1963-06-06 第43回国会 衆議院 法務委員会 第20号
○森長参考人 お答えいたします。それは埼玉県で農業をやっておる方でありまして、衆議院議員の鈴木義男氏と非常に懇意な方、また今村さんとも懇意な方と聞いております。私も何度かお会いはしております。
○森長参考人 お答えいたします。それは埼玉県で農業をやっておる方でありまして、衆議院議員の鈴木義男氏と非常に懇意な方、また今村さんとも懇意な方と聞いております。私も何度かお会いはしております。
○森長参考人 お答えいたします。今村氏はただいまの手紙のほかに、その後死ぬまでに三重県の崎久保誓一に対しても同様のことを言い、また坂本清馬氏に対しても同様のことを言っておるのであります。そこで私たちは、今村氏の言う平沼氏のざんげした録音の存在というものを一応確信したのであります。また衆議院議員の鈴木義男氏も、今村氏から直接生前そのことを聞いておられるようであります。そしてその録音をとった人は捜査検事
○森長参考人 ただいまの神崎さんのお話を受けて、私はまず最初に明治四十四年一月十八日に判決があってから再審請求に至るまでの経過、それから再審請求から今日に至るまでの経過、外面的な経過をごく簡単にかいつまんで申し上げます。 死刑が執行されたことは神崎さんのお話にありましたが、十九日に無期に減刑された十二名の人のうち、五名はそれぞれ監獄で首をつったり、気違いになったり、病気になったりして死んでおります
○参考人(森長英三郎君) 暴力団と警察との結びつきについては私も聞いております。しかし、具体的に調査をしておりませんので、ここで確定的には申し上げません。しかしただいま亀田委員の申されたように、警察の方で取締りをサボっておる。そしていろいろのその暴力事件を起しておるのではないかということは、私も同様に考えるのであります。ただ、暴力団の中にも大きいのと小さいのとありまして、大きいほど結びつきが強いように
○参考人(森長英三郎君) ただいまの御意見に対しては、私は賛成であります。ただ、暴力団の定義というものを非常に乱用されないように、厳密に書かなければならないと思います。たとえば、江木法相が第五十一帝国議会で、暴力行為取締法について、こういうものに適用するのだと言われておる、そういうのは若干参考になると思います。たとえば、そこで言われておることは、繰り返して申しますと、暴行・脅迫をその団員がなすことを
○参考人(森長英三郎君) 私は労働法を研究しており、また、多年労働問題に関する各種の事件に関与してきたという経験者の立場から、意見を申し上げたいと思います。 今回の刑法並びに刑事訴訟法の改正案の問題点は、非常に多岐にわたっていると思いますが、私は今言ったような立場から、これが労働運動との関連において、特に考えるべき点を申し上げたいと思います。 そこで、まず、今度の改正案の各条文を、ここに掲げられたような
○公述人(森長英三郎君) 私は終戰後の各地における労働爭議に伴う民事、刑事の裁判事件に弁護士として関與しておるものでありまして、その経驗に基いて、今度の労働法規改正案が果して適当なものであるか、或いは改惡であるかという点について、簡單に、率直に、又公正に私の意見を申上げたいと思います。 我々法律の実務家としては、先ず第一番に目に付くのは第一條第二項であります。この第一條第二項は改正案においては、現行法