1979-12-06 第90回国会 参議院 逓信委員会 第1号
○参考人(板野學君) はい。 そういうことでございましたので、私どもといたしましては、大体七%から八%のような総資本利益率を得るということを考えておったわけでございまするが、先ほど監理官から御説明もありましたように、ことしは相当の利益が伸びてきた、上半期に。そういうことでございまするので、私どもは最初からこの料金を下げないということではなしに、下げるについては相当前途の見通しをつけてそうして下げなきゃならぬ
○参考人(板野學君) はい。 そういうことでございましたので、私どもといたしましては、大体七%から八%のような総資本利益率を得るということを考えておったわけでございまするが、先ほど監理官から御説明もありましたように、ことしは相当の利益が伸びてきた、上半期に。そういうことでございまするので、私どもは最初からこの料金を下げないということではなしに、下げるについては相当前途の見通しをつけてそうして下げなきゃならぬ
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 KDDのその適正な利潤がどういうことであるかということにつきまして私どもはかねがね検討を続けておりまして、昨年、大体総資本利益率を見るのが一番妥当ではないか、こういうようなことを外部のある学者先生にも相談をいたしましてつくり上げたわけでございます。それによりますと、大体六%から八%の間、これは外国のいろんな例もございまするけれども、その辺がひとつ適正なところではあるまいかと
○参考人(板野學君) 一言申し上げたいことがございますので、お許しをいただきたいと思います。 本日は、参議院逓信委員会に私、出席をさしていただきまして、一言おわびを申し上げ、かついろいろ御説明を申し上げるような機会を得ましたことを、大変ありがたく感謝をいたす次第でございます。 先般の成田関税問題につきまして、大変不幸な、不祥なる事件が起きまして、私どもの、昔の私の会社のKDDのみならず、その職員三名
○板野参考人 お答え申し上げます。 先ほどもちょっと申し上げましたように、五十二年度というのは、いわゆる為替変動によりまする差益があるのじゃないか、差益があるのならこの差益を料金の値下げによってやればいいのじゃないか、こういう問題が非常に大きく問題として浮かび上がってきました。それからまた専用線の問題でございまするけれども、専用線の料金につきましては、私どもは、いわゆる電話級の専用線につきましては
○板野参考人 このたび、私の在任中に起きました関税法違反の問題その他の問題につきまして、私はこの機会をかりまして、本当に私の監督が不十分でございますし、また部下の訓育が不十分でございまして、まことに私は申しわけない。国民にいろいろな疑惑を持たせ、また世間をお騒がせいたしましたことにつきまして心から私は今回おわびを申し上げたいと思います。また、こういう機会をお与えいただきました当逓信委員会の委員長初め
○板野参考人 私からお答えいたす前に、ちょっと私おわびの言葉を申し上げたいと思いますけれども、よろしゅうございましょうか。
○参考人(板野學君) お答えいたします。 私ども、この成田で容疑を受けております二人の者が、どれだけの品物を持ち込み、どういう容疑であるかということにつきましては、いま大蔵省の御当局からお話がありましたけれども、私の方はその全貌について実際よくつかんでおりません。しかし、そういうものがあるいはあるのか、あるいはそういう品目であるのか、あるいはそういう金額であるのかということにつきましては、目下調査
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 大体社長室の仕事というものは、私の記憶する限りは社長の直轄でありましたけれども、途中副社長一人の時代がありまして、その副社長が慣習的に社長室の事務を扱ってきた、こういうことでございます。その後、副社長が二名になりまして、一名は技術、一名は事務関係の人、こういうことでございますので、この社長室の仕事は本来から言えば事務関係の副社長のもとに第一次統括をするということが
○参考人(板野學君) 私は参考人の板野でございます。 私が、先ほどKDDの社長からの御報告にもありましたように、モスクワ・オリンピックの協議のため出張いたしました際に、それに伴いまする随行員、また、他の一名が成田税関におきまして、いろいろの大蔵省当局の御説明にもありましたように、関税法関係につきまして疑義があるということになりまして、このようなまことに不祥な事件を起こしましたことにつきまして、前社長
○参考人(板野學君) はい、わかりました。 それでは、大体そういうことで需要の拡大を私どもはどんどん図っていきたいと、こういうふうに考えております。 それから、これからのいろんな対応策でございまするが、私どもはこういうことでだんだん利用構造が変わりまするというと、収入減につながるという部分が非常に多いのでございまするので、これからより一層の経営の合理化を図っていきたい。それから需要の喚起はただいま
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 ただいま前田先生おっしゃいましたように、近年特に国際電気通信の技術革新が非常に早く、かつ非常に大幅でございまして、このような関係からいたしまして、国際通信の需要構造に大きな変革がもたらされつつあるわけでございます。このような状況につきましてひとつ御報告を申し上げたいと思います。 まず需要構造の変革ということでございまするが、私ども国際通信を始めました初期
○参考人(板野學君) 当委員会の委員長並びに委員の諸先生方におかれましては、平素から国際電気通信事業に対しまして格段の御理解、御支援を賜り、また、本日は当社の事業の概況につきまして御説明申し上げる機会をお与え下さいましてまことにありがたく、厚く御礼申し上げます。 さて、当社は、昭和二十八年の創業以来、満二十六年を経過いたしました。この間、わが国の経済、社会の国際化、情報化を背景として、国際通信事業
○板野参考人 御承知のように、先ほど申し上げましたように、コンピューターと通信とが結びついたことの、この結びつくいろいろなやり方につきましては、やはりアメリカに一日の長があったのじゃないかと思います。特に、ソフトの面においてはそういうことが考えられます。 それと、もう一つは、これを実際の面に応用しいくとか使うとか、そういう機会が日本よりアメリカの方がちょっと多かったのではないかというように私どもは
○板野参考人 お答え申し上げます。 ただいま鈴木先生がおっしゃいましたように、この会社設立の趣旨は、戦後荒廃に帰した国際電気通信事業をできるだけ早く復興させて、さらにその上に日本の平和国家建設、貿易立国に役立つような通信事業の発展を期さなければならないという趣旨でございまして、それがためには会社ができるだけ機動力を発揮して、柔軟な姿勢をもって対処しなさいという御趣旨でございます。 私ども、過去二十四年間
○板野参考人 当委員会の委員長並びに委員の諸先生方におかれましては、平素から国際電気通信事業に対しまして格別の御理解と御支援を賜り、また、本日は当社の事業概況につきましてご報告申し上げる機会をお与えいただきましてまことにありがたく、厚く御礼申し上げます。 さて、当社は本年四月一日に創業二十五周年を迎えました。顧みますと、昭和二十七年第十三回国会におきまして当委員会を中心に審議の結果国際電信電話株式会社法
○参考人(板野學君) この五、六年のことを申しますと、ただいまの局舎にも相当余裕がございまするので、それはもう十分いまの局舎でやっていける、また大手町等もございまするのでやっていけるというように考えておりまするけれども、将来、長い十年、十五年ということになりますると、これは国際通信の動向等も十分にらみ合わせないというとこれが必要であるかどうかという判断ができませんものですから、私どもはそういう長期にわたるひとつ
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 私どもの新宿局舎の隣地の問題につきましては、東京都の方から私どもの方にこれを買ってほしいという申し出がございました。元来、私どもがあの土地を取得する当時、一筆の土地をなしておりまして、全体で五千二百坪、約一万五千平方メートルでございますか、そういうことでございまして、東京都の方といたしましても、前から一筆の土地をこれを二つに分けたと、これは国際電電の事情
○参考人(板野學君) 当委員会の委員長並びに委員の諸先生方におかれましては、平素から国際電気通信事業に対しまして格別の御理解と御支援を賜り、また本日は、当社の事業概況につきまして御報告を申し上げる機会をお与えいただきましてまことにありがたく、厚く御礼申し上げます。 さて、当社は本年四月一日、創業二十五周年を迎えました。顧みますると、昭和二十七年第十三回国会におきまして当委員会を中心に審議の結果、国際電信電話株式会社法
○板野参考人 お答え申し上げます。 ただいま大臣のお話のとおりに、私どもといたしましても、先生の御指摘のとおりに、ただいまわりあい良好な経営成績を上げております。こういう点につきましては、今後郵政省、大臣の御指導を受けまして、料金問題につきましてもいろいろ検討いたしたいと思います。 ただいま先生が御指摘になりましたように、いまのドルと円の換算におきましては、そういうようなバランスが崩れておるということはもちろん
○板野参考人 冒頭からいろいろ申し上げましたように、私どもといたしましては、婦人労働者の母体保護ということにつきましては非常に大切なことですから、これからも誠意を持ってやっていきたい、こう思います。不幸にいたしまして、私どものオペレーターという業務につきまして、労働基準局から認定を受けるようなそういう人たちが出たということにつきまして、私ども大変遺憾に思います。これは加害者、被害者というような刑法上
○板野参考人 お答え申し上げます。 冒頭に申し上げましたように、先生のただいま言われました婦人の保護という点につきましては、私どもまことに同感でございまして、そういう意味で、この電話の業務、それから看護婦さんの例がございましたけれども、特別に深夜勤務が認められておることにつきましては、これは従来のいろいろな慣行等もあったろうと思いますが、私どもはそういう労働基準法の精神、それから一般的人間といたしましても
○板野参考人 私から概括的にまずお答え申し上げまして、いろいろ詳細な部分につきましては、担当の井上取締役が参っておりますので、それから御説明をさせたいと思います。 まず、先ほど先生がおっしゃいましたように、私どもKDDの事業におきまして電話事業の占める地位というものが非常に大きい、かつこれが一般国民の方々に非常な利便を提供しておる、こういうことにつきましては、私どもこの事業が電話事業——特にこの電話事業
○板野参考人 そのとおりでございます。
○板野参考人 お答えいたします。 日台間の通信につきましては、現在非常に数量が多うございまして、電話につきましては、韓国、米国次いで第三位でございます。また、テレックス等は第七位でございますが、電報は第四位に位しておるというように、非常に通信量が多うございます。 一方、日台間の通信は、ただいま衛星回線だけでこれを行っておる、こういう状況でございまして、通信上、衛星にいろんな故障があるとか支障がありますればもう
○板野参考人 当委員会の委員長並びに委員の諸先生方におかれましては、平素より国際電気通信事業に格別の御理解と御支援を賜り、また、本日は、当社の事業概況を御説明申し上げる機会をお与えくださいまして厚く御礼申し上げます。 当社は、昭和二十八年の創業以来、満二十四年を経過しましたが、おかげをもちまして社業も順調に伸展し、今日では、世界のいずれの国と比較いたしましても決して遜色のない国際電気通信サービスを
○参考人(板野學君) それでは、ただいま大変先生からありがたいお言葉を賜ったわけでございますが、私どもといたしましては、さらにこの私どもに課せられました国際電気通信のサービス向上ということに向けまして渾身の努力を払っていきたいと思います。 私から、五十二年度の事業の策定につきまして特に留意いたしました点につきまして申し上げまして、その内容等につきましては担当の役員からお話を申し上げたいと思います。
○参考人(板野學君) ただいま案納先生のおっしゃいましたことはまことにごもっともでございまして、私どもも、この料金を収納するということがやはり経営の基本的な一つのもとになるわけでございまするので、せっかく国会におかれましても滞納者に対するそういうような措置もしていただいたわけでございまするから、もともとその基本でありまするこの料金を収納するために、ひとつ一生懸命努力するという体制と、そうして気持ち、
○参考人(板野學君) 当委員会の委員長並びに委員の諸先生方におかれましては、平素より国際電気通信事業に格別の御理解と御支援を賜り、また、本日は、当社の事業概況を御説明申し上げる機会をお与えくださいまして.厚く御礼を申し上げます。 当社は、昭和二十八年の創業以来、満二十四年を経過しましたが、おかげをもちまして社業も順調に伸展し、今日では、世界のいずれの国と比較いたしましても決して遜色のない国際電気通信
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 私ども、この通信の需要、その需要の数字というものがこれが実は直接に私どもの収入に関係をしてくるのでございまするので、ただいま先生のおっしゃいましたようにかなり非常に確実性を帯びたようないろんな要素をこれに織り込んだ次第でございます。 たとえて申しますと、電話なんかは度数では一七%程度実際は伸びておりますけれども、これは昭和四十八年から五十年度でございまするけれども
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 すでに先生も御承知のように、今日では低成長下でございまして、その低成長下におきまする安定成長ということをひとつぜひ私どものこの企業としては考えたい、またこのような方針でまいりたい、こういうぐあいに考えておる次第でございまして、国際通信の需要の動向につきましても、私どもはそのような観点からいろいろな要素を総合いたしまして、この数字を出したわけでございます。
○参考人(板野學君) 本日、当委員会におかれましては、貴重な時間をお割きいただき、国際電信電話株式会社の事業概況につきまして、御説明申し上げる機会をおつくりくださいましたことは、まことに感謝にたえません。 また、当委員会の委員長並びに委員の諸先生方におかれましては、平素、国際電気通信事業につきまして格別の御配意と御支援を賜り、まことにありがたく、この機会を拝借いたしまして厚く御礼申し上げます。
○板野参考人 お答え申し上げます。 ただいま先生がおっしゃいましたように、東京、大阪等を含めまして、通信の安全と確実を図るということが私どもにとりましてきわめて大切なことと存じております。したがいまして、電話のことにつきましては、東京の二局と大阪の電話局と密接に関連をいたしまして、通信の需要に応じていく、非常事態にも応じていくということが非常に大切だ、これも御指摘のとおりでございます。したがいまして
○板野参考人 ただいまの久保先生の御指摘はまことにごもっともでございまして、私どもといたしましてもひとつ今後の計画と実績がなるべくそういう大きな違いのないように、相手国との間におきまして通信の需要なり回線の設定等につきましても十分に打ち合わせをいたしまして、慎重にこの計画を実行に移していく、計画と実行の間にそう大きな幅のないような努力を真剣に今後続けたいと存じております。
○板野参考人 国際電信電話の事業概況を御報告申し上げますに先立ちまして、一言ごあいさつを申し述べさしていただきたいと思います。 私は、去る五月三十日に開催されました当社の取締役会におきまして、取締役社長に選任されました板野でございます。何とぞよろしく御指導賜りますようにお願い申し上げます。 本日、当委員会におかれましては、まことに貴重な時間をお割きいただき、国際電信電話株式会社の事業概況につきまして
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 最初、今回、取締役会長を置いたということにつきまして御説明申し上げます。 すでに御承知のように、私どもの会社の定款によって会長を置くことができることとなっておりまして、先ほど森先生からもお話がございましたように、過去二回にわたってこれを置いたこともございます。 今回は、私どもの会社の事業が先ほども御説明申し上げましたように非常に発展をいたしまして、資本金
○参考人(板野學君) 御説明申し上げます。 去る五月三十日の株主総会並びに引き続き行われました取締役会におきまして、新しく取締役会長に古池信三、取締役社長に板野學、取締役副社長に増田元一、常務取締役にはそれぞれ木村光臣、有竹秀一、米田輝雄、大島信太郎、小池五雄、この常務取締役のうち木村光臣は技師長とし、技術を総括調整をいたす、こういう新しい任務を持つことに相なりました。 取締役につきましては古橋好夫
○参考人(板野學君) 国際電信電話株式会社の事業概況を御報告するに先立ちまして、一言ごあいさつを述べさせていただきたいと思います。 私は、去る五月三十日に開催されました当社の取締役会におきまして、取締役社長に選任されました板野學でございます。何とぞよろしく御指導を賜りますようお願い申し上げます。 本日、当委員会におかれましては、まことに貴重な時間をお割きいただき、国際電信電話株式会社の事業概況につきまして
○参考人(板野學君) お答えいたします。 昨年、御質問になりました事項につきまして私どもが答弁いたしました点をあらためてまたよく調査いたしますけれども、私どもといたしましては、これは最初から新宿と大手町というものはもう併用の方針でいくということをかねて考えておるわけでございまして、この点につきましては郵政省のほうにも十分御了解のもとに、また郵政省のほうもせっかくああいう場所に、ただいま非常に便利がいいと
○参考人(板野學君) それでは、私から、ただいま先生から御質問がございましたこの日中の海底ケーブルにつきまする第一回、第二回、第三回の会合におきまする協議あるいは打ち合わせの内容につきまして御説明を申し上げたいと思います。 すでに御承知のように、昨年の五月、日本国の郵政省と中華人民共和国との間に日中間海底ケーブルの建設に関する基本的な取りきめが行なわれたわけでございます。この取りきめにおきまして、
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 第一点の東京会議の模様でございまするが、すでに御承知のとおり、三年ぐらい前から、シドニー会談その他を経まして、東京会議で大体の会談の締めくくりに近いひとつ相談をするということになりまして行なわれたわけでございますが、その中におきまする一番おもな点は、この第二太平洋ケーブル——米本土−ハワイ、ハワイ−グァム、グァムから沖繩、この各区間につきましてどのような
○板野参考人 お答え申し上げます。 大体総額は五百四十億見当になっております。そのうちKDDの分担額は百四十三億、総建設費の二四・七%に当たる次第でございます。
○板野参考人 お答え申し上げます。 ただいま先生のおっしゃいましたように、米本土-ハワイを通りまして、グアム-沖繩までを第二太平洋ケーブルと、こういうふうに呼んでおる次第でございます。
○板野参考人 お答え申し上げます。 昨年の十一月にこの新太平洋ケーブルに関します会合がハワイで開催いたされまして、それで大体関係の事業者の同意を得まして、仮調印をいたした次第でございますが、KDDにおきましては、郵政省の認可を得まして、昨年の十二月の末に協定締結のための手続を終了いたしております。またオーストラリアの逓信委員会につきましては、今年の三月末に認可を得ましたと、そういう通知を受けておりますが
○板野参考人 お答え申し上げます。 この総額の建設費につきましては、分担比率、いわゆる回線の使用、それから未使用回線の分担のやり方、こういう比率がきまっておりますので、値上がりいたしました分につきましては、関係の当事者におきまして分担をするということになる次第でございます。
○板野参考人 お答え申し上げます。 二年前のシドニー会談におきましては、ただいま先生がおっしゃいましたような総建設費と、それからKDDの分担額をもってこれをやるということに話は進めたわけでございますが、その後二年の間に、為替の変動も最近ございました。それから建設資材の値上がりもございました。それからもう一つは、KDDが使用しようと思った所要回線の数にも変動がございました。それからまた、沖繩−グアム
○板野参考人 お答え申し上げます。 東京におきまする会談は本年の九月の初旬に開きました。それに引き続きまして、十一月十九日からハワイにおきまして第二太平洋ケーブルの最終的な会談というものを行なったわけでございます。御承知のように、すでに第二太平洋ケーブルにつきましては二年前にシドニー会談というものが開かれまして、そこで基本的な事項につきましてはお互いに合意をしたわけでございますが、その後アメリカ国内
○板野参考人 お答え申し上げます。 大体、目下、アメリカ側におきまするFCC側の認可はおりておりませんが、近い機会にそれが認可がおりるというふうに私ども連絡を受けております。認可がおりましたら、さっそくケーブルの製造に着工いたすわけでございますが、ただいまお話がございましたように、五十一年あるいは少しおくれましても五十二年には、これを完成させる計画でおります。使用いたしますケーブルは八百四十五チャンネル
○板野参考人 お答えいたします。 第一太平洋ケーブルにつきましては、当事者間、いわゆるKDDとAT&T、それからその関係の会社との間の協定でいたしたわけでございます。 それから、日米通商航海条約との関連でございますけれども、私はまだつまびらかにしておりませんけれども、これは直接の関係はございません。そのように私は考えてございます。
○板野参考人 お答え申し上げます。 ただいま先生のおっしゃいましたように、送受信所の簿価、帳簿価格によります土地は百九十何万坪、約二百万坪でございます。 それから補足して申し上げますけれども、ただいま会社は、常務から御説明申し上げましたように、送受信所のこれからの土地の有効利用あるいは電波の利用につきまして委員会をつくりまして、検討いたしておる次第でございます。その結論の出次第、この土地をいかに
○板野参考人 どうも明確を欠きまして申しわけございません。 会社といたしましては、そこを買収することを決定をいたしまして、ただいまは買収の交渉をいたしておるわけでございまして、これはきまりましたということに至ってはおらない、こういうことでございますから、御了承いただきたいと思います。
○板野参考人 お答えいたします。 先ほど申し上げましたように正式に認可をいただいておりませんけれども、沖繩が第二太平洋ケーブルの陸揚げ地点としての内諾を得ておりまするので、いまだアメリカのほうの手続は終了いたしませんけれども、私どもは、これはおそかれ早かれ近いうちにアメリカ側の手続が済む、こういう考え方のもとに沖繩におきまする土地買収の手続を進めておる次第でございます。まだ買収は完了しておりません
○板野参考人 お答え申し上げます。 第二太平洋ケーブルの陸揚げ地点でございますが、これは二年前にアメリカあるいはオーストラリア等の関係諸国と協議をいたしました際に、この第二太平洋ケーブルのグアムからの陸揚げ地点は一応沖繩ということに話を進めておる次第でございますが、ただいまのところアメリカ国内の手続が済んでおりませんので、正式にこの地点につきまして郵政省の認可を得るというような手続に進んでおらない
○板野参考人 その回線につきましては、先般の広州交易のために臨時にやるということになっておりまして、その後これをどういうぐあいに扱うかという点につきましては、さらに必要に応じまして先方と交渉いたしたいというように考える次第でございます。
○板野参考人 お答え申し上げます。まず第一に、中華人民共和国との通信関係について申し上げますと、御承知のように、中華人民共和国との国際通信につきましては、電信につきましては昭和二十三年、電話につきましては三十三年から開始しておりまして、非常に古い関係、また世界でも珍しい通信関係を維持しておりまして、この関係をさらに増進し、国際通信の一そうの発展を期したい、私どもこういうように考えておる次第でございますが
○板野参考人 ただいま大臣が御答弁になりました点につきまして補足して御説明をいたしたいと思います。 KDDといたしましては、最近特に第二太平洋ケーブル建設計画の推進の状況あるいはグアムから香港に行きまして、香港からシンガポールに参りますSEACOMケーブルがすでにフルに使われておりまして、この第二ケーブルをやはり使わなければならぬというような計画もいろいろ進展しておるように私ども聞いております。それからまた
○参考人(板野學君) お答え申し上げます。 国際通信につきましては、国内通信との接続関係ということがたいへん大切でございますので、なるべく電電公社の中央局あるいはその主要な局との連絡ということを十分に考えまして、また、お客の利用というような点からもいろいろ考えまして、土地の位置をきめたいというように考えておりますが、何ぶんにも、都心に近いところと郊外にあるような敷地というようなことにつきましても、
○参考人(板野學君) お答えいたします。ここに、何回かというような詳しい資料を持っておりませんので、後ほど提出さしていただきたいと思いまするが、たしか二、三回の定款改正がありました。その内容につきましても、まあ役員の増員とかあるいは出資、増資とか、あるいは出資金というよりも、会社の社債発行の限度とか、こういう点につきまして二、三回あったように記憶しておりますが、後ほど資料として提出させていただきます