1975-07-03 第75回国会 衆議院 決算委員会 第18号
○白石会計検査院長 昭和四十八年度歳入歳出決算は、四十九年十月十五日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和四十八年度決算検査報告とともに四十九年十二月十一日内閣に回付いたしました。 昭和四十八年度の一般会計決算額は、歳入十六兆七千六百十九億七千七百八十九万余円、歳出十四兆七千七百八十三億二百八十三万余円でありまして、前年度に比べますと、歳入において三兆九千六百八十一億四百八十二万余円、歳出において
○白石会計検査院長 昭和四十八年度歳入歳出決算は、四十九年十月十五日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和四十八年度決算検査報告とともに四十九年十二月十一日内閣に回付いたしました。 昭和四十八年度の一般会計決算額は、歳入十六兆七千六百十九億七千七百八十九万余円、歳出十四兆七千七百八十三億二百八十三万余円でありまして、前年度に比べますと、歳入において三兆九千六百八十一億四百八十二万余円、歳出において
○会計検査院長(白石正雄君) 昭和四十八年度決算検査報告及び昭和四十八年度国有財産検査報告につきまして、その大要を申し述べます。 まず、決算検査報告について申し上げます。 昭和四十八年度歳入歳出決算は、四十九年十月十五日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和四十八年度決算検査報告とともに四十九年十二月十一日内閣に回付いたしました。 この検査報告に不当事項として掲記いたしましたものは、合計百五十二件
○白石会計検査院長 ただいま御指摘のように、旅費の定額ではとうてい泊まれないような豪華な宿舎に宿泊しておるというような御指摘につきましては、まことに遺憾に存じておる次第でございまして、旅費の定額の範囲内で宿泊できるような施設に泊まるよう、指導を重ねて強化いたしたいと考える次第でございます。 ただ、それにいたしましても、最近の物価の騰貴にかんがみまして、旅費の定額が少ないということにつきましては、私
○白石会計検査院長 ただいま御指摘のような事態が発生いたしましたことにつきましては、まことに私、遺憾に存じております。かねがね職員に対しましては、綱紀粛正の線につきまして注意を喚起いたしておるところでございますが、かような事態が発生いたしましたことにつきましてはおわびを申し上げます。 ただ、当局といたしましては、ただいま次長からるる申し上げましたように、旅費額が実情に合しないというような点もあろうかと
○白石会計検査院長 昭和四十七年度会計検査院所管一般会計歳出決算の大要を説明申し上げます。 会計検査院所管の歳出につきましては、当初予算額二十九億六十四万余円に補正予算額一億三千六十八万余円を加えた予算現額三十億三千百三十二万余円に対しまして、支出済歳出額は三十億四百八十八万余円でありますので、その差額二千六百四十三万余円を不用額といたしました。 支出済歳出額のうち主なものは、人件費二十六億一千百三十七万余円
○会計検査院長(白石正雄君) お答えいたします。 国税収納資金の帰属年度区分に関する政令の改正でございまするが、これは法律の規定によりまして政令にその事項がゆだねられておるわけでございます。それを、政府の権限において今回政令の改正が行われたものでございまするので、適法な措置だと考えておる次第でございます。
○会計検査院長(白石正雄君) 決算は確定した数字に基づいて行わねばならないことは申すまでもないことでございまして、推計によって行うということは妥当ではないと考えます。
○会計検査院長(白石正雄君) 輸出保険特別会計の保険料徴収遅延の事態及びこれに伴う財務諸表の推計処理の事態につきましては、昭和四十八年度決算検査の際これを発見し、昨年十一月に通商産業大臣あてに是正改善の処置を要求したところであります。 しかして本年四月初旬に至り、通商産業省から財務諸表の修正計算を了した旨の報告がありましたので、直ちに関係検査課の総力を挙げて綿密な実地検査を行わせましたところ、相当項目
○会計検査院長(白石正雄君) 問題点がなお一、二、私どもの見解と相違する問題点が一、二残っておるように見受けられます。しかし、これは国税庁の見解もよくたださなければ最終的な結論に達しないわけでございまするので、目下検討中でございまするので、その内容につきましては控えさせていただきたいと思います。
○会計検査院長(白石正雄君) 私が前回の当委員会におきまして数項目の問題点があると申し上げましたのは、手元に持っておりまするところの証拠書類並びに国税庁に質問を発しまして得られました回答、こういったものを総合的に検査いたしました結果、課税漏れと思われるような問題点を数項目発見したと申し上げたわけでございます。そこで、今回修正申告書が提出せられましたので、それと照合して、いま目下検査中でございます。その
○会計検査院長(白石正雄君) 会計検査院といたしましては、この前もお答えいたしましたように、計算証明規則の定めるところによって提出されておりまする証拠書類につきまして、鋭意検査を進めてきたわけでございます。その結果、一法人につきまして十数項目、全法人にわたりますれば百数十項目について、疑問点、資料化すべき問題点等を発見いたしまして、これを国税当局に向かって要求いたしたわけでございます。これにつきましては
○会計検査院長(白石正雄君) 先ほどからの御議論の、四十九年度以降について講じられまするところの特別の対策費について、会計検査院はどういう検査をするかというお尋ねだろうと思うわけでございますが、これは特別の事情があって講じられるわけでございまするから、十分そういう特別な事情を考慮いたしまして検査をいたしたいと考える次第でございます。
○会計検査院長(白石正雄君) 会計検査院といたしましては、設計その他積算等について検討しておることは言うまでもないことでございますが、しかし、事業の目的に沿うて最も効果的に使用されておるかどうかというような点につきましても、鋭意力を注いでおる次第でございます。
○会計検査院長(白石正雄君) 昨年、田中氏及び同氏に関連があると言われている個人、法人の国税徴収に関する問題が雑誌に掲載されました際、直ちに事務総局に命じて過去の検査に遺漏がなかったかどうかの見返しをいたさせました。その結果、関連の個人、法人について国税徴収上格別の指摘をした事跡のないことが判明し、結局、個人、法人について個別の検討はしたものの、相互の密接な関連からの取引その他の上での問題点に着目するまでに
○白石会計検査院長 国の支出金が法律の規定に従って厳正に支出せられねばならないことは申すまでもないことでございます。会計検査院といたしましては、御趣旨の線に沿いまして、厳正な検査を実施いたしたいと存じております。
○白石会計検査院長 そのとおりでございます。
○白石会計検査院長 収入済み額は、現実に徴収決定して収入したものでございます。ただ、損益計算書並びに貸借対照表を作成するにつきましては、徴収決定すべきものを徴収決定していない分がございましたので、これを推計いたしまして、そうして作成いたしておるという事実を発見いたした次第でございます。
○白石会計検査院長 お答えいたします。 四十八年度の決算の検査の結果判明いたしたことでございますが、保険料の徴収事務が諸種の理由によって遅延いたしましたために、四十八年度の損益計算書並びに貸借対照表の一部につきまして、推定によって計算をいたしておるという事態がございましたので、速やかに事務処理を促進するように、是正改善の措置を要求した次第でございます。
○会計検査院長(白石正雄君) 検査院といたしましては、職務上当然国税庁当局の会計経理について検査の権限を持っておるわけでございまするので、したがいまして、そういった守秘義務が働かないものと考えております。
○会計検査院長(白石正雄君) 会計検査院の職員も一般国家公務員法の適用を受けまして、職務上知り得た秘密につきましてはこれを漏らしてはならないという規定の適用を受けるわけでございます。したがいまして、国税庁当局が目下主張いたしておりまする守秘義務のその内容につきましては、会計検査院といたしましては職務上やはり知り得た秘密の範囲内に属するわけでございまして、そういう意味において拘束せられるものと考えておるわけでございます
○会計検査院長(白石正雄君) 御承知のように、検査院といたしましては、税務署から計算証明規則の定めるところによりまして一定の書類を提出させまして、その書面検査を実施いたしておるわけでございます。さらに一定限度以下のものにつきましては、税務署におきまして実地におもむきまして、かなう限り税務署の有する資料に基づきまして適正な課税が行なわれているかどうかということを検査をいたしておるわけでございます。また
○会計検査院長(白石正雄君) 会計検査院といたしましては、収入支出の適正なる管理ということにつきまして、責任を持って検査いたしておるわけでございまするので、収入が適正に収入せられるべきものが収入せられておるということを確保するように常時検査をいたしておる次第でございます。 本日、御質問のような田中角榮氏について疑惑が生じておるというようなことにつきましては、検査院といたしましても非常に責任を感じておる
○会計検査院長(白石正雄君) 会計検査院法によりますと、検査院の検査の対象となりますものは「国の毎月の収入支出」、それから「国の債権の得喪又は国債その他の債務の増減」というように相なっておりまして、毎月の収入が検査の対象になるわけでございます。しかしながら、その収入がはたして適正に行なわれておるかどうかという根源にわたってこれを調べなければ、収入が適正であるかどうかということはわからないわけでございまするので
○白石会計検査院長 昭和四十七年度国有財産検査報告につきまして、その概要を説明いたします。 昭和四十七年度国有財産増減及び現在額総計算書及び昭和四十七年度国有財産無償貸付状況総計算書は、四十八年十月二十三日内閣から送付を受け、その検査を終えて、十二月十日内閣に回付いたしました。 四十六年度末の国有財産現在額は九兆八千三百五十七億八千六百万余円でありましたが、四十七年度中の増が一兆五千三百六十四億七千万余円
○白石会計検査院長 昭和四十七年度決算検査報告に関する概要について御説明を申し上げます。 昭和四十七年度歳入歳出決算は、四十八年十月十三日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和四十七年度決算検査報告とともに四十八年十二月十日内閣に回付いたしました。 昭和四十七年度の一般会計決算額は、歳入十二兆七千九百三十八億七千三百六万余円、歳出十一兆九千三百二十一億七千二百八万余円でありまして、前年度に比
○会計検査院長(白石正雄君) ただいま局長から御答弁申し上げましたような事情によりまして、本件につきましては検査報告に載せなかったわけでございまするが、将来の問題といたしまして、同種の事件が起こりました場合におきましては、慎重に検査官会議において検討いたしまして、報告するかどうかということを決定いたしたいと、かように考えておる次第でございます。
○会計検査院長(白石正雄君) まず、第一点でございますが、会計検査院が検査報告に掲記いたしました不当事項は、過去におきましては一年に千件を上回る多数であったこともございましたが、今日のように減少いたしましたのは、国会におきまする決算審査の充実とそれによる国民全体の決算に対する関心の高まり、本院の検査活動とが相まちまして、財政執行関係者の自覚が高まってきたことによってもたらされたものではなかろうかと考
○会計検査院長(白石正雄君) 田代委員御指摘のとおり、会計検査院は国の収入支出等の検査という職務の重要性からしまして、他からの制肘を受けることなく独立不覇の立場で厳正公平に執行できるよう独立の立場を与えられているわけであります。このような会計検査院の独立性は、会計検査院が職務を遂行するにあたって政府等によってその使命の達成が不合理に妨げられることのないように保障されなければならないことは当然のことであります
○会計検査院長(白石正雄君) まず、昭和四十七年度決算検査報告に関する概要について御説明申し上げます。 昭和四十七年度歳入歳出決算は、四十八年十月十三日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和四十七年度決算検査報告とともに四十八年十二月十日内閣に回付いたしました。 昭和四十七年度の一般会計決算額は歳入十二兆七千九百三十八億七千三百六万余円、歳出十一兆九千三百二十一億七千二百八万余円でありまして
○白石会計検査院長 私の答弁がいささか悪うございましたのでございますが、院長といたしまして仕事をする上におきまして、諸般の連絡その他の関係がございますので、そういったいわば庶務全般のことにつきまして秘書官を使っておるわけでございます。
○白石会計検査院長 「機密に関する事務」は文字どおり機密に関する事務でございますが、具体的に、私、院長に就任いたしまして、これが機密に属するというような事項はまだ扱っていないわけでございます。
○白石会計検査院長 一名でございます。
○白石会計検査院長 昭和四十六年度会計検査院所管一般会計歳出決算の大要を説明申し上げます。 会計検査院所管の歳出につきましては、当初予算額二十五億七千五百六十四万余円に、補正予算額一億三千七百六十万円、前年度繰越額四千二百三十三万余円を加えた予算現額二十七億五千五百五十八万円に対しまして、支出済歳出額は二十七億三千三百五十七万余円でありますので、その差額二千二百万余円を不用額といたしました。 支出済歳出額
○会計検査院長(白石正雄君) 御質問にお答えいたしまする前に、去る二月六日の当委員会におきまする工藤先生の御質問に対する私の答弁におきまして、十分に意を尽くさない点が多々ありましたために、御審議を中断させ、工藤委員はもとより、当委員会に御迷惑をおかけする結果になりましたことにつきまして、ここに深くおわびを申し上げる次第でございます。 さて、ただいまの御質問に対してお答えを申し上げます。 まず租税