1979-07-13 第87回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
○永原委員 まだこれからの調査になるでしょうけれども、トンネルの中のスプリンクラーの水圧が非常に低下してしまった、こういうような指摘がなされておりますけれども、実態はこれからの調べで結果は出るでしょうが、十分機能しなかった、こういうような批判があります。しかし、実際この道路構造令では、義務づけられた消防設備について検査をする、点検をやる、こういう必要があるだろうと思いますけれども、そういう点検は常時
○永原委員 まだこれからの調査になるでしょうけれども、トンネルの中のスプリンクラーの水圧が非常に低下してしまった、こういうような指摘がなされておりますけれども、実態はこれからの調べで結果は出るでしょうが、十分機能しなかった、こういうような批判があります。しかし、実際この道路構造令では、義務づけられた消防設備について検査をする、点検をやる、こういう必要があるだろうと思いますけれども、そういう点検は常時
○永原委員 最初に建設省に伺いますけれども、先ほど被害の状況とか発生の原因とか、もう質問がございました。いろいろ御苦労なさっているところがよくわかりますが、安全施設に関連しながら一、二伺ってみたいと思います。 消防設備については道路構造令に基づく道路トンネル技術基準、これを満たしている、こういうように承っております。火災報知器とかあるいはスプリンクラー、さらにテレビ配置等、いろいろ近代的な設備がなされておりますけれども
○永原委員 最初に、六月二十六日、七月二日の豪雨災害、きょうは理事会の方へ陳情もございました。被災県の惨状を思うときに、私どもも本当に身につまされるような気がいたします。ぜひ政府の善処方を要望しておきます。 きょう伺いたいのは東名高速道路日本坂トンネル事故に関連してでございますけれども、第一義的には交通安全の問題だろうと思います。しかし、大規模地震対策を考えるときに教訓としてなおざりにできない問題
○永原小委員 住宅公団というのは金融機関ではないと思いますけれども、住宅公団の分譲住宅などについて、これは元本が幾ら、利子が幾ら、また事務費とかあるいは引当金が幾らというように計算されて元利合計の根抵当権が設定されているようですけれども、こういうようなものについて銀行当局はどういうようにお考えになるでしょうか。 〔小委員長退席、佐藤(観)小委員長代理 着席〕
○永原小委員 いろいろお尋ねしたいことがありますけれども、特異なケースからまず最初に伺います。 担保の提供と根抵当権の設定のあり方についてですけれども、一般に市中銀行から金を借りる場合の担保は、元金を保証するためでしょうか、元利を保証するためでしょうか、どちらでしょうか。
○永原委員 懲戒処分の実態を伺いたいのです。 この一般試験合格者、特別試験、その他、こういうふうに分けたときに、この前二百四十一件の懲戒処分件数があるというように承りましたけれども、これをいまの分類で発生率を分けてみるとどういうようになっているでしょうか。
○永原委員 試験がむずかしければむずかしいほど今度は社会的な評価も高くなると思うのです。誇りを持ってやっていけると思いますので、私こういうような合格率であればあえて低いというような判定をすべきではないと思いますけれども、現在の税理士の実態は登録即入会ではありませんのでなかなかつかみにくいでしょうけれども、一般試験合格者と特別試験合格者、さらにその他公認会計士や弁護士でいろいろやっていらっしゃる方もありますので
○永原委員 税理士法の問題について、各界の意見をいろいろ取りまとめ、これだけの法案をつくられた労を多とします。 その中で、いろいろ意見が出ているようですけれども、特に一般試験受験者の合格率が非常に低い、二・六%というようなことを訴えているようですが、これは試験する側からの意見を聞かないとわかりませんので、試験する側から、こういう二・六%というのは一体どうお考えになるのか、そういう点を伺ってみたいと
○永原委員 ぜひ原子力発電所ごとの対応策というようなことについては指導を強化していただきたいと思います。 いま大臣がお話しになりましたように、やはりきめの細かい対応策が必要だという認識でございますけれども、これに関連しまして電源三法がいま地域のためにいろいろ役立っておるのは事実でございますが、まだ問題を含んでおると思うのです。電力需要の増加に対応して電源開発促進税収はふえてまいります。しかし、現実
○永原委員 いろいろ経緯をお話しいただきましてありがとうございました。 ただ、政府のいろいろな方針あるいは総理大臣の所信表明、こういうことで中央では済んでしまいますけれども、現実に原子力発電所をつくろうということになりますと、その仕事は全部自治体にかかってまいります。住民を説得し納得させる、こういうようなのが町村長の双肩にかかってきているわけです。結局、企業努力はもちろんのことですけれども、町村長
○永原委員 私は原子力発電所の問題を中心にしながら、数点伺ってみたいと思います。 この前の日米首脳会議で原子力問題がいろいろ論議され、共同声明に発表されておりますが、その中でも特に「両者は、原子炉の安全性及び信頼性を高めるため共同研究を拡大することにつき意見の一致をみた。」こう述べられております。意義のあることだと思います。総理大臣はさらに、「日本にとって原子力が石油に代わるエネルギーとして、短期的及
○永原小委員 物納しますと決算上、現金主義から見るとおかしくなってしまうのですけれども、どういうふうに処理なさっているのですか。
○永原小委員 このうちで土地の問題について特にしぼってみたいのですけれども、収納価額の評価はどういうようになさっているのでしょうか。
○永原小委員 時間が詰まっておりますので、なるべく簡単にお答えをいただきたいと思います。 相続税の物納制度に関連して、私ども資産のない者が言う必要はないかもしれませんけれども、何かちょっと矛盾を感ずるような点がありますので、一、二伺ってみたい。 一体ここ数年、物納というのは件数、金額あるいは地目別の面積、そういうものでどのくらいあるのでしょうか。
○永原委員 大蔵大臣がいらっしゃるので、大臣がじろっとごらんになると各省の方も遠慮なさいますから、本当に聞くだけ聞いておいていただきたいと思うのです。 建設省の方に伺いますけれども、報告書によりますと、伊豆半島南部から駿河湾内部に三メートルの大津波が起こる可能性が指摘されております。伊豆半島はもちろんですけれども、沼津から富士、この富士地区といいますと、ちょうど駿河湾の一番深いところ、奥になりますので
○永原委員 この点はぜひ推進していただきたいと思います。 基本計画が策定されるのはもう間もないと思いますけれども、この基本計画の線に沿って今度、自治体では強化計画をつくらなければなりません。防災事業もずっと推進しなければならなくなるわけです。きのうの災害対策特別委員会で、その財政措置についての訴えが非常に強く出ました。そういう中で中野国土庁長官が、立法も含めて考慮するような御返事をなさいましたけれども
○永原委員 先ほど来、来年度予算編成に臨む大蔵大臣のお考えを伺っておりました。こういう急がれる中で、ひとつ問題を提起してぜひ大蔵大臣の頭の中に入れておいていただきたい、こういう気持ちでお願い申し上げます。実は場所としてはここではなくて、災害対策特別委員会でやるべきかもしれません。しかし、問題が財政問題に及びますので、あえてこの場をかりて大蔵大臣の頭の中にぜひ入れておいていただきたい、こういうつもりで
○永原委員 非常に前向きな御答弁をいただいてありがとうございました。それからいま天災法の関係を申しましたけれども、自作農維持資金、これについても同じようにいろいろお考えをいただきたいと思います。ただ、この自作農維持資金については農家に非常な苦情があるのです。というのは、生活資金をいろいろ明細に書かなければならない。一体何に使うのだというようなことで、非常に厳しい要求がなされますので、農家の人の事務能力
○永原委員 いままでの場合と少しケースが違うものですから、本当に濃密な技術指導というものが必要だろうと思うのです。そういうものについてぜひお考えいただきたいと思います。農家の人は非常にシンプルに物を考える。いま審議官がお話しになりましたけれども、この暖冬に対して、私は新茶への影響は何かないか、こういうことを聞いておりました。そういうときに言っていたのです、一年間の気温なんというものは大体平均すればそう
○永原委員 長官、御苦労さまでございます。いよいよ最後になりまして、私がお伺いする内容は直接長官の御担当ではないかもしれません。しかし災害担当の大臣として、閣議では、ぜひ御理解賜りお口添えをお願いしたい、こういうことでしばらくお聞き取りをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 私が伺うのは茶の凍霜害の問題でございますが、午前中から静岡県の関係議員がるる訴えておりましたので、前向きの御答弁
○永原委員 ぜひ検討を進めていただきたい点であると思います。 先ほどからお話が出ていますけれども、七十歳未満の高額所得者、給与所得六百万以上の人に対して減額支給というような方法ですが、七十歳というのは一体どこから割り出された線でしょうか。それと給与に限定する意味。それから、これは申告制をとるのでしょうか。もしも申告がなされないでいたときに発見された場合、どういうように措置がされるのでしょうか。
○永原委員 報償的な意味では退職手当で解決できるのですけれども、あとの生活保障的な意味の年金はそれでは解決できないのではないかという気がするのです。この問題をもう少し掘り下げていきたいのですけれども、きょうは別の問題を先に取り上げたいと思います。 一応長期給付、短期給付両方あります。長期給付においては上限で打ち切られている、しかし短期給付においても同じように打ち切られている。これは相互扶助的な観点
○永原委員 国家公務員の共済制度ですけれども、現職の間の賃金格差は、退職後の年金時代に入れば、これは生活保障という観点から相当縮められていかなければならないと思うのですけれども、いかがでしょうか。何か恩給時代には退職手当がなかった、ただ恩給法上はそういう退職手当的な考え方も含めた支給になっていたのではないかと思うのですけれども、それが共済制度になってもやはり引き続いて上厚下薄というような支給になっているのではないかという
○永原稔君 私は、新自由クラブを代表して、総理から御報告がありました日米首脳会談並びに国連貿易開発会議に関連し、また、御答弁にも触れながら若干の質問をいたしたいと思います。 総理は、日米経済関係が極度に緊張した情勢のもとでカーター大統領との会談に臨まれたわけで、その成果については内外の関心も強く、また総理御自身の真価を問われる会談であったと申しても過言ではありません。 最近、日米首脳会談が頻繁に
○永原委員 今度の改定で最高価格が平均して二一%アップ、それに対して一・三倍までの範囲で暫定最高価格が設定されるということになりますと結局、今度のこの法律で認められる枠は一・五七倍アップ、そこまで最高限度が引き上げられるというようなかっこうになろうと思います。ということになると、なぜそれを最高価格にしておかなかったのか。この法律をひょっと見ていきますと、最高価格が決められ、基準最高価格という言葉が出
○永原委員 定価法の第二条の七項、一・三倍の制限枠、これがきのういろいろ御質問がありましたけれども、もう一度伺ってみたいのです。 何か三〇%、赤字国債のときにも三〇%というような数字が一つの枠として制限されていた。大蔵省は三〇%が大変お好きなように考えられますけれども、一体この三〇%にした理由というのがどこにあるのか、もう一度お伺いしたいと思います。三〇%という値上げの中で、現実的にこれだけ何回も
○永原委員 昨日来いろいろ質疑が続いていますので、重複する面が出てくるかもしれませんが、観点を変えながら伺ってみたいと思います。 まず、製造たばこ定価法の一部改正ですが、三条関係です。 これは公社サイドに立っていろいろ見てまいりますと、現実的には小売定価の改定について緩和措置をとりあるいは弾力化をするということは必要だと考えられます。しかし財政法三条の観点から検討してみますと、きのうからの説明である
○永原委員 いま内需の拡大ということを非常に強調されて、またその線に沿っていかなければならないということはわかるわけです。大臣のいろいろな所信表明を拝見しまして、内需を中心に安定した成長への道を着実に歩むに至っているというようにおっしゃっていらしゃいますけれども、マクロ的に見て上を向いて歩こうという時代ではなくなった、ミクロ的に足元を見詰めていかなければならないような時代になってきたと思うのです。そういうときに
○永原委員 なおこの貯蓄性向を高めようとするような運動がなされておりますけれども、二月一日からは貯蓄増強推進運動、こういうのが展開されております。これは日銀の方で事務局を担当している推進本部が通知を出しますので、これはお上の命を受けて都道府県では、それぞれ役所の前にたれ幕まで張って推進運動をやっているわけですけれども、こういうものを本当に内需の拡大という観点で見た場合に、どういうように受け取っていいのかなと
○永原委員 大分遅くなりましたので、簡単にお答えをいただきたいと思います。 貯蓄性向と内需の拡大、いま日本の貯蓄性向が非常に高いと言われておりますけれども、これは喜ぶべき現象かどうか、大臣はどうお考えでしょうか。
○永原委員 少しずつお考えが変わってきて、これは情勢の変化に対応する施策の変更だと思いますので了解できます。 そういう中で、来年度予算のことですが、先ほどから各委員から御質問が出ておりまして、大臣のお話を承っておりますと、経済計画もまだ確立してない、予算編成も進行過程、大臣のお心が揺れ動いている、そういうふうに御答弁を承っていたわけですけれども、こういう中で、先ほど歳入歳出とも従来にも増して厳しく
○永原委員 五十三年度の予算編成に当たって特に強調されたのは、目標として七%の経済成長、また経常収支六十億ドルというような数字が示され、それを達成する手段として公共事業の拡大とか構造不況対策の充実、内需の拡大、そういうことが主張されております。九月の補正予算で補完措置をして、七%を維持するんだというようなことで政府は一生懸命おやりになったわけですけれども、大臣の最初のいろいろなごあいさつの中で、公共事業
○永原委員 新自由クラブの永原でございます。よろしくお願いいたします。 先ほど大臣のいろいろなお話を承りまして、まだ抱負経綸という段階には行っていないと思いますので、その点については後日また所信表明なり何なりお聞かせいただいて質問したいと思いますが、当面の問題として私はここで、五十二年の通常国会で予算の修正権をめぐって三権分立論が非常に熱烈に闘わされたことを思い起こします。これは行政府の独立というような
○永原小委員 先ほど長官が、必要経費も給与所得控除で十分見てある、こういうようにお話しになりました。ガラス張りという中で、それが十分でないという気持ちでトーゴーサンというような言葉が出てくるわけでありますけれども、それに付随して、国民の心にすぐ浮かぶのが医師の必要経費七二%という問題だと思うのです。この不公平税制というとすぐ取り上げられるのが医師の税制ですけれども、これは二十九年、社会保険診療報酬が
○永原小委員 税務当局では当然のお答えだと思いますけれども、やはり庶民感情としてこういう言葉が出てくるということをわきまえて、いろいろお調べいただきたいと思うのです。 今度、一般消費税という増税が考えられている。そういう中で、内需の拡大ということが非常に求められていながら、消費者の気持ちを冷やしているという現実が片方あるわけです。そして片方では、いま言ったような不公平感というのが現に多くの人の心に
○永原小委員 少し通告と順序を逆にして御質問をしたいと思いますけれども、不公平税制感を国民は非常に心に抱いていると思います。そういう中で、特に三千万を超えるサラリーマンの人たちの中に巣くっている不公平感は、クロヨンとかトーゴーサンとかいう言葉で代表されているように思われますけれども、こういうような問題について、主税局はどういうようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか。
○永原委員 いろいろデータのお話が出ましたけれども、土地の異常隆起の統計、これは去年ですかおととしですかの予知シンポジウムで出ていたと思いますが、過去五十年、水準測量によって前兆と見られる隆起が九回あったというように聞いております。その間に被害地震が七十回、異常降起が先行した例は被害地震の一二、三%であった、こういうように聞いております。また本震が起こる前の前震、これは有力な予知の手がかりでしょうけれども
○永原委員 たとえば東海地域については、この八月に起こってもおかしくないような状況にすでになっているのだというようなお話もこの前伺ったのですけれども、それほどエネルギーがたまっているとすれば、予備的現象というのは何か起こるのじゃないでしょうか。
○永原委員 大分時間が過ぎましたので、簡単に 一、二点伺いたいと思います。 先ほど茂木先生のお話を承っておりまして、予備的破壊と主破壊の問題それから中国における経験依存のいろいろな測量、こういうようなことについてもう少し基礎的な研究が必要だというお話も承りながら、笠原先生の文章を思い出しました。あの中で、予知の着眼点として、第一は地殻のひずみの状態が限界にあるかどうかを知る、これが一つの着眼点であり
○永原委員 今度の予算で三千億の二年もの発行ということが計画されていますけれども、二年、三年、五年、十年、こういうふうにだんだん短中期をふやしていく傾向にあります。 この前の三年ものの発行のときの応募者利回りが五年ものと比較して非常に有利になったというような様子を見、三年ものはああいう入札制度でやって、五年、十年ものへの影響はどうなるだろうか、こういうところが懸念されますけれども、この点についてはどうお
○永原委員 いまお話しのように、市況にいろいろ影響を与えながらもいままでは順調にきたということですが、これからの消化促進について特別に何かお考えでしょうか。
○永原委員 最後になりまして大分お疲れだと思いますので、なるべく能率的に短時間で切り上げたいと思います。 最初に、国債の発行状況について伺いたいと思います。五十三年度、十一兆二千八百五十億、もうかなり消化が進んでいると思いますけれども、順調に進んでいるかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 〔委員長退席、綿貫委員長代理着席〕
○永原委員 私はまだ政策問題に触れたいのです。結局GNP七%の成長、これが本当に正しい政策であったのか、そういうようなものに誤りがあったのではないか、こういう気がしてしようがないのです。というのは、財政主導型ということで予算が編成されてまいりました。しかもその内容は公共事業、その公共事業は一〇〇%建設公債、こういうようなことでずっと貫かれてきております。いま七%の経済成長が非常に困難になった、そういうことで
○永原委員 先ほど来のお話、私は単純な意味でもう一回伺いたいと思います。 先ほどからいろいろ出ていますけれども、税調の中期答申にもありますように、財政の不均衡、それを是正するという考えが非常に強く打ち出されております。適正な経済成長のもとにおける自然増収のみではもう解決できない、そういう状況にあることを主張し、また、歳出の削減とかあるいは不公平税制の是正、これは前提として必要だけれども、それのみでは
○永原委員 昨年のお答えと余り変わったところが見受けられないのですけれども、昨年のお答えの中で、たとえば信用金庫の問題を取り上げていらっしゃいます。経費率が平均で三%だけれども、結局上下にそれぞれ一%ぐらいのばらつきがある、非常に効率の悪い金融機関もあるわけで、こういうところに対して、資金効率化の推進あるいは金利の引き下げという過程において合併とか提携とか、そういうようなこともあり得ると考えておりますということをお
○永原委員 大臣もあの亡きおっしゃっていますように、最近の金融緩和の過程において、金融機関の利ざやは急速に縮小し、本年三月期の全国銀行の預貸金利利ざやは戦後初めてのマイナスを記録するに至りました。こういうような状況になってきておりますけれども、この逆ざやになった原因というのは、経営が悪いのか、あるいは国の金利政策、その影響なのか。何かそういうようなことで考えてみますと、三月に〇・七五さらに引き下げて
○永原委員 昨年七月十九日に全国銀行大会で坊大臣が、新金融効率化構想をお述べになりました。それに関連していろいろ徳田局長の御意見を伺ったのですが、去る六月六日の全国銀行大会においても、同じような構想のもとで村山大臣がごあいさつをなさっておりますし、政府におきましても、行政面、制度面から新しい金融効率化の展開のための環境づくりに尽力してまいるというような考えを述べていらっしゃいます。 確かに高度経済成長時代
○永原委員 その点はぜひよろしく御指導をいただきたいと思います。 先ほど広沢委員からの御質問もございました。それぞれの機関における災害対策本部の設置に大分ずれがございます。こういうずれを見ましても、本当に横の連絡というのが十分だろうかというような気がしてならないのです。防災計画でいろいろな措置をなさっていましても、現実ああいうとっさの非常の事態に際会した場合になかなか連絡がうまくいかない、その事情
○永原委員 いまお答えがありましたように、二町にまたがる地域であったというようなこと、こういうのはやはり対策法においては協議会のようなものをつくっていかなければならない、そういう措置になっているわけです。四十六年十二月に現実に南地獄谷で地すべりが起こっている。そのときもやはり白田切川に流入してきている。そういう現実があるわけです。やはり二町にわたっているわけでしょう。こういうものについて放置して、御指導
○永原委員 最後になりまして、大分問題が重複しますので、整理しながら御質問させていただきたいと思います。 私も現地視察に参加さしていただいた一員でございます。あの大量の土石流に一驚し、また十三名の方々の御冥福を祈ったのでございますけれども、その中で思い起こされたのが災害対策基本法であり、地すべり等防止法であり、また急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律、そういうものでございました。法律は確かにでき
○永原委員 先ほど来、各委員から質問が集中しております。大蔵大臣も、まず試行してみて、今後の推移を見るというようなお答えがございました。しかし、ここで言われている七・一%、あるいは五十万円、さらに高校三年、大学四年、こういうようなものを、いまこの場で伸ばすあるいは縮減するというようなことは、大臣お考えになれませんか。
○永原委員 もうすでに農協あたりは定款変更まで考えて、これを受けるんだというような気持ちでやっておりますので、そういうようなところについても、店舗の数などはっきり把握して、地域的な配分ということを考えなければならないと思いますが、それについては、今後の問題ということに理解してよろしゅうございますか。
○永原委員 この法律の第四条第一項には、「金融機関に対し、業務の一部を委託する」。現在代理業務をやっておるのは八百四十二行と聞いておりますけれども、大臣は、一体どのくらいの金融機関に認可を与えようとなさっているのか、その腹づもりを承りたいと思います。
○永原委員 私は、新自由クラブを代表して、大規模地震対策特別措置法案について賛成の討論を行いたいと存じます。 国民の生命財産を守ることは公共団体のよって立つ使命であり、政治の要諦であります。いま科学者が現代科学の粋を集めて研究に没頭し、人間の力ではいかんともなしがたい地震の発生について、特にマグニチュード八程度の大規模地震の発生の予知について、確度の高い自信を持ち得る段階に達したことは喜びにたえないところであります