1955-12-15 第23回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
○鈴木強平君 そういたしますと、先ほどのお言葉と違って、さような損害が出た場合には公社は損害を補てんしてあげると、その方法にはいろいろあるが、現地解決の方法で損害を補償するという意思には変りはございませんですね。
○鈴木強平君 そういたしますと、先ほどのお言葉と違って、さような損害が出た場合には公社は損害を補てんしてあげると、その方法にはいろいろあるが、現地解決の方法で損害を補償するという意思には変りはございませんですね。
○鈴木強平君 たばこ専売法によると、もちろんこれはもうわかっておりますが、たばこの一切の販売の権利、その仕事は全部国に専属しており、公社がかわって実施しておるにすぎないのである。国が国民に迷惑を与えてながら、損害の費目がない、損害があっても出し得られないということはおかしなことであると思う。現に耕作者が災害にあった場合には相当の補償をやることを建前にしておるし、そのほか多額の融資をしておって、それに
○鈴木強平君 議題となっておりまするタバコ耕作が養蚕農家に及ぼした被害の問題について専売公社総裁にお尋ねしたいと思います。 総裁は、二年有半にわたって専売公社の総裁として、事務の刷新、あるいはりっぱな議論をお立てになり、終戦後は三万町歩であったものを、今日七万五千町歩まで反別をふやして増産せられましたが、非常に事業的手腕の高い方であるので、今回のタバコ耕作が養蚕農家に被害を及ぼしたことについては、
○鈴木強平君 ちょっと一言。臨時措置法の三月三十一日限りで廃止されるに当りまして、希望を申し述べて、それについての長官からの御意見を伺いたいと思います。町村合併法は今日まだ十分な目的を達成しないで、わずかに一千八百の町村を減らしたにすぎない。目的に達するまでにはまだまだ三千も町村合併をしなければならない。この臨時措置法が非常に大きな合併に対しては役目をしたのでございますが、これが廃止されたあとにおいても
○鈴木強平君 それは巷間に、農林漁業資金を借りた場合に、金融機関に二割預金するという融資条件がつけば金は借りられる、すでに借りた場合に、二割程度の違つた意味の預金をすることを条件にするように巷間聞いておりますが、その点については、あなたはどんなお考えですか。
○鈴木強平君 それでは私は上司にね言づけ願いたいことで発言したいと思いますが、有畜農家創設法、農家にみんな畜産をさせるという法律が出てもう二年たつております。今年は酪農振興法が出ております。そうして政府は増産計画を立てながら、今年の牛乳については生産は五割殖えたけれども消費は二割だということで、而もその牛乳を近くに売ることができない。従つて腐るか投げるか、現在は市価が四割も下つておる、相当許せないことであると
○鈴木強平君 今お見えになつておる厚生省のかたは、厚生省のそういう問題についての責任ある位置のかたですか、今お答えになつておるかたは……。
○鈴木強平君 先日来本委員会で論議した空気といたしましては、外務省としては、如何にも国が送出するのはおかしいから民間によつて移民をさせる、そういう趣旨で海外協会を利用して行きたい。我々の考え方は、国が責任を持つて移民をしても差支えない、国が責任を持つても何ら差支えないというように、そういう観点においても相当論議を闘わされたと思うのです。今お伺いしますと、農林省がみずからの組織令で実行しておる入植者の
○鈴木強平君 四月七日の本農林委員会ではさような農業移民について申入をしたのですが、今その結果の農地局長のお答えははつきりわからないのですが、海外協会をしてどのような仕事をさせるのですか。仕事の分野、海外協会のやる仕事はどう、それから農林省関係の農地局のやる仕事はどうということをはつきりもう一度お答え願いたい。
○鈴木強平君 非常に蚕糸局長及び改良局長の御尽力で農林省の各関係局の予算を削つて、それを補助金、助成金として出す、非常な御苦労を願つて恐縮に存じますが、なお一層努力せられて助成の途をあけるようにお願いしたいと思います。なお、議事進行でお尋ねしたいのですが、今日は重要な麦の問題もございますので、或いは繭糸価格の生糸或いは玉糸などの価格の問題などもあろうと思いますが、引続き午後遅くまでおやりになるのでございますか
○鈴木強平君 さように一億で話合ができる見通しがあるなら、この際参議院農林委員会の意見を委員長に取りまとめ願つて、政府が緊急措置を講じられるような、例えば県信連或いは各府県、市町村に対して臨時措置を講ずるような文書が発行できるように願いたいと思います。 この機会に一つお尋ねしたいのですが、四月、五月の凍霜害に対しまして営農資金四億五千万円は法律で可決されましたけれども、当時衆議院においては附帯決議
○鈴木強平君 只今論議されておりますが、これは法律がある以上そこに問題が残つておると思います。併しながら、本農林委員会においては満場一致意見を取りまとめまして、政府にかように取計らうように進言すれば政府もやりよいのじやないかと思います。取計らうには、先ず四十二億の損に対して一億の営農資金の融資で各府県は満足しておるかどうか、これを先にお尋ねしたいのですが、政府といたしましては、一億を出す関係において
○鈴木強平君 議事進行で委員長にお願いしたいのですが、会期も迫つておりますし、相成るべくは他の地方行政におきましても、内閣委員会におきましても、まだやつております。大臣以外の質問があれば成るべく今夜約束の時間までやつて頂いて……。
○鈴木強平君 只今蚕糸局長から御答弁がございましたけれども、五月の初旬におきましては、日本蚕糸協会の関係者の会合がございました。蚕糸協会の会長の吉田晴二氏よりは、玉糸を宏定法に基き買上の対象にすべしと、かような発言が勿論ございましたし、国会にも本人の名前で請願が出ております。と同時に、日本生糸協会副会長高田利也氏からは、王系は輸出の対象として最低価格を保証せられるべきが当然であるというような発言がされております
○鈴木強平君 前年、政府が、かようなものに似たような法案を出したのでございますが、その当時の政府提出の当時には、どのくらいの予算を組んでおりましたか。
○鈴木強平君 政府委員にお尋ねします。この議員立法についての予算措置はどんな工合なんですか。その点を詳細に政府側から説明して頂きたいと思う。
○鈴木強平君 この機会にお尋ねしますが、議事進行について併せてお伺いしますが、会期末が近付いておりますが、今問題になつておりまする両団体法について、できるなら会期末に間に合うように上げたいと思うのですが、これらの議事進行について如何でございましようか。
○鈴木強平君 ちよつとお伺いしますが、何か去年の災害についていろいろあとで非難されたことを、具体的ではないがいろいろ聞かされておりますが、どんな点が非難されておるのですか。
○鈴木強平君 議題となつております。る補助金等の臨時特例等に関する法律案につきましては十分審議を尽しましたので、この際私の意見を発表したいと思います。今回のこの立法につきましては、これを一括まとめまして特別委員会を作つたことについてはいろいろ議論があろうと思います。おのおの国会には専門の常任委員会がありますので、そのおのおのの委員会にかけますならば、もつと早く、而も十分に意を尽して仕上ができたと思つております
○鈴木強平君 これは我々が最近の大きな経営工場を見ますと、漸くにしまして技術畑の者が社長になり、責任の専務になつている傾向が非常に強くなつて来ていると思う。これは戦後の一つの経営方針で、さような技術畑でありながら会社の首脳部になるようになつて来た。然るに銀行関係においては、主に事務的な者、例えば経済部を出た者とか、政治部を出た者とかが銀行の中の大半を占めておつて技術畑の採用がない、こういうことであつては
○鈴木強平君 嘱託としてどこの会社ですか、例えば融資対象の中の技術家でございますか、どの方面の職員、全然関係ない方面から嘱託として入れているのですか、ちよつとお伺いしたい。
○鈴木強平君 銀行関係にちよつとお尋ねしますが、いろいろさような資料をとつたり、それが国家的であるかどうかということは、これはわかると思うが、そうでなくて、この工場をどのような方向に持つて行つたらよくなるかというような技術的な面において、銀行職員の中にはやはり各部に分れた技術畑の人を職員として採用しておるかどうか、採用しておらない場合にはどのようにして技術の内容がわかるかどうか、それをちよつとお尋ねしたいと
○鈴木強平君 本日委員長から、今日の議題は特に農林に関することを議題とすると言つておりますが、特に農林に関することにおいて、補助金、負担金については重要とお考えになりますか、如何ですか。
○鈴木強平君 よく御趣旨がわからないのですが、結局他に依存しないで行くためには、負担金或いは補助金のようなものは漸次廃して行きたいのだ、或いは廃すことが目的である。かような結論なのでございますか。
○鈴木強平君 政府側に一つお尋ねしたいのですが、この臨時特例等に関する法律案の提案理由の中に、政府は、国の財政の健全化及び中央地方を通ずる財政調整の見地から、かような法律を出す。そこで慎重に検討の上、後日適当な措置をとることを妥当と考える、後日適当な措置をとることを妥当と考えるそのために、今臨時的な措置の法律案を出すと、こう提案されておりますが、後日適当な措置をとるというのはどんな措置でございますか
○鈴木強平君 お説の通りであつて、町村合併による林野の払下をした場合には、一応又政府の了承を得なければ売ることができない。又施業案は実施しているということであつて、それだけに払下を受けても、それらの計画を立てなくちやならん関係から時間を要するのです。今まで合併した町村で、共有林で一つの村へ残したいという考えがあるかどうか知りませんが、町村合併の認可の過程において、さようなことは許されておりません。大体全部持
○鈴木強平君 若しさようなことであれば、町村合併法の法律は、小さくもおおむね八千以上の人口を持たせる。そうして期間は三ヵ年を以て廃案とする。従つてまだ二年半も先である。従つてあなたのほうは九カ月延ばしても、これらの払下後の整理期間があるはずだから、さように考ええますと、九カ月延期したのであつては所期の目的を果さない、こう思うのです。言換えれば、これから漸く合併した都市なり町村は、その年度と及び引続き
○鈴木強平君 先ほど片柳委員長から質問したことに関連してお尋ねしたいのですが、例の林野整備臨時措置法の期間を九ヶ月延す、来年三月三十一日限りとすることについて東北七県の知事から話があつたようですが、もつと大事なことは、去年の七月に参議院各派が一致して町村合併法という法律を作つたのでございます。法律が施行されてまだ半年しか経つておらない。而もその間に九十六の都市が生れておるし、その他町村の合併は相当進
○鈴木強平君 よくわかりましたが、その共同積立金がよくはつきりいたしませんが、共同積立金をもう少し詳しく説明して頂きたい、積立てた金の使途はどうなさるのですか。
○鈴木強平君 農林省にお尋ねいたしますが、繭糸価安定法が施行されてまる二年以上たつておるのですが、すでにもう新らしい蚕糸の年度に来ておりますが、この際最低最高価格について審議会ではどのように審議されておりますか。同時に又先に一応資料を頂きましたが、輸出に対しまする臨時措置法の結果はどこに来ておりますか。新聞その他ではいろいろ伝わつて来ますが、今までの経過についての報告を伺いたいと思います。
○鈴木強平君 ちよつとはずしておりましたので、重復する点があるかも知れませんが、御了承願いたい。その場合は簡潔に願いたいと思います。 先ず、かような問題が出て来ましたに関しましては、外務省の設置法、組織令或いは農林省の組織令、そういうものにおいて、外務省は主になつてやらなければならんという法的根拠をお示し願いたい。
○鈴木強平君 若し入つておるとしますと、この中では玉糸についてはまだ最高価格ができていないと思う、禁止価格はあるが……。そうしますと、政府がやるところの今回のこの出そうとする法律案の骨子と非常な違いを来たすのではないか、言換えれば玉糸はどこに行くのだ、その点について説明を願いたい。
○鈴木強平君 そうしますと、この中に生糸という字が謳つてあるが、生糸のほうは玉糸も包含しておるのか、一般に生糸と言えば玉糸を包含するが、大臣の考えはどうであるか。
○鈴木強平君 決算委員会から廻りまして暫らく中座しておりましたから質問が重複するかも知れませんが、御了承願いたいと思います。この生糸輸出価格臨時措置法という法律案は、この間蚕糸会館で見せたものをそのまま国会に提出するおつもりでございますか。
○鈴木強平君 そういたしますと、繊維局長も蚕糸局関係のかたも、資料を出したが、而も口頭で述べた場合においても慎重を期するように、言い換えれば、かような税を課するために日本の産業の一部門を萎縮させやしないかというような危惧があつたように思われます。御答弁によりますと……。そういたしますと、さような産業政策を全然考えないような税制調査会の報告は我々には考えられない。従つて大蔵省がこの案を受けてどのように
○鈴木強平君 只今承わると、閣議に基いて関係各省で委員を選んだということでございますが、さようなことであれば、むしろ政府の出先調査員じやないか、いわゆる国家的な超党派的なものであるかどうか。併し我々は各調査員が熱心によくやつたことは認めております。併しながら、そこに遺漏があるかどうか、これは考えなければならん問題だろうと思います。従つてお尋ねするのは、いやしくも消費税として二百億円もとる新税を課するに
○鈴木強平君 今更お尋ねするのもおかしいが、私ちよつと留守をしておりましたものですから、一体税制調査会の各委員を選任されたのはどこであるか。従つてなぜ聞くかというと、調査の結果の答申について不満を持つておる。従つて税制調査会は現に今もあるのか、そうして調査会の委員の選び方はどんなふうになつているのか。まあこれは常識でわかると思うのですが、私の考えでは大体それは総理大臣が任命したんじやないと思うのですが
○鈴木強平君 群馬県の製糸関係、養蚕関係に大蔵省からすでに地方局に通達されまして現に調査をしております。原糸課税をした場合にはどのような形でやるかということの調査をしております。従つて私も政府の方針が原糸課税にあることは明らかであろうと思います。先ほど来各委員からこの問題はいろいろ掘下げられまして、ましてやそのほうの当局である蚕糸局長からも原糸課税は不当であるという意見も開陳されておりますから、私から
○鈴木強平君 過ぐる九月に第四回の生糸の国際会議がイタリーにございましたので、私出席いたしまして、臨時国会など委員会を欠席いたしましたことは甚だ恐縮に存じますが、やむを得ない事情でありましたことをお許し願いたいと思います。 先ほど来問題になつておりまする原糸課税の問題でございますが、これは蚕糸局長に先ずお伺いしたいのは、初めは織物課税のような話が出ておつたけれども、税制調査会では織物にするか、原糸課税
○鈴木強平君 午後引続いてやりますか。
○鈴木強平君 本法案は、昨年末農林漁業の経済連から一致して、固定した債務についての利子を補給してほしい、さようにして下さるならば、立上りができるというような要望に則つて三月まで何回か会議を開いた結果、政府に強く要望した結果がこの法案になつて現われたと思います。経済連におきましては、農林漁業の生産財の確保に当つて本当に努力したと思うのです。併しながら二十三年、四年のドツジ・ラインによるところのデフレ政策
○鈴木強平君 二、三日前に出て来た農機具促進法であつても、中には審議会のようなものを作つて協議することになる、農村の一番重大な農産物価の安定を期することにおいて、一方でできるようなお考えであつては、日本の農村は非常に危険だと私は思うのです。それから昨日も言われました「なたね」が増産になつたので、大豆の年間八万トンの輸入が抑えられた、それは結構だと思うのです。従つて「なたね」が増産になれば、小麦が減つているのは
○鈴木強平君 そういうことであれば、正常価格でなくて増産価格なんですか、増産価格なら生産者価格できめても構わん、正常価格という字句を訂正すればいいと思う、だから正常価格を訂正する意思がありますか。
○鈴木強平君 只今河野、森田議員から出ております審議会の問題ですが、私は正常なる価格という字が調つてなければ構うことはないのです。いやしくも法律案の中に正常なる価格を謳つて、生産者団体だけで価格を作るなんということはあり得ない、さようなことが衆議院の各派の一致した意見であつてはなお更私は不備を衝かなければならん、勿論価格というものは需要と供給がマツチしなければならんのはおわかりだろうと思うのです。又日本