1966-06-25 第51回国会 衆議院 決算委員会 第33号
○田中(彰)委員 委員長も弁護士さんで、この事件をちょっと知っておられますが、この判決が勝ったという原因は、どこから金が出たかわかりませんけれども、国は、何かの国会その他の委員会等においてこれを出すことを認めて、そうして金が出ているんだろう、さもなければ、国のどこかから金が出ている、それで買ったものと認めるという、このことが原因となって、判決が勝っているのです。ところが、いまあなたの言うとおり、これは
○田中(彰)委員 委員長も弁護士さんで、この事件をちょっと知っておられますが、この判決が勝ったという原因は、どこから金が出たかわかりませんけれども、国は、何かの国会その他の委員会等においてこれを出すことを認めて、そうして金が出ているんだろう、さもなければ、国のどこかから金が出ている、それで買ったものと認めるという、このことが原因となって、判決が勝っているのです。ところが、いまあなたの言うとおり、これは
○田中(彰)委員 しかしおかしいじゃないですか。どの予算からどうしようが、土地を買ったということが、国会の予算にも決算にも、日本銀行の会計からも、昭和二年から昭和四、五、六年にかけて買ったというその数字の証拠が出てこないのに、買ったと言うことはおかしいじゃないですか。そうでしょう。私は、実はあのうちを買ったんだ、お前どこから金を出して買ったか、いや、それはよくわからない、それは家内がほまちの金でも持
○田中(彰)委員 航空局長にお尋ねするのですが、この前、あなたのほうから、国の予算決算面における本件用地約十六万坪の取得の事実を証明する書類というのが資料として出たのです。この資料のどこを見ても、どうも買ったというのは出ない。これを反駁しますと、東京飛行場の設備費は昭和四年度において初めて計上せられたものであって、昭和二年度、昭和三年度の予算ではこれはないのです。すなわち第五十六帝国議会において、衆議院予算委員会
○田中(彰)委員 局長、あなたそんなこと言われますが、これはあなたのほうから出された昭和三年度の決算書ですよ、私が持ってこうやっておるのも。これはやっぱり昭和二年、三年から調べてきてあるのですよ。そういう書類は残っているのに、飛島から買った土地の書類だけがどうなったかわからないというのはおかしいじゃないですか。ここにこういうぐあいに出ていますよ。たとえば、この決算報告の説明によると、不用額を生ぜしめ
○田中(彰)委員 ところが、ここに、いまあなたのおっしゃる昭和二年度、三年度の予算について、第五十六帝国議会の衆議院予算委員第六分科会において、当時の久原国務大臣が、こういうことを言っていますね。「次二航空路設置ニ要スル経費——本邦航空事業ノ發達ヲ促進シ、且ツ外國航空機ノ飛來ニ備フル鳥メ、昭和二年度及三年度ニ於テ一部飛行場ノ設備ヲ致シマシタガ、尚ホ航空路施設ノ完成ヲ計ル爲メ東京飛行場ノ本設備、長崎縣對馬及五島方面
○田中(彰)委員 本日、ここに運輸省の福井政務次官、佐藤航空局長、大蔵省の塚本国有財産第一課長、法務省の新谷民事局長、防衛施設庁の財満施設部長、会計検査院の佐藤第三局長、これだけ実はおいで願ったのですが、時間の関係で、全部の方にお聞きできないかもしれません。しかし、これはいずれその次に来てもらってお聞きするのですから、ひとつ私の申し上げることをよく聞いていただいて、御答弁を願いたい。 そこで、一体
○田中(彰)委員 ちょっと議事進行について。 以前から、羽田の空港の問題について資料の要求をお願いし、きょう少し出たようなふうですが、これがみんな出そろうなんということになったら、なかなかこれは半年も一年も、いまの様子では、かかりそうだから、局長及びその他の人を呼び出していただいて、そして資料の件について質疑をしながら、資料を出してもらいつつ、やっていくというような方法にお取り計らい願わないと、これはもうただ
○田中(彰)委員 たとえ何でも、ちゃんと庶務課長がおって、そういうものをちゃんと検査をして、これはこれに適格するかしないか、これはどうだ、下調べをして、だんだん上のほうへ持っていって、上で許可するということがほんとうの順序なんです。ここで委員と委員長が、この事件ひとつやってくれと言って、委員長も、よろしい、これは重大だからやっていいと言われても、やはり理事会というものがある。理事会では、委員長、その
○田中(彰)委員 それはおかしいじゃないですか。あなたのような、委員会へ出て、それで、いまの大学の設立の委員長もやるような人が、順序を知らないのですか。窓口へ行って、窓口でそれを見て調べて、上へ持っていって、許可するということがわが国の役所の実例なんです。あなたのような、ボスのようなそういうずるい人は、窓口をずっと通さない。そうして、上のほうへ行って書類か何か出したり、何か使いのような者をやりたりして
○田中(彰)委員 関連して、ちょっと一言。 私はあまりこの事件には深入りしておらないのですが、小西さんにお聞きします。 あなた、一等初めの御答弁で、佐藤君がこれを買いたいと言ったときに、佐藤君のうしろに三国人が関係しておる。それだから周囲がこれを売ることに反対したし、あなたもこれに協力しなかった。さっき押谷委員への答弁で、そう言われましたね。ところが、いま関係している中にも、文という三国人が資金
○田中(彰)委員 先ほど運輸省の課長の説明を聞きますと、非常にばく大だと言いますが、ばく大だといって、日本銀行が資料を持ってくるのには一カ月かかっております。われわれは資料をこんなに持っております。場合によっては最高裁と戦うくらいだから、持っておりますよ。だから、あなたのほうでこんなものはおやりになる気になれば、私のほうの秘書が調べてもそうなんだから、そんなにむずかしくありません。 それからもう一
○田中(彰)委員 私、運輸省の梶原飛行場課長、それから妻鹿補給課長、二人にこの前お話ししたのですけれども、あなた方、このことをえらい簡単に思っていらっしゃるけれども、きょう、参議院の予算委員会に、航空局長なんか何もそんなに重要な、あんなところに行っておる必要はないと思う。あなたのほうで簡単に、この前局長が出てこないから、簡単に私のほうは資料の要求だけしたのですが、これはそんなに簡単な問題じゃありませんよ
○田中(彰)委員 ちょっと関連して。どうも、私は塚田関係と、いろいろなことがございますので、こういうことは質問申し上げたくないのですけれども、山田君からもそういう話があり、予算委員会等でも問題になっておる。その他いろいろございますから、われわれが耳に入れた、はっきりした点ですね、うわさでなく。これを申し上げますと、新潟の検察庁では、とにかく二十万円以上六、七十万円までの金を全部の県会議員にくれてやったことは
○田中(彰)委員 私も、いまこれを印刷したら委員長に出そうと思っているのですが、私がかってに書いたものや何かでなくて、みんな役所の、都知事の証明書とか、当時全部のものを取ってあるのですが、しかし一応人間ですから、役所の判の取れるようなものを持ってきても、間違いがあるとたいへんな問題です。だからあなたのほうからもう一ぺんいただいて、その資料と合わせてやるつもりでございます。御承知のとおり、だいぶ複雑しておりますけれども
○田中(彰)委員 それでは、妻鹿補給課長にちょっとお願いしたい。 きょうは、実は羽田の飛行場の土地の問題で、航空局長に出てきていただいて、簡単な御質問を申し上げて、資料の要求をしたい、こういうので、理事会の了解を得て、委員長のほうにお願いしておいたのですが、航空局長は、いろいろああいう事故があったから、来られないということです。これは私も新聞で知っておりますので、いまおいでになっておる妻鹿補給課長
○田中(彰)委員 これは、二年とか三年とか、また長くなるとこれまた惰性的なものが出る。しかし三カ月とか暫定的な契約とかいうことは両方に間違いの起きるもとですよ。だからやっぱり最低一年くらいで、別に事故がなくて勤勉にやっておるときはこれを延ばしてやるとかいうような、安心感を与えるような方法にされたほうがいい。暫定的に三カ月だ、三カ月になればとられるかもしれない。そこに全部が神のような人間ばっかりおればいいけれども
○田中(彰)委員 これは常識上考えてわかるでしょうが、あれだけのりっぱな設備も要るし、自分が国会へ来て食堂とかあるいはその他の仕事をやるとすれば、やはり相当な徹底したものでなくてはならぬ。その契約が三月とかあるいは一年とかいうことになると、腰を据えて、ほんとうに彼らの持っている資金を入れて、研究してやるということにいかないのですね。これが一つと、もう一つ、あなたもお聞きになったでしょうが、ずっと前のことですが
○田中(彰)委員 関連。 ちょっと事務総長にお尋ねいたしますが、あなた先ほど食堂等と国会の契約が、短いものは三月、普通一年くらい、こうおっしゃったのですが、そんなのはあるのですか。
○田中(彰)委員 関連。大蔵政務次官に申し上げておきますが、ダイヤの問題が国会の問題になってからもう十四、五年ですね。それが今度売るとかどうだとかいっている。われわれもダイヤを一回見せてもらったし、衆議院の各決算委員長はたいがい見ている。参議院でも見ている。その他でも見ている。ところが、われわれも知らなかったのだが、今度決算の田中たちが見に来るから、これとこれをこういうぐあいに見せろ、今度は参議院のだれが
○田中(彰)委員 もう一点、農地局長。これは水路その他もちゃんと証明書がついておる。あなたごらんになったら刑事局にやってください。国有地になっているのは建設省の道路ですね。市道でも国に関係あるのですから、その証明書を見てください。国有地であることが、農地局長わかるでしょう。
○田中(彰)委員 「これは建設所要資金の調達の不確実さを立証するもので明らかに附帯条項の第一項に違背している。尚、本件土地の一角に元避病院跡の市有地(約七五〇坪で光陽商事に払下げる予定と云われている)がありここに泰平荘というアパートが建っていた。居住者は五世帯で他に別棟一戸がありここに一世帯が居住していた。ところが塚田知事は居住者達の意向を無視して埋立てを強行し、当時、子供の通学道路として使用していた
○田中(彰)委員 農地局長にお尋ねいたします。新潟市の農地で、中興野及び本所地内の農地転用、人権侵害問題についてちょっとお尋ねします。 塚田知事は、昭和三十七年八月十一日に、新潟市中興野及び本所地内の農地一万三千三百七十四坪を、農地法第五条の規定による許可があったときに所有権が移転するという停止条件つきで買い取った。昭和三十八年四月十六日に塚田十一郎個人の名義で仮登記をした。これは登記簿をこっちへ
○田中(彰)委員 そういたしますと、この小林さんに払い下げした土地家屋、これに対してあなたのほうは税金をずっと納めてきて、幾らぐらい納めておったか、そういうものをひとつ出してみてください。それによって家賃が不当であるかないかということがわかるはずですから、これを出してください。
○田中(彰)委員 その契約書をひとつ出してみてください。小林さんを当時宿舎へ入れるときの契約書を……。 それともう一つ、先ほど、課長から部長になったときに増築したと言われましたね。増築をする場合には、ただ小林さんにまかせっぱなしで増築をしたのだったら、これは重大な問題です。借家を貸しておって、借家人が増築をするときには、やはり家主の許可を得る、あるいは増築しても、立ちのくときは増築分は見ないとか、
○田中(彰)委員 ちょっと関連して。あなたのほうで、つまり宿舎へ入れるときに、ただこの宿舎があいているから入れるということでなくて、契約書があるわけでしょう。たとえば小林さんが一番初めに宿舎に入るときの誓約書とか契約書というものがあるでしょう。それがなくて、ただおまえ入れというものではないでしょう。
○田中(彰)委員 いま肥後亨君という名前が出たので、私もあれしたのですが、こういうものは世間のうわさであったり風評のようなものであって、私もこれを信じたくありませんけれども、一応彼が死んだ原因は、われわれの耳に入っておるのは、非常に血圧が高くてぐあいがわるいというので、じゃ病院へ連れていってやろうというので、たんかに乗せるのを、乗せないで、頭と足をもって、コンクリートの上からどしんと落した、そこでのびてしまった
○田中(彰)委員 いまの局長の説明でわかりましたが、しかし裁判所が勾留しておるけれども、やはり検察庁が起訴したから勾留しておるのであって、身柄については、勾留が長かろうが短かろうが、調べられればしかたがないのです。しかし社会では殺して出すだろうということをいっておるのだが、そういうことは絶対ない、あの中でそういう命に間違いのあることはないということを、刑事局長保証されますか、どうですか。
○田中(彰)委員 関連して、刑事局長にちょっとお尋ねしておきますが、この前の二重証紙の選挙違反があったときに、背番号何号かの者が刑務所に入ったわけですね。あれが刑務所で死んでいますね。あれをひとつ、死んだ日、死んだ原因——あれはやはり刑務所の中で他殺されたという評判が非常にあって、彼の父親が浅草の坊さんか何かで、ほんとうの籍では父親になっておらぬけれども、それに、刑務所の教戒師が、あれは殺されたのだとしゃべったので
○田中(彰)委員 ところが乱費になっておるのですよ。それはわかるでしょう。これはあなたが何と弁解してみてもごまかしです。県のやつは短い。——会計検査院おられますか。ちょっと見てください。ばかにされたのは国民だけだよ。それからあなた予算を粗末にしないと言われるが、予算のことを聞きましょう。あなたのほうで三十九年発生の災害の復旧助成事業費として決定した額を向こうへやっておるのが、親松の排水機、これに対して
○田中(彰)委員 この低水位の方式を知事なんかに意見を持っていったのは、あなた方御存じのとおり、そんなにたいした体験者でも何でもない。ただ地盤沈下に対する一つの研究をやったというだけのことであって、その前の研究をした技術者などは相当建設省にもあり、あるいはその他にもあって、副知事あたりは、絶対これが正しいのだ、こんな低水位のこういうものを言い出したこの人はたいした人でなく、一会社の技師でしかない、それを
○田中(彰)委員 河川局長がおりませんから、農地局長にお尋ねしますが、あなたのほうのこの低水位方式——水位低下により、減水を目的としたものでいろいろな復旧工事をやっていますが、あなたのほうは、初めは各技術専門家によっていろいろと研究した計画を持っていた。その計画には副知事はじめみんなが賛成しておったんだが、それを今度中途でやめて、コンサルタント業者の意見を尊重して、いわゆる低水位方式というのですから
○田中(彰)委員 現地にもちろんだが、本社の食堂にもいろいろな品物を入れておるということを聞いておるのだ。これはおたくのほうの相当なところから確かめたんだが、わからなければ、この次にひとつあれしましょう。 それから、この間、あなたのほうで、中沢次長という人がおられますね。この人が山中温泉に村長及び村会議員二十四人を連れていって招待しておるのだが、これは何のために招待したのですか。
○田中(彰)委員 それじゃそういうような関係の知っている人があるでしょう。少なくとも電源の食堂に品物を入れて長く取引しているんだから、知らぬということはないはずです。どうですか。
○田中(彰)委員 きょうは通産大臣に出ていただいて、この問題の最後の解決を、できるかできないか知らぬが、この間の佐藤総理の話もあったのだから、ひとつやってみたい、こう考えております。 そこで、まず総裁に聞きますが、この間、証人のことでいろいろ投書のことで問題を起こした川田君というのが、あなたのほうの食堂へ何か品物を入れて取引が行なわれているということですが、そういうことがあるのですか。電源の食堂にいろいろな
○田中(彰)小委員 これはダイヤであるかないかとか、あるいはまたきずがあるかないかとか、一応鑑定とかいうものをさしたのでしょうか。
○田中(彰)小委員 ダイヤモンドの件について、調査をこれからこの小委員会で始めることになったのですが、ついては、私は長く決算委員会におりましたが、ダイヤにだけは私は携っておらないので、いまどんどん資料も集めておりますけれども、資料を見るまではしろうとと申しますか、経験がないために、あるいは皆さんから何だと言われるような点がございますが、しかしだんだん資料を集めて研究していって、これをひとつ国民が見てもなるほどああいうやり
○田中小委員長 これより小委員会を開会いたします。 国有財産の増減及び現況に関する件について調査を進めます。 質疑の都合によって委員長が交代いたします。 〔小委員長退席、勝澤小委員長代理着席〕
○田中小委員長 安宅君に申し上げますが、資料が要求されれば委員会から出すようにします。まだきょう始めたばっかりだから・・。
○田中小委員長 これより小委員会を開会いたします。 国有財産の増減及び現況に関する件について調査を進めます。 質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。安宅常彦君。
○田中(彰)委員 藤井前総裁にお尋ねいたしますが、あなたがこの五名の入札の人をおきめになったのは、あなたがおきめになったのだということを副総裁も総裁も言っているのですが、指名されたのはあなたがなさったのですか、どうなのでしょう。
○田中(彰)委員 そうすると、委員長もいろいろ鹿島の相談に乗っておられる。それだから、本来からいえば、やはり委員長、この事件はこのままで済ませませんから小委員会に回して、小委員会で最も公正な立場からこれを私はやっていきたい。これは委員長がそうやっておられると疑われたり、決算委員会の者の権威に関するようなことでいけませんよ。そういうような状態を刑事課長お考えになったときに、これは必ず、これをお調べ下されば
○田中(彰)委員 刑事課長にお尋ねしたいのですが、お尋ねというより、よく聞いていただいて、できたら取り調べていただきたいのですが、この間の尾崎一郎君の投書について、決算委員会で言ったところが、こういう人もない、それから杉本参考人、笠羽参考人も、そういう事実がないということを、あなたもお聞きの前で言ったのです。ところがその後私の事務所へ実はこういう人が尋ねてきたのです。川田岩雄君というのです。本社は福井県大野市神明上町三七番地
○田中(彰)委員 それはあなたが自分でそう思っているだけであって、組織体がどうであろうが国民の血税でもって百億近いところの仕事をするんですよ。その仕事をする一番大切な書類を金庫の中に入れてあとで聞いた、それが組織においてそうなっているからというが、そんな内規というものはあるのですか。そういうものをやったときには総裁に言わないであとから報告するという、そういう内規があるのですか、どうです。
○田中(彰)委員 あなたはそれはなるほど事実がないとおっしゃる。それは、もっとも犯人というものは警察当局へ行っても否認するということは許されると思うし、するのが当然ですが、しかしおかしいじゃないですか。それだけ一週間も山形県ですか山梨県ですか、そこのところの温泉場でとにかくやってきた、その封印したものが金庫にしまわれるときに、伝票やほかのものと違いますよ。それだけの重要なものが金庫にしまわれるときに
○田中(彰)委員 参考人にお尋ねする前にちょっと総裁にお尋ねいたしますが、あなたこの前に速記録にあるとおり、金庫に目途額の封印したものをしまったのをあとで聞いたとおっしゃったが、私どもが電発その他をいろいろ調査してみたところによると、あなたはその金庫にしまったのをあとで聞いたんでなく、あなたがそれを私に預けておけ、自分に預けておけと言って二日か三日それをお待ちになっておったという事実が、電発の中で一人
○田中(彰)委員 あなた、この間上椎葉ダムの問題を話したときに知らぬとおっしゃいましたが、少なくとも重工業局の次長をしておれば、新聞等に、日刊紙ですか、福日にも出ておればここの新聞にも出ておるんだ。ここに、五十八億の工費の超過、不当支出の疑いで技術上の手落ちということで、こうやってどんどん新聞に出てやられたこのことをあなたはお知りにならない。これは、あなた、知っていて知らぬと言っているのでしょうが、
○田中(彰)委員 副総裁にお尋ねいたしますが、あなた、この間上椎葉ダムの不正工事について話したとき知らないとおっしゃいましたが、三十一年八月ころどこにおられましたか。
○田中(彰)委員 どうも話がちょっと横へそれるが、私がいま聞いているのは、藤井さんがあなたにいろいろ言われたが、非常にいまは心境の変化を来たしておられるが、それは電源開発の総裁とか、あるいはそういうような何か誘惑に会ったのか、それとも、そういうことをお知りにならぬが、変だ、ただ、いま変だという程度であなたは感じておられのか、それをはっきり言ってもらえばいいです。
○田中(彰)委員 聞くところによると、佐藤総理から呼ばれて、今度おまえを電源開発の総裁、あるいはその他の公社の総裁に考えておるんだ、理事長とか総裁に考えておるんだが、まああんまり波を立たせぬようにしてくれというようなことを言われた。心境の変化を来たしたんだということを聞いておるのですが、あなたはそういうことを聞きましたか。また、聞かなくてもそういうことがあったから心境に変化を及ぼしたんだというふうに
○田中(彰)委員 参考人の倉地さんにお尋ねするんですが、この間、あなたから証人に御出頭願っていろいろと藤井証人の前でお聞きしたんですが、あれも、証人に、われわれの考えからいたしますと別々にお聞きしたかったのですが、かえって両証人のおられるところの発言のほうがいいんじゃないかというのでお聞きしたのですが、非常にあなたとは長い間の親しい間柄であり、藤井さんのあなたを呼んだ旅館は、藤井さんの秘密旅館であって