1972-06-12 第68回国会 参議院 運輸委員会公聴会 第1号
○公述人(池田博行君) お答えします。いま岡田先生が要約されたように、運賃と料金とのからみ合い、それから貨客の運賃のあり方の問題ということなんですが、これは先ほどから御指名がなかったのですが、六つぐらいのことをやっぱりちょっと述べさせていただきたいと思います。 当面の運賃の問題ですが、これも先ほどから申し上げたように、利用者負担制、あるいは受益者負担制、応報原則というようなことばが——どうもイロハ
○公述人(池田博行君) お答えします。いま岡田先生が要約されたように、運賃と料金とのからみ合い、それから貨客の運賃のあり方の問題ということなんですが、これは先ほどから御指名がなかったのですが、六つぐらいのことをやっぱりちょっと述べさせていただきたいと思います。 当面の運賃の問題ですが、これも先ほどから申し上げたように、利用者負担制、あるいは受益者負担制、応報原則というようなことばが——どうもイロハ
○公述人(池田博行君) ただいまの御質問ですが、ちょっと聞き漏らした点があるのですが、第一点は設備投資の内容の問題と理解してよろしゅうございますか。——この設備投資は、先ほどちょっと申し上げましたけれども、確かに国鉄が、これはもう明治以来と言っても差しつかえないと思うのですが、政府の出資がきわめて少ないいというのはすでに御存じだと思うのです。非常に下世話なたとえばかり引いて申しわけないですけれども、
○公述人(池田博行君) 専修大学の池田でございます。 本日は、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について私見を述べさせていただきたいと思うのです。 私は以上の二件の法律に対する反対の立場から意見を述べさせていただきたいと思うわけです。入る前にちょっと町のうわさをお知らせしておきますと、この二法案並びに健保その他の法案の国会通過後政府の首脳部の方々が有終の美
○公述人(池田博行君) いまの先生の御質問、一応二つぐらいに問題が分かれるのじゃないかと思いますが、もう一点だけあとでつけ加えますが、まず第一に赤字線の問題ですが、どうもいままでいろんな諸先生方の御意見を伺っていますと——名前を出して悪いですが、高橋先生もどうやら、それほど私どもと意見が食い違っているようには思えない印象を受けるわけですが、この赤字線の廃止の問題につきましては、よく私ども研究を、勉強
○公述人(池田博行君) いま先生からの御質問ですが、はなはだこれは申しわけないことで、私、国鉄経営そのものについてはかなり不勉強でございまして、十分なお答えを申し上げることが残念ながらできないのでございますけれども、いま先生がおっしゃった第一問のほうの最後におっしゃられました経営あるいは管理委員会ということをおっしゃいましたけれども、これはその組織のあり方はいろいろ技術的にも問題があると思うのですが
○公述人(池田博行君) 専修大学の池田でございます。 今日の国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案と日本国有鉄道財政再建促進特別措置法案について、不十分ながら多少の意見を申し上げたいと思うのでございます。 御承知のように、この二つの法案ともメダルの裏と表の関係にあるように感じておるわけでございます。この両法案を御提出になるまでの国鉄当局の方々の御苦労のほどはかねがね敬意を払っておりますし、御苦労のほどをお