1974-12-25 第74回国会 衆議院 商工委員会 第3号
○松岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日の請願日程中、小売市場・共同店舗の電気料金引下げに関する請願一件、織布業における過剰在庫の凍結及び活用に関する請願九十五件、織布業における需給調整措置確立に関する請願百五件、織布業者に対する融資の償還猶予に関する請願九十九件、織布業者に対する減産資金の融資に関する請願百三件、織物等の輸入制限に関する請願百件、適正な織工費の確保に関
○松岡委員長 これより会議を開きます。 請願審査を行ないます。 本日の請願日程を一括して議題といたします。 本会期中付託になりました請願は八百九十三件であります。 その取り扱いにつきましては、先刻理事会において協議いたしたのでありますが、この際、紹介議員の説明を省略し、直ちにその採否を決定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松岡委員長 この際、新たに就任されました政務次官を御紹介申し上げます。渡部通商産業政務次官。
○松岡委員長 これより会議を開きます。 通商産業の基本施策に関する件、中小企業に関する件、資源エネルギーに関する件、経済の計画及び総合調整に関する件、私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。 この際、通商産業大臣及び経済企画庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。河本通商産業大臣。
○松岡委員長 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。 現在、理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松岡委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 さきの本会議において、私が商工委員長に選任されました。まことに光栄に存じております。 御承知のとおり、現在、わが国経済を取り巻く内外の請諸勢はますますきびしさを増しております。このときにあたり、本委員会の使命はまことに重大であります。幸い、練達たんのうなる理事並びに委員の皆さまの御協力を賜わりまして、当委員会の公正かつ
○松岡委員 そうすると、局長でけっこうでありますが、どの艦艇に積載されていたかという事実じゃなくて、一種の抽象的な、アメリカ艦隊の装備に関する概説みたいなものになりますな。その点をはっきりしないで議論を戦わしておっても、おしまいに霧のごとく消えていってしまう。これはまことに国民にとって不安だ。はっきり言うと、そういう一種の概念状況で外務省当局が交渉されていても、これは反響は来ないはずです。 ですから
○松岡委員 大体アウトラインはわかりますが、その証言の内容がどの程度であるか、つまびらかでないんですね。そのラロック氏のかつて所属した艦隊は第六艦隊のように承っておりまするが、それによると、核兵器を積載できるものにはたいてい積んでいる、こういうように把握できるのですが、どの艦に積んでおるのか、それもよくわかりません。私どもは、その点は非常に抽象的に把握し得られるだけなんですが、その点どうでしょうか。
○松岡委員 核兵器に関することで外務大臣にお尋ね申し上げたいと思います。 一昨日も外務委員会で論議になったようでありますので、なるべく重複しないようにお尋ね申し上げたい。 このラロック氏のアメリカ上院委員会における証言なんですが、これはどのようにおとらえになっているのか。つまり、その証言の内容、証言が行なわれた委員会のあり方と申しますか、どういう事案についてかかる証言が行なわれたのか、まずこれを
○松岡委員 最近、地方におきまして、地方の公社の出先機関等が非常に地方銀行あたりの融資のワクを食うんですね。これが中小企業に対して非常に圧迫を加えている。そういう政府公社関係の融資が地方の中小企業などに対する融資のワクまでも食っているという事実があるんですけれども、これはよほど銀行当局としても考えてもらわなければならぬことでもあり、公社自身も金融について地方の金融を食うというようなことのないように、
○松岡委員 御趣旨はよくわかりますが、現在、木材なんぞにいたしましてもたいへんなストック状況であります。また、一面見まして、住宅需要というものは依然としてあるわけです。この辺を勘案して住宅の資金、これは最近少し動いているようでありますけれども、これによって木材のストックの処理、それから土建業者の仕事もふえてまいりますし、これ自体によって物価の上昇を来たすような範囲ではないと私は思っております。機械その
○松岡委員 大蔵大臣にお尋ねいたします。 大蔵省並びに日銀がいまなお総需要抑制を堅持すると言っておいでになります。総需要の抑制も根本的にはけっこうなんですけれども、しかし、この抑制のために非常に不況をかもしておる事実がたくさんあるのです。たとえば各地方における河川の工事あるいは市町村の道路の仕事その他のために、土木業者がもう干上がり状態であります。御承知のとおり、土木業者といいましてもみなそれぞれ
○松岡委員 いまほど大臣から御所見承りまして、よくわかりました。ただ、最近圃場整備ができましたといいながら、まだ自然落差方式による用水を使っておるのですね。これは非常に古い方式だと私は思うのです。水をむだに使う。同時に必要でない水を流してしまって、いまやがては飲料水にも困ってくるだろうといわれているときに、私は農業における水の使用というものはよほどお考え願いたい。 ことにいま圃場整備の完備したところなんかも
○松岡委員 ちょっと農林大臣にお伺いしたいのですけれども、今後の農業方針についてのことをお伺いしたいのです。 いま、ともかく圃場整備事業というものはかなり行なわれておりますが、これは大体平地ですね。ところが山間地の段々畑とか、そういう方面における農業の近代化というもの、また生産性の向上というものは全然なされていないわけです。あわせて、これに関連して、最近では農業の工業化といいますと、具体的にいえば
○松岡委員 今後線引きというものの見直しについて特にお願いしておきたいことなんですが、現実に例があるんで、私は自分のことについて語ることはあまり好まないんですけれども、道路を一つはさんでこっち側を市街化区域にして、こっち側を線引きされる。そうするとたいへんな不利益をこうむるわけですね。それが結局、当然両方とも入るべきものなんだが、どういうことかそういうへんぱなことが行なわれているんです。私のほうは一昨年
○松岡委員 いままでの大臣並びに政府委員の御答弁でよくわかりましたが、その中で、地方公共団体とかあるいは公社関係の行なうものについてはかなり優先的なお考えなんですけれども、地方自治体あたりと協力して民間会社が行なうこともまた、これは大いに考慮をしていただかなければならぬ。むろん指導のもとに行なわれることであって、かって無手勝な開発をされて、暴利でこれを売りまくられるというような現象は、強くこれは戒めなければならぬことであり
○松岡委員 建設大臣にお伺いしたいのですけれども、ただいま綿貫委員に対する大臣の御答弁もお伺いしまして、住宅地の開発について非常に熱意を持っておられることを拝聴いたしました。まことに同感であります。 これに関連しまして私お伺いしたいのは、何年前でしたか建設省が中心になって、各地方都市周辺にも線引き土地というものがありますが、線を引かれたままほったらかしなんです。これはかなり問題だと思うのです。これは
○松岡委員 鈴木参考人に伺いますけれども、八月はなるほど上がりがけですね、値段の上がりがけ。頂上は、これはあなたが専門家だからおわかりになるでしょう。これは別に想像でかいたものじゃなくして、委員会でいろいろ資料を集めて事務当局がやってくだすったのですが、この上がり方は、十月にきてちょっと下がって、また十一月になりますとどんと上がりました。これは石油ですか、それがわからないですよ。
○松岡委員 上昇したわけだとただいま鈴木さんはおっしゃいますけれども、設備費の増大、そういうことから価格が急激に上がっているものとは私どもは考えないのです。この六月を機に、塩ビだけではないのですよ、鉄鋼なんか急激に上がっているのです。最もこのときに上がっているのは塩ビ関係、鉄鋼関係である。一時は鉄鋼のごときはたった二月かそこらの間に、五万円の丸棒が大阪あたりでは——東京と大阪では多少値の違いがありますが
○松岡委員 私は、鈴木参考人にお伺いいたします。 鈴木さんは、東亜合成化学工業株式会社の常務であられるようですが、これはもちろんメーカーの方々と思うのですが、そこで私ども伺いたいのは、先ほどからいろいろ伺っていると、塩化ビニールは当初はなかなか売れない商品であった、二十年前から出てきたけれども、長いこと不況の商売状態であった、こうおっしゃるのですが、昭和四十八年の六月ごろから急激に価格が上昇している
○松岡委員 大体御了承願える。そうしますと、まあ小型棒鋼から申し上げると、昨年の六月、五万円台であったものが、この第一の山をごらんになれば、九万円まで上がっております。つまり小型棒鋼一トンが五万から五万二、三千円しておったものが、一挙に、たった三カ月の間に九万円、事実は十万円以上に達しておるのです。次にもう一つの山があります。十一月に幾らかやや下がったものが急激に上がりまして、今度は十万円になっております
○松岡委員 自由民主党の松岡松平でございます。 きょうは七商社の代表者がお越しになっておりまして、私は広範に聞くわけにもいきませんので、鉄鋼関係についての価格の安定、これを目途としてお尋ねいたしたい。 お手元に渡しましたグラフをひとつ見ていただきたい。これは通産省の鉄鋼課長がしたためてくれました表であります。第一表は小形棒鋼であります。第二表は中形形鋼であります。第三表は厚板でありまして、第四表
○松岡委員 このときに梁一東氏、金敬仁氏という人たちが八月の八日ごろには日本にいたわけですね。それから九日にもおったわけです。その間に捜査当局があの人たちを任意にお取り調べになりましたか、その内容を聞かしていただきたい。
○松岡委員 いまの局長の御説明によりますと、八月八日ですが、判明したというのは、どういう経路で判明したのか。これは一一〇番の電話なのか、また他から通報があったのか。この点を明らかにしていただきたい。
○松岡委員 山本警備局長にこの際少し伺いたいと思います。 八月八日金大中事件が突発して以来、きょうはもう九月十九日であります、今日に至るまで捜査当局から断片的にはいろいろのことが言われているが、系統立った捜査の、すなわち事件の真相というものは明確になっておりません。この際私は、山本警備局長から詳しく、八月八日から今日に至るまで捜査当局がお取り調べになった内容について承りたい。ただし、まだ捜査の機密
○松岡委員 大臣の御決意を承りましてよくわかりました。 この上、ちょっとこまかい点について、企業局長でもいいですが、次長でけっこうです。次長にお伺いいたしますが、具体的に言うと、ソ連から入っている木材です。これの輸入価格というものは通産省でおわかりなんです。ところがこれは、彼らはなかなか組んでおりまして、売り渡し値段については相当いまでも幅を持っておるのです。彼らの意見を聞きますと、長いこと損しておった
○松岡委員 大臣の所管の物資に対する行政指導面については私もよく承りまして、かつまたお説のとおり、木材もおさまってきたようだし、大豆もおさまった。もっともセメントは、現実にはあれは業者がやったというよりは、こまい土建屋どもが手持ちのセメントを売って、仕事をするよりはセメントを値上げで売ったほうがいいなんという一時的な考えで値を上げたという傾向も非常に多いと思うのです。 そこで木材でも、大豆、羊毛、
○松岡委員 大臣もたいへん御多忙の際と思いますけれども、物価問題についての対策の一部についてお伺い申し上げたいと思っております。 まず、少なくとも封建制時代から、物価と災害というのは、おそらく政治の焦点だったと思うのです。これは歴史上明らかだ。最近では災害が公害にかわって、依然として物価がやはり内政の根幹になると思うのであります。ところが、最近では物価が異常に上がり、ことしの春から問題になってきた
○松岡委員 それから、その賭博で引っぱって、つまり完全な見込み捜査なんです、私どもから見ると。引っぱる理由がないから、賭博で部屋を貸したというので引っぱっておいて、たたいたわけです。尋問は、はなはだきびしいものです。被疑者がおととい上京しまして、私は両方から聞きました。ともかく、金を借りている、人に金を貸した、この事案を、預けたのだろう、やったのだろうという尋問なんです。検察段階でこれは起訴になりましたが
○松岡委員 官房長にお尋ねしたいのですけれども、地元からはえ上がってきた警視正などというものは、地方勢力と結んで反対派をねらい打ちやるのですよ。この事実がたくさんあるのですよ。まことに弊害が多い。昔はうんとあったが、いまでもあるのですね。はっきりと富山県にあるのです。これは名前は避けます。いずれお調べになれば、わかるのです。これは警視正です、大警察の署長なんです。これなんかはもう地方勢力と結んでいる
○松岡委員 国家公安委員長にちょっとお伺いしたいのですけれども、地方警察官の人事、一例をあげますと、その県で採用されてそこで育ってきた、まあ警部になり、警視になる、依然としてそれはほかへ転任にならないんですね。そういうことをどういうふうにお考えでしょうか。土着の警察官ですよ。――政府委員でけっこうです。
○松岡委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。 本日は、総理府所管中防衛庁について審査を行ないます。 これより質疑に入ります。質疑の申し出がございますので、順次これを許します。原茂君。
○松岡(松)委員 今ほど平井さんのお言葉の中に、一つのニュアンスが出ておると思います。やはり砂糖輸入が重点なんですよ。技術の輸出ではないんですよ。もし技術の輸出であったとしたならば、あなた日本が今、先ほど言った原子炉の形式を入れるについて一体どれだけの費用を使ってアメリカへ行ったりイギリスへ行ったりしているのですか。高い安いももちろんのことながら、技術の有望性ということを論議しているのじゃありませんか
○松岡(松)委員 ちょっと平井参考人にお尋ねしたいのですけれども、先ほどから話を伺っておると、この問題は普通の無為替輸入ではない。要するに技術輸出に伴うものである。こうなってくると実質上の交換関係になる。技術というものが一つの価値で有価物、砂糖はもちろん国際価格のあるもの、少くとも台湾がこの技術を買う以上は砂糖と同等の価値があるという見地に立たない限りは向うは砂糖を出さないのです。砂糖はだれだって買手
○松岡説明員 具体的に数字で申し上げますが、二十九年の下期におきましては、能力割が三〇%、実績割が六五%、均等割が五%になっております。その後はずっと今年に至るまで、能力割四〇%、実績割六〇%でござまいす。
○松岡説明員 確かに、二十九年度までは、メーカーに対する割当につきましては均等割というのが五%ぐらい残っておったようでありますが、その後において復活したことはないようでございます。
○松岡説明員 突然の御質問でありますので、すぐにお答えいたしかねるのでありますが、メーカーの内部の割当につきましては、一定の算定方式を毎年きめておるわけであります。それが必ずしも毎年同じようには動いていないのでございますが、そのときどきにおいて、メーカーの間で一致してこういう形の方がいいというような意見がありまして、それがもっともだと思われる場合には、それを変更することがございます。たとえば三十二年度
○松岡松平君 そこで、覚書と協定書の二本を作りまして、協定書は発表いたしました。そうして覚書は伏せてございました。そういう次第でございます。
○松岡松平君 お答え申し上げます。今の吉田さんの御質問はなるほどごもっともであります。ところが、あの当時の北電といたしますれば、この種の沿岸における紛争というものはたくさんある。のみならず、九電力会社各社にもある問題でございます。そこで、山田さんの、北電側の言い分では、自分のところはいいとしても、他社に対する関係が、連合があるために、こういう先例を作ると非常に他社から抗議を申し込まれて因るから、適当
○松岡松平君 本日この委員会で私に発言をお許し願ったことを深く感謝いたします。すでにお手元に「神通川ダムに関連する片掛部落紛争の真相」という一文を差し上げてございますので、その内容はこれをお読みいただけばおわかりになると思いまするが、一通り私からいきさつについてお話を申し上げてみたいと思います。 片掛部落というのは富山県の岐阜県寄りの山間の一小部落であります。鉄道線から申しますると、高山線の猪谷駅
○松岡(松)委員 そうするとたった二十銭の値下りですか。さらにお尋ねいたしますが、この十六ページの電力料金でありますけれども、この一般が三円三十銭、特別は六円六十銭というのはどのくらいになりますか。
○松岡(松)委員 ちょっと局長さんにお尋ねしますけれども、あなたの修正腹案の小口電力については、従来の基本的申請は八円十銭に対して九円五十銭とあるのですが、腹案でいくとどうなりますか。これは付属書類の十四ページを基本にしてお答え願いたい。
○松岡(松)委員 通産大臣にお尋ねいたしたいのですが、今問題となっております東北電力及び北陸電力の電力料金の値上げにつきまして、まず私は北陸電力のことについてお尋ねいたしたいと思います。 大臣はこの料金の値上げについて、今ほど局長からお話がありましたが、腹案を持っておられる。その腹案というものを私どもが詳しくまだ伺わないのですが、大体私どもの把握したところによると、基本的申請と大体根本的には変ってない
○松岡参考人 私がその解決に直接立ち会ったのですが、協定書は二通になっております。一通には闘争実費五百万円、さらに助成金として千五百万というのが、これは発表しないという協定書になっております。ただ発表する方の協定書には、闘争実費と支払う、それから産業開発助成金を払うという抽象的な協定書で、一方の金額の入っている協定書は、他に発表しないでもらいたい。なぜ発表しないかというと、会社側では、この種のケース
○松岡参考人 すぐ入ります。 部落側とすれば、鉄道誘致に協力してもらいたいということになって、そこで会社側ではこれに対する助成金として千五百万円を出した。ですから、闘争費五百万、それから鉄道誘致並びに産業開発助成金として千五百万、これで一切、会社と部落との間の紛争が妥結して解決したわけであります。以上のようなてんまつであります。
○松岡参考人 今お尋ねの点でありますけれども、この富山圏細入村片掛部落と北陸電力の紛争というのも、私ども関係するに至ったのは昭和三十年五月と記憶しております。当時部落は五十七、八軒かと記憶しております。これが総員私のところに陳情に参りまして、北陸電力が第一ダムに水を入れてから、護岸が不完全なために土地の崩壊、それから陥没が発生して、非常に村が不安に陥っているから、これの護岸を完全に実施してもらいたいという
○松岡(松)委員 大臣はお急ぎのようですから、それでは大臣の方に先にお尋ねいたします。大臣のおいでになる前に今伺いました点は、今度の春季闘争の総動員数約三百万、これによって参加しているものは炭労、私鉄、国鉄、全鉱、電通、官公労その他あるのですが、この十一日を目標に展開せられるゼネセトの遂行によっては、日本の産業が一大危機に逢着するのではなかろうかと思われる点が私どもも考えられるのであります。そこで今
○松岡(松)委員 そうしますと今の二百七十万トン見当という消費者側の手元に持たれている石炭というものは、これが重大な因子をなしてくると思うのであります。ことにこのストライキが進行いたして参りますれば貨車が動かなくなる、鉱山はストライキに入る、私鉄が動かなくなれば結局手元にある石炭だけが使用可能の限界である。そうすると現在火力電気関係は一体どのくらい保有しておる状況でありますか。それからガスさらに国鉄
○松岡(松)委員 今春季闘争と称して、総評傘下で計画され、着々進展いたしておりまするゼネストの計画の様相を私どもうかがってみますると、事態容易ならざる様相を含んでいると思われるのであります。そこで具体的にこの計画の中に参加している人員の荒すじを拾ってみましても、炭労で少くとも二十万、私鉄で十三万四千近く、合化労連関係で九万七千、全鉱で約六万九千、その他八組合で三十七万、合計八十七万人、これに官公労として
○松岡(松)委員 それでは通産省の方にお伺いいたしたいのでありますが、どうもこの運動の中心はむしろ労働省より通産省になければならないと考えられるほど通産行政と関連が深い。ところが従来通産行政の内容にある産業の合理化運動と生産性向上の運動と、とかく混淆して考えられる傾向がある。そのために一部労働者の中には、生産性向上という運動は企業者の利潤追求の一つの方便である、こういうふうにはき違えておる向きもあるように
○松岡(松)委員 そこでお伺いしたいのは、今のように労働省が断片的にやり、通産省がやり、あるいは外務省が関係する、大蔵省が関係しているといようなことで、果して日本のこの大きな生産性向上の推進が可能であるかどうか、私は役所自体がその動きにおいて非常に不統一なものが出てくるんじゃないかと思われるのです。アメリカなどCIAが中心になりまして、各経済関係省がこれに協力してやっている、従って統一された行動が行
○松岡(松)委員 労働省、通産省、大蔵省にお伺いしたいのですが、まず労働省、その次に通産省、その次に大蔵省の御意見を承わりたい。私どもは、生産性向上について九月アメリカに参りまして視察をして参りましたが、その結果われわれは大いに考えなければならないということを痛感しております。同時に日本における生産性向上運動に対しては、政府自体この運動に対する動き方と申しますか、あるいは施策と申しますか、明確を欠く