を十八歳に引き下げることを前提として議論が行われたことから、十八歳、十九歳が民法上は成年となり、親権者がいなくなるので保護者がいなくなる、そして少年年齢も引き下げる必要があるという

高良鉄美

2021-05-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第13号

高良鉄美君 これは司法の、行政の問題ではなくて、司法担当というよりは司法権そのものの問題だと思うんですね。ですから、司法権としてはこの少年法対応についてどういうふうに思うのか。あるいは、それに対して調査官の方々、あるいは元裁判官方々が声を上げていると。それだけれども、いや、もう何も声を上げる、あるいは説明を求める、意見を言う立場にありませんというようなものでは、この法案そのもの家庭裁判所というのが

高良鉄美

2021-05-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第13号

高良鉄美君 もう少し最高裁にお伺いしたいと思いますが、適用年齢引下げ少年法改正論議というのは、実は一九七〇年、今から五十年前にも行われていました。  資料としてお配りしている「家庭裁判所物語」の抜粋にそのことが書かれております。法制審議会に提出された要綱というものに対して現場裁判官たち反対の声を上げ、諮問と同じ日に最高裁長官決議文を出されました。  今回、最高裁立法政策の問題であると答弁

高良鉄美

2021-05-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第13号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  最高裁にまずお尋ねしたいと思います。  五月十一日の法務委員会最高裁手嶋家庭局長は、現行少年法の下における家庭裁判所調査審判等手続について、少年の再非行防止と立ち直りに有効に機能しているという御指摘をいただいていることを大変感慨深く受け止めていると答弁されました。一方で、今般の少年法改正の当否につきましては、基本的に立法政策の問題であるとおっしゃっています

高良鉄美

2021-05-12 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号

高良鉄美君 逸見参考人にお伺いしたいんですけれども、逸見参考人と名刺を交換したときに、Captと、キャプテンですかね、そして実際そういう御経験もおありで、それから現在は教鞭を執っておられるということでしたけれども、実際に外航でいろいろ責任者として、キャプテンとしてされた中で、非常に大きな経験というんですかね、困難というんですか、そういった経験があれば少しお話をしていただいて、その経験と現在の教育との

高良鉄美

2021-05-12 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号

高良鉄美君 ありがとうございました。  また、先生資料の中に、尖閣列島の存在、位置が分からないという方が三割いたということですけれども、これテレビ影響もあるのかなと思うんですが、天気予報を見たら、沖縄がどうも日本海の辺りに出てきたり、あるいは高知県の沖の方に沖縄が出てきたりするものですから、あれを見ると外国から来た方は、沖縄どこにあるのと言ったら、どうもやはり島根県の沖の辺りを指す人が多いらしいんですけれども

高良鉄美

2021-05-12 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  今日は参考人方々、ありがとうございます。  これから幾つかちょっと私、質問させていただきますけれども、沖縄の風ですので、沖縄から私は選出されておりますが、沖縄の中にも海がない市町村が一個だけありまして、そこは昔、中国との冊封のときに、沖縄の島は大きいんだぞと言うために、ここで、真ん中に置いて、海が見えないからと、そういうことをやったらしいんですけれども

高良鉄美

2021-05-11 第204回国会 参議院 法務委員会 第12号

高良鉄美君 取組の数々を御紹介いただきましたけれども、これ来年施行であるということを考えますと、もう既に一年は切っていると。そういう中で、何年か掛けて取り組んできたということがあるわけですけれども、これは地方自治体も巻き込んでいろんなキャンペーンをなさっているということでした。  今回、少年法改正に関しましては、これから議論していくだけじゃなくて、本当にもしその十八歳、十九歳の問題というのを取りかかるのであれば

高良鉄美

2021-05-11 第204回国会 参議院 法務委員会 第12号

高良鉄美君 いずれにしても、今、最高裁の判断を注視するということでしたけれども、この判決が全く意義を持っていないというわけではなくて、今、暫定的にせよ、やはり有効であるということがあるわけですね。  それは、今、判決に対して法務省が、行政機関がこの判決中身を勝訴だということではあるんですけれども、やはり法の支配ということを考えますと、これ人権の問題ではないかと。法の支配中身人権の問題、それから

高良鉄美

2021-05-11 第204回国会 参議院 法務委員会 第12号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  少年法質疑に入る前に、選択的夫婦別姓についてお伺いします。  アメリカ・ニューヨークで夫婦別姓のまま結婚した日本人の夫婦婚姻関係にあることを戸籍等で公証される地位にあるということの確認等を求めた訴訟判決で、東京地裁は四月二十一日、戸籍等で公証される地位にあることの確認を求める訴えを却下し、そのような請求は棄却しました。が、理由中で、日本でも婚姻自体

高良鉄美

2021-05-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第11号

高良鉄美君 ありがとうございました。  現場からの声とか体験の声というのは非常に重いなと思いました。  川村参考人にまたお伺いしますけれども、川村参考人は子供の権利擁護の活動にもすごく携わっているということで、事件を犯してしまった少年付添人とか弁護人もされているということですので、ちょっとその辺り現場のこともよく御存じのことなので、幾つかお伺いしたいと思います。  まず、少年院教育によって少年

高良鉄美

2021-05-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第11号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  今日は貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。改めて感謝を申し上げます。  まず、三人の参考人方々にお伺いします。  今回、少年法改正というのは成年年齢引下げによって見直しを行うというものですけれども、沖縄の風は、実は二〇一八年の成年年齢引下げにも反対したんですが、女性婚姻適齢の引上げには賛成はしたんです。しかし、成年年齢を引き

高良鉄美

2021-04-27 第204回国会 参議院 法務委員会 第10号

高良鉄美君 これまでの議論の集積ということもありますし、環境は随分、本当に今の御答弁のとおり変わってきたと思います。選択的夫婦別姓賛成世論も随分変わってきたと。それから、選択的夫婦別姓を求める請願、地方議会意見書も次々出ていると。それから、夫婦別姓訴訟というのも、現在も係属中のこともあります。それから、民法改正を求める声というのはますます高まっていると思います。  このような状況を受けて、選択的夫婦別姓制度導入

高良鉄美

2021-04-27 第204回国会 参議院 法務委員会 第10号

高良鉄美君 いろいろ対策を取るということでした。  無症状の感染者が万一おられたというようなことになったとしても濃厚接触にならない程度の距離を十分保つと、特に前後の座席の間もしっかり取っていただきたいと思いますし、消毒の措置をとられるということであるということを伺いました。そのことを受験生にしっかりと広報していただいて、丁寧に不安の払拭に努めていただきたいと思います。  次に、選択的夫婦別姓について

高良鉄美

2021-04-27 第204回国会 参議院 法務委員会 第10号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  まず、司法試験における新型コロナ感染症対策について伺います。  昨年の司法試験は、新型コロナ感染症への不安が広がる中、安倍総理国会答弁もあって延期の措置がとられました。今年の司法試験は五月十二日から十六日まで行われると聞いています。昨年の状況とは違って、若者にも重症化のリスクが高い変異株影響が懸念されています。会場の一つである東京試験前日の五月十一日まで

高良鉄美

2021-04-21 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号

高良鉄美君 ありがとうございます。  やはり、日本がこういう海洋立国というような形でしたら、やっぱりそれを率先して責任の問題を外に最初に示すことが、やはり最初の、角南参考人も言われたような、外に向けてもアピールになるんじゃないかなと思いました。  最後ですけれども、沖縄海洋博というのが一九七五年にありまして、海、望ましい未来というような感じで、すごい、これからの未来ということで、牧場を、海洋牧場というような

高良鉄美

2021-04-21 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号

高良鉄美君 ありがとうございました。  やはり、海洋にこれだけ囲まれている日本がそういうようなことを最初に示すと、すごく大きいと思うんですね、お話の中にもありましたけれども。私も非常に感動しました。  次に、富岡参考人にお聞きしたいんですけれども、今スエズ運河の事故の話が出たんですが、先ほど幾つか、船主の国あるいは船籍のある国と、あるいは置籍というんですかね、そういう形という、何かいろいろお話がありました

高良鉄美

2021-04-21 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。沖縄といえばもう海という感じになると思いますけれども。  今日は、参考人方々、本当にありがとうございました。  まず、角南参考人からお聞きしたいんですけれども、レジュメの方開けて最初に、北極海の方もマイクロプラスチックが見付かっているということでしたけれども、先日はスエズ運河での座礁の話がありました。そのときにテレビニュースでは、ロシアの方が北極海使

高良鉄美

2021-04-20 第204回国会 参議院 法務委員会 第9号

高良鉄美君 午前中の質疑でもありましたけれども、やはりこの金額、それなりにある程度の金額が必要だということになると、なかなか制度の利用というのがしにくい場面もあるんじゃないかなというふうに思っているんですが。この戦災を原因とする沖縄における所有者不明土地管理というのは、先ほど答弁の中にありましたけれども、沖縄復帰特別措置法沖縄県又は市町村管理することになっています。  三月二十四日の衆議院

高良鉄美

2021-04-20 第204回国会 参議院 法務委員会 第9号

高良鉄美君 この新しい制度を、この管理制度を利用するにはその利害関係人裁判所請求をする必要があるということで、今そういったことも触れましたけれども、裁判所請求するには、現行の場合には五十万から百万ぐらいの予納金が必要であるとのことでした。では、この新しい土地管理制度になればどれぐらい必要になるのかと。  先ほど、個別に応じてとか内容をチェックしてということで、かなり個別事情で違ってくるというお

高良鉄美

2021-04-20 第204回国会 参議院 法務委員会 第9号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  本日は、十三日の法務委員会でできなかった質問や、参考人からの答弁確認させるような形で行いたいと思います。  まず、所有者不明土地管理制度についてお伺いします。  沖縄にはさき大戦土地関係記録が焼失するなどして多くの所有者不明土地がありますが、そのような土地所有者不明土地管理制度対象になるのか、そういうことを伺いたいんですけれども。これ、やはり

高良鉄美

2021-04-15 第204回国会 参議院 法務委員会 第8号

高良鉄美君 本当に御苦労が大変だと思うんですけれども。  今、先ほど吉原参考人の方からもありましたけれども、沖縄の場合には県とか市町村の方が管理をしながらということでしたけれども。スタートが何か米軍指導で、一九四六年からもう五一年の間にある程度やっていくというのがあって、残ったのがかなりあったわけですけれども、そこも継続して当時の琉球政府市町村がやったということなので、ある程度はあっても、結構虫食

高良鉄美

2021-04-15 第204回国会 参議院 法務委員会 第8号

高良鉄美君 ありがとうございました。  特殊、沖縄的なものという部分と、全国に適用できるような、あるいは準用できるような、そういったことがあるということでしたけれども。先ほど地籍調査をされた御著書もあるということで豊田議員の方から、委員の方から紹介ありましたけれども。  やはり沖縄地籍調査していく、あるいは、國吉参考人にお聞きしたいんですけれども、くいを打って悔いをなくすというような最初に衝撃的

高良鉄美

2021-04-15 第204回国会 参議院 法務委員会 第8号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  今日は、貴重な御意見いろいろお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  私の方は沖縄選出議員ですから、所有者不明土地というともう沖縄戦関連があって、激烈な戦火の中で、命ももちろんそうですけれども、財産、そしてやはり記録ですね、これがもう失われているということで、もうとにかく所有者不明土地というのが多いと、しかもばらばらにあるということを思

高良鉄美

2021-04-14 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号

高良鉄美君 ありがとうございます。  向田参考人は、もう時間がなくなりましたけど、私も、海上保安庁の人が学生でいて、非常に現場が緊迫したのをいろいろ伝えられましたので、私もそういう部分についてはずっとお話しのようなサポートをしていきたいなと思っています。  感謝を申し上げて、私は終わりたいと思います。

高良鉄美

2021-04-14 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号

高良鉄美君 ありがとうございます。  日中の学会でいろいろされているということでしたので、憲法の方も日中でいろいろやって、やっぱりそういうつながりでも、今日のお話はかなり防衛的な、安全保障的なあるいは対処ということでしたけれども、そういうことも非常に大事かなと思っていて、やっぱり話すとかなりそういう部分は違って、政府が問題だと、中国のですね、今の体制が問題だとか、そういうような話が出てくるんですけれども

高良鉄美

2021-04-14 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号

高良鉄美君 沖縄の風の高良でございます。  尖閣の話といえばもう沖縄ということになっていますけれども、坂元先生、また元同僚で、沖縄におられたということですので。  まず、尖閣の固有の領土という考え方を、なぜ固有なのかということを考えなきゃいけないんですが、沖縄琉球国のときに、冊封で一六〇〇年、もっと前からですかね、千四百何年ですかね、中国との間で行き来をしているんですね。そのときに、中国から来るのは

高良鉄美

2021-04-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第7号

高良鉄美君 今、復帰特別措置法の話が出てきましたけれども、復帰特別措置法は昭和四十六年ですから、来年で五十年ということになります。そして、沖縄土地問題の場合には、大震災から十年、特に大きなきっかけは、日本全土では、所有者不明土地というのは震災のような災害の中で土地があるということでしたけれども、沖縄の場合の特殊性先ほどお話をいたしました。  その沖縄県に国の方から委託を受けて実態調査をしているということは

高良鉄美

2021-04-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第7号

高良鉄美君 今、経緯ですね、特に東日本大震災の問題が大きなきっかけだったということで、いろんな支障の問題も、今お話があったとおり、やっぱり利活用上大きな支障があるということで、この十年間、いろいろ、震災から十年たちますけれども。  この所有者が不明の土地ということですけれども、ちょっと沖縄の問題を少し投影してみますと、沖縄では、沖縄戦ですね、さき大戦によって多くの市民の方々が戦争に巻き込まれて命

高良鉄美

2021-04-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第7号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  一九九六年四月十二日。昨日で二十五年目になりましたけれども、日米共同声明があって、普天間を五年から七年以内に返還をするということで、当時の橋本首相とモンデール駐日大使がそういう発表しました。  四月のこの時期ですね、ちょうどおとといの日曜日は、宜野湾地域の、普天間地域の、清明といって、お墓に行ってお参りをするんですけれども、この宜野湾地域の住民が普天間基地

高良鉄美

2021-04-08 第204回国会 参議院 法務委員会 第6号

高良鉄美君 今の最初部分は良かったんですけれども、この多様な人材をして、しかも日本国際化ということに貢献するような形でやっていくということですけれども、これは規則にもない、通達にもないと、法律にももちろんないと。法の支配や、あるいは法治主義でもないわけですよね。どこからこれが来ているのかという、その国籍考え方ですね、これは考えでしかないわけですよ。  そうすると、資料でお配りしています。公権力

高良鉄美

2021-04-08 第204回国会 参議院 法務委員会 第6号

高良鉄美君 規則にないことを考えていると言った方がいいと思いますけれども。  では、帰化の関連でいいますと、日本国籍取りますと、中国人の弁護士が帰化して調停委員になったケースを紹介します。その調停委員は、中国人関係する紛争に多く関わられて、家裁からむしろお願いされて、中国人関係する紛争調停がその方に集中していると伺っています。  日本には、特別永住者を含めて中長期に滞在する外国人は三百万人に

高良鉄美

2021-04-08 第204回国会 参議院 法務委員会 第6号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  本日は、前回予告しましたように、最高裁調停委員任命に際して外国籍者を拒否していることについて質問します。  私がこの問題を取り上げるのは、人権の問題であり、憲法の問題だからです。最高裁は、調停委員公権力の行使又は国家意思の形成への参画に携わる公務員に該当すると主張し、外国籍者を排除しています。外国籍者を拒否することは調停制度の趣旨にかなうのかと、こういう

高良鉄美

2021-04-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第5号

高良鉄美君 先ほど紹介した桜井龍子さんですね、女性判事がいる意義についてということで、性差別の問題というのがやはりありますので、是非ともそれを推進していただけたらと思います。  そして、もう一つの大きい方の、二枚目といいますか、その資料ですけれども、桜井さんは行政官の出身でした、判事として。厚労省時代には旧姓の藤井姓を付けて仕事をされていましたが、最高裁判事戸籍姓しか認められていなかったため戸籍姓

高良鉄美

2021-04-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第5号

高良鉄美君 今数字が出ましたけれども、全体的に見て、この三〇%というのが基本のようですけれども、それを下回るものが幾つもあります。  このジェンダーギャップの問題でいいますと、社会のあらゆる分野ということですから、司法権分野ですね、そちらもやはり同じようにジェンダーギャップ対象になると思いますけれども、しっかりそこはこれから上げていくという、目標が三〇年までにということがありますので、頑張っていただきたいんですけれども

高良鉄美

2021-04-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第5号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  早速、最高裁裁判所における女性活躍について伺います。  政府は、社会のあらゆる分野において、二〇二〇年までに指導的地位女性が占める割合を三〇%にする目標を掲げましたが、目標は達成できていません。二〇三〇年までの可能な限り早期にと先送りにしています。このいわゆる二〇二〇・三〇のこの三〇%が大きな壁になっているわけですけれども、この三〇%の目標を掲げたのは

高良鉄美

2021-03-30 第204回国会 参議院 法務委員会 第4号

高良鉄美君 今ありましたけれども、私が示したこの一覧表のほかに、実は国家公務員だけじゃなくて、東京都の職員についても行いました。  昨年四月一日現在で外国籍公務員は、これ常勤です、公務員は、外国籍ですね、二十三人在籍されて、主事、主任、課長代理もいらっしゃいます。東京都の担当者は、採用後の任用制度との整合性を配慮し、国籍要件の解除可能な職種については解除し、外国人採用の機会を設けていると回答しました

高良鉄美

2021-03-30 第204回国会 参議院 法務委員会 第4号

高良鉄美君 本日は森まさこ委員の方からも最初にありましたけれども、この選択的夫婦別姓制度ですね、これやっぱり今チャンスだと思うんですよ。チェンジのチャンスなんです。これ、今、上川大臣が、与野党もほぼ一致してくるような動きがあって質問もあるわけですね、是非ともこういったことを進めていただけるようにお願いしたいと思います。  調停関係の、家庭裁判所ですね、調停委員任命に際して外国籍者を排除しているという

高良鉄美

2021-03-30 第204回国会 参議院 法務委員会 第4号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  早速、選択的夫婦別姓についてお伺いします。  先週、三月二十二日の法務委員会で、一九九六年の法制審答申の当時、国民の理解がそのときに比べればもう格段に深まっていること、そして、各種世論調査賛成反対を大きく上回っていること、自民党の賛成派議員連盟が立ち上げられたということなどによって法改正に向けた議論が活発化していることを挙げて、法制審答申を引き

高良鉄美

2021-03-23 第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号

高良鉄美君 適切な対応いろいろあると思いますけれども、厚労省だけじゃなくて、やっぱりこれ、今ちょうど外交の問題として、非常に今、日朝間国交がない中であると思うんですけれども、先ほど資料ですね、資料にあったのは国交のない時代に行っているわけです。やっぱり被爆者はそういった面で、これ二〇〇一年の話ですから、もう二十年前にそういう調査があってお話があったということですね。  菅総理を始め多くの閣僚が

高良鉄美

2021-03-23 第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号

高良鉄美君 大臣からの御答弁、本当ありがとうございます。これからもこういった面では非常に重要な問題だと思います。  憲法学では、法の支配内容人権保障、それから憲法最高法規性司法権の重視、適正手続保障としています。先ほどお尋ねした問題というのは、まさにその適正手続に関わる重要な問題であるということを申し上げて、次の質問に参ります。  在外被爆者の救済についてお伺いします。  広島、長崎で被爆

高良鉄美

2021-03-23 第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号

高良鉄美君 トリになりましたが、沖縄の風の高良鉄美でございます。  少数会派ですが、御配慮をいただきましてありがとうございます。茂木大臣には初めて質問をしますけれども、よろしくお願いします。  私は法務委員会の方に所属しておりますので、どの大臣にも法の支配について御認識を伺ってまいりました。茂木大臣は、所信で法の支配について言及されています。自由で開かれたインド太平洋あるいはODAといったことにも

高良鉄美

2021-03-22 第204回国会 参議院 法務委員会 第3号

高良鉄美君 間が二年ぐらい空いていましたので、きちんと連携をまた期待したいと思います。  男女共同参画局はこれまで、女性差別撤廃条約政府報告最終見解英文仮訳をウエブサイトで公表されており、先ほど外交文書英文を既に公表されたと承知していますが、これはいつ公表されたのか、お尋ねします。

高良鉄美

2021-03-22 第204回国会 参議院 法務委員会 第3号

高良鉄美君 今やはり様々な意見ということがありましたけれども、これは人権の問題であるということを考えると、それは世論の多寡に委ね続けて法改正ができませんというような言い訳ではいけないんじゃないかと思います。四半世紀も待たされているという国民も中にはおられますから、これはうんざりしていると思います。法の支配ではなくて人の支配で、時の政権の意向でというような言い方に聞こえます。それは人の支配立法化できていないということを

高良鉄美

2021-03-22 第204回国会 参議院 法務委員会 第3号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  三月十六日の所信表明の質疑で、通告しながらできなかった問題について質問いたします。  上川大臣は所信で、法の支配の貫徹された社会、そして、多様性と包摂性のある誰一人取り残さない社会の実現を目指すと述べられ、十六日の法務委員会では、法の支配について、法の支配内容として重要なものは、憲法最高法規性の概念、権力によって侵されない個人の人権、法の内容手続の公正

高良鉄美

2021-03-16 第204回国会 参議院 法務委員会 第2号

高良鉄美君 ありがとうございました。  この少年法という法律ができた立法事実あるいは立法趣旨ですね、そういった面を考えると、これから議論をもっと深めていかないといけないんじゃないかなと私自身は思っています。  先ほど京都コングレスのお話が出ましたけれども、上川大臣は、もう本当に議長国と法務大臣として大変な御苦労をされたと思います。  この京都コングレスに際しまして、最終日、その翌日ですね、これは資料

高良鉄美

2021-03-16 第204回国会 参議院 法務委員会 第2号

高良鉄美君 ありがとうございました。  今大臣が言われた、やはり人権とか公正とか、あるいは適正手続といった非常に広い概念であるということは、森まさこ大臣時代にそういうようなお答えもありました。これ、やはり憲法最高法規性を含めて、かなり意識してもらわないといけないと、いろんなものを、立法の際にですね、そういうことを少し申し上げて、次の質問へ移ります。  三月十三日の朝日新聞の朝刊に家庭裁判所の記事

高良鉄美

2021-03-16 第204回国会 参議院 法務委員会 第2号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美です。  昨年十一月に上川大臣質問ができませんでしたので、今日が初質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。  今年三月十一日、東日本大震災から十年を迎えました。被災した方々の御苦労は想像を絶するものだったと思います。被災者の中には、十年たっても心の傷が癒えない、復興復興と言われるたびに置き去りにされたような気持ちになる、あるいは、被災地を理解しない方に寄り添

高良鉄美

2021-02-24 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号

高良鉄美君 ありがとうございます。  今、沖縄の話で、ついでですけど、ついでというかコストの話が出ましたけれども、燃料の話が。  田中参考人の方にお聞きしたいんですけれども、国際海運ゼロエミッションという形で四つのタイプの船を図示していただきましたけれども、あの中で、水素とか、アンモニア関係の船とか、風力とかLNGとミックスしたやつ、あるいはCO2回収の船がありました。これだとかなりコストが下がるのかなと

高良鉄美

2021-02-24 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号

高良鉄美君 沖縄の風の高良鉄美でございます。  ちょっと沖縄からの話をしますと、沖縄、今、海の関連でいいますと、東西千キロ、南北四百キロですから、大阪に沖縄本島があれば、西は長崎、東は伊豆半島あるいは伊豆諸島ですね。こういう領域なので、かなりサイズは小さいんですが、何というんですかね、海の面積でいうともう一番大きいと。  そこで、やっぱり沖縄のこの広大な海の利用の可能性を一つお聞きしたいんですけれども

高良鉄美