2006-02-14 第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
○森田参考人 CAPのプログラムについては、皆さんのお手元に「サクセスストーリー」という資料がありまして、その一番最初を見ていただきますと、トップですけれども、これは、朝日新聞の全国版に、あれら一連の事件が起きて間もなく、十二月十四日に出た投稿です。この高校生の子供は、小学校三年生のときといいますから、もう何年も、六、七年前にCAPのプログラムを受けていた。それ以来は受けていなかったんだけれども、そのときに
○森田参考人 CAPのプログラムについては、皆さんのお手元に「サクセスストーリー」という資料がありまして、その一番最初を見ていただきますと、トップですけれども、これは、朝日新聞の全国版に、あれら一連の事件が起きて間もなく、十二月十四日に出た投稿です。この高校生の子供は、小学校三年生のときといいますから、もう何年も、六、七年前にCAPのプログラムを受けていた。それ以来は受けていなかったんだけれども、そのときに
○森田参考人 警察庁の動きに対して私自身がどういう意見を持っているかということは、私はアメリカで長年、性虐待の、性暴力の問題にかかわってきましたために、再犯者をどうするのかということに関しては大変ペシミスティックです。 さまざまなことが行われてきました。いろいろなことが本当にこの三十年間試みられてきたにもかかわらず、例えばミーガン法など皆さん御存じだと思います、それでもそれをすり抜けて、大変多くの
○森田参考人 皆さんのお手元にレジュメが渡っていると思います。「あらゆる暴力から子どもを守る視点を」というものと、それから「サクセスストーリー」、この二つが私の方が提出している資料です。 あらゆる暴力から子供を守ろう、そういう仕事を私はアメリカと日本でしてきて、ことしでちょうど二十五年になります。子供に対する、女性に対するさまざまな暴力にどう対応するのか、それにかかわる人たちへの研修とカリキュラム
○参考人(森田ゆり君) 法律として今回の児童虐待防止法は割と、早期発見、通告、そして緊急介入ということをかなり中心にしているんですね。それももちろん重要ですけれども、私は、一番重要なのは予防だと思っているんですね。だから、予防の視点は絶対忘れないでいきたいし、今ある法律にはもっともっと予防という、最も経済的に安上がりで、そして最も実りのある、先ほど宮本さんもおっしゃられましたけれども、それを取り入れていくという
○参考人(森田ゆり君) ドメスティック・バイオレンスの被害を受けた人のPTSDということですね。 児童虐待防止法にどんなふうに取り入れていったらいいのか、ちょっと私まだ分かりません。ただ、一つ言えることは、たとえドメスティック・バイオレンスの家庭の中で子どもに暴力が及んでいなかったとしても、それはもう心理的虐待のかなりひどいものなんだという認識をまず持っていってもらいたい。それは、実際のケースに当
○参考人(森田ゆり君) 森田です。私のレジュメがありますので、是非見てください。 最初に、私がどんなことをしているのかということをちょっとお話しすることで、どういう現場の人たちの意見を私は代弁しているのかということを分かっていただけるかなと思います。 私は、児童虐待とかドメスティック・バイオレンスあるいは人権と多様性社会、こういった問題にかかわる専門職の研修プログラムを開発、作成しまして、それを
○森田参考人 私、正確に質問の趣旨がわかったかどうか、ちょっと戸惑っているのですけれども、私自身は、昨年成立した動物愛護法ですか、本当に何も知らないんですね。新聞報道だけで、あそこでその後に書いた、ちょっと笑い話みたいなことでつけ加えただけのことなんです。 御質問は、遅過ぎた、手おくれになり過ぎたということですか。——手おくれというか、私のこの二十年間虐待の問題にかかわってきたその経験と、その中で
○森田参考人 ですから、法的な文章としてどういうふうに書けるか、もしこういうことでしたら、傷害を残すような体罰、それからケースワークの場面では、二つのクライテリアというのですか、二つのことを考えていきます。一つは回数ですね。一回だけだったのか、その回数と、それから、あざが残っているのか、傷害が起きたのか、血が流れたのか、切れたのかという、この二つです。 この二つの兼ね合いの中で、これは虐待なのか、
○森田参考人 皆さん、おはようございます。 超党派の議員の方々が子供の虐待を防止するための立法を検討されているということを知りまして、私は大変に感動しました。そして、大きな大きな期待をかけている現場の人たちがたくさんいるのだということを、まずこの委員会のメンバーの方たちにお伝えしたいと思います。 私は、そういう虐待問題の現場にいる者の一人です。私たちが今この立法の動きにかけている期待というのは、