1980-03-27 第91回国会 参議院 文教委員会 第5号
○有田一寿君 教育のことは一日にしてならずと思っておりますから、そう焦る気持ちもありませんし、またそれぞれいろんな方々の意見があることですから、文部省に対してそれ以上詰めることはいたしませんが、ただ先ほど小巻委員からもちょっと出ておりましたが、大学は学のうんのうをきわめるところだ、学部は。そういうふうにお考えですか。
○有田一寿君 教育のことは一日にしてならずと思っておりますから、そう焦る気持ちもありませんし、またそれぞれいろんな方々の意見があることですから、文部省に対してそれ以上詰めることはいたしませんが、ただ先ほど小巻委員からもちょっと出ておりましたが、大学は学のうんのうをきわめるところだ、学部は。そういうふうにお考えですか。
○有田一寿君 東大ほか、いわゆるうらやまれておるような大学の責任はそれだけ私は大きいと思います。したがって、昭和四十四年でしたか、大学紛争が起こりまして、それ以後二、三年の間に、東大を初め、京都大学等からも四十に余る大学改革案が提案され、私ども承知してますが、わりに実施に移されてないと思います。まあそれはお聞きしますけれども。それは、教授会の権限が強いということであろうと思うんですが、私は、東大ほか
○有田一寿君 私は今度の七月の参議院の改選に立候補いたさないことにしてありますので、あるいはきょうともう一回ぐらいあるかないか、最後の質問になると思います。 時間が短時間ですから、大学の問題だけについてお聞きするわけですが、振り返ってみますと、私はこの六年間、経済界出身でありましたけれども、この文教委員会以外の常任委員会に所属したことはありません。党は幾つか変わりましたが、これは皆さまの御協力によってここに
○有田一寿君 くどくそれ以上このことについては申しません。 次に、これも五十一年の十月の文教委員会で私も質問さしていただいて、後本会議、あるいは文教委員会、あるいは予算委員会等で持ち出した問題でございますが、いわゆる公共建築物、学校建築物を新たに設置する場合には、予算のほかに一%程度を加えて、芸術的装飾を施すということはいかがなものであろうか。これはフランス等においても、ドイツでも、イタリア、スウェーデン
○有田一寿君 いま御説のように、抑止効果はもちろんあったと思いますが、この法律というもの、他の省庁にも時限立法で自然延長になっているというものは幾つもあるように承知しております。ただ、私がこだわりますのは、これが教育立法なるがゆえにこだわるわけでありまして、これは他の法とは少し趣を異にしている。したがって、真剣にこれに対処する必要があるというふうに思っています。でなければ、地公法違反だということで、
○有田一寿君 きょうはいままで私が文教委員会あるいは本会議、予算委員会等で文教の問題について質疑をさせていただき、それなりにお答えをいただいた問題の中の比較的基本的な、あるいは比較的大切であるように私が判断する問題について、繰り返しになりますけれども、三つ四つ取り上げて、ここで文部大臣以下皆さんにお答えをいただきたいと思うわけでございます。 振り返ってみますと、四十九年の十二月以来約五年間に、教育問題
○有田一寿君 現実にはなかなか言うべくしてむずかしいんじゃないかと。だから、いま初中局長が期待されておるように行われていないのではないかという声もよく聞くわけです。むずかしい問題ですけれども、私はここに教育の一つの根幹になるものがかかっているという気がしますので、これはやはりお互いに重視して対処すべきものだと思うわけです。 それで、入試のことも伺いますが、その前にもう一つここで伺っておきたいのですが
○有田一寿君 私も、これがその原因だというようなことをきちっと指摘するような力もありませんが、ただ、考えてみますと、一つは、教師たるの職業観が十分確立されていない面があるだろうというのが一つあるだろう。それから、そうするために教員養成の問題です。いまの研修、あるいは外国研修、いろいろございましょうが、教員養成学校ですね、まあいまならば大学ですけれども、教員養成大学に学ぶ。言いかえれば入れるときの入れ
○有田一寿君 主として教員養成の問題、あるいは入試の問題、社会教育の問題等についてお伺いしたいと思います。 教育の場合に、校舎、教具あるいは敷地、教科書、学級定数等、大変大事なものであることは当然ですけれども、やはり一番中心になるもの、一番大事なものは教師その人であろうと思います。教師が教育に取り組む熱意とその能力と、これを兼ね備えてやる気になれば、教育は私はよくなっていくのではないかと。そうした
○有田一寿君(続) 私は思います。あらゆる文教政策の中で、最も基本的で全国民が望んでいることは、日教組の姿勢を正してもらいたいということではないでしょうか。大平内閣はどう対処なさるおつもりか、教育界に倫理を確立する第一歩だと思いますので、総理と文部大臣に御返答をいただきたいと思うわけでございます。 以上をもって、私の代表質問を終わらしていただきます。ありがとうございました。(拍手) 〔国務大臣大平正芳君登壇
○有田一寿君 私は、新自由クラブを代表して、総理及び文部大臣に文教政策についてお尋ねをいたします。同時に、二、三の提言をいたしたいと思います。 新自由クラブは、立党以来、教育最重視の方針を固め、それを「教育立国」という言葉で表現してまいりました。道徳国家の建設という意味でもございます。教育者の資質の向上、教育制度、教育内容の整備充実もさることながら、最も大切なことは、政治経済を含む社会全般に倫理感
○有田一寿君 いまの文化庁のお考えで私の方は結構であります。 次に、定数の問題についてお伺いをいたします。 先ほどから定数の問題、それぞれ議論が出ておりました。これについて文部大臣が先ほど御答弁になっておられましたが、私もそういうことを考えております。この学級定員の縮小ということにつきましては、私も資料は何回もいただいておりますので、もう数字については述べません。これは私も白紙で言えば、四十五名
○有田一寿君 これについてどういうふうにこの結果を文化庁がお考えになり、これをどういうふうに処理なさるか。第五小委員会が審議中であるようでありますから、まだ最終的な態度決定はなされていないと思いますが、これについて、本委員会でも審議されたことでありますので、もう一度その点について私見を申し述べて、それに対しての見解をお伺いしておきたいと思います。 これは個人の録音、録画について、レコード、それから
○有田一寿君 きょうは二点お伺いしたいと思いますが、一つは著作権の問題、それからいま一つは定数の問題、以上二つでございます。 第一の著作権のことからお伺いいたしますが、 一昨日、総理府が一つのアンケート調査の結果を発表しております。個人の録音、録画に関する五千人の一般消費者について調査したその結果の発表、それによりますと、課徴金といいますか、音楽著作権侵害に対して何らかの補償措置を講ずるということについては
○有田一寿君 実は法務省からも来ていただいて質疑をしたいとは思ったのですけれども、法務大臣でなければ恐らく責任ある答えもできないと思って。そういう要請をせずに文部大臣にお聞きしていくわけでありますが、私は法治国で法を守れということを国民に強制する限り、政府、国会ともにやはり法を尊重するという気風がなければいけない。都合のいい法律は、時限立法の場合はこれで期限が来ましたからもうこれは廃案になりますと、
○有田一寿君 それは深追いをしません。願わくばそこら辺ははっきりして、文部省の限度を心得られて、指導助言をなさることが、結局それぞれ自主的につくられている教育委員会が育っていき、りっぱな判断をするようになっていくもとになるというふうに考えますので、どうぞいま大臣がお答えになったような姿勢を崩さずに、ここまでは限度、ここまでは積極的に指導助言をするというようなことをかみ分けられて指導なさることを希望いたします
○有田一寿君 きょうは大学改革の問題についてお伺いするつもりですけれども、その前に、けさ出ておった事柄について、文部大臣の姿勢を伺いたいと思うことがあります。一昨年でしたか、偏差値の問題がいろいろ新聞にも取り上げられて議論になったときに、文部省の責任を問われ、そのときそのことについて議論が起こったわけですけれども、この県教委と文部省との関係であります。責任には権限が伴う。したがいまして、いろいろな全国各地
○有田一寿君 そしたらあと一つ、まとめて国土庁長官にはお伺いをすることにいたしまして進めます。 経済問題につきましては、十年あるいは二十年を展望すれば、それであるいは十分かもわかりませんし、それ以上は無理だと思いますけれども、国土の経営を考える場合、三全総のように十年ないしせいぜい十五年ということの計算は、これは非常に不十分ではないか、仮に百年ぐらいの単位で考えるという超長期の展望があってしかるべきではないかと
○有田一寿君 国土庁長官にお伺いいたしますが、いま総理が言われました三全総のほかに長期の、あるいは超長期の計画がおありでしょうか。それだけをお示しいただきたい。
○有田一寿君 私は、新自由クラブを代表して、総理初め関係各大臣の方々に、主として国土計画についてお尋ねし、二、三の提案をいたしたいと思っているわけでございます。これは衆参通じて私が最後でありますので、国土計画に対する夢を論議してみたいということで、別にお役所を責めるとか告発するとかそういうことは毛頭ありませんので、どうかひとつおおらかな前向きの姿勢で一緒に論議をしていただきたいと思うわけでございます
○有田一寿君 平等ということについて、これまた大臣のお考えを重ねて伺いますが、その前に、教育における遺伝的な要素というものを、どの程度お考えか、それを伺いたいと思うんです。 個性と申しますけれども、個性の中には先天的なものと、後天的に培われたものと二つあると思うんですか、私かお聞きしょうとしているのは、先天的なものについてお聞きをしたい。これは、身体的に言っても、色盲だとか、IQだとか、運動神経、
○有田一寿君 きょうの夕刊も、ほとんどの各紙か、第一面で文部大臣のけさからのこの委員会における答弁を報道しております。正確には、私も手元に新聞持ちませんが、まあ昨日記者クラブで大臣が発言されたことについて、簡単に言えば取り消し、もう少し丁寧に言えば真意を伝えていないというようなことで、平等だとか、徳育の問題について、たとえば文化、芸術、スポーツ等の中で、徳育は行われておるように思うというようなこと等
○有田一寿君 私は、昨日からきょう、けさからただいまにかけまして、文部大臣の記者クラブにおける発言についていろいろ論議が行われてきたわけでありますが、重ねてそれについて文部大臣の真意を伺いたいと思います。 最初にお伺いしますか、きょうの夕刊、文部大臣ごらんになりましたか。
○有田一寿君 これにつきましては、文部大臣の方にぜひとも前向きに取り組んでいただきたいということをお願いをして、この問題については終わりたいと思います。 次に、賞勲制度のことについて、意見を交えてお尋ねいたしますが、これは一昨年予算委員会のときにも、私永井大臣にお尋ねしたことであります。もともとは賞勲局の方から来てもらってお尋ねすべきことかとも思いますけれども、その必要もないと思いましたので、文部大臣
○有田一寿君 これに関しては、いろいろ紆余曲折があったようでありますけれども、結果的には、先ほど申し上げましたように、非常に危殆に瀕しているというのが現状であろうと思います。これに関しては、駐日大使のマンスフィールド氏が終始努力をして、今日まで至ったわけですけれども、同大使の見通しによっても、先行き暗いということのようであります。いずれ近々のうちに、恐らくアメリカの国会で最終的な結論が出ると思いますけれども
○有田一寿君 きょうは、国連大学のこと並びに褒章制度のこと、さらにもう一つ入学基準あるいは留年、卒業のこと、以上三点について、時間が短いわけですけれども、十分余りずつ質問をいたしたいと思います。 最初に国連大学のことでありますが、国連大学の負担金につきましては、日本はすでに五十二年度までに七千万ドルを拠出し、五十三年度予算で一千万ドルを計上しておりまして、これを支出するとすれば八千万ドル、それに対
○有田一寿君 戦前師範学校に専攻科というのが置かれておりましたが、あれの修業年限はたしか一年だったと思いますが、あの入学は現場経験何年以上であったか、何かございましょうか。別に予告しておったわけではございませんから、なければ結構ですけれども、わかれば教えていただきたい。
○有田一寿君 私は、三年でなくて、五年以上ぐらいの方が適当じゃないかというふうに考えておるわけですけれども、その論拠としましては、大学院に行こうと思う教員は、就職してから恐らくそのことを頭に置いておるだろうと思いますので、三年ということであれば、なかなか腰が落ちつかないんじゃないか。本当の意味の現場経験というものが充実しない。したがって、少なくとも五年。やはりそういう意味で、腰を落ちつけて経験をした
○有田一寿君 いま計画されておるこの新しい教員養成の大学の大学院に入学する資格でありますが、現場経験三年以上となっておりますが、これの三年以上とした根拠について伺いたいと思います。
○有田一寿君 終わります。ありがとうございます。
○有田一寿君 もう一つ、これが仮にできるとした場合に、あえてつけなければならないとした場合は何かありますか、いまおっしゃった以外に。思いつかれる名前。
○有田一寿君 先ほどからいろいろ参考人の方々の御意見を伺っておりまして、実は正直なところ、私もわからないわけです。もちろんいまからつくる大学のことですから、こうだというはっきりした肯定判断があり得るはずはないと思いますけれども、やはり諸先生方の頭の中にもいろいろな意味の迷いがある、それは当然だろうと思いますが、実は私も非常にわからないわけでございまして、初歩的なことを一、二教えていただきたいということでお
○有田一寿君 いまおっしゃいました、国際社会、自由社会で望ましい人間像と、望ましい日本人像というものがあると思うんですが、それと、望ましい教師像というものは、私は七割まではオーバーラップすると思います。ただ、三割程度は専門職分野が強く出ていくべきであろうと思う。だから、少なくとも半ば以上は特殊の専門職だからこうだということでない方がいいのではないかということを考えるわけです。師範学校について長所を挙
○有田一寿君 率直に意見を簡単に申し述べて、さらに御意見を伺いたいと思いますが、教員という名前は、これは法令その他でも使用されている半ば公式の名ではありますけれども、この教員に対して教育者だとか教師だとかいう名前がありますけれども、その中で教員というのには若干の尊敬の念も入っていないわけですよ、これは。それで、かたいということです。 それから、私が非常に割り切れない点は、教僕という言葉をお聞きになったことがあると
○有田一寿君 最初に、朝から論議されておりますこの教員大学の名称について私は適切でないというふうに考えますので、以下それについてお尋ねします。 先ほど大学局長が言われておりましたが、いろいろここに至るまでの過程において、それぞれの協議会等で出た名称を教えていただきたいと思います。
○有田一寿君 そういう守則もしくは児童憲章というようなものを設けた方がよいか、設けないがよいか、また設ける必要がないかということですね。もっと裏返しにして言えば、いまの行われておる指導要領に基づく現在の徳育の体系の中で、十分とはいかずとも、これでお互いが考えておる徳育というものは行われ得るということであれば、これはもう私はどちらでもよいと思うんです。ただ私は、どうも指導要領にも盛られておる、ただしそれが
○有田一寿君 基本的な考えの中にすべてを引き出すべきである。言いかえれば、そこに作為だとか、抑えつけておくものとか、そういうことをせずに、人間の持っておるものを正直にそのまま引き出すのがよいんだという主張もあると思います。ただ人間は社会的人間になるというのが一つの目標でありますから、社会的人間になるためには社会的なひとつの伝統、仕組みのようなもの、あるいはルール、エチケットのようなものがある。そうすると
○有田一寿君 いただいた時間がわずかでありますから、別に質問についても私御通告は申し上げておりません。文部大臣の徳育の初歩的な問題について、お考えを伺いたいと思うわけでございます。 教育のことを英語でエデュケーションと申しますが、いわゆるエデュースというのは引き出すこと、だから人間の持っておる中のものを引き出すのが教育だと思うんですが、そのときに何を引き出し、何を引き出さないかという選別の問題が教育
○有田一寿君 私も調査はしていないんです。資料も持ち合わせがございませんけれども、恐らく先ほどちょっと非公式に大蔵当局にも言ったんですが、そう詭弁を弄してもらっては困る。項目にすれば大変たくさんの免除規定の項目がありますけれども、これを金額に換算したら恐らくもう微々たるものだろうということを申し上げたわけです。 それから、みみっちい話ですからここで言うにふさわしいかどうかわかりませんけれども、物品税
○有田一寿君 そこで、三十六億の外国盤輸入に比しまして、約二十倍の洋盤レコードが国内で生産されておる。しかしながら、これは全部相当なギャラを海外に払った上で生産されているという実態があるわけでございます。それで、輸入と輸出の比率は、この音楽に関しましては、一対九九というふうに考えてしかるべきものと思うんです。ところが、資本自由化によっていまはフィフティー・フィフティーということで五〇%、外国も日本の
○有田一寿君 この国際条約に加盟することに伴って、国内的にはいろいろな義務が生ずると思います。大きなものとしてはもちろん海賊版の取り締まりということでありますけれども、一口に海賊版のレコードといいましても、あるいはテープといいましても、その中にいろんな種類があると思うんです。そういう条約締結することに伴う周辺の問題について、二、三だけちょっとお聞きしたいと思います。 最初に、外国盤レコードと一口に
○有田一寿君 それ以上のことはちょっとお答えしにくいと思いますので、次に移ります。 先ほどの三十年から二十年になった隣接権のことですけれども、レコード会社の場合は、歌手は専属制度を大体とっておると思いますが、作家の場合は、昔はみんな作詞家も作曲家も戦前は専属が多かったが、現在は専属でないフリーの作家が多いということになりますと、先ほど亀井参考人が言われた、作家が専属であるから二十年たってもまだ厳しくそれを
○有田一寿君 早く言えば脱法、脱税をやっているわけで、金額から言えば、ざっと考えてみても、法人税の脱税だけでも、これは大蔵省当局に言うべきことてすけれども、数千億——五、六千億の脱税だと私は思っているわけです。 それはそれとして、レコード協会側からは言いにくいことのようでありますから、一言私の方から誘導的に、御返事がなければ私のひとり言ということで申し上げますが、実は、レコード企業というものは隣接権
○有田一寿君 昨年の四月だったと思いますが、本委員会で海賊版のこと並びにテレビ、ラジオ、レコード等からの私的複製の問題について文化庁長官以下に質疑をしたわけでございますが、そのときの考えは三点あったわけでございまして、現在も変わるところはございません。 第一点は、文化的構利というものに対して権利意識がやはり大事だが、現在日本では薄い。物を取ればこれはもう刑法で盗難とはっきり規定されますし、また罪の
○有田一寿君 そういたしますと、進学率の上から見まして、五十五年ですでに全国平均で九五・七%に多分なるだろう。で、九八%以上の進学率になっているところが、もうすでに東京、山梨、和歌山、香川、高知等、そのほかにあるいは抜かしたのがあるかもわかりませんが、そういうところはすでに九八%になります。それが六十五年ということになりますと、これが下がるか上がるか、どういうふうに見通していらっしゃるか。おわかりであれば
○有田一寿君 高等学校の生徒がピークに達するのは何年になりますか。——結構です。実はおたくの事務の方から伺っている数字がありますから、多分同じだと思いますから、時間節約のために私の方から申し上げますが、多分六十五年だと思いますが、いま私が調べたのと一年違うようですから、六十四年とあるいはおたくの方に載っているかもわかりませんが。
○有田一寿君 私は、きょう審議いたしております、この義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部改正そのものについては触れませんが、これの延長線上にある高等学校の施設のことについてお尋ねしたいと思います。 最初に、小学校の生徒がピークになるのはいつか、中学校の場合はいつかということをお尋ねしたいと思います。
○有田一寿君 よくわかりました。 それで、ここにちょうどけさ方切ってきたんですが、「東大合格者高校別一覧、都道府県別全氏名、速報・決定版」、それはここに京都大学、阪大、一橋大等数校挙がっておりますし、これはどなたも目を通されたことと思いますが、これはもう各一流週刊誌全部ですね。恐らくこれから二十日間ぐらいにわたって第二弾、第三弾が出てくると思います。この次に出てくるのは必ず間違いなくテレビで、合格
○有田一寿君 それも通告申し上げていなかったからそれで結構でございます。ただ、少し言葉を飾らずに私はあえてここで言いたいのは、学歴偏重、あるいは入試地獄だ、あるいは子供が自殺した、十五の春を泣かせるなとか、あらゆる文句でマスコミはほとんど連日のように入試激化、学歴社会を告発しております。ところが、なぜそういうふうに三月になって有名校、特に東大等の合格風景をテレビで流し、新聞で、写真で流し、その後フォロー
○有田一寿君 通告申し上げているのもありますし、そうでないのもありますから、別に完全な御答弁をいただく必要もありません、それにつきましては。一つは先ほどから問題になっています入試並びにその前提としての学歴社会の問題、これについては歴代の文部大臣も国民各層の協力を得て、この是正を図っていきたいということを言われてまいっておるわけでございまして、砂田大臣も同様だと思うのです。ところで先ほど田渕委員の質問
○有田一寿君 私は、新自由クラブを代表し、教育問題にしぼって福田総理並びに関係各大臣にお尋ねし、同時に、二、三の提言を申し上げたいと思います。 福田内閣は、内需の拡大と個人消費の刺激を大きな柱として不況からの脱出を図ろうとしておられます。いまや、消費は王様という風潮であります。これは先ほど山田議員も触れられましたように、これもまたわが国の経済を浮揚させるための必要な処方せんであると思っております。
○有田一寿君 私が申し上げたいのは、国際経済協力あるいは国際機関へのサービスという点において、私はよほどの腹構えをもって今後ともこれに当たらないと、今回の円高あるいは日本に対する羨望、やっかみ、憎しみ等、そういうものが背景にあると思っておりますので、この遠因はやはりわが国の姿勢にかかっているということを考えざるを得ないわけであります。二千万ドルを三回拠出いたしました、四十九、五十、五十一年と、今回、
○有田一寿君 五十二年度予算でそれまで二千万ドルずつ計上されてきたものが一千万ドルにベースダウンされているというのはどういう事情でしょうか、外務大臣にお伺いします。
○有田一寿君 私の持ち時間は二十分というきわめて短時間でございますので、問題を二点にしぼってお尋ねいたしたいと思います。同時に、二、三の提言をさしていただきたいと思います。第一は、わが国の国連大学に対する拠出金の問題についてであります。第二は、福田総理の財政経済運営に対する姿勢についてお伺いをしたいと思います。 まず、国連大学へのわが国の拠出金についてでございます。国連大学は、ウ・タント国連事務総長
○有田一寿君 これを文化祭でクブラ活動の延長として扱うという事例があるようですけれども、うっかりしていると、これをまともに扱うのではなくて、幻覚症状を起こした場合のおもしろい行動、発言、そういうものを扱うという危険性が非常に多いと思われるわけです。で、保健体育で指導するという場合に私は、指導要領といまおっしゃいましたけれども、指導要領は早く言えば教科書を作成するための手引きだと思うんですよ。だから、
○有田一寿君 取り締まりの法律は四つあるようでございますが、その中で大麻取締法と覚せい剤取締法の二つで送致された者が圧倒的に多いということであります。その中でも特に覚せい剤というものに対する認識を深めていなければこれは危険だというふうに私は理解しておるわけでございますが、と申しますのは、これは犯罪につながる率が、これの方がはるかに多いと。それから、若年層に入る率は大麻よりもはるかに覚せい剤の方が多いということであります
○有田一寿君 私は、一つは麻薬、覚せい剤乱用からくる社会的な害毒が云々されておりますが、それと学校教育との関係、早く言えばどういうふうにして生徒を守るかということ、これが第一で、もう一つは国連大学のことについて、三番目に参議院改革が今後いろいろ検討されるわけですけれども、その場合における文教の位置づけと申しますか、そういうことについてお伺いと、二、三の提言をさしていただきたいと思うわけでございます。