1958-04-08 第28回国会 参議院 商工委員会 第16号
○小滝彬君 さっき運営審議会のことをお尋ねしていたのですが、この運営審議会というのは、私は今後非常に重要になると思うのです。役員につきましては、国会議員が不適格であるというので除外されているということはわかるのですが、運営審議会などは、超党派でこういう貿易振興ということには関与しなければならない。国会議員もよくこの運営振りを知っておれば、今後これをもり立てていく上にも好都合じゃないかと思うのです。こういう
○小滝彬君 さっき運営審議会のことをお尋ねしていたのですが、この運営審議会というのは、私は今後非常に重要になると思うのです。役員につきましては、国会議員が不適格であるというので除外されているということはわかるのですが、運営審議会などは、超党派でこういう貿易振興ということには関与しなければならない。国会議員もよくこの運営振りを知っておれば、今後これをもり立てていく上にも好都合じゃないかと思うのです。こういう
○小滝彬君 これは今までのジェトロの定款に出ているものよりも、項目もよけいあげられているし、そして官僚というものは、何でも自分のところへ縄張りをとりたい気持を持っておるから、少くとも大臣がそういう指導方針をもって考えていただき、まあ、運営委員会も、これについては重要な発言もするでしょうし、指示も授けるでしょうが、これは今申されたような趣旨で指導していただきたいということを希望いたします。 それから
○小滝彬君 私この法案賛成で、皆さんの質疑を聞いていたのですが、その答弁に関連して私は一つはっきりしたいと思うので、簡単にお伺いいたしたいと思います。この第一条に、非常に総括的にやるというようなことが書いてあるので、大いに海外の仕事が多いし、これはまた貿易省でも作るんじゃないかというような意見もありますが、しかし実際の資金面などから見ると、そういう心配はないと思うんです。ただ、むしろ私はこの資料をもらって
○小滝彬君 ちょっと関連質問。今給与の話が出たのですが、在外の者はどうですか、商社なども最近は家族手当を出すところが出たのだが、その一群かしらになる人に妻加俸か何かあるのですか、それとも七百十ドルだけであって、妻はその範囲内で連れて行けば行かれるということになるのですか、その辺をついでに御説明願いたい。
○小滝彬君 ちょっと関連して今の答弁の前に。今の森君の答弁で、原則論があったけれども、私の記憶するところでは、随契の中には、縁故者に対する随契の相手方は何とかと書いてあるはずなんだけれども、縁故のある方に対しては、特別の随契をすることができるようになっているのではないか。そうすると、ある特定の会社なりが、株主の中で非常に多数の株を取得しようとする場合は、その随契によってそれを抑制することができる、そういう
○小滝彬君 これは加藤さんにお伺いした方がいいかもしれぬけれども、これは基本的なことを質問して悪いけれども、今のなまゴムや合成ゴムの輸入は自動承認制でやっているのですか、割当制をやっておるのですか。それで、もしその輸入操作によって保護されるようなことになるというと、需要者側についてのいろいろな関係も出てくるんで、その点を説明してもらいたい。 それからもう一つは、これはしろうとなんで、専門家の加藤さんのような
○小滝彬君 私は、受けているかと思ったのです。今おっしゃっているのは、これから先のことでなくて、現在の、これまでのジェトロの内容について相馬君から質問があったから、それについてお役所から恩給の特権があろかどうかは知らないが、一、二年なり出かける、あの数が大体どのくらいになっているかを表にして出してもらいたいということです。
○小滝彬君 今のに関連して、詳細の経歴は要らないが、たしか恩給の特例を受けておる役人で、一年とか、二年とか出かけることがあると思うが、これは数で出すのは簡単だから、それを一つつけ足して出してもらいたい。 それからもう一つ、先般経済企画庁長官がここに出席されました際、私質問して資料を要求したのですが、その中で、三十三年度の三十一億五千万ドルの基礎になる工ーリア・ワイズ、コモディティ・ワイズの表を出してもらいたい
○小滝彬君 議事進行について。今海野先生に対して答弁をいただくのはありがたいのですが、実は委員長代理も御承知の通り、この前申し上げたのはいろいろわからないのもあるから、むしろ総括的にこの前も委員に十分理解されなかったようなものを、政府委員の方から説明をしてもらおうじゃないかというような話し合いであったように了解しております。そこで、今せっかく耐火度の話が出たからその点はおやりになるとしても、そのあとむしろ
○小滝彬君 これどうですか。もちろん非常に計量器はたくさんあるので持ってこれないけれども、絵ででも見せてもらうとか、あるいは国会中なかなかこれを設置してある場所へ見に行くのも大へんでしょうけれども、御説明もその方が楽だろうし、何かそういう実物に関するお取り計らいを委員長の方でお考えを願いたいと思いますが、いかがですか。きょうじゃなくてこの次のときにでも、絵とかいろんなものがあるだろうと思う。専門家に
○小滝彬君 もしそうとすれば、これも大臣に要求するのではないのですが、どうせ計画というものは、企画庁の主管においてやられているから、たとえばエーリアライズ、国別に一体どういう点を見ているか、今阿部さんが心配されているのは、アメリカでは輸入制限もあるし、ヨーロッパでもコモン・マーケットができているとか、あるいは東南アジアについては資金不足とか、いろいろ悲観的要素もあると思うのですが、同時に河野大臣の説明
○小滝彬君 ちょっと阿部君の質問に関連いたしまして事務的なことをお尋ねしたいと思いますが、これは阿部君のしり馬に乗るわけではありませんが、率直に申しまして、衆議院の予算委員会とか、あるいはこの委員会で、前尾大臣と河野大臣の話を聞くと、ニュアンスが相当違った点もあるので、これは私は何も大臣に質問をするわけではないが、通産省と貿易の数字を作るときに、十分の打合せがなかったのではないか、その辺どうなっておるのかお
○小滝彬君 ちょっと関連をして田尻さんのお話を、大竹さん非常によくわかったとおっしゃったけれども、私ちょっとわからないのですが、供給源を日本に求めるというのですが、ソ連からの援助というふうなものが減って、日本を対象とした方が非常に重要だと、単純に貿易を促進するための機関であるという考え方なら、まあ五人プラスアルファ、そこに余裕のある点も、おそらく交渉の過程においては、山手君、池田君も表明したのだと思
○小滝彬君 今、通産大臣も見えているので、この際今の質問に関連してお伺いしたいのですが、今松本君から非常に海外貿易について配慮する、まことにけっこうだと思う。それに関連して藤山さんが何でも商務官を今度作るのだ、それから景気観測のために重要なポストへ参事官級の相当経済のよくわかった人間を出すということは、まことにけっこうだ。ところで、一体これは通産省と外務省とよく話し合いをしてやらなければならぬ問題であるのみならず
○国務大臣(小滝彬君) なるほど総理が立たれるときの一日、二日前になりましたことは遺憾でございます。平素から申し上げておりまする通り、やはり中期的、長期的な一つの目標もないというと、なかなか防衛計画の年次の計画を立てるにも困難がありますので、一日も早くこれを決定いたしたいと思っておったのでありまして、私、就任いたしましてからも数回、単に正式の国防会議のみならず、国防会議の議員の懇談会も開いた次第でございます
○国務大臣(小滝彬君) この公表いたしたものにもはっきりさせておりまするように、決定いたしましたのは整備目標の大綱でありまして、これをきめまするまでには、いろいろ議論もございましたが、しかし、とにかく決定といたしましては、整備目標を決定したにすぎないのでありまして、細部については、引き続き検討を進めることになっておるというようにうたっておりまする通り、いろいろ細部に議論も国防会議の中ではありましたけれども
○国務大臣(小滝彬君) 六日におそくなりまして、十二時過ぎましてこちらへ参りまして、もう散会になったというのは、非常に遺憾千万でございます。これは、速記をつけてこういうことを申し上げていいか悪いかわかりませんが、これは私の誤解であったかもしれませんが、砂川問題を質問をされろということで、防衛については、岸総理大臣が出ていないというと、結局実のある質問もで罪ないだろう、午前中は出席する必要はないだろうというある
○国務大臣(小滝彬君) これまでの経験から申しますると、そこに食い違いが出ておりましたので、それが出ないようにというので、昨年度も、今も申しましたように、三十一年度も前よりはよほど改善せられたのであります。本年はことにまた、さっき申しましたように、防衛庁費も増加せしめない、陸の方の増員というものもとどめまして、できるだけの計画通りに実行できるよう努力いたしておる次第であります。
○国務大臣(小滝彬君) 不必要な定員を多くとっておるというのではなくて、人件費につきましては、一つの計画がある際に、それが不足するというようなことになりますると、これは月給に直接響いてくるものでありまするし、計画によってそれだけの人件費を計上しているわけでありますから、事実、募集関係とか、いろいろの種類のもの、自衛官を採らなければならないという際に、その手続などがおくれまして、結局その年度内に充足された
○国務大臣(小滝彬君) 三十年度もかような不用額が出まして、またさらに実はこの前も申し上げましたように、三十一年度においても改善せられておらないというのは非常に遺憾でありまして、私どもとしてはこういうことにならないように、もちろん予算についても厳正な態度で臨まなければなりませんが、同時に翌年度に繰り越されるおそれのあるようなものについては、編成に当って、編成の考え方を変えるというので、この三十二年度
○国務大臣(小滝彬君) 決算委員今が非常な熱心さをもってこの決算関係の問題を審査されるということに対しましては、衷心から敬意を表するものであります。私どもといたしましては、できるだけ皆さんの御満足のいくように説明を申し上げて、理解を得まして慎重に、またできるだけすみやかにこの審査が終了いたしますように希望いたすものであります。 —————————————
○国務大臣(小滝彬君) 官房長の発言について私は詳細は存じませんけれども、おそらく官房長は、私どもの方でいろいろ資料も用意いたしましたので、その点について質問があるだろうということで、そのことを事務的というように解して申したかもしれませんが、私はこの決算委員会においていろいろ政治的な問題も出るし、私自身出席しなければならないということを承知いたしておりましたので、先ほど陳謝申しましたように非常に遺憾
○国務大臣(小滝彬君) 昨日出席ができなかったことに対しまして、陳謝の意を表したいと存じます。 私といたしましては、昨十一日も前日に引き続き委員会に出席いたす所存でございましたが、たまたま来朝中のビルマ副首相から、当日横須賀市附近の防衛大学校をぜひとも視察したいとの申し入れを受けましたので、目下決算委員会も開会中のことでもあり、いろいろと配慮いたしたのでありますが、同氏は、副首相であるとともに、国防相
○国務大臣(小滝彬君) 何分あれだけのスピードをもって、あれだけの高いところを飛ぶものでありますからして、人間わざとして、依然として現在の段階では事故がこれは世界的にあるわけでありまして、日本だけでないということは今申し上げた通りでございます。また、戦前は、そういうことは新聞に出せない。近ごろは自衛隊のことであれば、もう何でも悪い方に持ち出される。(笑声)こういう風潮も影響しているということを賢明な
○国務大臣(小滝彬君) 今、決算の御説明を申し上げましたので、この点をまだ申し上げておらないのでありますが、五月の二十日にああいう事故を起しましたことは非常に遺憾であります。さっそく現地にも調査委員会を設けさせまして、そこでいろいろ取り調べをさせましたし、またその後、これに指揮をとっておりました源田空将にもさらに来てもらっていろいろ調査いたしたのでございますが、当日はこちらの方では非常に天候が悪かったのでありまするが
○国務大臣(小滝彬君) 昭和三十年度の防衛庁費の決算の概要について御説明申し上げます。 昭和三十年度の防衛庁費の歳出予算額は八百六十八億百万円でありまして、これに前年度から繰り越した金額二百三十四億七千九百十五万四千円、大蔵省所管より移管を受けた金額三千四百一万二千円、この二つを加えますと、歳出予算現額は千百三億千四百十六万六千円となるのであります。この歳出予算現額のうち、支出済み歳出額は八百二十六億二千三百十五万五千円
○小滝国務大臣 それぞれの会社としては、その附帯契約の規定を守らなければならないので、その事項を守るに必要な措置として秘密を漏らさないように社員に徹底させるという措置をとるのは、これは当然のことではないかと思うのであります。
○小滝国務大臣 防衛庁といたしましては、契約書に附帯して、いわゆる附帯契約をもちまして、秘密の保護に万全を期してもらいたいということをうたっておるのでありまするが、その措置につきましてはそれぞれの会社において適当と認めるやり方をするということになっておるわけであります。
○小滝国務大臣 御承知のように、これには施行令もございまして、この防衛庁の措置といたしましては、さらに自衛隊法の五十八条ですか、これにも規定があり、またさらに実際問題としてこれが施行に当っては保護すべき秘密事項を活用して、政策に当るというような場合におきましては秘密の区分を明らかにいたしまして、これを指示し、秘密保護法に違反することのないように注意いたしておる次第でございます。
○国務大臣(小滝彬君) 長期防衛計画ができていないことは、先ほど総理から御説明のあった通りでございます。 しかし、せっかく佐多君の御質問でございますので、国防会議において政府としての基本構想というものはできておりませんけれども、防衛関係を担当しておりまする大臣といたしまして、私の考えを申し上げまするならば、原則的には、われわれは、国力、国情に応じたところの自衛力を持とう、最小限度の自衛力を持とうと
○小滝国務大臣 防衛庁設置法の一部を改正する法律案の提案の理由及び概要について御説明申し上げます。 政府は、今次の行政機構改革の一環として、調達庁を防衛庁の所轄のもとに置くことといたしました。 調達庁は、駐留軍が必要とする施設区域及び労務を提供し、また駐留軍から需要を解除された施設区域を保管、返還または処分し、または駐留軍の行為により生じた損害に対する補償請求の処理等を主たる任務とするものであることは
○国務大臣(小滝彬君) ただいま総理から申されましたと同じ見解を持っているものと御了承を願います。(拍手、「答弁、漏れている」「防衛計画に関する答弁が漏れているじゃないか」と呼ぶ者あり) 〔国務大臣岸信介君登壇、拍手〕
○国務大臣(小滝彬君) 先ほどから繰り返しておりますように、私どもの方でそうした情勢については絶えず検討いたしております。あるいはそういう原爆というようなことがあるかもわからないということを申し上げたといたしまするならば、それは世界戦というものがある場合において、たとい二次的、三次的戦場においても、今後においては完全な在来兵器のみということだけを考えて、自衛というものを考えるならば、そこに大きな、そごを
○国務大臣(小滝彬君) 先ほど申し上げた通りでございまして、われわれは、そういう問題を常時検討いたしておりますが、しかし防衛庁として、まとまった、そうしたものはないということを申し上げた次第でございます。たとえば過般の委員会におきましても、大体この極東方面における情勢はこういうところであろうというようなことは申し上げたはずでございます。そうした個別的な資料はありましても、今御要求になっておりまするような
○国務大臣(小滝彬君) この前の小林さんのお話は、私もよく記憶しておるところでございますが、その際に私から速記つきで申し上げましたように、いろいろ係の方では検討しておるけれども、まとまったものではないということを申し上げたんであります。その後、御要求があったことは知っておりますので、それについては、すでに私の方からはっきりここでも申し上げましたし、係の者から直接お話申し上げて、了解していただきたいと
○国務大臣(小滝彬君) 日本におります駐留軍の装備は、在来の兵器でございます。御承知のように、オネスト・ジョン、ナイキを持った部隊はおりまするけれども、その他すべて在来の兵器でありまして、全体の数は、海のものを加えますと、大体十万という程度でございます。