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132件の議事録が該当しました。

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1979-04-18 第87回国会 衆議院 決算委員会 第7号

手塚参考人 第一点の使用料の点でございますが、先般来、運輸省の御指導のもとに、私ども利用者の立場におきまして県御当局協議をさせていただいてまいりました。  運輸省の御指導とされましては、先ほど局長から御説明のありましたとおりでございまして、使用料の中に基本的に三つの要素を含む。つまり県のこれまで借り入れをなさった金額を完全に償還できるような内容を含む。それから飛行場を維持運営なさるわけでございますので

手塚良成

1977-11-17 第82回国会 参議院 法務委員会 第4号

参考人手塚良成君) 非常に多岐にわたることでございます。しかし、たとえて申しますと、機上でハイジャックのような不法行為などに遭った場合の乗員の応対措置というようなことから始まりまして、爆発物の脅迫を受けたような場合にどうするかというようなこと、そしていまの応対措置につきましてまた非常に細かいことがずっとたくさん載っておるというようなことで、きわめて多岐にわたっております。

手塚良成

1977-11-17 第82回国会 参議院 法務委員会 第4号

参考人手塚良成君) いまお話ございましたように、これまでもハイジャックの経験を受けておるわけでございまして、その後やはり再発を防止する意味におきましていろいろ会社自体でできますことについての対策を考えたわけでございますが、その一つといたしまして、いま御指摘運航規程の中にそういうハイジャックを受けた場合に機内の乗務員としてはいかなる措置をとるかという規程を設けております。

手塚良成

1972-06-12 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第7号

政府委員手塚良成君) 本法制定の基本的な姿勢といたしまして、先ほど大臣からも御説明ございましたが、私ども事務当局がいろいろ法案検討いたしますにつきましても、漁ろうと一般船舶航行の安全という問題の共存共栄をはかる、こういうことを基本にいたしてまいっております。したがいまして、一部には、これでは航行安全のためにはなまぬるいというようなことがございまして、これを徹底させるためには漁ろうを少なくとも航路

手塚良成

1972-06-12 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第7号

政府委員手塚良成君) 航路につきましては、これもやはり「政令で定める」ということになっておりますので、この政令の決定につきましては、当然水産庁とも話をいたしますし、また地元の皆さんの御意見も尊重をしなければならないと考えておりますので、場所内容によりましては、関係公共団体等とのお話も十分いたす、こういうつもりでおります。現在、この幅をどうするかということにつきましては、内々で、いろいろこの法案審議

手塚良成

1972-06-12 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第7号

政府委員手塚良成君) おっしゃるとおりでございます。なおその上に、これは法案にも書いてございますように、審議会の議を経る重要な事項と考えておりまして、この審議会のメンバーには水産関係の方も従来以上に入っていただくことにして、そこでも審議をしていただくことになっております。

手塚良成

1972-06-09 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第29号

手塚政府委員 海上保安部としては、これは海面に流れましたもの、それとの関連におきまして、市の消防局連絡をとってやっておりますので、陸上関係については、消防局御主体で御調査になっておると考えております。  海面防止等につきましては、私どものほうで先ほど申し上げましたようなオイルフェンス等を点検さしておりまして、現在の段階においては、外部への拡散は防止されておると思います。

手塚良成

1972-06-09 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第29号

手塚政府委員 いま非常に概略の御説明を申し上げましたが、先ほども申し上げましたタンク、これは出光興産のタンクは二十二基ございます。相光石油は十一基、伊藤忠は五基あります。それぞれのその数の中で現在調査完了いたしましたタンクは、出光が二十二基中九基、相光が十一基中七基、伊藤忠が五基中五基、こういうタンク調査を現在完了しております。残りの完了は大体六月十六日ごろまでかかる、こういうことになるかと思

手塚良成

1972-06-09 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第29号

手塚政府委員 五月二十四日の昼過ぎに、ただいまお話のありました福岡港内荒津石油基地付近海面浮流油があるのを通行人が発見いたしまして、福岡海上保安部通報がございまして、保安部現場調査を行ないました。その結果、岸壁のすき間から油が少量ずつ点々と漏出をしておるという事実がわかりました。その事実に基づきまして、当面オイルフェンス等漏出個所等の油の拡散を防止する。同時にいまお話のありました原因

手塚良成

1972-06-01 第68回国会 参議院 運輸委員会 第14号

政府委員手塚良成君) 先生の、毒ガスに関します今後の対策方針といいますか、そういう問題かと思いますが、その問題につきましてこれはやはり政府部内の関係省庁が多うございますので、先般五月二十四日に内閣官房中心になりまして関係省庁連絡会議が開催され、その結果いろいろ議論がございましたが、結論的に申し上げますと、大久野島の陸上に関する毒ガスの問題については、環境庁中心になりまして必要な対策

手塚良成

1972-05-31 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第25号

手塚政府委員 海上航行の安全のみならず、全般的な安全につきまして私どもは大いに責任を感じておるわけでございますが、本件につきましては先般、四十五年に各省連絡会議でいろいろ今後の対処方針が出ております。そういう点は今後厳重にこれを履行するように、特に一般航行につきましては従来まず安全である、こういうことになっておりますので、新潟につきましては掃海完了ということで航行は安全である、こういうふうになっております

手塚良成

1972-05-31 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第25号

手塚政府委員 私のほうで現地保安本部中心にいたしまして対策本部設置して、いろいろ原因の究明に当たりました。その結果といたしまして、お手元資料にもあるかと思いますが、機雷爆発によるものというふうに判定をいたしました。  その理由は、爆発地点と思われる海底から磁気機雷用コイルが発見された。このコイル自体から、専門の自衛隊鑑定も経たわけでございますが、これは機雷コイルであるということがわかったということが

手塚良成

1972-05-30 第68回国会 参議院 運輸委員会 第13号

政府委員手塚良成君) 今回の新潟海麟丸につきましては、三月十四日付で港湾局から、四十七年度の第一期工事ということで、新潟港湾工事事務所長から新潟港長あて工事協議がなされております。で、この協議を受けまして新潟港長は、内容審査ということをやりました結果四十年までにしゅんせつをした水深を維持するためである、いわゆる維持しゅんせつ作業である、先ほど港湾局長から御説明のありましたようなことで、航行船舶

手塚良成

1972-05-30 第68回国会 参議院 運輸委員会 第13号

政府委員手塚良成君) これは、私どものほうは防衛庁からいただいておる資料でございますので、いま防衛庁の担当の方からさらにこまかい御説明をいただけると思います。  海上安全一般につきまして私ども責任があるわけでございますが、具体的なこの機雷処理につきましては、実は海上保安庁自衛隊の間で  歴史的に分担が変わってまいっております。これはもうすでに先生承知だと思いますが、昭和二十年の十二月直後

手塚良成

1972-05-24 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

政府委員手塚良成君) 議事録に出ておるかと思いますが、衆議院での参考人として全漁連の常務理事の池尻さんという方が出られましたが、その方の御表現は、積極的な賛成はできないけれども、というふうな御表現になっておるかと思います。それから、高松あるいは松山等におきましての地方の公聴会等におきましていろいろ先生方の御質疑がございましたが、ここらにおきましては、はっきりと、基本的には賛成であるという御意見

手塚良成

1972-05-24 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

政府委員手塚良成君) この法案のもとになりますといいますか、最初に考えられました昭和四十二年のときは、御承知英仏海峡におきまして、トリー・キャニヨン号というタンカーが乗り揚げ海難事故を起こしまして、英仏海峡油びたしになり、英国、フランスともども軍隊を出してその排除につとめ、非常に水産資源その他に大きな影響を及ぼした事件がございます。で、日本においてもそれに近い蓋然性を持っている、特に主要狭水道

手塚良成

1972-05-24 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

政府委員手塚良成君) お手元資料として「海上交通安全法説明資料」という縦長の資料をお配りしてございます。その資料をもとにして御説明申し上げたいと思いますが、第一の船種別の船の通航数、これはページでいきますと十一ページをごらん願いたいと思います。これはこの冒頭に「航路別一日平均通航船舶数」と書いてありまして、一日になっておりますが、これは大体これを三百六十五日にしていただければ年間ということにもなるかと

手塚良成

1972-05-11 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号

手塚政府委員 今度の法案の中の三十条というのが、いまおっしゃったような問題の際の適用条項になるかと思っております。内容が、前から言われておりますような大型船の入域の制限などと密接な関連を持っておる内容でございまして、そういうものを実施する上、あるいは将来のそういう輸送機構合理化というふうな観点からも、重大な問題でございます。これは、かりに、たとえば工事中一時的に航行制限の問題が起ころうとも、そういう

手塚良成

1972-05-11 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号

手塚政府委員 航路と架橋の問題でございますが、いま具体的に航路の幅はどういうふうにきめるかということは、これは省令に譲られておりますので、確定はいたしておりませんが、大体とり得るところ、これは地理的条件にもよりますが、とり得るところは、一方通行の場合には千四百をとりたいというふうに思っております。そこで、これがとれない航路ももちろんございますから、それよりもかなり狭いというところはもちろんあります

手塚良成

1972-05-11 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号

手塚政府委員 夜間航行の問題でございますが、巨大船についての公聴会におきます皆さんの御希望といいますか、御期待といいますか、この夜間航行をできるだけ禁止してもらいたいという点につきまして、従来われわれどもで一応検討いたしておりましたのは、やはり方針としてはそういうような方向が望ましい、つまり、ああいう巨大船衝突あるいはそれに伴う災害という問題を考えますときには、夜間という時期の航行は適当ではなかろうというふうに

手塚良成

1972-05-10 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第9号

手塚政府委員 この法案におきます巨大船は、長さ二百メーター以上のものということになっておりまして、上限の規制はきめておりません。きめておらない理由につきましては、先ほど政務次官がお答えしたような理由でございます。  それから航行時間の問題につきましては、これは航行の予定時間を通報させるというたてまえをとって、その通報に対して諸般の変更なりあるいは調整を可能にする。そうしていろいろな、たとえば漁ろうとの

手塚良成

1972-05-10 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第9号

手塚政府委員 抽象的な御説明はただいま申し上げましたとおりでございますが、なお、この実施につきましては、ただいま先生のおっしゃるとおり、役所の弊害を除くように私ども努力をいたさなければなりませんし、またそういうふうにいたしませんと、仕事も繁忙で、とても現状ではやりきれないということにもなるわけでございます。したがいまして、本件に関しましては、これは水産庁とも十分具体的なこまかい内容を話し合いをいたしましてあらかじめきめておく

手塚良成

1972-05-10 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第9号

手塚政府委員 許可制といいますのは、航路及びその周辺、これは具体的に政令できまりますが、その周辺における工作物設置あるいは作業というものに対して許可する、それ以外の適用海域内におきます同様の行為に対して届け出制ということでありますが、この両者は、船舶交通安全確保という見地からいたしますと、現在におきます海洋の多様的な使用のたてまえ上いろいろ問題が起こってきます、そういうことで、個々についてやはり

手塚良成

1972-04-25 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号

手塚政府委員 一般的な海難ということでいきますと、まず全国で問題になります衝突、乗り上げ、それ以外ということの分数によりますと、四十六年度におきましては三千五百隻という海難実態がございます。その中で、いわゆる狭水道といいますか、この法案で問題にしております東京湾、伊勢湾、瀬戸内海、この三つのものにつきましては、全体の約八〇%弱くらいがそういう中で起こっておる。なお、それが航路ということで見ます場合

手塚良成

1972-04-25 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号

手塚政府委員 漁業実態、その権利関係等につきましては、先生のおっしゃるようなことであろうと思います。ただ、本法案によって、漁業権との関係につきましては、基本的には両者のいわゆる共存共栄をはかるという大前提をとったわけでございまして、漁業との実質的な問題、この法案の施行によって起こる問題は、いわゆる巨大船の避航という関係の問題ではないかと思うのです。それ以外は、一般漁業について、まず端的に言いますと

手塚良成

1972-04-25 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号

手塚政府委員 私どもよりは水産庁のほうがよろしいかとも思いますが、いま予定しております十一航路、この航路につきまして、その範囲、区画、これをどうするかというのは、今後また政省令にまかせられておりますので、なお検討するつもりでおりますが、一応いま想定されております中では、たとえば伊良湖水道、それから来島海峡航路、この二カ所については、許可漁業のごく一部がこれにかかっておるという実情が原案の中で考えられております

手塚良成

1972-04-20 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号

手塚政府委員 いろいろございますけれども、たとえば、速度の制限という問題などは新たに挿入をいたしました。それから航路航行義務というような規定は、新しく今度設定いたしました。漁ろうの関係で申しますと、漁具設置等の軽易な行為工作物設置工事作業等について、許可届け出という規定がございますが、そういう軽易な漁具設置等のものについては、これはそういう規制対象からはずすというようなことをいたしました

手塚良成

1972-04-20 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号

手塚政府委員 昨日、木更津で意見聴取を本委員会でおやりになりまして、住民の皆さんから反対の御意見が出たわけです。私どもは、この法案をつくりますにあたりましては、五年来の懸案であり、大綱も大体そういう前からの線を踏襲しておるわけでございますが、やはり一番心を砕いて注意を払いましたのは、漁ろうとの調整をどうはかるかということを最大の眼目としてはかりまして、これの調整ができ上がったということで御審議を願

手塚良成

1972-04-05 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号

手塚政府委員 年間別の変動は、多少の出入りはございますけれども、総体的に見ますと、少し漸増しておるかという程度でございまして、さほどの大きな相違はございません。ただ問題は、やはり質的な増が出てきておりまして、タンカー等の増加に伴いますそういった種類の船の海難というようなものがふえつつあるということで、その面から大いに注意を要するものであると考えております。  CTSの問題につきましては、これは私ども

手塚良成

1972-04-05 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号

手塚政府委員 四十五年度でございますが、東京湾の中におきます海難事故、これは、私どもに報告があり、私どもが何がしかの手を下したという意味における海難でございますが、この四十五年におきます東京湾海難件数は百九十七件、衝突が七十件、乗り上げ二十七件、その他百件という数字でございます。  なお、御参考ですが、全国が二千六百四十六件ございます。その中で約一割弱というのが東京湾の中の海難でございます。  

手塚良成

1972-04-05 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号

手塚政府委員 昨年の国会で、海洋汚染防止法という法律が施行されることになりました。この法律によりまして、海上保安庁は、新しく海洋監視汚染の取り締まりという任務を課せられることになったわけでございます。この任務に基づきまして、私どもは一定のルールに従った監視の方法というのを打ち立てることにいたしました。たとえば飛行機と船との連携動作ということで、必ず両者一体となったものが午前、午後定期的にパトロール

手塚良成

1972-03-24 第68回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号

手塚政府委員 先ほど御答弁もありましたように、運航マニュアルというものが一番最初に必要でございますが、その点につきましては相当十分に検討し、変更もなされ、まずいまでき上がっているものは妥当ではなかろうかと考えております。  残る問題はルートでございまして、このルートについては宇高東西航路あるいは備讃瀬戸航路関係におきまして、当初検討されました航路は私どもは適当ではないと考えております。新しい航路

手塚良成

1972-03-24 第68回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号

手塚政府委員 このホーバークラフト安全性自体につきましては、世界的に見ましても実は確立した基準なり何なりの絶対的なものはまだないと思っております。先般御承知のとおりイギリスにおきましても、あれほど多用しておりますけれどもさらに事故が起こっておるという状態でございます。運航管理規定などはやはりそのためにいろいろな角度から、日々いままで運航されておりますものにつきましても種々検討を加え、変更をされておる

手塚良成

1972-03-24 第68回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号

手塚政府委員 この問題につきましてはただいま国鉄側からもお話がありましたように、先生も御承知かと思いますが、備讃瀬戸東航路というメーンの航路が通っておりますのを宇高航路が横断するということで、備讃瀬戸東航路につきましては一日の船舶通行量が約千四百隻くらいあって、船舶の非常にふくそうした航路であるわけであります。御承知のとおり非常に島が多うございます。この中をホーバークラフトが高速で走るということにつきましては

手塚良成

1972-03-17 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第5号

手塚政府委員 私どもの御質問への前に、先ほどの私どものほうへの届け出というお話がございました。あそこで廃棄いたしましたものが、船舶局長お話もこざいましたけれども、私どものほうの現段階の取り調べにおいて、あれが危険物運送貯蔵規則によるところの対象物件であるかどうかということについてはやや疑問があるのです。私どものほうへ届け出というかっこう、これはいまの法制上は正式に必要性はございませんけれども、事実上

手塚良成

1972-03-17 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第5号

手塚政府委員 御質問がございました二点についてお答えを申し上げます。  廃油ボール調査の問題でございますが、全般的な廃油ボールの問題につきましては、昨年約小一年かかりまして、その原因調査をいたしました。特にまた鹿島地区に特殊な形態における廃油ボールがあるということでございましたので、鹿島地区につきましては、また別途な調査を、研究機関を動員して行なったわけでございます。この調査結果につきましては、

手塚良成

1972-03-14 第68回国会 衆議院 予算委員会 第15号

手塚政府委員 いま先生のおっしゃった大体そのとおりでございまして、年間一ミリ程度ずつ腐食するものと考えられております。ドラムかんの厚さが一・六ミリということでありますので、大体一カ年ないし一カ年余かかるのではなかろうか、かように思います。ただし、今回の場合は非常に荒天の模様でございましたので、ドラムかんがあるいは甲板上でやや破損をしておるということも考えられますので、そういった環境を加えますと、こういったのはやや

手塚良成

1972-03-14 第68回国会 衆議院 予算委員会 第15号

手塚政府委員 私のほうで流出したと思われます内容ドラムかん本数を調べてございますので、その点だけを私のほうから御答弁申し上げます。流れました本数百九十七本ですが、中身はシクロヘキサノン三本、アセトニトリル四十五本、アクリロニトリル五本、メチルエチルケトン二十六本、ソジウムシアネード、これはシアン化ナトリウムでございますが三十七本、ジエチルサルフェイト三十二本、メチルメタクレート二十本、ビニールアセテート

手塚良成

1972-03-14 第68回国会 衆議院 予算委員会 第15号

手塚政府委員 先ほど大臣から御説明いたしましたように、初動におきまして巡視船艇並びに航空機による捜査をやりました。その後におきまして、同様に航空機によって、引き続きではございませんが、自来捜査をしておりますが、現在のところ見当たっておりませんので、このところ一応捜査を打ち切りという状態になっております。おそらく、この流れました場所が、黒潮のずっと南、先ほどお話のありました潮岬から百海里南のほうの公海上

手塚良成

1971-12-17 第67回国会 衆議院 運輸委員会 第4号

手塚政府委員 この中和剤につきましては、今回、十八リットル入り二万九千かんほどを投入いたしました。中和剤について二次公害ということがいわれております。私どももこの二次公害については相当前々から慎重に検討調査を続けてきておりまして、現在の段階ではまだ最終的な結論は出ておりません。水産庁関係におかれましてもこれは出ておりません。私どもは、中間報告的な検討の結果に基づきまして、これはいかなる種類のものを

手塚良成

1971-12-17 第67回国会 衆議院 運輸委員会 第4号

手塚政府委員 御指摘のようにあの船は十一月三十日の午前七時五十三分、西防波堤灯台二百五十度、三千百メートルというところに投錨いたしました。この投錨いたしました地域は、いわゆる港則法でいうところの港域の中であります。しかし入ってまいりましたのが、まだ検疫を受けてない、そしてこれから水先人を待っておる、こういう状態で入ってきております。通常そういう状態の際はまだいわゆる港長権限が一〇〇%動かないという

手塚良成

1971-12-17 第67回国会 衆議院 運輸委員会 第4号

手塚政府委員 今度の事故が起きましたにつきまして、まず事故処理という観点から措置をとらなければならぬということで、当時流出しました油の除去、その後現在船首部分船尾部分残油がありますが、その残油の抜き取り、こういう面についての措置、これは非常に重要な措置でございますが、特にその船首部につきまして、いま残っておるものを最大限の努力をして抜き出そうということを、私のほうは最大の使命として実施をしております

手塚良成

1971-12-15 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第4号

手塚政府委員 ただいま申し上げました巡視艇現場確認並びにその後の調査によりましたところでは、当時処理に当たりました東燃タンカー代理店酒井海運及び東燃川崎工場によって防除がなされたわけでありますが、この両者によりまして、処理剤七百かん、むしろ千枚、オイルキャッチ五ケース五百枚、吸引ポンプ作業船が五隻、作業員七十五名という現状を確認し、それらを使って処理中であるという状態を確認してまいっております

手塚良成

1971-12-15 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第4号

手塚政府委員 一応形式的には、現段階におきましては、通報がなされておるというふうに見るべきではなかろうか。しかし、通報内容あるいは通報された時間——時間と申しますのは、先ほどの六時五十分でございます。実際に問題が起こっておりますのは、後の調査でいうところが真実であれば、三時三十分でございます。これは直ちに通報しろということになっておりますので、そういった通報の時間的な問題等が適切であるかどうか、これは

手塚良成

1971-12-15 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第4号

手塚政府委員 端的な御質問でございますので、簡単に御説明します。  六時五十分に明原丸一等航海士から川崎保安署流出通報がございました。内容は、午前四時三十分ごろ、燃料油搭載中、C重油約二キロリットルをオーバーフローさせ目下処理中。この四時三十分につきましては、その後の調べによりまして、三時三十分ごろであるということに、現在の調査はなっております。そういう通報によりまして、七時五分、川崎保安署

手塚良成

1971-12-07 第67回国会 参議院 運輸委員会 第6号

政府委員手塚良成君) やはり一つは、実際に散布をいたしました除去剤効果はあるかと思います、表面的には。それからもう一つは、やはり波というのは自然の拡散剤というふうにいわれておるようでありまして、これは波が強いということはいろいろ作業ができない、除去作業が進まない原因ではありますが、一方ではまた、これが油そのものをかき回すという効果があるようであります。そこで、この波が数日来非常に強かったということによって

手塚良成

1971-12-07 第67回国会 参議院 運輸委員会 第6号

政府委員手塚良成君) いま流れました油というものは、ただいま申し上げましたような状況でございまして、かたがた油の二次公害ということで現地の漁民の皆さん方も相当いろいろ御意見があって、できるだけ除去剤使用することを控えてもらいたいというお話もあります。私どもは、その点については、かねがね使わないで済む場合はできるだけ使わない、こういうことで、火災の危険のある場合、それからいま申し上げたAという一番濃度

手塚良成

1971-12-07 第67回国会 参議院 運輸委員会 第6号

政府委員手塚良成君) たいへん御心配をかけております「ジュリアナ」号事件油流出のその後の経過を御説明申し上げます。  船体が二つに割れまして、船尾のほうがその後徐々に岸に近づいてまいりまして、海岸線から沖に約百メートルに平行してテトラポッドがずっと入っておりますが、このテトラポッドの中心線から船尾の一番近いところは三十五メートル、遠いところが七十メートルというふうなところに接近をしてまいりました

手塚良成