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42件の議事録が該当しました。

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1950-01-26 第7回国会 衆議院 水産委員会 第7号

飯山政府委員 ただいまの補償額が被整理者負債額に達しない場合、その差額をどうするか、こういう問題でありますが、補償の額は、これはそういう特定の場合を考えずに、全体的に見てきめておるわけであります。従いまして、その業者によつて補償額と非常な相違のある負債を打つておる。しかしこの場合につきましては、船舶あるいはその他の漁具というようなものが、当然その業者は不必要になるのであります。従つてその船舶もしくは

飯山太平

1950-01-26 第7回国会 衆議院 水産委員会 第7号

飯山政府委員 ただいまの御質問の、暫定的というが、それは何年か、こういうお尋ねでありますが、先ほど申しましたように、積極的の政策が立てられるまでは、これは暫定で行くより方法がないのであります。従いまして、ここで積極的の制度を樹立することがいつできるかということが現在申し上げにくいために、この暫定措置は、その積極的政策が設けられるまでは、やむを得ずこの制度によつて行かなければならぬとこういうことになるので

飯山太平

1950-01-26 第7回国会 衆議院 水産委員会 第7号

飯山政府委員 ただいま田口委員の三点の御質問のうち、第一点について私からお答えいたしたいと思います。  御指摘通りこの法案内容が消極的であるという点については、まつたくその通りであります。しからば積極的の政策は永久に講じないのか、こういうお尋ねでございますが、その点につきましては、私どもも当初全体的に水産資源保護法というもので出発したいと、こう考えたのであります。ところが資源保護法というようなことになりますと

飯山太平

1950-01-25 第7回国会 参議院 水産委員会 第2号

政府委員飯山太平君) 只今取締その他について、現在のような状態に放任しておるというお言葉でありましたが、御承知通り、昨年以西底曳漁業の将来を考えて、渡船の問題も起つたのでありまするが、その際に監視を嚴重にするということで、特に国会補正予算まで上げてこれが取締に当つたのでありますが、その際に監視船には、私共の希望として、要望として、司令部当局アメリカの海軍や各監視船に乗せて欲しいということを

飯山太平

1950-01-25 第7回国会 参議院 水産委員会 第2号

政府委員飯山太平君) この対策を講ずる当局はどこにあるかという問題でありますが、御承知のように直接にはこれは水産庁取締及び監視というようなことをいたしております。以西底曳に関しましては、海上保安庁の方からもお答えがあろうと思いますが、海上保安庁は基地を中心として半径五十マイル以内を取締る、或いは監視する。こういうことに相成つておりますので、従つて現在の事態の起つておりまする以西底曳漁場に関する

飯山太平

1950-01-25 第7回国会 参議院 水産委員会 第2号

政府委員飯山太平君) 只今江熊委員から、過般済州南方海上において汽船トロール及び以西底曳船拿捕事件についての御質問お答えいたします。今月の九日、十一日、十二日とこの三回に亘りまして、済州南方海上において操業中の大洋漁業の第三大洋丸、それから福岡市の徳島水産徳弘丸、これが二艘、それから喜久丸、それからもう一艘は大洋漁業の第三十九大漁丸、この五隻が船籍不明、国籍不明と申しますか、とにかく警備船

飯山太平

1950-01-25 第7回国会 衆議院 水産委員会 第6号

飯山政府委員 ただいま委員長から刻下の最も重大な事柄である協同組合連合会その他団体に対する金融政策としてどういうものを考えておるか、こういうお尋ねでありますので、お答えいたしたいと思います。昨年第七国会開会の際に、田口委員から預金部資金とエイド資金二つを、休会中に何とか目鼻をつけてほしい、こういう御要望がありました。これは今の問題とも関連いたしますことで、ごもつともの御要求であつたので、私どもはその

飯山太平

1949-12-22 第7回国会 衆議院 水産委員会 第5号

飯山政府委員 ただいま夏堀委員から、漁港法案について、関係方面とどの程度の折衝をしておつたかというお尋ねでありますが、御承知のように、漁港法は非常な重要な法案でありまして、できるならばこれは政府案として出すべきであつたのであります。しかしながら予算その他の関係から見まして、非常に御迷惑でありますけれども、第五国会において議員提出としてこれが御計画を願つた。またその御計画に対しまして、私どもも現在の

飯山太平

1949-12-22 第7回国会 衆議院 水産委員会 第5号

飯山政府委員 ただいま鈴木委員水産庁機構改革の件についてお尋ねでありますが、現在御承知通り水産庁機構は昨年の七月一日に水産庁に発足した当時、大体水産局そのままの定員あるいは予算ということで出発したのであります。従つてその内容も、一部の変更はありましたが、そのままになつておりますので、協同組合法制定、あるいは特に前国会における漁業法制定というようなことによりまして、非常に行政の内容重大変化

飯山太平

1949-12-22 第7回国会 衆議院 水産委員会 第5号

飯山政府委員 ただいま松田委員から、運賃並びに関連して統制撤廃という問題が出たのですが、この問題は昨日も当委員会の席上において問題になりまして、その際速記を止めてもらつてその情勢を御報告いたし、また私ども考えを申し述べたのであります。もしできますならば、この点は昨日も申し上げたような方法で申し上げたいと思うのであります。  それから運賃の方の関係でありまするが、これは先ほど冨永委員からも御提案がありましたように

飯山太平

1949-12-21 第7回国会 衆議院 水産委員会 第4号

飯山政府委員 実は漁港に関しましては、政府からは、二十四年度におきまして大体五億八千万円だつたと思いますが、これは公共事業として出ております。しかし今の貸付金としては二千万円しか出ておりません。それで予算上におきましては、公共事業費として約六億に近いものが漁港修築のために支出されている。それから災害復旧として三億——詳しい数字は今漁港課長から報告いたさせますが、大体災害については三億八千万円かと記憶

飯山太平

1949-12-21 第7回国会 衆議院 水産委員会 第4号

飯山政府委員 昨日漁港関係エード資金見返り資金漁港の方に出しておる、三億万円出しておる、こういうお話であつたのでありますが、私どもの調べた範囲では、実は見返り資金漁港には現在出ておりませんので、見返り資金として出ましたのは、二十四年度にわずかに北海道魚田開発に一億万円出た。それからアメリカ式に一億万円ということを政府としてはきめましたが、これは司令部関係におきましてもいろいろ異論があつて

飯山太平

1949-12-20 第7回国会 衆議院 水産委員会 第3号

飯山政府委員 冨永委員の言われた中央卸売市場法案の問題でありますが、これはお説の通り常任委員会の意向を十分尊重して行くべきが、当然でありまして、これまでのいろいろな不行届の点は、私長官としてこの際皆さんにおわび申し上げたいと思います。ことに民主的に行くということであれば、国民の大多数の代表であられる皆様の意思国民全般意思であると、かように考えるべきことは当然でありますので、今後草案については、

飯山太平

1949-12-20 第7回国会 衆議院 水産委員会 第3号

飯山政府委員 川村委員漁港法案に対する御意見でありますが、もちろん漁港水産業基本條件、基盤であることは申すまでもないのであります。従いまして、この必要性については、いまさら私から申し上げるまでもないほど明確なのでありますが、この法案公案関係と非常に複雑な関係を持つておるということと、もう一つ法案をつくるとなりますれば、相当予算を大きく盛らなければならぬというような点も考えられるのであります

飯山太平

1949-12-20 第7回国会 衆議院 水産委員会 第3号

飯山政府委員 ただいま委員長から、今国会提出すべき水産庁提案についてお尋ねがあつたのでありますが、そのお尋ねの中に漁港ということがありました。この方は現在水産庁といたしましてはまだ提出考えはできておりません。これは先国会から衆議院議員提出として出していただくように伺つてつたのでありますが、今国会におきましても、漁港法案に関しましては、できますならば衆議院議員提出というようなことでおとりはからいが

飯山太平

1949-11-29 第6回国会 参議院 水産委員会 第7号

政府委員飯山太平君) 只今の浪岡さんの御質問は、成る点におきましては予算節約、或いは人的の節約人事費節約というような面から見ますれば、誠にこれは適切なお考えと思うのでありますが、併しこの研究所は、基礎的な、大体科学的な研究をするというのがその役目になつておるのでございます。調整事務所になりますれば、これは現実のいろいろな漁業権に関する問題を取扱う、こういうことになりまするので、結局その人、

飯山太平

1949-11-29 第6回国会 参議院 水産委員会 第7号

政府委員飯山太平君) 只今矢野委員有明海調整に関しまして、あそこに瀬戸内海と同じような漁政庁か或いはそれに似たような機関を設くべきであるというこの御意見に対しましては、私も全く同感であります。この点につきましては、過般本委員会におきましても江熊委員並びに矢野委員から、その必要を高調された際にも、私は考えとしては全く同様である。併しその際に、瀬戸内海の方は特に瀬戸内海取締規則というものが設けられてありまして

飯山太平

1949-11-19 第6回国会 衆議院 水産委員会 第12号

飯山政府委員 ただいまの松田委員の御質問は、わけますと外国からの輸入資材節約、それからもう一つは、今の統制撤廃後における荷受け、出荷機関に対する金融措置、こういうことにわかれるかと思うのでございますが、漁業手形のことについて最初に申し上げたいのであります。ここに三億六千余万円が出ておりまするが、御承知のように、この漁業手形は七月の二十日後に発足したのであります。従いまして、現在のところわずかに

飯山太平

1949-11-19 第6回国会 衆議院 水産委員会 第12号

飯山政府委員 今漁業証券が、幸いにして資金の道がここに立てられた場合に、不在地主的な漁業権者、もしくは不当の集中をされている漁業権者、あるいは休業をしている漁業権者、こういう方々に何か流れることによつて協同組合なり、あるいは経営する者なりに金融的な圧迫を加えるおそれがないか、こういうお尋ねと思うのでありますが、この点は特に今私どもとして具体的に案は持つておりません。しかし常識的に判断しましてこれを

飯山太平

1949-11-19 第6回国会 衆議院 水産委員会 第12号

飯山政府委員 ただいま夏堀委員漁業法に伴うところの金融逼迫対策はどうか、こういうお尋ねであります。お説の通り協同組合の促進をはかり、また今回の漁業法がもし実施された場合に、これを円滑に促進するためには、まつたくお説の通り資金の裏づけがなければならないことはその通りであります。従いまして、協同組合法提案された場合にも、また本法案がこの委員会提案されました際にも、われわれといたしましては、何

飯山太平

1949-11-15 第6回国会 衆議院 水産委員会 第8号

飯山政府委員 二階堂委員は、輸出振興対策として、製品検査並びに取引の信用の維持、この二点を御指摘になられたのでありますが、それはまつたくその通りであります。御承知のように、戰後非常に日本製造方面の技術というものは低下いたしているのであります。これを戰前に復するためには、相当努力を拂わなければなりません。従つて現在は農水産物輸出検査法というものが農林省にあるのでありますが、しかしこれを実際

飯山太平

1949-11-15 第6回国会 衆議院 水産委員会 第8号

飯山政府委員 ただいまの水産貿易対策としての根本意見を拝聽しまして、まことに感謝にたえないのであります。実はわれわれも輸出というよりも、むしろ北海道の鮮魚もしくはその他の水産製品を、現状のような輸送機関によつたのでは国内的に見ましても犠牲が非常に大きい。それで関係方面に対しまして、私ども冷凍輸送船計画を立ててぜひ援助資金からこれを仰ぎたいということを申出ておるのであります。実は本日も十一時

飯山太平

1949-11-15 第6回国会 衆議院 水産委員会 第8号

飯山政府委員 ただいま小高委員並びに二階堂委員の関連しております御質問に対してお答えいたします。  まず小高委員世界経済の動きと関連させて、水産貿易についての根本策を講ずべきではないかという御意見に対しましては、私どもつた同感であります。アメリカにおけるかんてんの代用品につきましては、私どももこれを承知いたしましたので、実は調査研究部長アメリカの方に去る七日に出張いたしました。その際にアメリカ

飯山太平

1949-11-12 第6回国会 衆議院 水産委員会 第6号

飯山政府委員 先ほど玉置委員から、あぐり網に対する五億円融資の件が閣議に出たというお話でありましたが、ただいま愛知局長からの御回答のように、私も承知しておりません。しかしこういうこともあるいは後になつて出たのじやないかという節がありますので、ひとつこのことを御参考に申し上げたい。御承知のように、二十四年度の設備資金の問題として、私ども預金部あるいは産業資金二つにねらいをつけて、相当長い間もんだのでありますが

飯山太平

1949-11-12 第6回国会 衆議院 水産委員会 第6号

飯山政府委員 最初北海道でありますが、これは九月三十日に委員会だけは設立されているようであります。北海道につきましては、夏堀委員と私どももまつた同感でありまして、むしろこの制度の一番実施される可能性の多い所は北海道であると考えておりましたし、また農林中金方面におきましても、協同組合関係北海道が一番早く多数できておりますので、その点に重点を置いて行こうというふうに承知しておつたのでありますが、

飯山太平

1949-11-12 第6回国会 衆議院 水産委員会 第6号

飯山政府委員 ただいま夏堀委員から、漁業手形制度実施後における経過いかんというお尋ねがございましたので、十一月十日現在の状況を御報告申したいと思います。  今お話がありましたように、この委員会設立がどうなつておるかということを先に申し上げたいと思います。すでに設立ができましたのは二十九都道府県になつております。それから未設立の方が十幾つということになつております。しかしその未設立のうちにも、大体十一月

飯山太平

1949-11-09 第6回国会 参議院 水産委員会 第3号

政府委員飯山太平君) 私、この国会が開かれまして、委員会に非常に怠けておりましたために、今の矢野委員の沖縄県人の五島における出漁に関する内容につきましては承知いたしておりません。従つて今ここでお答えはできませんが、勿論調査するということをお答えしておりまするからして、調査を進めておることと思いますが、一応調べまして、御報告をいたしたいと、こう存じます。

飯山太平

1949-11-09 第6回国会 参議院 水産委員会 第3号

政府委員飯山太平君) 矢野委員の、以西底曳に従業する従業員対策について、どういう具体案を持つているかというお尋ねのように思います。今度こ渇防止法案提案をいたしたいという考えは、事が非常に重大でありまするので、ひとり漁船を減らすということではなくして、やはり漁船に乗組んでいるところの従業員失業対策も、勿論これは取上げなければならん重大な問題であります。従つて個々の船主だけにこれが措置を任せるということは

飯山太平

1949-09-29 第5回国会 衆議院 水産委員会 第30号

飯山説明員 ただいま鈴木委員から狩野川治水問題に対する水産当局建設当局交渉いかんということをお問いになつたのであります。この問題につきましては、水産当局としては、もとより数回にわたつて調査をいたしておるのであります。その調査の結果、ただいま鈴木委員から申された通りの事実を確認しておるのであります。從つて現在の設計の案はぜひともかえていただきたい。それでなければわれわれはこの問題の解決に協力するわけにいかない

飯山太平

1949-09-13 第5回国会 衆議院 水産委員会 第28号

飯山説明員 ただいま委員長から、過日の法案説明にあたりまして、松元説明員大型捕鯨業に関する取扱いについての言辞に対しまして、明快なる答弁をせよ、こういうお言葉であります。現在の大型捕鯨業者と申しまするのは、日水太洋、極洋と、この三社なんでありますが、この三社を特別に扱うというような意味に御解釈であつたかと思うのであります。松元説明員説明は、決して三社を特別に法案において扱うという説明ではなくして

飯山太平

1949-09-13 第5回国会 衆議院 水産委員会 第28号

飯山委員 ただいまの夏堀委員の御質問はあまりに重大であり、また総括的でありますので、これに対して御滿足を得られるような御回答はできかねると思いますけれども、しかしお説の通り、現在の日本は決してひとり水産業において最も困難なる状態に置かれておるのであります。從つてわれわれ当局といたしましては、これに対してわれわれのできるだけの努力を拂わなければならぬ立場に置かれておるのであります。ただいま経済安定についていかなる

飯山太平

1949-09-13 第5回国会 衆議院 水産委員会 第28号

飯山説明員 ただいま玉置委員から、施行法の二十二條に関連しまして、漁業金融についてのお尋ねでありますが、第五國会におきまして、この委員会において金融についての考えを申し上げたときに、できるならば農林漁業中央金庫というふうなものをつくりたい、こいうことを申し上げたのであります。その問題につきましては、その後農林当局につきましても、いろいろと関係方面に折衝いたしましたが、特殊金融機関をつくるということが

飯山太平

1949-09-12 第5回国会 衆議院 水産委員会 第27号

飯山説明員 ただいまの砂間委員のお説はごもつともの点もあります。しかしながら、私どもは現在何が一番困つているかといえば、漁期中でありますので網を入れてある最中のものが流れたということであつて、これを救うのが一番先だと思う。もちろん船だまり漁港については、計画を立ててすでに要求はいたしております。しかしこの要求を私どもの手だけで完全に実現するということはなかなか容易でありませんので、先ほど川村委員からも

飯山太平

1949-09-12 第5回国会 衆議院 水産委員会 第27号

飯山説明員 ただいま川村委員から、最近の台風被害に対する資材資金の手当について、水産庁としていかなる方針をとつておるかというようなお尋ねでありますが、御承知通り、この対策といたしましては、一括して災害対策ということで政府が取上げるわけでありまして、われわれといたしましては、水産庁單独予算を計上してとるということはむずかしいのであります。從つて、現在としましては、手持ち資材の繰上げ配給と、それから

飯山太平

1949-09-10 第5回国会 衆議院 水産委員会 第26号

飯山説明員 許可漁業の場合にその許可を取消すというときに補償をするかせぬか、こういう問題でありますが、この許可を取消す内容によつて考うべきものではないか、それが國家の必要上許可権者と申しますか、許可を受けておる者が何らそこに不正のことがない場合、妥当な理由がないにもかかわらず、國家の事情からこれを取消さなければならぬというような事態の場合には、これは國家補償する責任がある、かように私は解釈しております

飯山太平

1949-09-09 第5回国会 衆議院 水産委員会 第25号

飯山説明員 ただいま川村委員の御質問で、從來二年以上休業しておるにもかかわらず、水産廰として取消しを怠つておるという事実を指摘されたのであります。御承知のようにこれまでの漁業権は更新によつて、大体從來の者が引続きこれを所有するというようなことになつていたのてあります。從つて、たとえば期間を更新されたというような場合に、長い問この漁場を経営して來たというような者が他にあるとするならば、何らかの漁況の

飯山太平

1949-09-08 第5回国会 衆議院 水産委員会 第24号

飯山説明員 ただいまの漁民みずからの取締り制度をつくるかどうか、こういうふうなお尋ねでありますが、現在の制度におきましては、ただちに漁民、いわゆる民主的な機関取締りをさせるという考えは持つておりません。しかし御承知のように、近海取締りについては、海上保安廳がこれを担当するということになつております。ただいま瀬戸内海の、山口県の熊毛郡の漁村の例をあげられました事実を私は否定できないけれども、しかしそういう

飯山太平

1949-09-08 第5回国会 衆議院 水産委員会 第24号

飯山説明員 ただいまの砂間委員の御質問は、沿岸の漁業者にとりましてはまことに重大な関係を持つておるわけであります。しかしこの漁業法取締りに関する規定が特に好られていないという点についても、この漁業法自体として十分でたい点は、私も認めておるりでりますが、しかし現在は、今有明海の例をあげられたようでありますが、以東底びきに関しては、いわゆる近海の底びきに対しては取締規則があるのでありますか、御承知のように

飯山太平

1949-09-07 第5回国会 衆議院 水産委員会 第23号

飯山説明員 今の二年間に新漁場計画ができるか、どうかという点について、非常に御懸念があるようでありますが、私ども考えております新計画というのは、現在の実情を全然無視したいわゆる机上プランと申されましたが、かような実際を離れた計画を立てておるのではありません。從来の正しい民主的なものを存続するならば、あえてそれらの方々に迷惑をかける必要がないのじやないか、こういうことでありますが、しかしできるならばこの

飯山太平

1949-09-07 第5回国会 衆議院 水産委員会 第23号

飯山説明員 農地改革と同様に不在地主的な、いわゆる漁業権者、あるいは休業をしておる漁業権、こういうものさえ、この際再分配すれば十分でないか、民主化にも沿うものではないか、こういうような御意見に拜聽するのでありますが、しかし先ほど申し上げましたように、漁業権というものは、漁業法精神から申しまして、漁民総有だ、こういうふうな、國有だとは申しませんが、日本漁民全体の持つておるものなり、こういう大体見解

飯山太平

1949-09-07 第5回国会 衆議院 水産委員会 第23号

飯山説明員 鈴木委員の御質問お答えいたします。ただいま漁業法改正農地法改正根本精神において同一であるであろうにもかかわらず、結果において非常に違うじやないか、こういう点を御質問なつたかと思うのであります。その改革精神においてはまつた同一であることは、お事説通りであります。しかしながらここに根事本的に性格に相違があるのであります。それは農地の方は、御承知通り耕すものが個々に分割が

飯山太平

1949-05-31 第5回国会 衆議院 水産委員会 第20号

飯山政府委員 ただいま委員長からのお話は、燃油の配給において、協同組合でこれができるかできないかという重大な問題であつたのでありますが、当初は商工省方面の反対がありまして、相当難航いたしたのでありますが、最近において司令部関係も、大体協同組合でできれば、それを販賣店と同格において認めるというようなことに内意は伺つておるのであります。しかし御承知のように協同組合がまだ完全に各地に組織されておりませんので

飯山太平

1949-05-31 第5回国会 衆議院 水産委員会 第20号

飯山政府委員 奥村委員生産者の六大都市における直賣所ということについての御質問でありますが、御承知のように生産者の直賣所は以前にも実施された案であります。それで相当の効果をその当時あげておるように私どもも存じておるのでありますが、販賣の制度関係上遺憾ながらあれが中止になつた、こういう経過を持つております。それでこれを生産者の直賣所という制度にするか、あるいは生産者の直賣所の形をもつて小賣店というものにするか

飯山太平

1949-05-31 第5回国会 衆議院 水産委員会 第20号

飯山政府委員 ただいま奥村委員漁業法、及び同施行法に対して根本的な御意見があつたのであります。御承知のように水産團体法関係が十月十四日で解散されるというようなことに相なつております。從つてその後協同組合というものが全体的に動き出す、こういうことになると思いますが、協同組合が活動するためには、どうしても漁業法実施がなければ、十分にその活動機能を発揮することが困難だとかように考えておる次第であります

飯山太平