1978-07-11 第84回国会 衆議院 商工委員会 第33号
○玉置委員 百億ないし百五十億と申しましたのは、これはあなたの方で内輪目にお話しなすったことでありまして、需要がますます増大すれば、それだけの適切な措置を講じてもらわなければいかぬことは当然であります。 そこで、本年度予算のうち機動的、弾力的に執行して関係業界の協力によって対処できるものはできる限りのことをやる、こういうような御説明があったそうですか、本年度予算のうち機動的、弾力的執行を関係業界の
○玉置委員 百億ないし百五十億と申しましたのは、これはあなたの方で内輪目にお話しなすったことでありまして、需要がますます増大すれば、それだけの適切な措置を講じてもらわなければいかぬことは当然であります。 そこで、本年度予算のうち機動的、弾力的に執行して関係業界の協力によって対処できるものはできる限りのことをやる、こういうような御説明があったそうですか、本年度予算のうち機動的、弾力的執行を関係業界の
○玉置委員 私は、かねて通産大臣がかなり思い切った景気回復のための施策を発言をしておいでになりますことを非常に多としております。 そこで、鉱業政策の審議会並びに本委員会の出しました結論、決議等に基づいて基金の設立をやってやろうという答えが十分に返ってきております。これを事務的に最後の詰めを行いたいと思うのですが、基金は百億ないし百五十億、それを次の通常国会が九月末にでも行われるとしまして、九月下旬
○玉置委員 通産大臣にお伺いしたいと思います。 構造不況業種等のあらゆる産業に対して、少なくともここ一年以内に対処せなければ、福田総理のおっしゃるような、景気が上向いてきたというようなことはなかなかあり得ない、こう思うのです。 そこで、こういう場合は、かつてエネルギー政策の大転換によりまして、石炭産業に対して大きなてこ入れをいたしました。あれは莫大な数に上る雇用問題について社会不安を増勢するおそれがあったから
○玉置委員 わが国の周辺の場合に、大陸棚、つまりある程度の浅海の場合は鉱業権でやっておるのか、わが国の国民でないとその権者にはなれないのか、つまり大陸棚方式を考えておるのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
○玉置委員 それでは、わが国の周辺における鉱業権に基づく出願者あるいは試掘権、その他権者はどのくらいであって、そのうちどれだけが稼働しておるか、そして、探査、試掘等をやっておる以外に本当に商業ベースで操業に入っておるのはどのくらいであるか、ちょっとお聞かせいただきたい。
○玉置委員 本当は外務大臣がおいでになって順番にやっていくとやりやすいのですが、そうも言っておれませんので、通産大臣に主としてお伺いしたいと思います。そういう意味で政務次官にそこへ座ってもらったんだから、お忙しいから適当におりていただいて結構です。 共同開発の方式について、なお、昨日問題になっております石油開発公団の紛争地域における開発行為に対する資金の融資の関係、こういうことを主に聞いてまいりたいと
○玉置委員 新聞に報じておるところによりますと、プラント輸出が日本は技術その他価格におきまして合いましても、その他の金融政策とか政府の後援のぐあいによりまして、せっかくの一番札を取りながら落札に至らないということが間々報じられておりますので十分にいろいろな方式が考えられなければならないと思いますが、特にエネルギーの問題で一番大切なサウジアラビアのことでありますから、高度な政治的な判断でもってこういう
○玉置委員 これは皆さんにも通知してなくて突然言ったものですから大臣の考え方だけで結構ですが、前向きにとらえておやりになるかどうかということだけでいいです。
○玉置委員 きょうは時間もありませんので直截簡明に問題点に入っていきたいと思いますが、この間の約束だったけれども、自民党ももう少し来ておった方が体裁はいいと思いますね。 そこで、きょうの新聞を見ましたら、三菱グループがサウジアラビアにプラント輸出をする、いわゆる石油化学コンビナートをつくることについて話し合いをするというようなことで、合弁企業に入っていくということが出ておりました。そして若干の政府資金
○玉置委員 同調的値上げですが、御承知のとおり、皆さんのおっしゃるとおりでありまして、私も質問をしておったのですが、ほとんど素材が海外から同じような値段で来ております。少量じゃなしに大量に入るわけでありますから、いわば国際的な生産カルテルのような形でいま入らざるを得ないわけであります。こういう中で労働賃金もベースアップがほぼ同じであり、電力代金も同じだというようなことになりますと、しかも大きな設備になりますとこのごろほとんど
○玉置委員 そこで、業種の指定でございますが、この間これのガイドラインが出ました。これはただ審議の資料として、一応のガイドラインとして、事務当局の試案として出たわけでありますが、ああいうものが公取委員会で制定され、公取委員会が自由に改廃できる。なるほど意見を聞くということにはなっておりますが、そこにかなりの不安を皆さんに持たせておるように聞くのですが、これをどうしたら皆さんが御安心をされるかということと
○玉置委員 参考人にお伺いを申し上げたいと思います。 本日は昼飯もえらく遅くなりましたのにお気張りいただいており、おまけにきのうのテレビですか、それによるとあたかも物事が済んでしまったような感じを与えまして、参考人にはまことに非礼なことだったと思いますが、いきさつは政審会長会談の話でありまして、運営はすべて理事会でやりますので、せっかくの御意見は附帯決議その他いろいろな場面で十分反映させることもございますのでひとつお
○玉置委員 そうすると、これが作成は法案が通り次第速やかにつくるということですが、だれがどのようにしてつくりますか。公取委員会だけでつくるのか、どこかに相談ということはないのですが、意見を求められるのか、今後の変更はどうするのか、これについてお答えをいただきたいと思います。
○玉置委員 ガイドラインを出していただきましたので法案の内容がわかりやすくなったことは事実でありますが、ただ、事務局試案ということになっておりますが、これは別に省令でもなし、政令でもなし、どういう性格のものと言えばいいのですか。
○玉置委員 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部改正に関しまして質問をいたしたいと思います。 まず、「独占的状態」における「事業分野」を明らかにしていただきたいのですが、ガイドラインを出していただいたような感じがいたしますが、このガイドラインの性格についてどのようにわれわれは受け取ったらいいか、お答えをいただきたいと思います。
○玉置委員 それはもう結構ですから、それでは、公取委員長にお伺いしましょう。 第一案、第二案、第三案、ことに今度の三案ですね。特に同調的値上げとそれから企業分割について、前よりも後退したと皆さんは言われておいでになるわけですが、あなたの方はどのようにお考えになっておるか。仕事の上で支障を来さないという自信があるかどうか、お答えをいただきたいと思います。
○玉置委員 こちらが指名した人にやってもらわぬと困るわけです。委員長はそれで指名したのです。それまでは、初めから逃げるようなことではだめですよ。先ほどお願いをしておいたように、まじめに明快にお答えをいただきたいと言うておるわけですからね。
○玉置委員 本日は三十分の時間でありますが、内外ともに非常に注目をいたしておる法案でありますし、しかも、公取委員長がお話をなさったからといって、お答えになったからといって、そのまま公取委員会がすべての責任を負うというような体制になっていない委員会でもありますから、やはり十分な審議をしておかなければならないわけであります。わずか三十分でありますから通りし遍の質問しかできないと思いますが、ひとつ真剣にまじめにお
○玉置委員 ついでにもう一つだけお伺いしまして参議院の方に行っていただこうと思います。 自由競争の原則の確保のためにやがて独禁法が出まして、それに集中するわけですが、片やまたある程度規制化、固定化していきます事業分野確保法をやるわけであります。これはおのずから法律の趣旨が違うわけでございますが、二足のわらじをはきながらわれわれは商工委員会でそれを審議することになるわけであります。こういう意味では、
○玉置委員 やがて数年後に、日本の産業の省資源、省エネルギー、そして海外にまで輸出ができ得るような産業にどのようなものが出てまいりますか、むずかしい困難な中でそういうものが生まれなければならないし、そのことを助長しなければならないと思うのですが、それまでの間は、企業としてはぜい肉を切りながら、その雇用を国が確保しながら、乏しい中でお互いにどのようにしんぼうするかということがこれからしばらくの間の日本
○玉置委員 私は、実は、ガソリンスタンド等々の規制につきまして、いろいろな陳情あるいは要請等々受けておるものですから、この問題について御質問を申し上げようと思ったのですでいたが、若干時間がございますので公取委員長においでいただきましたが、非常に御多忙ですのに急にお呼びしまして申しわけないです。 そこで、公取委員長には今後の経済情勢の推移をどのように御認識いただいておるか、その認識のほどを聞かせていただきたいというようなことでありまして
○玉置委員 それだけに、またぜひとも実現しないと経済の福田というようなことが言えぬようになりますからお気をつけて十分がんばっていただかなければならないと思うのですが、ついでにお伺いしますが、この間与野党の合意に基づきまして上乗せ三千億円の減税をまとめましたときに、不公正税制の是正につきましては次の予算編成時期に、野党の申し分もよく承っておりますので、十分しんしゃくして織り込みたいと思いますと、こういう
○玉置委員 私が心配いたしますのは、アメリカでカーター大統領とお話しになったときに、国内が冷え切っておって、そして結果として輸出のドライブがかかるだけじゃないだろうかというような形で物を言われますときに、かなり言い返しのむずかしい問題があるのじゃないだろうか、こう思うのです。私たちが田舎に帰りまして一つの機業地なら機業地を回ります。本当はもう構造的にある程度の数を設備廃棄をせざるを得ないわけです。ところが
○玉置委員 福田総理にお伺いしたいのですが、いろんないきさつを経まして、ようやく今明日の総括質問を終えられてアメリカにお行きになるわけであります。そこで、私思いますのは、新聞等等を見ますと、カーター大統領とともに世界の景気の浮揚、経済界の上昇と申しますか浮揚と申しますかということに一番お話の焦点が移るんじゃないだろうか。 〔委員長退席、細田委員長代理着席〕 したがって、そこにはわが国としても
○玉置分科員 そこで渡辺大臣にお伺いしたいのですが、どちらかといいますと難病対策のような傾向にあります、こういった原因不明であり、医療機関も統一した基準がまだできてないこういうものに対しましては、患者はもちろんのこと、父兄の御心配というものは本当にはかり知れないものがあるんじゃないだろうか、こう思います。つきましては、将来、児童福祉法の育成医療の立場からだけではなしに、なお若干の積み増した付き添いとかなんとか
○玉置分科員 この地は、近くに指定医療機関がございませんので、遠隔の舞鶴に行かなければならないというのが現状でございます。いまのお話のように治療方法が確定してないということになりますと、手術によるのかどうかは別にいたしまして、遠方から通院もしくは入院をしなければならないというのが現状であります。こういう次第でございますので、かなり費用も要するわけでありますが、現在行われておる児童福祉法による育成医療
○玉置分科員 厚生当局にお伺いしたいのですが、京都の丹後の一番奥の、日本海に面した網野町でございますが、一昨年来、その町を中心といたしまして、三角筋への筋肉注射が原因と思われますけれども、三角筋拘縮症の患者が多数発見されました。発見と同時に、町では京都府及び京都府医師会に協議しまして、特別検診並びに三ヵ月ごとの経過検診をすでに三回実施してこられたのでありますが、検診の都度新患者が発見されまして、現在
○玉置分科員 個別の相談を――実際問題としては個別の相談しか最後はないと思うのですけれども、あらかじめ全般の様相をあれいたしまして、地方の財務局等々も一緒に加えて、金融機関、その他、業界の代表と申しますとなんですが、あそこに丹工連、西陣織物工業組合等ございますから、そういうものとも全般的なあれもしてあげておかぬと、金融機関というのはなかなか期日が来てからでないと話ができぬ。期日が来てから行きますという
○玉置分科員 そこで、たとえば具体的な例を一つ挙げて御質問するのですが、民間の金融機関ですね、あそこにはあそこの地場の信用金庫がございますのは御承知と思います。そういう民間企業でお世話をいただいておるそういう既往の借入金の返済猶予もしくは繰り延べ等につきましても、通産当局が大蔵省とよく御相談をいただいて、そういう通牒なりあっせんをせなければ、私はちょっとこれは、政府系三公庫だけじゃなしに、むずかしい
○玉置分科員 私の質問しようとしたことも同僚議員からの重複が相当あるらしいので、できるだけ要領を得たもので質問したい、こう思うので、よろしくお願いします。 通産当局にお伺いしたいのですが、わが国の繊維産業は、別に西陣、丹後の絹織物の産地だけじゃなしに、紡績から化繊から、つまり川上から川下に至るまで、どの業界も季節的な一時的な不況というよりは、三年数ヵ月にわたる不況でございますので、全く構造的な不況
○玉置委員 ついでにお伺いしておきたいと思うのですが、日韓大陸だなの開発、これは御承知のとおり目下外務委員会で審議をしつつあります。それに関連いたします問題点でありますが、私は前にお伺いしたのでありますが、実際わが国の近海で入手し得るようなものは、採油可能な的確な場所ということになれば、日韓大陸だなの問題がそのうち一番確実じゃないだろうか、こういうふうに想定される。こういうことになりますと、この問題
○玉置委員 さらに、世界不況のために需要が落ちておるとは言いながら、こういう問題につきまして、将来のわが国の石油の需要をどのように安定的に確保するか、あわせて将来ともどのように石油の使用を節約するのかというような方向は常に考えておらなければならない問題じゃないだろうか、問題が非常にむずかしくなってからあわててするだけの問題じゃなしに、それの代替品の問題とか、あるいは精製元売業界にも問題があるのじゃないだろうかとか
○玉置委員 揮発油販売業法案の質問に当たりまして、まず最初に大臣にお伺いをしておきたいと思います。 世界経済の不況のために、石油の需給がある程度節約に努められたために、緩んでおりました。したがって、値上げ等の問題もさして大きく刺激を受けなかったわけでありますけれども、世界経済の回復とともに、不況の回復がだんだんと石油の需給をタイトにしていくのじゃないだろうか、こういう感じを持っております。そういう
○玉置委員 新聞で見ますと、せっかくそのもの自体では一番札を引きながら、そういった支払い諸条件とかいうようなもので最後には達成し得なかったというようなものも、いまの大臣の御答弁のようにいろいろな政治的な諸案件があるのだと思いますが、特に日本で何か考えなければいかぬような問題がございますか。
○玉置委員 いまのお話のように、一挙に百二十億ドル、本当に貿易の主たる大宗にもならんとしておるわけであります。そういうようなことは引き合い状況もしくは外国のそういう比率等々からお考えなすったのだと思いますが、特に一挙に百二十億ドルを達成し得るような根拠あるいは引き合いの状況ということについて、政府当局から、特別にこういうものが大きく進歩し得るというような心証を得られる諸要件がありましたらお聞かせいただきたい
○玉置委員 私は、造船産業の不況克服に関連いたしまして、プラント輸出の問題につきまして大臣の所見を承ってみたい、こう思います。 御案内のとおり、わが国の造船業が非常な不況に際会いたしまして、先般海造審ではこれに対する構造的な思い切った縮小政策を打ち出したのですが、私は、いままで日本の輸出の三本柱の一つを占めておった造船業が、必要やむを得ずとはいいながら、海造審の答申は若干消極的過ぎるのじゃないだろうか
○玉置委員 だから、今後、よろしいか、四時に帰りますぞというようなことをあらかじめ理事会で言うていただかぬと、何時から何時までは欠席をさせてもらいますという話では、残りはおっていただけるものだと思っておるし、きょうは五時までで終わります、こういう話でしたから、公取委員長なんか、あなたが特別発言されて、猛烈にハッスルして最後までおりますというようなことを言うておいてこのさまでは、こちらの質問の計画がありますから
○玉置委員 所管大臣で都合の悪い時間がこれだけだという通告がありましたら、当然おいでになるものだとわれわれ理解していいのじゃないだろうか。通産のエネルギー庁長官とか、あるいは農林省のだれはぜひ来ておいていただきたいというときには、それだけの要求はいたしますけれども、きょうのように、理事会では、経企庁長官は一時半から一時間だけは都合が悪うございます。それから公取委員長は、あなたがおっしゃったのは、何か
○玉置委員 先に委員長に申し上げておきます。 本日の理事会では、出席の大臣は、通産大臣はずっとおいでになる、経企庁長官は一時半から一時間か何か御用事がある、こういうことでありましたので、わざわざ出席の御要求をせないでも当然おられるものだ、こう私は思っておったのです。公取委員長も最後までおる、こういう話でありましたからそのつもりでおったのですが、どういうことになったのか、御返答をお願いいたします。
○玉置委員 通例、どの会社も同じでありますが、資本金の伸びというものはどうしても現在の物価の上がりについていけない。したがって、社債その他借入金等で賄っていくわけでありますが、どの程度の資本金の増並びに社債の増というようなものが工事を確保していくために一番割合としていいかというような御検討をなさったことがあるかどうか。
○玉置委員 そのうち、所要工事資金量をどのようにお考えになっておるか。しかもそのうち、在来の実績からすれば、開銀資金、いわゆる政府資金というようなものと社債等の割合はどのようになっておるか。
○玉置委員 社債特例法案につきまして若干の質問を行いたいと思います。 そこで、エネルギー庁長官にお伺いしますが、昭和六十年度までのエネルギーの需要の伸び、そのうち電力の需要の伸びをどのようにお考えになっておるか。
○玉置委員 時間の関係もありますので、大臣の答弁は省いていただきまして、次の質問に移りたいと思います。 それにいたしましても、私は海外の資源に頼る部分はパーセンテージをふやしていくことも否めない事実だと思います。そこで、いつも私が申しておりますように、いま不況で、一次産品の諸国がその鉱山の採掘と輸出に非常に期待を寄せておいでになるときこそ、世界的な買鉱、したがって貯鉱等々の将来の安定帯をつくっていくために
○玉置委員 そこで、拡大する海外の需要、しかも公害問題等々諸般の事情で、それがやがて海外に製錬所等も配置せざるを得なくなるような形もあり得ると思うのです。しかしながら、これも現在の国内の製錬所を全部移すというのじゃなしに、これから年々拡大していく需要の分を、適当な立地条件に合うところがあればと、こういう程度でないかということが現実的には考えられるわけです。 〔委員長退席、武藤(嘉)委員長代理着席
○玉置委員 大臣にお伺いしたいと思います。昨日当局からお伺いしたのでありますが、大臣の決意をこの際承っておきたい、こう思うのです。 一つは、きのうの表現をそのままいたしますと、昔は自分の国で掘っておりました鉱石を自分の国の優秀な技術で製錬をして需要を賄っておったわけでありますが、それがだんだんと拡大されて、海外に頼らざるを得なくなってきて、その数量も銅で九三%、あるいは鉛、亜鉛等々も七十数%を占める
○玉置委員 私が言おうと思うのは、石油でも同じでありますが、自主開発をしましても二十年後にはあなたの方に一切お渡ししますというぐらいなことを言わないと、五年目ぐらいにいかれてしまったり、十年目ぐらいに向こうの国有化にされたりするのじゃないだろうか。だから、資源のない日本が世界の民族のために寄与しようと思えば、日本の優秀な技術で非常に生活程度の低い国々を潤していくのだというようなつもりがないと、いままでのようなぶったくり
○玉置委員 二番目に申しました海外に依存しておりますものは、まず融資買鉱で一生懸命やったわけでありますが、それでもだめだというわけで、探鉱から始めようじゃないかということで事業団の改組を行ってやってきたわけでありますが、それでもだんだん不安定になってきたというのが現状だと思います。こういう意味では、今後安定供給ということを考えますときには、どうしてもいまの貯鉱もやらなければならぬし、いろいろな問題がありますが
○玉置委員 政務次官も大分退屈しておられるように思うから政務次官と、それから事業団の理事長、その他政府委員の方々に御質問申し上げたいと思います。 まず第一点としましては、わが国の金属の企業が、日本の経済の成長がここまで高くなかった当時は、せっかくの資源を掘削をいたしまして製錬をし、そしてわが国の需要にこたえておった。それが経済が急激に成長したものでありますので、どうしても海外資源に頼らざるを得なくなり
○玉置分科員 そこで、そのうちどのくらいの程度を、他人資本である主として銀行を利用して買ったものだと思っていいのかどうか。九割なのか九割五分なのか。
○玉置分科員 ある意味では安心をしたのですが、これは同じやってもらうにしろ、こういうばかげた方法で、だれも手のつけられぬようなやり方でよくもやったなと、ぼくは本当は、集まられたということが新聞に出ておりましたから、逆なでしに回りおったなと思ったりしておったのが現状でございましたが、長官のおっしゃるとおりであると思います。 ただ、当局にちょっとお伺いしたいのですが、河野さんにでもお伺いしましょうか。
○玉置分科員 まず、国土庁長官にお伺いをいたします。 先般、新聞の報ずるところによりますと、企業が買い上げておる未利用地を政府に買い上げてもらいたいというような法案の要綱をおつくりになった方がある。なお、経団連で財界の金融機関あるいは不動産業者等が集まりまして、同様な要求を政府にしようとしたというようなことを報じておりまして、長官は企業の救済に応ずるような気持ちはない、しかしながら国土の有効利用は
○玉置分科員 次に物価の問題でございますが、御苦労いただきまして、一けた台を達成しましたことは非常に感謝をせなければならないと思います。 さて、これからですが、なかなかことしいっぱいはいろいろな公共事業の値上げあるいは逆に景気が上向いてまいりますときには若干心理的な影響もありまして、少々の微熱が出るのはこれはやむを得ぬことだ、こう思いますが、そういう中で次の目標を達成になるのは並み大抵の仕事じゃないと
○玉置分科員 私は、たとえば予算の成立がおくれておる。それも四十日おくれておるとか、それなりのめどがつけば、これはまた民間でも動き方も計画の仕方もあると思うのですが、それがいつやらわからぬという形のところが一番心理的にはいらいらするような状況を呈しておったのじゃないか、こう思います。こういうことで、いまのお話もございますけれども、特に景気回復のうちの主柱にしておる一つである一番有力な公共事業の発注、
○玉置分科員 福田副総理にお伺いをしたいと思います。 私たちは今日まで予算の成立の一日も早からんことを本当はこいねがっておったわけでありますが、諸般の事情で今日のような事態になりました。そこで、ロッキード問題も徹底的に究明する、しかしながら一日も早く予算の成立を図ることが現下の重要な国民の御要請にこたえるゆえんである、こういう意味でこのような経過になったのであります。 そこで、まず第一番にお伺いしなければならぬのは
○玉置委員 そうすると、年間に直しますと約千億円弱になるわけでありますが、大蔵大臣にお伺いしたいのですが、一番金利の高かったときに、しかもそれは高度成長の一番よかったとき、そのときに莫大な運転資金その他が入ったやつが、このように今日の不況のときにその金利負担のために呻吟しておる。聞けば、金利負担が赤字の大体八割あるいは八割五分になっておる、赤字は資本金とほぼ同じである、こういうような非常な不況に悩んでおるわけでありますが
○玉置委員 最近の経済情勢につきまして、政府は、生産はある程度増加しておる、在庫は一時に比べて非常に減少基調にある、商品市況も活況を呈しておるなど、景気は順調に回復しているかのように説明をされておるのであります。特にアメリカの景気回復と、自動車、弱電機等の輸出の伸び、大型プラント輸出の受注の殺到などを見ますと、確かにわれわれも昨年度よりはやや上向いてきたような感じがすることは否めないと思います。しかしながら
○玉置委員 以上、冒頭に質問をいたしましたのは、私は今年度の二・六%経済成長等が諸般の事情でうまくいかなかった場合には、その上に算術的に足し算をするのではないだろうけれども、一つのカーブとして前進をしていく基底が、それがもしも二・六がゼロになるというような形になりますと、次に五十一年度の指向しておいでになります五・六%というものが、達成が危なくなるんじゃないだろうかというような懸念からいま申し上げたのであります
○玉置委員 続きまして消費者物価でございますけれども、五十年度末に一けただというので非常に努力をいただいておるわけでありますが、野菜異変その他なかなか思うに任せない要素も入ってまいります。東京都内等では一けたがあるいはむずかしいのじゃないかと思われておりますけれども、諸般の施策を講ずることによってこれを一けたに抑え得るかどうか、これもひとつ所見をお伺いしておきたいと思います。
○玉置委員 私は民社党を代表いたしまして、景気浮揚策についてまずお伺いを申し上げたいと思います。 政府は五十年度の経済成長は二・六%と見積もっておいでになりますけれども、地方における財政の逼迫によりまして、思うように公共事業が消化し得ていない。その他酒、たばこ等々の値上げを含めまして、二・六%が確実に達成できるかどうかということに若干の懸念を抱くものでありますが、どのようにお考えになりますか。福田副総理