1995-05-12 第132回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
○松浦政府委員 海上保安庁でございますが、お尋ねの件のうちの、事故時に通報義務が課されていないのではないかということでございます。 我が国の現在の法体系の中で通報義務が課されているところというのが、海上交通安全法の中に、これは特定の海域に限られるわけですが、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海というふくそう海域に限られている。そこの場合におきましては、海難が発生してほかの船に影響が出る、そういう事態の場合には
○松浦政府委員 海上保安庁でございますが、お尋ねの件のうちの、事故時に通報義務が課されていないのではないかということでございます。 我が国の現在の法体系の中で通報義務が課されているところというのが、海上交通安全法の中に、これは特定の海域に限られるわけですが、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海というふくそう海域に限られている。そこの場合におきましては、海難が発生してほかの船に影響が出る、そういう事態の場合には
○政府委員(松浦道夫君) お答え申し上げます。 海上災害が発生しましたときに、防除するためには結構高度なテクニックといいますかノウハウが必要でございます。特に、潮がどうであるとか、あるいは油の性格がどうであるとか、風向きがどうであるとか、そういう状況によりまして随分手の打ち方が違うんだそうでございますが、そういうことにつきましてはこのセンターが日本で唯一の専門機関としてもうすっかりノウハウは持っておりますので
○政府委員(松浦道夫君) 御説明させていただきたいと思います。 まず最初のお尋ねの、四十二条の第三十六、センターの業務を書いているところの二号の表現につきまして表現を改めておりますが、従来はどちらかというと「消防船による消火及び延焼の防止」という消防のイメージ、火を消すというイメージの方が書いてあるんですが、「その他海上防災のための措置」ということで、私どもはその後ろ側の方で実は運用をいたしております
○政府委員(松浦道夫君) 御説明させていただきたいと思います。 特に、この間神戸で地震が起こったわけでございますけれども、幸いにあそこの場合は油の流出がございませんでしたけれども、大災害というのは起こる可能性があるわけです。従来、どちらかというとタンカーが衝突してそれで油が出る、そんなようなことを典型的なケースとして書かれているケースが多いんですが、今お尋ねのようなケースも当然のことながら想定いたしております
○松浦政府委員 間もなくゴールデンウイークに入るわけでございますが、そのゴールデンウイークの期間中に、私ども二つの観点から安全への取り組みをいたしております。 まず一つは、旅客で大変混難いたしますフェリーだとか、あるいは旅客船なんかにつきましての安全対策というのも一つ大きい柱として全国一斉に取り組んでおるところでございますが、もう一つ、御指摘の海洋レジャーにかかわります全国一斉の安全指導というのを
○松浦政府委員 御説明させていただきたいと思います。 先日のサンキチ号の事故で問題になりましたノリの網というのは、底に沈んでおりますから操船者にとっては非常に目に見えにくいということで、これにつきましては従来から灯標といいますか、電灯のついた標を必ずつけるようにということを、東京湾の場合でしたら港則法に基づきまして工事許可のときに必ずつけるようにということで指導するとともに、漁業者御自身でもこれはみんなに
○松浦政府委員 御説明させていただきたいと思います。 油事故、いろいろな経験を積んできたわけでございまして、過去反省しなければいかぬ事態も多々あるわけでございますが、現在取り組んでおります私どもが具体的にアクションを起こそうとしていることでございますが、まず一つありますのは、実際の事故が起こりましたら、国際緊急援助隊ということをまず組織していくことになると思いますが、そのときに実動の中心になるのは
○松浦政府委員 最初の、形象物の文化的意味というところでございますけれども、形象物というのは、歴史をさかのぼってみますと、十八世紀までは御承知のとおり帆を原動力とした帆船が中心になっておりました。そのときは、帆を見ることによって割合外形的に行動が予測できるということなんですが、十八世紀の半ば以降、汽船、蒸気船でございますけれども、蒸気船になってきますと、そこのところが外形的にわからないということで、
○松浦政府委員 私ども今分析しましたら、灯火だとかあるいは形象物がついていなかったがゆえの事故といいますか、それが原因になって起こった事故というのは、海難審判の記録によりますと、年間五、六件でございます。そういう意味では、おっしゃるとおり、これが主因になったものというのは必ずしも多いものではございません。むしろ居眠り事故とか、そういうものの方が多いのは確かでございます。
○松浦政府委員 現在の制度では、形象物の表示、新しいあれにつきまして、「かご」でもどちらでもよいとか、あるいはライトにつきましては任意のものになっておりますので、船によりまして、大部分は今おっしゃったようについているのですが、それでもやはり制度的にはばらばらなものですから、まだ混乱がございますので、他の船から誤解があったりする場合もございます。そんなことで、今度法制化してきちっと全部に徹底するということで
○説明員(松浦道夫君) まず最初の防音サッシの仕様につきましてもうちょっと幅を広げて対応すべきではないかという御指摘でございますが、現在そんな御指摘が地元にもあることを承知しておりまして、今そのために実態を調査しているところでございますので、その結果に基づきまして御指摘の方向で対応を考えたいと思います。 それから、民家の防音工事を受けるのに手続が大変なんではないかということでございますが、もう簡素化
○説明員(松浦道夫君) 最初の民家防音工事の再助成の問題につきましては、地元から強い要望があることを私ども伺っております。それからまた、御承知のとおり、現在、地域と空港の共生といいますか問題を解決するために円卓会議ということで話し合いをいたしておりますけれども、そこでも成田空港のような大規模な空港の特性というものにかんがみまして、今先生の御指摘のあったような点につきまして要望が強く出されております。
○松浦説明員 先生今御指摘になりましたように、アジア各国では大変国際空港つくりに力を入れております。今御指摘のありました韓国もそうでございますし、香港なんかにつきましてもそうでございます。 そんなようなことで、新しい国際空港の整備というのは進められておりますけれども、国際ハブ空港という地位といいますか、それは単に空港が大きいとか機能がいいとか、空港だけのもので決まるものではない、やはり一番の大きい
○松浦説明員 御説明いたします。 成田空港の現状につきましては、飛行機の発着回数で十二万回を超えるような状況になっておりますし、国際線の旅客なんかも二千万人を超えております。大変な数字になっておりまして、現在乗り入れている航空会社からの増便要求だとか、あるいは新しく乗り入れたいと四十五カ国からも要請が来ておりますけれども、それにこたえられないという状況でございます。大変混雑しているわけでございますが
○松浦説明員 ます、経緯につきまして御説明をさせていただきたいと思います。 新しい国際空港が必要だというのが出てきましたのが昭和三十年代の後半でございます。羽田空港がもう限界に達するという見込みができましたので、そういうことで航空審議会に諮問をいたしまして、答申を得て、当初、昭和四十年でございますけれども、新空港の位置を富里村付近というところに内定をしたのでございます。しかしながら、地元で大変激しい
○松浦説明員 航空事故調査委員会では、今御指摘の航空事故につきまして調査を進めているところでございまして、まだ途中でございますのであれですが、まず、その事故ではっきりしましたことは、成田を離陸しまして上昇中に、お尋ねの表示のところに第一エンジンの関連機器のところに異常を知らせる表示が出ました。そんなことで、引き返そうということで、成田空港に引き返したものでございます。そこで、引き返したときに火が出ました
○松浦説明員 御説明いたします。 今回の航空事故にわたりましては、十九日に起こりましてから、現場に事故調査官というのを派遣しまして今取り組んでいるところでございますが、御指摘のとおり、一部分だけじゃなくて全体、火災に至る過程までのもの、それから脱出するときの、後の、そこまで全部を調べてみたい、そういうふうに取り組んでおるところでございます。
○説明員(松浦道夫君) お答え申し上げます。 新東京国際空港は、御承知のとおり利用者が昨年度で一千万人を数えるような状況になっておりますし、早急に当初の計画に従いまして、滑走路も三本にし、ターミナルにつきましても第二ターミナルをつくるという計画を早急にやらにゃいかぬという時期に来ていると思っておりますし、また、問題でありました地元関係につきましても、昨年からことしにかけまして、地元の議会から促進決議
○松浦政府委員 五十三年産米につきましては、ただいまおっしゃられましたように過剰米処理の一環ということでございまして、これまで、しょうちゅうとかみそとか菓子、米穀粉等の加工原材料用、それから輸出用、飼料用ということで充当してまいりましたが、一部は主食用、特にこれは業務用でございますが、その需要に対しても希望に応じて供給をするという体制をとってきた次第でございます。 なお、既に出回っているものの回収
○松浦政府委員 ただいま玉沢委員の御質問にもございましたように、食糧庁といたしましては、米の管理につきましては倉庫内の通風換気あるいは環境整備等を行ってまいりまして、米穀の品質保持のためには、病虫害の発生を防止したりするためにどうしても必要な薫蒸は実施してまいったところでございます。 ただ、五十三年産米についてもこのような薫蒸を実施してまいったわけでございますけれども、私どもといたしましては、薫蒸後十分
○松浦政府委員 厚生省からの暫定基準につきまして、その経緯を御説明いたしたいと思います。 本年の三月ごろから五十三年産米の安全性につきましていろいろと問題が提起をされておりまして、国会におきましても当委員会を初めとして御質問が多くございました次第でございます。 私どもといたしましては、五十三年産米の安全性につきましては、その用いました薫蒸剤につきましてこれはいずれも揮発性が高いものであり、また、
○松浦説明員 今のを単純に一日平均に直しますと、離発着回数で百九十三回でございます。旅客数で平均一万四千四百七十人でございます。
○松浦説明員 御説明いたします。 離発着回数でございますが、昭和五十八年で年間で七万三百二十九回でございます。それから、空港を利用した旅客でございますが、五十八年で五百二十八万一千五百七十八人でございます。
○説明員(松浦道夫君) お答え申し上げます。 私どもの、運輸省の管理しております空港の中では、あと現在ございますのは新潟空港に一カ所ございます。それだけでございます。
○説明員(松浦道夫君) 一般論として申し上げたというふうな話は聞いております。それは、那覇空港というのは、御承知のとおり、発着回数の比較的多い空港でございますのでただ、安全かどうかという確認をしますためには、具体的な飛行ルートでありますとか、時間帯でありますとか、そういうところを検討しませんといけませんが、やさしいものではない、そういうことを申し上げたと、それだけでございます。
○説明員(松浦道夫君) お答えいたします。 私ども那覇空港事務所からの連絡によりますと、この一月と三月の二回でございますが、現地の航空自衛隊の南西航空団というところから空港事務所の方に、那覇空港の隣にあります自衛隊の基地の中でパラシュートからの降下訓練をしたいということで、その場合にどういう問題があるだろうかという問い合わせがあったという報告がございます。 なお、その詳細、具体的な内容までは聞いていないということでございますし