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99件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1962-04-25 第40回国会 衆議院 内閣委員会 第32号

片山委員 ただ心のうちで尊重するだけでは足りないのでありまして、形の上にこれを現わさなくてはならない。一番よき表現であろうと思うのでありますが、形だけの答弁ではまことに不満足であります。  しからば、進んで、憲法調査会のことについて伺いたいと思います。よく総理は、憲法改正是か非かという問題につきましては、調査会結論を聞いた上で、国民の盛り上がりに相応じて、そのときに意見を述べるとか、あるいはそれから

片山哲

1962-04-25 第40回国会 衆議院 内閣委員会 第32号

片山委員 今までやっておったのを途中でやめて、しかも十周年だからというので、ほかの行事をやるのにもかかわらず、十五周年という重大な記念を行なうのにまことに適当せる回り合せになっておる際に、これを国民に対して単に休みの日であるというだけでは事足りないのであります。どうぞ総理大臣は九十九条を見てもらいたいのであります。それには、天皇以下国務大臣はもちろんのこと、憲法を擁護するだけではない、尊重するということを

片山哲

1962-04-25 第40回国会 衆議院 内閣委員会 第32号

片山委員 本日の議題でありまする防衛庁案件関連いたしまして、憲法問題について総理大臣質問いたしたい。  憲法問題は、今日のような国際緊張、東西が冷戦を続けておりまする状態の際においては、これに手をつけてはいけない、これをいじらない方がいい、国内治安安全のためにも、また平和維持のためにも、今日憲法に手をつけるべきではないという立場を私は持っておるのであります。従って、憲法はどこまでも擁護すべきものであるという

片山哲

1959-06-25 第32回国会 衆議院 本会議 第3号

片山哲君 私は、日本社会党を代表して、今行われました岸総理大臣所信表明に対して、主として安保条約改定問題と日中国交回復問題につきまして質問をいたしたいのであります。(拍手)  まず最初に、ただいま総理大臣所信表明冒頭において申し述べられましたる、選挙の結果国民の大きなる支持を得たという点と、いま一つは、その信頼にこたえるために内閣の改造と党人事の刷新をはかることとしたという点について、一つ

片山哲

1959-06-24 第32回国会 衆議院 本会議 第2号

片山哲君 私は、諸君の御同意を得まして、議員一同を代表し、故衆議院議員従二位勲一等芦田均君に対し、つつしんで哀悼の辞を申し述べたいのであります。(拍手)  芦田君は、去る六月二十日午後十時五十七分、病のために芝白金の自邸において逝去せられたのであります。  私は、芦田君とは大学時代の同級の友として、以後半世紀の長きにわたって親交を重ねて参り、また、かつて相ともに国政を担当したのでありまして、今この

片山哲

1958-10-27 第30回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号

片山委員 人民主権のもとにおける警察制度と旧憲法下における警察制度とは非常に違っておるのであります。これは申すまでもないことであります。すでにあなたの前の内閣におきまして、自治警察を廃止しまして、人民主権のもとにおける警察制度が後退をいたしました。中途半端なものになっておるのであります。現憲法下においての警察制度を根本的に調査をしないで、いかにあるべきか、地方分権的で進むべきであるか、自治警察制度

片山哲

1958-10-27 第30回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号

片山委員 ただいまのお話によりますと、公安委員会が一年余り研究して、その結論を見出してこういうことになったのであるというようなお話なんですが、政府においてはこれに関与しておったのですか、あるいはまた突如としてこれを——公安委員会研究を知らずして、その結論の報告を受けて、政府が今回出すようになったのでありますか、いかにもその出し方が唐突でありまして、これも本会議で問題となりましたが、あなたの施政方針

片山哲

1958-10-27 第30回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号

片山委員 私は、これより岸総理大臣に対しまして、本警職法と憲法関係質問いたしたいのであります。この両者は、きわめて密接な関係を持っておるのであります。何となれば、現行憲法国民主権憲法民主憲法と俗に言われておりますのは、国民主権憲法。こういう討議の際においては、はっきりそういう表現を用いた方がいいと思います。そうして近代的な様相に切りかわっておるのにもかかわらず、警察法は依然として国家主権

片山哲

1957-03-01 第26回国会 衆議院 予算委員会 第10号

片山委員 現在においては、自衛力を充実するために財政上無理をしたり、あるいは国民の犠牲を多く要求したりするということよりも、その前に、日本国際的な地位日本国際間における立場を有効にし、信用を拡大する仕事がなお多くあることを思うのであります。私は、その意味において、この安保条約などを締結する際に、憲法に違反しておるかどうかを調べなかったり、あるいは憲法に抵触するということについて国民意見を聞

片山哲

1957-03-01 第26回国会 衆議院 予算委員会 第10号

片山委員 ところで、いろいろの危機がわが日本に迫ってきておるのであります。これは、戦争危機のみならず、国際的な紛争の中に巻き込まれたり、あるいはまた利用せられたりする、これらの問題についてこれから伺いたいのであります。  まず第一の危険性は何にあるかと申しますならば、アメリカとの間で結ばれておりますいわゆる不平等条約日本防衛アメリカにたよっておるという事柄が、いろいろの観点から考えますと、

片山哲

1957-03-01 第26回国会 衆議院 予算委員会 第10号

片山委員 私は、ここに、岸首相の抱かれております平和に対する信念を聞きたいのであります。  現下世界政治の上で最も重要なる課題は、いかにして平和を達成するか、いかにして戦争を防止するか、これらに関して、責任地位にある首相の明らかなる信念を明示することが課題になってきておると思うのであります。わが国におきましても、戦後は、労働問題でありますとか、社会保障問題でありますとか、あるいは社会政策に関するいろいろなる

片山哲

1956-05-09 第24回国会 衆議院 法務委員会 第31号

片山委員 ここに議題となりました売春に係る処罰保安処分及び更生保護に関する法律案につきまして、その提案理由及び本法案の要点につき御説明申し上げます。  売春対策の問題ははなはだ重要な問題でありまして、立法の必要性につきましては、過去五回に及び売春等処罰法案政府または議員から国会に提出されたこと、及びそれらの法案提案理由説明中に述べられたことで十分に尽されていると存じますが、この際あらためて

片山哲

1956-03-20 第24回国会 衆議院 内閣委員会 第25号

片山委員 あなたはすぐ急迫不正の問題を持ってきたり正当防衛の問題を持って参りますけれども、それはあわて過ぎると思うのです。その前に日本国としてなすべき仕事がたくさんある。つまり急迫不正の状態をあらかじめ防がなくてはならなし、これを防止するための仕事があなたに課せられたる大きなる仕事である、こう考えますので、その問題についてはあらためてお伺いすることにいたしまして、この九条とあなたの忌めております三原則

片山哲

1956-03-20 第24回国会 衆議院 内閣委員会 第25号

片山委員 そうすると、勢いこの九条を慎重に読み直していかなくてはならないのであります。すなわちあなたは第一項は認めると本委員会において申し述べられたようであります。第二項の最初の一文字に「前項の目的を達するため、」とこう書いてあるのであります。これは別に字句に拘泥して、これを中心としてお尋ねするのではないが、第一項の目的というものは、日本国民は正義と秩序を基調といたしまして、世界の平和に貢献したい

片山哲

1956-03-20 第24回国会 衆議院 内閣委員会 第25号

片山委員 私は鳩山首相に対しまして本案についての総括的質問を行いたいのであります。憲法につきましての総理大臣としての見方、全体的な考えを聞こうと思うのでありますが、それはもちろん字句の解釈や法律論の細目にわたるものではなくして、憲法全体につきましての考え方、特に首相がすでに認められておるという憲法の三大原則について順次お尋ねいたしたいと思うのであります。  第一には第九条の見方であります。読み方と

片山哲

1955-12-16 第23回国会 衆議院 本会議 第11号

片山哲君 私は、ここに、重光外務大臣に対し不信任案を提出せんとするものであります。(拍手)  すなわち、  本院は、外務大臣重光葵君を信任せず。  右決議する。   〔拍手〕  以下、その理由を要約して申し述べたいと存じます。  第一は、重光外相は、戦争を放棄したる日本外交を新しき構想をもって立て直すの認識を欠き、依然として旧式なる官僚的武力外交に依存し、世界課題たる平和外交につきその識見なきは

片山哲

1955-03-26 第22回国会 衆議院 予算委員会 第3号

片山委員 しからばこれを改正しようというお考えを持っておると理解してよろしいと思うのですが、総選挙後においても、またあなたが第一次内閣を組織された直後におきましても、憲法改正ということについて、いろいろの御意見を発表されておった思うのであります。そこで、時間が限られでおりまするから要約して申したいのでありまするが、一体どう改正しようとしておるのか、全般的に改正しようとしておるのか、局部的に改正しようという

片山哲

1955-03-26 第22回国会 衆議院 予算委員会 第3号

片山委員 私は主として憲法問題を鳩山首相質問いたしたいのでありますが、これは鳩山首相の抱く平和に対する思想を伺うわけであります。従って現鳩山内閣平和外交政策、平和に対する外交基調とでもいうべき根本問題を伺うことになるのでありますが、これまた、国内においても国際関係におきましても、今日における平和運動は、この憲法を守り、憲法精神を擁護して行くというところに集約せられております関係上、具体的な問題

片山哲

1954-03-11 第19回国会 衆議院 本会議 第18号

片山哲君 本日この重要なるMSA協定問題に対する承認の件を上程するにあたりまして、責任者でありまする吉田首相の出席なきは実に不可解であります。(「その通り」、拍手ほんとうに誠意をもつてこれを国会に諮ろうとするならば、出席できなければ本日は延期をして、出席できるときに議事を開ぐべきであると思うのであります。(拍手)私は主として吉田首相に対して質問をいたしたいので、本日の質問事項は、私に対するのみならず

片山哲

1953-02-18 第15回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第2号

片山委員 ちよつとお尋ねしたいと思います。非常に詳細なお考えを漏らされましたが、あなたのお考えでは旭日章を五等級にわかつて与えたいというのは、大体政治活動をした人、あるいは主として官吏対象としてのことになるのではなかろうかと思うのですが、この旭日章対象は主として官吏であるかどうか。しこうして官吏の階級を五等級にわけることに御賛成になつておるのか。一般政治活動とか社会活動は、あとの褒賞とか、その

片山哲

1952-12-03 第15回国会 衆議院 予算委員会 第6号

片山委員 積極的な対策を聞きたいのです。具体的な民主政治確立についての対策及び国民民主教育についての対策国民精神についての対策、これらの具体的対策及び国民大衆の生活向上安定による国民経済の充実、こういう対策を伺いたいのでありますが、ただいまの総理大臣お答えでは、はなはだ抽象的で、やつておる、自由党としてもやつておる、こう言うだけで、はなはだ不満足であります。しかしこれは政策等関連をいたしておりますから

片山哲

1952-12-03 第15回国会 衆議院 予算委員会 第6号

片山委員 そうすると、大体これを分類いたしてみますと、財政的な見地から再軍備をしないし、まだ国民の輿論も上つて来ない、認識も深まつていない、そういう意味から時期尚早というふうに解釈されるのでありますが、これには幾多の疑問があると存ずるのであります。国民認識が深まつて来る、あるいは下から盛り上つて来たときにこれを考えて行こう、こういう考え方は、問題を国民に転嫁いたしている考え方であると思われるのであります

片山哲

1952-12-03 第15回国会 衆議院 予算委員会 第6号

片山委員 私は憲法問題、再軍備問題を中心といたしまして、主として総理大臣質問をいたしたいのであります。吉田総理大臣憲法を改正しない、再軍備をしないということを、明白にお答えになつておるのでありまするが、その根拠、その根底はどういうところにあるのであるか、その基礎的なお考えを聞きたいのであります。  今日伝えられておりまする憲法改正反対、再軍備反対意見はいろいろあるように聞いております。そのうちのどれに

片山哲

1948-12-23 第4回国会 衆議院 本会議 第21号

片山哲君 私はここに、野党提出吉田内閣不信任案説明いたしたいと思います。(拍手)しかしてこれは、政府彈劾せんとするものであります。(拍手)これはもちろん、憲法第六十九條による衆議院政府不信任意思表明であります。  過般の政変に際しましては、少数党たる民主自由党内閣の成立に対して多大の危惧を持つてつたのでありますが、かすに時日をもつてし、しばらくその施策を見るために、時局担当の衡に当ることにあえて

片山哲

1948-11-28 第3回国会 衆議院 本会議 第23号

片山哲君 私は、ただいま上程の平和会議促進懇請に関する決議案提出理由説明いたしたいと思います。  まず決議文案を朗読いたします。    平和会議促進懇請に関する決議   政治民主化経済再建を期するためには一日も早く対日平和会議開催が必要なことは自明の理である。   政府は、総司令部その他に対しこの際速かに対日平和会議開催が実現するよう懇請に努力すべきである。   右決議する。 こういう

片山哲

1948-11-25 第3回国会 衆議院 農林委員会 第9号

片山説明員 日程第一一について申し上げます。本請願につきましては農林当局といたしましてもその趣旨とはまつたく同感でありまして、楮については、その増産の必要を認め増殖のためその予算の増額を要求中であります。また漆に関しましては、加工藝品としての漆器の重要性にかんがみまして、昭和二十三年度から、生産地府縣に対しまして苗木の養成を委託して増産をはかつている次第であります。

片山哲

1948-02-03 第2回国会 衆議院 予算委員会 第4号

片山國務大臣 この〇・八の支出を、一月三十一日までに支拂いしなければならないということが前提條件になつておるのであります。どうしてもこれは支拂つて生活補給をいたしたい、こういうことが最大の要件であつたのでありますから、この財源を十分に組立てていかなければならない。こういう点におきまして大藏当局におきましても非常に努力いたしまして、この乏しき財源につきまして各方面の研究をいたしたのであります。メリヤス

片山哲

1948-02-03 第2回国会 衆議院 予算委員会 第4号

片山國務大臣 ただいま庄司君の仰せられましたことにつきましては、この前のお話によりまして、十分警告をいたしまして、そういう疑惑を受けたり、間違いのないようにしたいということを、よく話をいたしておいたのでありまするが、その後の進行状態につきましては、まだ私その経過をよく承知いたしておりませんので、その問題については、農林大臣あるいは農林政府委員の方からひとつ御答弁さすことにいたしたいと思います。

片山哲

1948-02-03 第2回国会 衆議院 予算委員会 第4号

片山國務大臣 庄司君のお述ベになりましたガンジー翁突然の訃音につきましては、まつたく同感でありまして、日本國民あげて哀悼の意を表さなれけばならないと考えておるのであります。私もその訃音を聞きまして、ただちに新聞通信によりまして、心からなる哀悼の意を表し、平和主義者を失つたこと、並びに暴力否定者暴力に倒れたことは、まことに悲しむべき出來事であるという意味の言葉を申し述べておるのでありまして、これは

片山哲

1948-02-02 第2回国会 衆議院 本会議 第13号

國務大臣片山哲君) 山崎君の國家治安維持に関する御熱心なる御議論については、まつたく同感であります。政府といたしましても、この問題を重要に考えまして、全力を盡して國家治安を維持したいと考えておるのでありますが、以下、少しく私の所信を申し述べまして、皆さんの御協力を仰がなければ、なかなか乗り切りに困難を感ずるという点を申し上げてみたいと思うのであります。但し、これは責任を轉嫁するという意味ではないのでありまして

片山哲

1948-01-31 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第2号

片山國務大臣 今ここで具体的にどういう場合にはどうというところまではちよつと申し上げることは無理かとも思いまするが、この前は、委員会要求がある場合においてはできるだけ資材を提供して委員会調査の便宜に供しなければならない、こういうふうに行部に徹底さしておつたのであります。それは反対諸君の方からこういう場合に出さなかつたというようなぐあいにお申し出くださいまするならば、それらをよく徹底せしむるようにいたしたいと

片山哲

1948-01-31 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第2号

片山國務大臣 私としては辻君の御注意の通りほんとうに公平にやつていくつもりでありまして、どの政党に特になたを揮うというような不公平なるやり方はいたさないつもりであります。いやしくも不正があつた場合はいかなる党派を問わず、その不正を追究する。こういう建前でありますから、特に政略的にこれを使うというようなことは一切いたさない考えであります。なおまた閣僚の懇談会等におきましてそういうことを正式に申し述べたことは

片山哲

1948-01-31 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第2号

片山國務大臣 ただいま委員長お尋ねになりました事項につきましては、前囘の隠退藏物資委員会においてもお答えいたしました通り政府根本方針は変つていないのでありまして、なお今囘発足されまする不正取引委員会につきましては一段と協力いたしたいと思つておるのであります。これによつてわが國の不正なる事実が政界より一掃されることは、心より望んでやまないところであり、政界明朗化を心より期待いたしておりまする

片山哲

1948-01-28 第2回国会 衆議院 本会議 第9号

國務大臣片山哲君) インフレ抑圧のためには全力を傾倒しなければならないのでありまして、私は決してその防遏政策がすでにその目的を達し終つておるとは言つていないのであります。全体の演説をお聽きになれば、よくわかると思うのであります。インフレを抑圧するためには、さらに積極的な増産計画を並べて立てていかなければならない。すでにその必要に迫られており、その時期が來つておる。昭和二十三年度をその増産の第一歩

片山哲

1948-01-28 第2回国会 衆議院 本会議 第9号

國務大臣片山哲君) 北君から、憲法を守るか、こういう御質問であります。第一回國会冒頭に申し上げました通り憲法は嚴守してまいりたい所存でありまして、また現に守つておるつもりであります。  第二の、現下危機を突破するために三派連立内閣を続けていくかどうか、こういう御質問でありますが、現内閣に與えられたる使命を十分果たすために、今日におきましては、三派連立内閣を一段と強化いたしまして、時局担当

片山哲

1948-01-27 第2回国会 参議院 本会議 第8号

國務大臣片山哲君) 深川君からいろいろ重要なる実際問題を提げられまして政府所信お尋ねになりましたので、総括的な問題をお答えいたしたいと思います。誠に國民生活の安定を図るということが政治の究極の目的であるという点においては同感でありまして、私も常にこれを考え、その方向に向つて努力いたしておるのであります。敗戰後の我が経済がすべてに関連をいたしまして、國民生活の発展と國家財政國家経済國家産業一連

片山哲

1948-01-27 第2回国会 参議院 本会議 第8号

國務大臣片山哲君) 鈴木君の御意見通り、現在の我が國の再建のためには、自主的な建前を取りまして、國民の総力を結集しなければならないと思うのであります。御承知の通り、今回の戰爭の被害が予想外に大きく、世界を挙げましてその回復に努力しつつあるのでありまするが、回復がなかなか困難でありまして、回復計画も亦予想外に遅れておるような状態は、世界各國の経驗しつつあるところであります。我が國におきましても、國民全部

片山哲

1948-01-27 第2回国会 参議院 本会議 第8号

國務大臣片山哲君) 細川君の第一の御質問は、政党政策重要性及びその実行方法について私の考えを聞かれたと思うのであります。政党政治の今日において、政党政策実行する團体であつて政策の実現に力を集中しなければならないということは御尤もであります。併しただ掲げておるだけではなかなか実行ができませんので、結局は数の力で議会にこれを現わすということでなければ実行ができないのであります。社会党の大会

片山哲