2007-06-15 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
○政府参考人(金子晃君) 多分に個人的な見解になるかも分かりませんけれども、今の議員御指摘のような原因もあると思いますし、様々な原因が積み重なって現在のような状況になっているのではないかというふうに思います。 したがいまして、現在の経済社会に合ったような形で制度を運用していくということが大切なのだと思うんですけれども、必ずしもそうした形で制度が利用され、また監査法人、監査事務所が運営されていない、
○政府参考人(金子晃君) 多分に個人的な見解になるかも分かりませんけれども、今の議員御指摘のような原因もあると思いますし、様々な原因が積み重なって現在のような状況になっているのではないかというふうに思います。 したがいまして、現在の経済社会に合ったような形で制度を運用していくということが大切なのだと思うんですけれども、必ずしもそうした形で制度が利用され、また監査法人、監査事務所が運営されていない、
○政府参考人(金子晃君) お答えをいたします。 平成十七年十月から十八年六月までの間に、公認会計士・監査審査会は四大監査法人に対しまして検査を行い、いずれの監査法人においても監査の品質管理のための組織的な業務運営が不十分であると認められたことなどから、公認会計士法の規定に基づきまして、昨年六月、金融庁長官に対して業務改善指示をするように勧告をいたしました。また、会計監査の信頼確保及び証券市場の透明性
○政府参考人(金子晃君) 先ほど申し上げましたように、我々審査会では、監査法人の品質管理体制がどうなっているかというところに着目をして検査をいたしております。公認会計士・監査審査会は、その過程の中で、監査法人の品質管理体制がどうなっているかということを判断するために個別の監査案件についても検査を行っておりますけれども、それはあくまで法人全体としての管理体制を把握するためということでございます。 したがいまして
○政府参考人(金子晃君) お答えをいたします。 公認会計士・監査審査会は、昨年十月に公表をいたしました四大監査法人に対する早急な検査等の措置の方針に基づきまして、現在、監査の品質管理の観点から中央青山監査法人を含む四大監査法人に対して検査を順次行っているところでございます。個別の検査の状況につきましては発言を差し控えさせていただきたいと思いますが、四大監査法人の検査が一巡いたしました段階で、これらの
○政府参考人(金子晃君) ただいま検査中でありますし、個別の案件についての意見は差し控えさしていただきたいと思います。 なお、御指摘の日経の記事でございますけれども、これについては、四大監査法人に対する検査の着眼点並びに監査の品質管理に問題が認められた場合に審査会の取り得る措置について一般論を述べたものでございますので、そのように御理解いただければと思います。
○政府参考人(金子晃君) お答えをいたします。 公認会計士・監査審査会は、昨年十月に公表いたしました四大監査法人に対する早急な検査等の措置の方針に基づきまして、現在、四大監査法人の検査を順次行っております。 個別の検査結果について発言は差し控えますが、四大監査法人の検査が一巡した段階で監査の品質管理の全般的な実態について取りまとめをし、六月末をめどに公表する予定になっております。 また、検査の
○金子会計検査院長 現在、鋭意検査を行っているところで、これにつきましても、今までも外務省に対する検査について、いつまでにというお尋ねがありましたけれども、これまでの実績では、会計検査院としてはできるだけ早い機会に結論を出すということで努力をしてきておりますし、この件についてもこれまでのような形で、可能な限り早急にまとめて結論を出したいというふうに考えております。
○金子会計検査院長 外務省から資金、拠出金が出ているという、外務省が支出しているというところはこれは検査の対象になります。それから先の国際機関のところは会計検査院の検査の対象にはなりません。しかしながら、国会あるいは報道等によって外務省の事務事業としての側面を有するような実態も出てきているわけです。したがって、実質上外務省の事業としての実態を有する面については、これは実質的に会計検査院の検査対象になる
○金子会計検査院長 平成十二年度会計検査院主管一般会計歳入決算及び会計検査院所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 会計検査院主管の歳入につきましては、予算額二千七百三万円に対しまして、収納済み歳入額は二千五百二十八万余円であり、差し引き百七十四万余円の減少となっております。 収納済み歳入額の主なものは、国有財産貸付収入二千三百九十三万余円であります。 次に、会計検査院所管
○会計検査院長(金子晃君) 報償費の点については、会計検査院では今回の事件の発生原因を究明するということで厳正な検査をし、その結果、報償費の執行体制、内部チェック体制に不十分な点があるということで内閣官房に対して措置要求をしたわけでございます。 この措置要求を受けまして、内閣官房の方で内閣官房報償費の取扱いに関しては管理体制を明確に定め、厳正かつ効果的な執行を確保することを目的とした基本方針等を定
○会計検査院長(金子晃君) 食糧増産援助に関する検査につきましては、外務省、国際協力事業団に対して検査を実施するとともに、必要に応じて被援助国における現地調査を実施してきております。 現地調査に当たりましては、相手国の協力を得て、食糧増産援助の実施機関から供与した機材、資機材が相手方において適切に使用されているかどうか、また余剰となっている資機材はないかなどの点について説明を受けるということをしております
○会計検査院長(金子晃君) 検査結果の概要についてお答えいたします。 検査の結果、まず一つとしまして、茶道館については事業の実施が不適切であり交付金の交付目的に沿った施設となっていないこと、二つ目に、本館、陶芸工房について一部の施工が竣工図等と相違した安価なものや低品質なものになっていることなどしておりその施工が不適切と認められること、三番目に、施工監理業務委託につきその目的を達していないと認められましたことから
○金子会計検査院長 これまでに不当に高い価格で発注したという事例はございます。それについて、会計検査院での取り扱いでございますけれども、過去の事例では、予責法の要件に該当しなかったり、また、非常に高い価格で発注しましたけれども、結果的に、相手方事業者がその差額を国に返納するというような形で国の損害が補てんされているという形で、予責法の要件に該当しないということで、これまで有責というふうにした事例はございません
○金子会計検査院長 私、委員と同じ認識を持っておりまして、昨年、外務省のプール金の問題が生じましたときに、問題の根本は随契にあるということで、随契は、単に価格の問題だけではなくて、今先生おっしゃったような、発注者とそれから受注者の間の不適切な関係を構成する基礎になるということで、外務省のプール金の問題につきましては、随契を是正させるという措置をとりました。 その経験から、今年度において、発注に際して
○金子会計検査院長 会計検査院では、契約事務の執行、それから契約事務の管理について重視しておりまして、個別の検査の中で、どういう契約方式がとられているか、また、会計法令に従って、随契等において、随契をすべき理由に該当するかどうかということは見ております。 なお、先生御質問の、全契約における各契約方式の割合についてでございますけれども、かつて会計検査院では、公共工事に関して、国、自治体、それから特殊法人等
○金子会計検査院長 平成十二年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、平成十三年九月二十八日、内閣から平成十二年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、平成十二年度決算検査報告とともに、平成十三年十一月三十日、内閣に回付いたしました。 平成十二年度の一般会計決算額は、歳入九十三兆三千六百十億二千七百十五万余円、歳出八十九兆三千二百十億四千九百九十一万余円、各特別会計
○会計検査院長(金子晃君) 平成十一、十二両年度決算検査報告における政府開発援助に係る掲記事項の概要について御説明申し上げます。 検査の観点及び対象。 会計検査院では、無償資金協力、円借款、プロジェクト方式技術協力等の政府開発援助、ODAの実施及び経理の適否を検査するとともに、援助が効果を発現し、援助の相手となる開発途上国の経済開発や福祉の向上などに寄与しているか、援助の制度や方法に改善すべき点
○金子会計検査院長 会計検査院は、検査に当たりまして、検査院法により、合規性、正確性の観点のほか、経済性、効率性及び有効性の観点から検査をすることが認められております。 したがいまして、土地、公共用地の取得についての検査ですが、一般論として申し上げますと、公共用地の取得箇所の選定について、先ほど申し上げました合規性、正確性の観点のほかに、その事業目的に適合した用地を選定しているか、取得する用地が事業目的
○金子会計検査院長 そういうルールがあるということであれば、会計検査院としては、そういうルールに従った取得がなされるということが適切である、こういうふうに判断をいたします。
○金子会計検査院長 一般論という形でお答えをさせていただきたいと思いますけれども、公共用地の取得価格の検査を会計検査院がする場合には、当局において近傍類似の売買実例等を調査するほか、不動産鑑定士の鑑定評価額も徴するなどして評定資料を作成し、予定価格を算定し、契約しているわけで、これらの手続が適切に行われているかどうか、その内容が適切なものとなっているかなどに注意をして検査いたしております。 幾つかの
○金子会計検査院長 具体的な検査の方は検査課の方でしておりますので、現在の検査の進捗状況につきましては局長の方からお答えをさせていただきたいと思います。
○会計検査院長(金子晃君) 決算検査報告に掲記した事項の内容、またその後のフォローアップの状況につきましては、当委員会の御要請に従って御説明、対応をさせていただきたいと思っております。
○会計検査院長(金子晃君) 先ほど申し上げましたように、経費が適切に支払われ、そして事務事業が適切に行われるということが必要でありますので、今の点を含めて会計検査院では現在厳正に検査を進めているところであります。
○会計検査院長(金子晃君) BSE関連対策については、その事業が多岐にわたり、その費用も多額に上っております。これらの事業については、費用が適正に使用され、事業が適切に行われていくことが消費者の安全性に対する信頼を確保するというふうに基本的に認識をし、年当初より検査を行ってきております。具体的には、各事業の内容、実施体制、各事業間の整合性等について着眼をして検査を行ってきております。 先生今御指摘
○会計検査院長(金子晃君) 平成十二年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、平成十三年九月二十八日、内閣から平成十二年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、平成十二年度決算検査報告とともに、平成十三年十一月三十日、内閣に回付いたしました。 平成十二年度の一般会計決算額は、歳入九十三兆三千六百十億二千七百十五万余円、歳出八十九兆三千二百十億四千九百九十一万余円
○金子会計検査院長 ただいま御決議のありました報償費に関する会計検査院の検査体制の充実につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、一層努力してまいりたいと存じます。 また、会計検査院の予算、人員、組織の充実強化につきましても、御決議の趣旨を踏まえ、一層努力してまいりたいと存じます。
○金子会計検査院長 石井議員の決算行政監視委員会での御質問にお答えしたとおりでありまして、防衛庁作成のポイントは、会計検査院の報告書に書いていない事項が書いてございます。会計検査院の見解は、検査報告に書いてあるとおりでございます。したがいまして、防衛庁が会計検査院の検査報告をそのままお認めになるのであれば、基本認識は一致しているということになると考えております。
○金子会計検査院長 我々の検査結果は、検査報告の中に記述してあるとおりであるわけです。したがって、これ以外のこと、あるいはこれ以上のことは、我々は述べておりません。したがって、検査報告について、防衛庁が我々の意見と同じであるということであれば基本認識は一致していると思いますけれども、そうでないということであれば認識は一致していないということになると思います。
○金子会計検査院長 お答えいたします。 会計検査院の検査報告をスイス政府に伝えるに当たって、防衛庁で、今御指摘のポイントという文書をあたかも会計検査院がつくった文書であるような形で相手方に送付した。これによって、スイス政府が会計検査院がつくった文書であるというふうに誤解をしたような形跡がありますので、会計検査院では、まず防衛庁に対して、これは我々がつくった文書でないということを明確に伝えると同時に
○金子会計検査院長 会計検査院主管一般会計歳入決算及び会計検査院所管一般会計歳出決算に関する説明をいたします。 平成十年度会計検査院主管一般会計歳入決算及び会計検査院所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 会計検査院主管の歳入につきましては、予算額二千七百四十五万余円に対しまして、収納済み歳入額は二千六百九十八万余円であり、差し引き四十七万余円の減少となっております。
○会計検査院長(金子晃君) ODAに対します会計検査院の平成十二年、それから十三年の検査及びその結果について簡単にお答え申し上げます。 会計検査院では、外務省、国際協力銀行及び国際協力事業団に対する検査を実施するとともに、被援助国に職員を派遣してODA事業の現地調査を実施いたしました。 平成十二年においては八か国における八十九のODA事業を対象に現地調査を実施し、また、平成十三年においては十か国
○会計検査院長(金子晃君) 支援委員会は二国間以上の多国間の協定に基づいて設置されている国際機関であり、会計検査院の検査権限は及ばないということになっておりますので、会計検査院ではこれまで直接、支援委員会を検査対象とはしてまいりませんでした。
○金子会計検査院長 今、局長の方から答弁しましたように、従来、ダム工事については、ダム工事に着手した段階から検査をするということで検査をしてまいりました。 今回、こういう問題が今、委員の方から指摘をされましたので、その点十分念頭に置いて検査をしてまいりたいというふうに考えております。
○金子会計検査院長 在外公館に対する会計検査院の検査も、ここ数年強化をしてきております。昨年は、十三カ所の在外公館に対する実地検査を行い、その結果、在外公館等の報償費において幾つかの不適正な点があったわけで、それらについて改善をするよう指摘をいたしました。 本院としては、今後、外務省において実効ある内部監査が実現されるということを注視するとともに、本年の検査では、検査対象の在外公館の数をふやすとともに
○金子会計検査院長 ODAに対する会計検査院の検査体制の問題についてのお尋ねだと思います。お答えいたします。 今、委員御指摘のとおり、予算規模が大きく、なおかつ我が国の重要な事業であるということから、会計検査院では、外務省、国際協力銀行、国際協力事業団といった我が国の主たる援助実施機関を対象として検査する課を設置しております。この課においてODAの一元的な検査体制を整備し、また課員も順次増員して、