1991-06-12 第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) ただいま委員から御指摘のとおり、裁判が長引く原因といたしましてはいろいろなものが絡んでおります。事件が複雑困難で、あるいは百人以上の証人を調べなきゃならないとか、そういう事件の客観的な性質の面に起因するものもございますし、あるいは裁判所側の都合、事情によるもの、あるいは弁護士さんを初め訴訟関係人の都合、事情によるもの、あるいはいろいろ審理の進め方、訴訟活動の仕方
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) ただいま委員から御指摘のとおり、裁判が長引く原因といたしましてはいろいろなものが絡んでおります。事件が複雑困難で、あるいは百人以上の証人を調べなきゃならないとか、そういう事件の客観的な性質の面に起因するものもございますし、あるいは裁判所側の都合、事情によるもの、あるいは弁護士さんを初め訴訟関係人の都合、事情によるもの、あるいはいろいろ審理の進め方、訴訟活動の仕方
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 今手元に水俣の事件の審理期間を把握した資料はございませんが、例えばカネミ油症の事件だとか大阪空港訴訟等、公害関係の事件、あるいはその他医療過誤関係の事件等では、非常に長くかかっているものがあることは事実でございまして、事件の中には、最高裁で終局し、あるいは和解で終局したりするまでに二十年近い歳月がかかっているのもございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 裁判所に参ります事件はいろいろな種類の事件がございますので、便宜、一番わかりやすい地方裁判所におきます民事訴訟事件、刑事訴訟事件を例にとって申し上げさせていただきます。 地方裁判所におきます民事訴訟事件の平成元年に終局しました事件の平均審理期間というのは十二・四月でございます。同じく地方裁判所におきます刑事訴訟事件の平均審理期間は三・五月でございます。平均審理期間
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 現在、裁判官二千八百名おるわけでございますが、今後のさまざまな要素の展開を見てどの程度の裁判官がいれば法曹としていいのかということについては、まことに申しわけないんですが、現時点でこういう数がよいということを出し得ておりません。そういう状況でございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 裁判所は裁判官がそれぞれ独立して職権を行使するところでございますので、裁判官に人を得るということ、要するにすぐれた人材を確保するということが特に重要でございます。むしろ裁判所という組織の最重要課題と申しても過言ではないと存じます。したがいまして、裁判官の任官者の確保ということにつきましては私どもといたしましても決して手をこまねいているわけではございませんで、従前
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 簡易裁判所の統廃合、私どもの言葉では適正配置と呼んでおりますが、これとか、あるいは地方裁判所、家庭裁判所の支部の適正配置というものは、委員御指摘のとおり、人口分布の変化あるいは交通事情の発達、そういう著しく変化いたしました社会事情に合わなくなった裁判所の配置というものを全国的に見直しまして、そして審理を一層充実して国民に良質な司法サービスを提供したい、こういうことを
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 条約にいたしましてもあるいは立法にいたしましても、裁判手続に直接関係するものはございます。あるいは民訴条約であるとかあるいは送達に関する条約であるとか、そういう場合ですと、通常は法務省の方を介しましてではございますが、そういうことについて最高裁事務当局の参考意見を聞かれるということは間々ございます。今回も私どもそういう趣旨の、全体的な政策判断の意見としてではなく
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 先ほども申し上げましたとおり、私ども、今回の議定書の締結に関する政策的判断の部分について意見を聞かれたものとは理解しておりませんで、むしろそういう点については基本的には私ども、委員のおっしゃるとおり、意見を述べる立場にはないわけでございます。ただ、司法制度との絡みの部分、要するに司法制度との整合性に関する問題点があればということで、事務当局で外務省の方に参考意見
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 裁判所といたしましては、選択議定書の締結そのものにつきましては、政策判断を伴う問題でございますので、基本的には意見を述べる立場にはないわけでございます。しかし、先ほど来お話の出ております選択議定書に関するうち我が国の司法制度との整合性等の問題点につきましては、最高裁の事務当局として意見を述べる点があればということで、現在鋭意検討しているところでございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 工業所有権関係の調査官二名の増員というのは少ないのではないかという御指摘でございますが、工業所有権関係の調査官の現在員は十五人という非常に現在でも少ない数でございます。また事件数自体も、この法律案関係資料の最後の二十六ページに事件数を登載していただきましたが、非常に事件数も少のうございます。あわせて、調査官の増員ということになりますと、特許庁等の外部からの出向をお
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 訴訟の審理の充実強化を図るためには、特例以上の判事補あるいは判事の増員をもって充てるのが本筋でございます。判事補は何分、合議の一員となることはできますが、普通の事件を一人で裁判することはできないわけでございますので、特例以上の判事補あるいは判事の増員をすべきではございます。しかし、最近最高裁判所といたしましては、弁護士からの判事任官ということも弁護士会の方に積極的
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 大変難しいお尋ねでございまして、審理期間につきましては委員の御指摘のとおりのような数字になっております。しかし、これも争いのない事件も含めての平均審理期間でございまして、争いのある、いわゆる対席判決の事件となりますと、やはりその倍ぐらいのところを要しております。一件一件どのくらいがいいかということは非常にこれは判定しにくうございまして、事件の中には当然いろいろと
○金谷最高裁判所長官代理者 とらえていないという表現があるいは適切でないのかもしれないのですが、要するにいろいろな事件をかけ持ちしている裁判官もおりますので、先ほど申し上げました第一審の訴訟事件に何人が関与しているかということは、統計技術的にも出てこないということでございます。 しかし、一人当たりどのぐらいの事件を担当しているかということになりますと、東京の場合とか大阪の場合とか、いろいろ個別の状況
○金谷最高裁判所長官代理者 裁判官の数は、全国で申し上げますと、覚えやすい形で申し上げますと、修習生から判事補になりまして十年たちませんと判事になりませんが、判事が約千四百、裁判官になりましてから十年たたない判事補が約六百、それから簡裁判事が約八百人です。 そういう裁判官が、簡易裁判所の事件も処理し、あるいは地方裁判所の事件、家庭裁判所の事件、高等裁判所の事件というものを処理いたしております。ですから
○金谷最高裁判所長官代理者 裁判所の事件というのはいろいろな種類の事件がございまして、例えば逮捕状請求で書面審査だけで処理するというような種類の事件から、法廷を開きまして、当事者が出席してそこで弁論とか証拠調べをして、普通は判決あるいは和解ということでいく、そういう事件があります。ごく普通に訴訟事件、要するに法廷を開きまして、そして判決あるいは和解で終わる、そういう類型の事件を念頭に置くのが一番わかりやすいかと
○金谷最高裁判所長官代理者 最高裁判所から公式に発しております最高裁判所判例集の刊行は総務局が所管いたしております。そんな関係で、私は、所管局の局長ということでございます。また、判例委員会の関係では、総務局長として出ることはほとんどないのでございますが、昔最高裁の調査官をしていたこともありますので出席したこともございます。
○金谷最高裁判所長官代理者 最高裁判所判例委員会の委員と申しますのは六名おりますが、現在は各小法廷、第一、第二、第三、三つの小法廷がございますが、そこから二名ずつの裁判官に出ていただきまして、六名の委員で構成いたしております。その他、幹事というのがございまして、最高裁の調査官等が幹事をいたしておるところでございます。
○金谷最高裁判所長官代理者 最高裁判所判例集の編さんにつきましては、最高裁判所の中に判例委員会という組織がございます。そこの判例委員会で登載する判例を決め、または登載する場合に判示事項をどういう表現にするか、あるいは判決要旨、決定要旨をどうするか、どの範囲の上告趣意書等を登載するかということを決めていただいております。
○金谷最高裁判所長官代理者 先ほど委員からお話のございましたとおり、裁判所に向かって銃撃されるということは、我が国ではかつてない事件でございます。もとより私ども最高裁判所といたしましても、こういう事態の発生したことはまことにゆゆしきことである、大変遺憾に思っておるところでございます。 裁判所の対応といたしましては、先ほどの告訴のほかに、早速裁判官の身辺警護の強化あるいは宿舎、庁舎等の警備の強化等をいたしますとともに
○金谷最高裁判所長官代理者 告訴状においては罪名は記載しておりません。これにつきましては、これからの捜査の進展を待って、罪名は捜査機関の方でされるところであろうと思いますので、現時点で罪名が何に当たるかということは差し控えたいと思いますが、一般的に申し上げれば、器物損壊とかあるいは建造物損壊とか、そういったあたりのところ、あるいは銃を用いておれば銃刀法違反といったところが考えられるのではないかと思います
○金谷最高裁判所長官代理者 本件被害発見の翌日でございます三月二日に、長崎地裁所長が告訴人となって、所轄警察署である長崎警察署に対して告訴状を提出したわけでございます。告訴の趣旨、内容は、あらまし申し上げますと、二月二十八日の午後六時ごろから翌朝の午前七時四十分ごろまでの間に、氏名不詳の者から正面玄関の左側ガラスドアに対し銃弾と思われるもので穴をあけられて壊されたので処罰されたい、こういう趣旨、内容
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) さようでございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 私どもも今回の事件につきましては、そもそも裁判所が銃撃されるということは、先ほども申し上げましたとおり、我が国でかつてない事件でございますし、最高裁判所といたしましてもこういう事態が発生したということは大変ゆゆしきことである、こう認識しております。大変遺憾に思っている次第でございます。 とりあえずの対応措置としては、長崎地裁所長がコメントを発表いたしましたが、
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 裁判所に向けられた銃撃ということは、これまでにはございませんでした。
○金谷最高裁判所長官代理者 日切れ法案的扱いを従来からお願いしておるわけでございますが、日切れ法案ということを非常に厳密に考えました場合に、本当にそうなのかという点について御疑問を抱かれているわけでございますが、なるほど、そういう御疑問を抱かれるのももっともな面があるわけでございます。 裁判所職員定員法、こういう日切れ法案的扱いをお願いしております一番の理由は、基本的にはできるだけ早く、四月一日から
○金谷最高裁判所長官代理者 先ほどのお尋ねに関連しまして一言だけ申し上げさしていただきますが、増員が少しずつという御趣旨のお言葉がございました。確かに見ようによっては少しずつという形になっておるわけでございますが、ただ枠だけをふやしましても、実際に埋まらなければ増員するということは意味がございませんので、充員の可能性ということを見ながら裁判所の方では増員さしていただいている。例えば裁判官を一遍に百名
○金谷最高裁判所長官代理者 裁判所職員を増員いたす場合には、毎年裁判所職員定員法の改正と いうことで国会に御審議いただいている形になっておるわけでございます。この点につきましては、本委員会でもかねてから、一般の行政機関の職員の定員に関するいわゆる総定員法のような形で定員の上限を定めて、そのもとで予算的措置をとりながら増員を進めていく、そういった方法をとることはできないかというようなお尋ねをいただきました
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 今回、庁舎の問題に関しまして司法の独立という観点から各方面から御意見をいただいたわけでございますが、司法の独立は司法制度、裁判所制度の根幹をなすものでございまして、司法の独立を堅持することが大切であることはもちろんでございますが、それとともに国民主権のもとでこれに対する国民の信頼を確保することも重要であるということは改めて申し上げるまでもないところと存じま す。
○金谷最高裁判所長官代理者 私の方から申し上げさせていただきます。 司法の独立は、司法制度、裁判所制度の根幹をなすものでございまして、司法の独立を堅持することが大切であることはもちろんでございますが、それとともに、国民主権のもとで司法の独立に対する国民の信頼を確保することも重要であるということは改めて申し上げるまでもないところと存じます。最高裁判所といたしましては、従来から司法行政面におきましてもこれを
○金谷最高裁判所長官代理者 長官のゆとりについて触れられたくだりは先ほど読み上げたとおりでございますが、私ども裁判所の中にいる者がこの訓示を聞きまして、おっしゃっておられる趣旨はこういうことであろうと理解する点がございます。 一つは、この訓示でおっしゃっているのは、個々の裁判官がやはり生活にゆとりを持つことの大切さということを十分認識して、そして今まで例えばだらだら仕事をしているというようなことがあれば
○金谷最高裁判所長官代理者 ただいまの訓示の人材育成に関する中で、「現代は、生活にゆとりを持つことの意義が指摘されている時代であるといえましょう。裁判所としても、このような時代の流れを踏まえ、執務方法の改善、工夫等によりゆとりを生み出し、これを活用し得るよう、その環境づくりに努めるべきものと考えます。」こういうふうに長官の訓示が述べられておるところでございます。
○金谷最高裁判所長官代理者 本年六月七日、八日に長官・所長会同が開かれまして、その冒頭に草場最高裁長官が訓示をなさったわけでございます。ことしで裁判所制度が確立してから百年を迎えるということで、裁判所の任務としては個々の事件の具体的、妥当な処理ということで変わるところはないが、司法を取り巻く環境が急速に変化しているので、いろいろな場面について見直しをなしていかなければならないというのが基本的なことでございまして
○金谷最高裁判所長官代理者 たしか長官としての任命は二月二十日だったと思います。
○金谷最高裁判所長官代理者 掲載文の原稿は裁判官御自身におつくりいただいております。ただ、事務当局といたしまして、例えば履歴書をお届けしたり関与をされた裁判の裁判書の写しをお届けしたりということはいたしております。
○金谷最高裁判所長官代理者 審査に付されました裁判官におかれましては、やはり今回のこの審査の結果というものについて重く受けとめておられる、私どもそう思っております。 また、審査の意義に関しましては、個々の裁判官のお考えを直接聞いたことはないのでございますが、委員御承知のとおり、この審査の趣旨、意義につきましては最高裁判所の確定判例があるところでございます。
○金谷最高裁判所長官代理者 恥ずかしゅうございますが、ここでいきなり聞かれましてきちっとお答えできるような知識を私個人として持ち合わせておりません。申しわけございません。
○金谷最高裁判所長官代理者 先ほど申し上げましたのは、主としてそういったところでということでございまして、委員の御指摘の趣旨を体しまして、今後も国会等のことにつきましてできるだけいろいろ知り得る機会は私どもの方も努力して持ちたいと、こう考えます。
○金谷最高裁判所長官代理者 国会関係のことにつきましては、一般の新聞等によって知るほか、主としまして衆議院、参議院の法務委員会の方でいろんなことにつきまして御審議いただくことが多うございますので、そういった審議をめぐってのいろいろな接触の中でいろんなことを知る機会も多うございます。主としてそういったところでございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 裁判官につきましては、やはりその供給源と申しますか、給源に限度がございます。弁護士から裁判官にという道もあいておりますし、最近は数人の方になっていただいているわけでございますが、基本的には司法修習生から判事補になる。そしてその判事補が十年たって判事になる、そういう形になるわけでございます。 判事補、判事につきましても全然増員要求をしていないということではございませんで
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 行政官庁の場合は、さまざまございます各省庁、それを全体としてにらんでおるわけでございまして、そのときそのときの状況によって、ある省の方の人員需要の度はふえるけれども一方の方は下がる、そういった要素もにらんでのものだろうと思います。 しかし、裁判所という単一の官庁で考えます場合には少しその辺の事情が違いまして、こちらの方の需要が上がったけれどもこちらの需要は下がったといった
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 委員御指摘のとおり、裁判所からの増員要求といたしましては、昭和六十三年から今年度まではおっしゃったような同じ形になっております。しかし、その前の六十二年あるいは六十一年ということになりますと、裁判官の方は地裁の判事を増員要求させていただいております。 六十三年以降の増員の柱は基本的に三、四本立てて、ほとんど似通っておるわけでございますが、例えば昭和六十三年には
○金谷最高裁判所長官代理者 私ども簡易裁判所の適正配置と申しておりますが、平たく申し上げまして簡易裁判所の統廃合でございます。これは法律の改正をしていただきまして、昭和六十三年五月から実施をさせていただいたわけでございます。現在、百二庁の簡易裁判所を廃止いたしまして、近いところの簡易裁判所に受け入れたという状況になっております。
○金谷最高裁判所長官代理者 まず、お尋ねの前段の部分について私からお答えさせていただきます。 今回減を立てましたのは、いわゆる庁務員でございます。警備に当たる職員について減を立てたのではございませんで、その点御理解願いたいと思います。 後段の点につきましては、民事局長の方からお答え申し上げます。
○金谷最高裁判所長官代理者 一般職の増員の関係で申し上げますと、今委員御指摘のとおり、破産事件、執行事件それから地方裁判所の民事訴訟事件の充実強化ということに力を入れたいということでございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 地元からの第二次の意見聴取につきまして、地裁、家裁の方からの報告が私どもの方にも既に上がっておりますので、それを事務当局といたしましては集約整理さしていただきまして、資料として相当膨大なものになりますので、その一部につきましては既に最高裁の裁判官方にお届けして検討を願っている状況でございます。それとともに、あわせてなお陳情その他の資料が参りますので、それの集約整理
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 私どもの方といたしましても、地元自治体等を初めといたします関係機関の御意見は十分に聞かせていただこう、こういう姿勢で、この作業を始めて以来ずっと心がけてまいったところでございます。昨年の十二月に五十八の具体的な支部を出しまして、そして十二月から本年の一月にかけまして各地方裁判所、家庭裁判所の所長さん方を中心に、検討対象支部管内の各自治体をくまなく回っていただきました
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) そのとおりでございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 御指摘のような配慮が必要であることは私どもも認識いたしております。 今回相関表を出しました際にも、二つつながっているところ、例えば兵庫県の篠山と柏原、あるいは愛媛県の大洲と八幡浜、あるいはその他佐伯と臼杵、脇町と川島などございますが、そういったところにつきましては、御承知のとおり、どちらか一つを残すという意味の相互受入庁ないしは準相互受入庁という形で相関表に掲
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) この相関表におきます基本的指標の所要時間と事件数の一方を重視するということは私ども考えておりませんで、双方を総合的ににらみ、そしてその相関表の位置を見ながら、先ほど申し上げました個別の事情をさらに考慮して決めていくということでございます。
○最高裁判所長官代理者(金谷利廣君) 最高裁において行っております地方裁判所と家庭裁判所の支部の配置の見直しにつきまして、お忙しい国会議員の先生方に何かと御心労を煩わし、また御厄介をおかげいたしておりまして恐縮いたしております。 お尋ねの点につきましては、十月十七日に一般規則制定諮問委員会の答申をいただきまして、その直後から今月の中旬まで地元からの第二次の意見聴取を行いました。その結果を踏まえまして
○金谷最高裁判所長官代理者 さようでございます。
○金谷最高裁判所長官代理者 さようでございます。検討対象支部管内の各自治体をくまなく回っていただきまして、答申の御説明をし、そして個別事情について意見をお聞きいたしました。
○金谷最高裁判所長官代理者 十月十七日に一般規則制定諮問委員会の答申をちょうだいいたしまして、その直後から今月の中旬までにかけまして地元の自治体、その他関係機関からの第二次の意見聴取を地家裁の所長にしていただきました。それが終わりまして、私どもの方に報告が寄せられましたので、そこでいろいろお聞きしました個別事情を整理させていただきまして、事務当局レベルでの一応の詰めをしたところでございます。近々裁判官会議