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111件の議事録が該当しました。

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1959-05-07 第31回国会 参議院 外務委員会 閉会後第1号

説明員板垣修君) 北ヴェトナム側はどういう態度に出るか、特に貿易問題についてどういう態度に出るかということにつきましては、実はわれわれといたしましては予測できない次第でございます。ただ、そういう可能性は絶対にないとは言えないんじゃないかということを申し上げておる次第でございます。しかしながら、一方、北ヴェトナムとの貿易の問題のために、ただいま申しましたように、日本と正式の外交関係にある南ヴェトナム

板垣修

1959-05-07 第31回国会 参議院 外務委員会 閉会後第1号

説明員板垣修君) ヴェトナム政府との賠償交渉に関連いたしまして、北ヴェトナム政府が好感を持っておらないという事実は、私ども承知いたしておりました。貿易問題なんかにつきましてもいろいろ問題が現にあるということも承知いたしております。しかしながら、政府といたしましては、いわゆる南ヴェトナム政府との賠償交渉は七年以来の懸案でございますし、政府といたしまして諸般の政治情勢その他を勘案して交渉を進めておったわけでありまするが

板垣修

1959-04-27 第31回国会 衆議院 外務委員会 第18号

板垣政府委員 北鮮側の特に新しい提案ということでもないと存じますが、要するに北鮮側の基本的な主張から出て参ります案といたしまして、やはり朝鮮総連合をこの帰国実務に関与させて、名簿などについても必ずしも総連の作ったリストをそのまま認めようというわけでもない。幾分日赤で受け付ける面も認めておるようであります。この点はまだはっきりしておりませんが、いずれにしても総連で作りました十一万七千名というもののリスト

板垣修

1959-04-27 第31回国会 衆議院 外務委員会 第18号

板垣政府委員 御承知のように北鮮帰還問題につきましては、日本側といたしましては現場において国際赤十字を入れて北鮮側と話をしたいという希望で、しばしば北鮮側に申し入れをしていたわけでありますが、まず北鮮側ジュネーブに出てくることが問題であったわけであります。この点につきましては幸い北鮮側条件付でありましたがジュネーブに出て参りまして、会談が始まった次第でございます。  先週の金曜日までで正式会談

板垣修

1959-03-25 第31回国会 衆議院 外務委員会 第16号

板垣政府委員 先ほども申し上げましたように、今三人の入国申請は、実は表向きの理由は、在日朝鮮人調査という名目になっております。従って入ってきて、阻止運動をするのかどうかは申請目的にはっきり出ていないわけであります。その問題は別といたしまして、ただ今の三人を入れるかどうかという点についての大西委員の御意見は、御意見として私ども伺っておきます。ただ今のところ、入れるかどうかということはまだ決定はいたしておりません

板垣修

1959-03-25 第31回国会 衆議院 外務委員会 第16号

板垣政府委員 この問題は大きな立場で見ますれば、特に何と何とをひっかけるというほどの問題ではないと私は思っております。従って、一方また釜山弁護士を派遣すれば、これを許可するというところまでひっかけて考えておりませんけれども、まあ一応今のところは、弁護士の問題なり、あるいはまた、別の日本人韓国に対するその他の目的による入国問題等、いまだ例もございませんので、そういうような問題について韓国側はどう

板垣修

1959-03-16 第31回国会 衆議院 外務委員会 第13号

板垣政府委員 久保田大使アジア公館長会議に帰ってくるこない、こととは関係がございません。御承知のようにベトナム賠償は過去数年にわたって交渉を継続されておりまして、昨年の七月久保田大使が新任された以後本格的な交渉が進められたわけであります。政府としては別に特に急いでというわけでもありませんし、特におくらせたということでもありません。自然の形において双方において妥結し得るならばまとめようという、政府

板垣修

1959-03-05 第31回国会 参議院 予算委員会 第5号

政府委員板垣修君) 抑留されました漁夫留守家族援護の問題につきましては、水産庁が所管いたしておりますが、ただいま出席がないようでございますから、私からお答えをいたします。  抑留されておりまする漁夫留守家族に対しましては、金額は私ちょっと覚えておりませんが、留守家族に対して、特は困窮者に対しまして生活援護を与えておりまするし、それから夫なり兄なり釜山におりまする者に対する差し入れその他の費用

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 外務委員会 第7号

板垣政府委員 御承知のように、この北鮮帰還問題につきまして、日本政府閣議決定をいたします前までは、相当いろいろなことが伝えられ、また、現実日本におります代表部人たち大臣なり次官なり、あるいは私のところにも参りまして、いろいろと新聞記事に伝えられたような激しいことを言ったことは事実であります。しかしながら一たび決定がありましたあとにおきましては、急にそういうような申し出もなくなりましたし、事実

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 外務委員会 第7号

板垣政府委員 事務当局から補足的に御説明申し上げますが、私ども判断では、確かに北鮮帰還の問題なりあるいは釜山におりまする日本人漁夫の問題は、人道問題であると同時に政治問題であるという意味は、事の本質そのものは人道問題である、このことは、従来から日本政府は一回も態度を変えておりません。ただ政治問題であるというのは、韓国側が政治問題だというから政治問題になっているわけで、日韓間の話し合いによってこの

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 外務委員会 第7号

板垣政府委員 日本政府外務大臣の名をもちまして、正式に赤十字国際委員会のプレジデントに依頼しましたときには、あくまで日本政府といたしましては、李ラインそのものを認めておりませんので、釜山に、日本側から見ますれば不法に抑留されておる日本人漁夫全員を帰せという建前赤十字の方へあっせんを依頼しております。しかしながら、李ラインが適法であるかどうかという法律問題、政治問題の判定は、国際赤十字ではできません

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号

板垣政府委員 私からお答えいたします。  今御指摘の点は、留守家族から送りまする個人のほかに、政府からまとめて送るという問題もあると思うのでありますが、御承知のように、昭和二十八年から三十年の初めごろまでは政府名義で集団的な小包を前後七回送りました。また、金の面も四回ばかり小づかい銭を送ったことがあるわけでありまするが、三十一年の暮れになりまして、韓国側は、もう家族から送るやつで十分である、給与も

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

板垣政府委員 私どもの観測といたしましては、これは人道上の問題で、故国に帰りたいという者が乗っておる船でありますから、これに対してある国が暴挙を加えるというようなことはあり得ないと思っております。しかし、この点は現実に実施する場合、そのときの情勢を十分判断しなければならぬ問題でありますので……。

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

板垣政府委員 国際赤十字あっせんによるわけでありますが、条件といたしまして、日本側配船をしないということになっております。従って、国際赤十字北鮮側と話をいたしまして、どこの船——北鮮に船がありますれば北鮮の船、北鮮の船がなければどこか第三国の船をチャーターするということになるわけであります。

板垣修

1959-02-27 第31回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

板垣政府委員 国際赤十字に依頼いたしました趣旨は、今大臣からお話がありましたように、自由意思を確認したあと、それを実施した場合に伴ういろいろな条件は全部含まれているわけであります。特に航海の安全というようなことは、一々指摘しておりませんが含まれているわけであります。ただ、御承知のように、今回は自由帰還という建前でございますので、日本側配船をいたしません。船その他については全部北鮮側手段をとるといこうとを

板垣修

1959-02-18 第31回国会 衆議院 外務委員会 第6号

板垣政府委員 その点になりますと、私主管でございませんので、はっきりしたお答えはできませんが、私の考え得る範囲でお答えをいたしますと、どういう性質のものにこの金が使えるかにつきましては、相当法律解釈上から見ましてもいろいろ問題点はあると思います。御承知のように、通常のコマーシャル・ベースでは成り立たないような事業に投資するということになっております。しかし何といいましても、これは基金でございまして

板垣修

1959-02-18 第31回国会 衆議院 外務委員会 第6号

板垣政府委員 御承知のように、五十億円の東南アジア開発基金を設けました趣旨は、当時東南アジア開発につきましては、日本だけの資金ではとてもできませんので、国際的な何らかの東南アジア開発基金というものができるために、日本としてはあらゆる努力をするという前提のもとに、それができました場合に、これに対する出資金の一部といたしまして、その用意のために東南アジア開発基金を設けたわけであります。しかしながら当時

板垣修

1959-02-18 第31回国会 衆議院 外務委員会 第6号

板垣政府委員 今ルバング島におります二名の日本兵の救出問題につきましては、過去少くとも二回にわたりまして救出運動をやったのでありますが、成功いたしませんでした。今般また新聞に報ぜられたような事件が起りましたので、急遽フィリピンにおります日本大使館員を現地に派遣いたしまして、フィリピン警察とも協力いたしまして、ただいまこの救出作業につきまして作業中でございます。その方法といたしましては、宣伝ビラあるいは

板垣修

1959-02-17 第31回国会 参議院 農林水産委員会 第8号

政府委員板垣修君) もう私どもお説の通り考えておるわけでございまして、ただその方法手段等につきまして、今すぐそれを、政府方針を発表して刺激するよりは、むしろこれは実行的に釜山におる日本人を取り返すことが目的でございますので、その辺の見通しにつきましては、なお、短かければ四、五日、あるいはもう少し様子を見てやってもおそくはないという判断に基いたわけでありまして、要するに、釜山における問題は人道問題

板垣修

1959-02-17 第31回国会 参議院 農林水産委員会 第8号

政府委員板垣修君) その点を御説明申し上げます。当然私どもといたしましては、北鮮帰還問題を決定するにつきましては、その背景なり、いろいろな問題、これは当然考慮に入れておりますし、実は事務当局といたしましても、いろいろと問題点をしぼって検討した次第でございます。ただ問題点は、  この在日一部朝鮮人の帰還問題を決定した際に、韓国側がこれに対してどういう態度に出るか、どの程度まで出るかという点は実は予測

板垣修

1959-02-17 第31回国会 参議院 農林水産委員会 第8号

政府委員板垣修君) まず、現在までにおきまする日韓交渉の現状を簡単に御説明申し上げますと、御承知のように、日韓交渉は、昨年の四月十五日から全面会談が開かれまして、途中一時停頓いたしましたが、十月一日から再開をされまして、昨年の暮れまで続きました。御承知のように、この日韓交渉のうちで最も大きな問題は、一つは、李ラインの問題でありますし、もう一つは、現在問題になっておりまする在日一部朝鮮人北鮮帰還問題

板垣修

1959-01-30 第31回国会 衆議院 外務委員会 第3号

板垣政府委員 御承知のように、全面会談は四月十五日に開始され、途中で一時停頓いたしましたが、十月一日から再開をされております。彼我の根本的な主張の差は、結局韓国側は船舶の返還問題なり、あるいは文化財の問題なりにつきまして、これを先に解決せよ、そうすればほかの問題については、韓国側は考慮するという立場をとっておりまするし、日本側といたしましては日本側で最も重視いたしておりまする李ライン問題、漁業問題

板垣修

1959-01-30 第31回国会 衆議院 外務委員会 第3号

板垣政府委員 御指摘のように、昨年全面会談が開始せられました以後も、そうひんぱんではございませんが、日本漁船拿捕事件が起っております。ことに第二星丸事件の際には、私ども強硬に抗議をいたしました。韓国側といたしましては、第二星丸拿捕事件につきましては何ら実効的措置をとりませんでしたが、事実上今日まで一回も拿捕事件が起らなかったわけであります。今回不幸にも再びこの拿捕事件が起ったことにつきましては

板垣修

1959-01-30 第31回国会 衆議院 外務委員会 第3号

板垣政府委員 外務省といたしましては、一月二十二日の午前に、日本漁船が二隻拿捕された通知を海上保安庁より受けましたので、当時は必ずしも韓国艇であったかどうかわかりませんでしたが、とりあえず口頭をもちまして直ちに韓国代表部調査方を要求いたしました。その後大体において韓国艇であるということが確実になりましたので、ただいまお話し通り、一月二十六日に正式に口上書をもちまして厳重なる抗議並びに損害賠償請求

板垣修

1958-10-30 第30回国会 参議院 外務委員会 第6号

政府委員板垣修君) 協定上は、この条文の内容というものは確定をいたしておるわけではございませんが、従来の経緯からいたしまして、ラオス側日本に対して経済開発援助を求めた際に、具体的な希望項目といたしまして、ヴィエンチャン市の上下水道、できれば、ナム川の鉄橋、こういうものについて日本経済援助をしてもらえないかという申し出がございました。日本側といたしましては、財政余力関係もございまして、ラオス

板垣修

1958-10-30 第30回国会 参議院 外務委員会 第6号

政府委員板垣修君) 御承知のようにラオスの置かれておる地位は、非常に困難な情勢にあるわけでございますが、昨年まで、御承知のようにラオスにはパテト・ラオ——自由ラオスというのがございまして、ヴェトナム側に接触している地域二州ばかりほぼ半独立の形でやっておりました。その地域北ヴェトナムとも友好関係を持ち、ひいては中共大陸とも友好関係を持っておることは御承知通りであります。ところが、ラオス側国内事情

板垣修

1958-10-29 第30回国会 衆議院 外務委員会 第10号

板垣政府委員 アメリカ韓国との関係につきまして、日本政府といたしまして云々する立場には今ございません。私どもとしても韓国実情がどうなっているかは、実はほんとうのところの情報を持ち合せないのであります。しばしば北鮮に比べて韓国が悪いということを聞きますが、韓国北鮮と両方見て、ほんとう情報を伝えてくれる人もまだ私どもお目にかかっておりませんし、この点は実はわれわれも判断に迷っておるわけであります

板垣修

1958-10-29 第30回国会 衆議院 外務委員会 第10号

板垣政府委員 この原因は、もちろんアメリカ韓国を支配しているわけではございません。しかしアメリカといたしましてはできるだけの経済援助はやっていると思います。しかしながら朝鮮事変の結果、まだ創痍が十分に回復しないというような関係で、現韓国政府がいかに努力いたしましても、まだ十分に経済上の立ち直りができないという実情はあろうと思います。そういう過渡的な現象ではないかと私は考えております。

板垣修

1958-10-29 第30回国会 衆議院 外務委員会 第10号

板垣政府委員 韓国からの密入国者についての調査はおそらく入管当局にあると思いますが、私承知しておりませんので正確には申し上げられませんが、私の感じとしましては、特に韓国の現政府の圧制に耐えかねて逃げてきたいというようなこでなくて、現実に確かに経済的に困難な実情韓国にあるようでございますし、働きたくても職がない。その一方、非常に魅力的と思われる日本が存在しておる。あるいは相当部分の者がかって日本におったということもございましょう

板垣修

1958-10-29 第30回国会 衆議院 予算委員会 第2号

板垣政府委員 その点につきましては、御指摘のごとく従来の経緯がございまして、占領時代にすでに、韓国側マッカーサー司令部に信任されたミッションを置いております。それが日本が独立いたしました際に、交換公文韓国政府とかわしまして、相互主義のもとに、まだ承認関係はないわけでございますが、国交の樹立はありませんけれどもミッションを交換するという申し合せができました。日本側といたしましては当然相互主義でございますから

板垣修

1958-10-29 第30回国会 衆議院 予算委員会 第2号

板垣政府委員 お答えをいたします。お話しのように、ただいま朝鮮講和条約によりまして独立いたしましたが、日本との間に国交関係はないわけであります。これから国交を樹立しようというわけでございます。日本といたしましては、国連協調の精神にのつとりまして、一九四八年の国連総会の決議に基きまして、今の韓国政府というものが、朝鮮において大多数の人民が住んでおる地域において、人民自由意思に基いて選挙が行われ

板垣修

1958-10-24 第30回国会 衆議院 外務委員会 第8号

板垣政府委員 賠償という形になりますれば、もちろん交渉が行われるわけでありますから、どのくらいの金額になったかは予測はできませんが、ラオス側の一応の損害見積りによりますると、二百億円に達するということを言っておりました。従って、十億円じゃ済まなかったかもしれぬということはあるいは言い得るかとも思います。

板垣修

1958-10-24 第30回国会 衆議院 外務委員会 第8号

板垣政府委員 ただいまの御質問の点に関連いたしまするが、放棄代償としてやったわけでございませんですが、昨年の三月にラオス政府賠償請求権を正式に放棄する際に、口頭でもって、これはラオス側請求権代償として要求するわけではないが、できればラオス経済開発のために何らかの援助をしてくれないかという申し出がありました。その際は河川用舟艇その他七項目でございましたが、その後ラオス側からほかの項目で、ただいま

板垣修

1958-10-23 第30回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

板垣政府委員 ラオスにつきましては、ラオス側が、初めは河川用舟艇その他七項目についての経済援助をしてほしい。もちろんこれは賠償請求権の見返りという意味ではないということを向うははっきり言って参りましたが、その後向う側で変えまして、ヴィエンチアン市の上下水道鉄橋、できれば発電所、こういうような項目についての経済援助を要求して参ったわけであります。政府といたしましては、これを全部やるということになると

板垣修

1958-10-23 第30回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

板垣政府委員 カンボジアにつきましては、賠償請求権放棄を通知して参りましたのが三年前でございまして、その直後におきまして、日本が、金額はきまっておりませんでしたが、若干の経済援助をするという話はすでに起っておりましたから、岸総理の御訪問とは関係ございません。ラオスにつきましては、大体岸総理訪問前後ではありましたが、これも必ずしも岸総理の御訪問とは関係ないのでありまして、ただ岸総理ラオスカンボジア

板垣修

1958-10-23 第30回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号

板垣政府委員 ただいまの御質問のうち、ラオスと同じような経済援助が行われる国といたしましては、実はただいまカンボジア交渉をいたしております。カンボジアも、御承知のように、三年前に日本に対しまして正式に賠償請求権放棄いたしました。先ほどからお話に出ている戦後処理の問題といたしましては、ラオスにおきましても、カンボジアにおきましても、賠償請求権放棄ということで終っておるわけでございます。しかし、

板垣修

1958-10-17 第30回国会 衆議院 外務委員会 第5号

板垣政府委員 お話のように、カンボジアラオスにつきましては日本移民希望は相当強くあったのでありますが、その後カンボジアは相当向う側事情も変ったようであります。日本側といたしましても、御承知のように、一昨年でしたか、調査団を派遣して、カンボジア移住適地調査したのであります。ラオスにつきましても政府といたしましては非常な熱意を持っておりますが、ただただいま大臣が申されたような困難の点もございますので

板垣修

1958-10-17 第30回国会 衆議院 外務委員会 第5号

板垣政府委員 十億円と決定したことにつきましては、特に一定の基準があったわけではございませんが、それより前に、カンボジアも御承知のように日本に対して賠償請求権放棄いたしました。そのかわりというわけではございませんが、別個の見地から、これに対して経済援助を与えるという方針政府できめられました。その額は大体十五億円見当ということになっております。その後御承知のように、ラオス賠償請求権放棄いたしました

板垣修

1958-10-17 第30回国会 衆議院 外務委員会 第5号

板垣政府委員 ラオスの政情につきまして、最近特に変った情報もございませんが、御承知のように、昨年、パテト・ラオと現政府の間で、話し合いによります統合が行われました。もちろんごく内部的には、パテト・ラオ共産主義の政党でありますから、多少の問題はあろうと思いますが、御承知のように、両方の首脳が兄弟同士でもありますし、そういう関係もありまして、その後の情勢を見てみますと、特に目立ったほどの動揺なり不安

板垣修

1958-10-15 第30回国会 衆議院 外務委員会 第4号

板垣政府委員 日韓の漁業問題につきましては、ただいま大臣からお述べになりましたように、日韓交渉は始まったばかりでございまして、一応日本側考え方向うに提示をいたしましたけれども、まだ韓国側の意向は表明されておりません。早ければこの金曜日にあるいは第一次的な反応があろうかとも思います。そういう段階でございますので、日本側がどういう考え方を述べ、韓国側がこれにどう対処してくるかということを申し上げることは

板垣修

1958-10-08 第30回国会 衆議院 外務委員会 第3号

板垣政府委員 実は、私どもけさ外電によって承知しただけでありまして、公電も私国会に出席するころまではまだ来ておりません。時間の関係からいってもそれはやむを得ないと思います。あるいはきょうの午後早目に参るかと思っております。私ども外電内容から推測をいたしまして、それの情勢判断でありますが、もちろん私どもとしましても、ミルザ大統領がそういう極端な措置をとることにつきましては予測するほどの材料はなかったわけでありますが

板垣修