1959-12-08 第33回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第14号
○水谷参考人 ただいま御紹介いただきました、私が桑名市長の水谷昇であります。 今次伊勢湾台風における被害地域の救済と復旧のため、さきに二十七に及ぶ法律案を御審議、御可決いただき、災害対策の万全を期されましたことは、地先市長といたしましてまことに感謝にたえません。この機会に厚く御礼を申し上げる次第であります。 去る十一月五日開催されました本委員会におきまして、御報告申し上げました通り、桑名市は、堤防仮締
○水谷参考人 ただいま御紹介いただきました、私が桑名市長の水谷昇であります。 今次伊勢湾台風における被害地域の救済と復旧のため、さきに二十七に及ぶ法律案を御審議、御可決いただき、災害対策の万全を期されましたことは、地先市長といたしましてまことに感謝にたえません。この機会に厚く御礼を申し上げる次第であります。 去る十一月五日開催されました本委員会におきまして、御報告申し上げました通り、桑名市は、堤防仮締
○水谷参考人 桑名市長の水谷昇でございます。今次伊勢湾台風における被害地域の救済と復旧のため、これが関係諸案件を連日にわたり御審議いただいておりますことは、地元市長といたしまして、まことに感謝の至りであります。つきましては、この災害の特異性をより深く御認識いただき、御審議の上に反映していただく資料にもと存じまして、以下御説明とお願いを申し上げます。 まず気象状況でありますが、去る九月二十六日午後七時三十七分
○水谷(昇)委員 もう一つ山本さんと矢田さんにお伺いしたいのでありますが、この教員組合の政治活動は、私も山本先生と同じように、日教組が政治活動をどんなふうにやつているかということははつきりわからない。世間で言うている点を申しますと、日教組は会員から月々会費でありますか徴収して、それの一部を政治活動にも使つているように聞くのでありますが、これは事実かどうか知りません。そういうことや、あるいは選挙にあたりまして
○水谷(昇)委員 山本先生にお伺いしたいのでありますが、本案が実施せられますと、教員は国家公務員になるが、教員の諸君は国家公務員になるのをきらつておるようでありまして、これを私ども慎重審議してきめなければならぬのでありますから、教員の政治活動の批判については慎重にわれわれは考えなければならぬと思います。そこで先ほど山本先生からは、教員の組合が政治活動をしてはならぬとも言えない、政治活動をしてもいいんじやないかというような
○水谷(昇)委員 私の質問とちよつとそれているのでありますが、私はその根本を聞いておるので、根本を間違えてもらうと、とんでもないことになるということを申し上げたのであります。同様に教育委員会の問題でも、この教育委員会を実施するにあたつての根本的な基礎になる考え方を、田中君はどういうふうにお考えになつておるのか。さきに坂田君が御質問申し上げた点も、そういう趣旨なのだと私は考えます。これをはつきりしておかないと
○水谷(昇)委員 それでは私の質問に適切な答弁にはならないのでありまして、私の申し上げるのは、田中君の言うたことだけをそのまま聞き流しますと、日本の国の学者やあるいは教育者やあるいは日本の国民が、まつたく見識がなく、また自主性もなくアメリカの言いなりほうだいになつたとか、あるいはアメリカから押しつけられたとか、こういうようになつてしまつてはまことに遺憾であるし、また事実と違うから、その点を田中君からはつきり
○水谷(昇)委員 関連して田中委員にちよつとお尋ねしたいのでありますが、坂田委員からの質問に対する田中委員の御答弁のうちに、占領行政の是正についてお話があつたのであります。そのお話を聞いておりますと、六・三制の新しい学制度の実施に関しまして、日本がアメリカからこれを押しつけられて非常に困つた。しかし今日はどうにか設備もできたというふうにお話になつたと承つておるのでありますが、その通りに私がこれを聞き
○水谷(昇)委員 その当時文教部長をしていた屋良氏等の御案内によりまして、私は沖繩島全島ほとんど飛び歩きまして、小学校や中学校あるいは各種の団体等に顔を出して、いろいろの陳情なり意見なりを聞き、また視察をしたのでありますが、ただいま屋良氏から、いろいろ御報告になつた通りであります。私の行つたときには、校舎のごときは終戦後三〇%ぐらいに復興をしておつたのでありますが、一昨年の二月から今日までまる二箇年
○水谷(昇)委員 私は一昨年二月に政府を代表して沖繩に行つたことがあるのでありますが、そのときに屋良朝苗君はどういう職にあつたのですか、一応参考に伺いたい。
○水谷(昇)委員 ただいまの大臣の御答弁によつてはつきりしたと思いますが、大学の分校等の統合とか、あるいは分離の問題は、大臣の権限にあつて、これは大学がかつてにやれるものではない、こういうことははつきりしたと思うが、その点をひとつ認識をしておいてもらいたいと思います。
○水谷(昇)委員 これは大学設置審議会に諮問をして、その答申によつて大臣が意思決定をして、それを各大学に通牒するということになれば、統合の問題あるいは分離の問題は大臣にその責任、権限がある。そうでなければ、大臣が通牒を出しても、各大学はそれに従わないでもいいということになると思います。もし大学の教授会あるいは評議員会がそれに反対の意思を表明して、実行しないというようなことになつて来たら、たいへんなことになると
○水谷(昇)委員 ただいまの経費の点についての説明は伺つたのでありますが、この月光菩薩の首切りの問題について、新聞紙上等でいろいろ議論せられておるようでありますが、そのいきさつについてひとつ御説明を願いたいと思います。
○水谷(昇)委員 簡単なことをちよつとお尋ねしたいのですが、番号にしますと初めから九番目です。公立文教施設整備、それの(3)のところですが、公立学校給食施設整備費補助というものは、これは認められなかつたのですか、全然ないのですか。それから、給食費について一応説明していただきたいのです。それは、本日PTAの、この給食に関係の代表の人の全国の会合があるようでありますから、一応承つておきたいのであります。
○水谷(昇)委員 この国立国会図書館減員苦情処理規程というのですが、この苦情処理という名前がどうもおもしろくないと思うのです。どういう意味でこの苦情処理という名前をおつけになつたのか。その意味あるいは経過、事情をひとつ御説明願いたい。
○水谷(昇)委員 ちよつと意見になるかわからぬですが、この問題は全国にはたくさん例がありますので、十分愼重審議しなければならぬと思います。要するに、地元の側におきましては、現在あるものでありますから、それを廃校にするとか、移転するとかいうことは、まつたく好まない。そこで非常な熱意を持つて存置方を極方請願し、あるいは陳情をしておるか。こうである。文部省の方は第九特別委員会というものを開いて、大学の統合
○水谷(昇)委員 ただいま議決いたしました若林議員提出の修正案とこれを除く原案、すなわち義務教育費国庫負担法案に関して、附帯決議を付する動議を提出いたします。まず附帯決議案をお示しいたします。 義務教育費国庫負担法案に対する修正案に関する附帯決議案 一、教職員給与費の国庫負担額の最高限度を政令で定める場合には、その限度の基礎は、原案の趣旨を尊重し、少くとも各都道府県のその年度の実積を下
○水谷(昇)委員 これも若林委員からもう質問せられて御答弁がありまして、大体御意思はよくわかつたので、重ねて聞く必要はないと思いますから、ただ私は希望だけ述べておきたいと思うのであります。文化財保護の任務の重要件に照して、文化財保護委員会という行政委員会をして、その行政上の責任を負わしめておるということは、大臣も御説明になつておるのであります。そこで、今回の政府全般を通ずる行政機構の改革にあたりましても
○水谷(昇)委員 それでは、荻田政府委員のこの間の発言の一部を読んでみますと「先ほども申し上げましたように、この義務教育の水準を維持するのにつきましては、一体何かその理想とする水準なのか、これがはつきりと法律でもつて示されることが先決問題だと考えるのであります。そういたしませずに、いたずらに経費の面だけにとらわれることは決して義務教育を向上させるゆえんでない。ことにわれわれはそれは反対なのでありますが
○水谷(昇)委員 今あなたに質問してもぐあいが悪いでしようけれども、この前のときに、速記録のことで問題になつたのであります。きよう荻田君が出席せられるならばともかく、出席せられないであなたが代表して見えるならば、速記録を読み直して、自分の言つたことにあやまちがあれば訂正するというのですから、荻田君がまじめな人ならば、何かあなたにおことずけがあつて、ここで訂正をせられるということが当然だろうと、私は考
○水谷(昇)委員 この間にちよつと御質問申し上げて、御注意申し上げたのでありますが、その後速記録をお読みになりましたか。今日は荻田氏が見えていないのですが、速記録を見て、もしそういうことを言うたならば取消すというお話でありましたが、速記録を御研究になつたのかどうか、お尋ねいたします。
○水谷(昇)委員 意味はその意味であつたかもわかりませんが、いたずらに予算が増額されるようにこの法案はできておるということを一方的に言われることは、提案者からいうて、非常に不穏当だと思う。だから、あなたがそれを取消す意思があればいいが、取消さないということならば、私は論議したいと思う。なお岡野国務大臣も、これを提案するまでは反対の意見も述べていたが、提案をした以上は、国会の審議にまつてその決議に従うのだということを
○水谷(昇)委員 そこで荻田さんにお尋ねしたいのでありますが、いたずらなるというように批評せられるが、議員の提案した議案に対して、批評がましい発言をされるということは、はなはだ不穏当だと私は考える。そこで、そのいたずらということ、あるいは不当だというようなことを、十分あなたから説明していただいて、なるほどそうだと納得が行けばわれわれも承知しますが、そうでなかつたら、それを取消してもらいたいと思います
○水谷(昇)委員 議事進行上必要ですから関連して……。ただいま浦口君の質問に対して、荻田局長の答弁の中に、この法案は基本が十分示してない、そこでいたずらに予算を増額させるものであるということを言われたのでありますが、私は提案者の一員として、今まで質問はしていないのでありますが、念のため一つ聞いておきたいのは、これは初め文部省が立案をしたものであつて、それを文部省なり、あるいはまた大蔵省、地財委でそれぞれたびたび
○水谷(昇)委員 文化財の重要性にかんがみまして、これを判断する人が、三人よりは五人おつて判断をした方が、得心が行くと私は考えられる。それから、五人を三人に減らしても、簡素化という点については、そんなに大して費用が減るわけでもなし、二人を減らしたがために、一般からこの保護委員に対する信用を失うようなことが多いことになると、非常なマイナスになるということが考えられるので、こういうような点を十分考慮して
○水谷(昇)委員 ただいま御説明もありましたが、財界方面との関係も考慮して、その面から委員を選定した。そういうふうに選定して、過去において、そういう委員の方が入つたがために非常に都合がよかつたというようなことがありましたら、ひとつ具体的にお話を願いたいと思います。また建築方面の専門の方がいないから、そういう人も必要だ、こういうふうになつて来ると、その他の委員の方は、他の面において専門の知識を持つて見
○水谷(昇)委員 若林委員から、さきに御質問がありましたが、その御答弁等に、まだ要領を得ぬところがありますので、私からも重ねてお尋ねしたいと思います。 文化財保護法の一部を改正する法律案に対しまして、文部大臣が提案の理由を説明しておるのでありますが、それによりますと「文化財保護法は、文化財保護の重要なる使命にかんがみまして昭和二十五年第七国会において国会みずからの御発案によつて通過成立したものでありますが
○水谷(昇)委員 文部省におきましては、国定教科書をつくろうというかたい御決心があつたように聞いているのでありますが、その後一部の反対によりまして、何だかそれが立消えになつたような感があるのであります。このごろ文部省でいろいろ立案して、それが実現できないうちに、一部の反対があると、その計画が立消えになるような傾向が非常に多いと思います。これははなはだ遺憾なことでありまして、その計画を、強行するということは
○水谷(昇)委員 ただいま渡部君から、国定教科書の話が出ておつたのでありますが、この検定教科書の続々出ることは、まことにけつこうだと思います。しかし、検定教科書の方は値段が非常に高くなるので、父兄の側に非常に学資の負担が増大をして参つたので、これは全国的に困つている問題であります。そこで国定教科書というものも一つつくつて、そうしてこの世間の人々に訴える、検定教科書と比較対照して好きなものを使わせるということにすれば
○水谷(昇)委員 ちよつと議事進行について。この図書館の運営の問題あるいは将来の計画については、さらに委員の方でも御質問申し上げて伺いたい点がたくさんあるのでありますから、近いうちにもう一回委員会を開いてもらいたいと思います。本日は出席議員も非常に少いので、この次の委員会でさらに出席を促してやつたらよかろうと思うのであります。但し当局の方でこの現在をお急ぎになるのならば、きようこれを決議してもいい、
○水谷(昇)委員 上野図書館の方の、日曜開館賃金として二十二万三千六百円というのは別で、七十五万円の中に入つていないわけですね。
○水谷(昇)委員 日曜開館は私どもの希望するところが実現するので、まことに喜ばしいのであります。これを見ますと、上野の図書館だけに日曜開館をやるのですか、本館の方ではやらないのですか、それをお伺いいたします。
○水谷政府委員 御説の事件につきましては、はなはだ遺憾に存じておる次第でありますが、その内容に至つては、ただいまのところではつぶさに承知いたしませんので、大臣が答弁いたしましたように、今後におきましてその全貌が明らかになり、責任がそれぞれにあることがわかりますれば、善処したいと考えております。 なおこの事件によりまして目下給食は万潰漏のないように注意をしてやつておりますが、実際の問題につきましては
○水谷政府委員 ただいま私から御答弁申し上げたと同一でありまして、今後において一層努力をして案現したいと考えております。 —————————————
○水谷政府委員 ただいまの御請願の趣旨に対しましては、文部省といたしましてもさようにいたしたい考えで尽力をしているのでありますが、ただいまのところただちにそれを爽現することは困難であります。将来これが案現には十分考慮もし努力もしたいと考えております。
○水谷政府委員 ただいまの御請願の趣旨に対しましては、文部当局といたしましても同感であります。従つて、これが実現に苦心をいたしておりますが、ただいまの見通しといたしましては、来年度の国庫の負担は非常に至難であります。しかしながら、せつかくこうして続けて参つたのでありますから、何らかの方法で補助の道があくように、またその直接の負担ができない場合は、これをあつせんするに対しての費用を獲得したいと考えておる
○水谷政府委員 もう一回お答えいたしますが、中等教育というのは中学校と高等学校の教育である。高等教育というのは、大学の教育ということになつておるのでありますから、この点御了承いただきたいと思います。それからなお、こういう点から高等学校に対する文部省の認識、あるいは態度が低くなるのではないかいうようなお話でありますが、そういうことは全然ありません。その給与におきましても、高教組等の主張せられる点は十分了承
○水谷政府委員 高等学校ということは入つておりませんが、初等中等教育局が所管しておるのでありまして、具体的に名前が出ておらぬだけであります。それから教諭、教授の名称につきましては、ただいまのところでは、大学は教授、高等学校以下は教諭、こういうことになつております。