○参考人(荒井治郎君) 視聴者の意見を伺うということにつきましては、NHKの場合には当然、受信料で成り立っている事業体でもございますので、視聴者の信頼と理解を得るのはこれ当然であります。したがって、日常的に視聴者の意向を十分私どもとしては受けとめまして、その事業運営だとか放送に反映するように努力してくるのと同時に、この経営につきましても日ごろから視聴者の御理解をいただくように努力してきたわけでございます
○参考人(荒井治郎君) お答えいたします。 ただいま御指摘のとおり、NHKの文字放送につきましては、関心が大変高うございまして、きのう放送を始めまして、けさまでの間にその反響が百四十件ほど私どもの手元に参ってきております。 その中身を見ますと、耳の不自由なお子さんを持っているお母さん方から、この文字放送というのは大変結構だという感謝の電話も実はいただいているわけでございます。 さて、御指摘のPR
○参考人(荒井治郎君) NHK学園の現状から申し上げてまいろうかと思います。 NHK学園は、昭和三十八年に広域通信制の高校といたしまして発足いたしましてから二十年一応たったわけでございます。その間に八万人の入学者を見まして、それから二万六千人の卒業生を世に送り出しているわけでございます。 現在の状況を申し上げますと、五十七年度は千七百二十七人入ってまいりまして、在校生はただいま五千九百六十一名となっております
○参考人(荒井治郎君) お答えいたします。 御指摘のように、国民にその活動の内容を明らかにして理解を求めるということは、経営財源を直接負担をしております視聴者の皆様に対する義務でありますし、当然のことだと私ども考えております。その経営に関する正確な情報をこれまたお伝えすることも、視聴者の方々の理解と支持を得るためにも、これはやはりNHKにとって不可欠の条件だと私ども思っております。 こういうような
○荒井参考人 お答えします。 NHK学園の場合は現在生徒が大体六千人弱ございます。先ほど御指摘のように、だんだん生徒数が減ってまいりまして、五十五年のときが五千三百人ぐらい、五十六年が五千五百人ぐらい、五十七年が五千九百、六千弱ぐらいで、五十五年が最低になって、それからだんだん上向く傾向に最近はなってきてございます。 先ほど御指摘の、生徒の方々の職業がどういうようなかっこうになっておるかということだろうと
○荒井参考人 それでは、視聴者会議の運営その他についてちょっと簡単に御説明させていただきます。 視聴者会議は全国五十三カ所で実施しておりまして、大体放送局のある県単位でそれを実施しております。委員の方は十一のジャンルから出ておられまして、聴力障害者や何かの方の社会福祉関係の方、そういう方々も、大体二十人足らずのメンバーでございますが、その中に二、三人入っている、そういうかっこうになつてございます。
○荒井参考人 お答えいたします。 海外助け合いにつきましては評価をいただいておりますので、まことにありがとうございます。 今回の募金につきましては、お年寄りからお子様まで全国津々浦々の方々から大変心の込もったお志をいただきまして、本当に感激しているわけでございます。また、先生方からも義援金をちょうだいいたしまして、この席をかりてお礼を申し上げたいと思います。 この海外の助け合いは、二月の一日から
○参考人(荒井治郎君) お答えいたします。 先生御指摘のように、NHKの性格や使命が正確に認識を持ってもらえないということは大変残念なことでもございますし、これは何としてもそういう認識を持っていただくように私どもやっていかなければならないと考えております。そのためには、NHKの使命や性格あるいは事業活動全体につきまして理解を深め、その正しい姿を知ってもらうことが必要だと考えておりまして、現在三つの
○参考人(荒井治郎君) 一般の事業運営の関係と申しますか、放送番組や何かのことにつきまして、形に正確に出てくる感じというよりも、少なくとも五十六年度の視聴者会議、これは対話活動でやっているわけでございますけれども、その意向を整理した中には、はっきりと視聴者会議の委員の方々から、よく私どもの意向を聞いてもらって業務に反映しておる、それからそういうようなことや何かを積極的にやっているので、いままでNHK
○参考人(荒井治郎君) ただいま先生から御指摘がございましたように、このビジョン審議会の報告書でも、NHKが今後ますます厳しい状況の中で視聴者との結びつきをさらに深めていくようにというような提言がございます。NHKといたしましては、視聴者の方々にNHKの経営や事業運営につきまして正確な理解を得るための方策としては、大体次のような方法を講じているわけでございます。 まず、収支予算、事業計画でございますが
○参考人(荒井治郎君) いま視聴者のかかわりで私どもの業務運営や何かやっている実態を、まず御説明申し上げてまいりたいと思います。 いま、五十一年の十二月から視聴者会議というのを発足させまして、それから全国で五十三カ所、年三回を原則としてそういう会議を持っております。この五年間で約五千百八十八人ほどの委員の方に参加していただきまして、いろいろ御意見なり御要望なり私ども承っております。 今年度は、全国
○荒井参考人 放送学園の利用状況について御説明申し上げます。 先生御存じのとおり、NHK学園の場合には、昭和三十八年にできまして、日本では初めての広域通信制ということで高等学校として開校したわけであります。放送を学習に全面的に取り入れた画期的な高校といたしまして注目されまして、二十年近くずっと歩みを続けて今日に至っているわけでございますけれども、現在までに入学いたしました生徒の数はおよそ八万人おります
○荒井参考人 視聴者本部を担当しております荒井でございます。 NHKにとりまして、視聴者の方々の理解と信頼、それから支持といったものは、私どもの存在の基盤になっているのじゃないかと考えております。そういった意味で、五十五年七月から視聴者本部というのが発足いたしまして、その視聴者本部を中心にいたしまして、視聴者との結びつきの強化というのが精力的に行われてまいったわけでございます。 その具体的な例を
○荒井参考人 一応単価が三十円くらいでございます。送料を含めますと六十円近くになりまして、これが二百万ということになりますと大体一億三、四千万円くらいになって、結構な金額になるわけでございます。
○荒井参考人 お答えいたします。 受信料の口座前納の方々にそういう関係の方の冊子を配っております、その実態について御説明申し上げます。 現在、受信料の契約の総数がおおよそ二千九百万ほどございますけれども、そのうちの口座払いの方が千二百二十万ほど……(阿部(未)委員「四十何%だね」と呼ぶ)はい。それからそのうちに半年、一年前納をやっていただいておる方が八百三十万人ほどいらっしゃいます。この方々は、
○荒井参考人 間違いございません。