2014-05-15 第186回国会 参議院 内閣委員会 第14号
○参考人(永井良三君) これは先ほど私の資料で二十五ページ目に、PDCAサイクルということをお話しいたしました。単に開発するだけではなくて、必ず評価を受ける、検証を受ける、そして新たな課題を抽出するということ。この四番目のところがやはり非常に重要でありまして、だらだらと研究は続けない。あるいは、現に今行われている様々な治療法、検査法にしても本当に意味があるかどうかということを常に検証しないといけないということであります
○参考人(永井良三君) これは先ほど私の資料で二十五ページ目に、PDCAサイクルということをお話しいたしました。単に開発するだけではなくて、必ず評価を受ける、検証を受ける、そして新たな課題を抽出するということ。この四番目のところがやはり非常に重要でありまして、だらだらと研究は続けない。あるいは、現に今行われている様々な治療法、検査法にしても本当に意味があるかどうかということを常に検証しないといけないということであります
○参考人(永井良三君) 大変難しい御質問ですけれども、こうした医療の実用化、開発研究というのは非常に広範囲にわたる要素が関係してまいります。ただ成果を積めばいいというわけではないんだということをやはりまず考えておく必要がありまして、また時代によっても変わるわけです。明治時代はかなり開発研究をやっていたわけです。三十年前は日本は基礎研究ただ乗り論ということで非常に国際的にも批判を受けていたわけですから
○参考人(永井良三君) 自治医科大学の永井でございます。本日はこの機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 私は、新たな医療分野の研究開発体制への期待ということでお話をさせていただきます。 現在、日本が実用化研究が遅れていると言われておりますけれども、しかし考えてみますと、三十年ほど前は実用化研究ばかりで基礎研究ただ乗り論というのがあったわけです。こうした実用化と基礎研究というのは時代