1953-02-18 第15回国会 衆議院 大蔵委員会公聴会 第1号
○石田公述人 私は、有識堪能なる委員諸君われわれのごとき民間人の卑見を申し上げる機会を得ましたことを、まことに光栄に存じます。過般の総選挙でわれわれ国民は、国会議員諸君に対して白紙委任状をお願いしておるはずでありますから、国会においていかなる法律、いかなる税法、いかなる予算が決定せられましても、国民はこれに無条件賛意を表し、その可決せられたる予算の執行、公布せられたる法律を遵法するだけの責任と義務を
○石田公述人 私は、有識堪能なる委員諸君われわれのごとき民間人の卑見を申し上げる機会を得ましたことを、まことに光栄に存じます。過般の総選挙でわれわれ国民は、国会議員諸君に対して白紙委任状をお願いしておるはずでありますから、国会においていかなる法律、いかなる税法、いかなる予算が決定せられましても、国民はこれに無条件賛意を表し、その可決せられたる予算の執行、公布せられたる法律を遵法するだけの責任と義務を
○石田公述人 これは名前を申し上げてはまことにお気の毒ですが、実際あつたことです。これは実は人事院なんです。それは会計課で俸給から毎月引かなかつたものですから、国税庁からやかましく言われて、年末調整で十一、十二、一月と引かれたので、十二円だとか、二十円だとかいうことに、高給者の次官級の人がなつた例があるのです。それは直接私が聞いたり、月給袋を見たので、事実間違いありません。
○石田公述人 お答え申します。私のところの輿論研究は、先月あたりでございますが、特殊な東京都の二千人ばかりを対象として調査したのによりますと、それは公務員を除いた調査ですが、四八%は増額やむを得ざるものであるという回答でございます。さよう御承知を願います。
○石田公述人 私は純然たる民間の第三者の立場から、この問題について意見を申し述べたいと思うのでございます。 私は冒頭において、国会は少くともこの人事院の一万三千八百円の勧告案通りに修正をなさつて、年内中に公務員の手元に入るように、政府において特別な御配慮を願いたいという意見をこれから申し上げたいと思うのです。 その政府原案の一万二千八百円と三割増の差額はわずかに百億という数字であります。二十七年度