2006-05-12 第164回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
○寺尾参考人 それではお答えいたします。 昨年十二月に、私ども食品安全委員会では、米国産の牛肉のリスク評価というものをやったわけでございますけれども、これはあくまでも日本向けの牛肉の輸出プログラム、上乗せプログラムといいますけれども、これはまず、牛が二十カ月以下であるということ、それから、すべての牛から特定危険部位を除去する、そういう条件がついてございますけれども、それが守られて、なおかつアメリカ
○寺尾参考人 それではお答えいたします。 昨年十二月に、私ども食品安全委員会では、米国産の牛肉のリスク評価というものをやったわけでございますけれども、これはあくまでも日本向けの牛肉の輸出プログラム、上乗せプログラムといいますけれども、これはまず、牛が二十カ月以下であるということ、それから、すべての牛から特定危険部位を除去する、そういう条件がついてございますけれども、それが守られて、なおかつアメリカ
○寺尾参考人 ただいま厚生労働省、農林水産省から、今後のBSEの措置の見直しというものを私どもは受けておりまして、今議論中でございます。ですから、二十カ月云々というあれはまだ決まってございません。
○寺尾参考人 感想と言われましてもなかなか難しい問題ですけれども、これはやはり専門家がデータを見て議論をして結論を出していることでございますので、それで私どもは従うべきだろうと思います。 以上でございます。
○寺尾参考人 お答えいたします。 先生御指摘のとおり、この点につきましては、食品安全委員会といたしまして、その重要性を十分に認識しております。 十一月十八日に第七十回の食品安全委員会というものが開かれましたけれども、ここにおきまして、我が国が現在牛肉を輸入しております国におきますBSEの現状とか対策につきまして情報を収集するということを決めました。 今後、輸入牛肉の管理措置につきまして厚生労働省及
○寺尾参考人 BSEに関すること、それから、それによりますバリアントタイプのCJDとか、そういうものにつきましては、ことしの二月からでございますけれども、食品安全委員会では、全体につきまして、現在、調査検討、議論中でございます。科学的なことにつきまして議論をやっている最中でございます。
○寺尾参考人 キャリーさんのことにつきましては、脳の所見でございますので、これは、私は医学の人間ではありませんのでちょっとわかりませんけれども、多分、医学の人間が見れば、すぐ判断がつくんだろうと思います。 実際に、今お示しになりましたような大量のクロイツフェルト・ヤコブの患者が出ているというあれは、私は存じておりませんでした。
○寺尾参考人 私が伺っている限りにおいては、今お答えがありましたように、米国でバリアントCJDの患者は一人だけ出ている、公式にはそういう報告だけでございます。その方はイギリスに長く住んでいた、それでアメリカに移った、そういう方だというふうに伺っております。
○寺尾参考人 やはり、今回の薬事法改正にいたしましても、法律ができただけではだめであって、実際にこれはちゃんと運用されなければいけないということでありますので、その周りのところも、当然国もそうでしょうし、製薬企業もそうですけれども、ちゃんと認識して、法律に従っていろいろなことを処理するということをぜひしっかりやっていただきたいと思います。 以上でございます。
○寺尾参考人 それでは、お答え申し上げます。 ただいまお話がございましたように、血液製剤、遺伝子組み換え製剤につきましては、安全を不安視する方もいらっしゃるわけでございますけれども、血液製剤につきましては、非常に不幸な出来事もございましたけれども、ここ数十年の歴史の中で、病原物質、ウイルスが中心になると思いますけれども、こういうものの検出技術というものが非常に進歩しておりますし、そういうものの除去
○寺尾参考人 皆様、おはようございます。財団法人日本公定書協会の寺尾でございます。 本日は、参考人といたしまして委員会に出席し、意見を申し述べる機会をいただきまして、まことにありがとうございます。私は、医薬品などの品質や安全性の評価を最近まで行ってきた経験から、今回の薬事法改正につきまして意見を申し上げたいと思います。 一枚紙をお配りしてございますけれども、これは、私が本日お話しいたします項目といいましょうか
○寺尾参考人 たんぱくは、普通我々食べますと、胃とか腸でたんぱく分解酵素の作用を受けまして分解が起きている。それで、BTトキシン、今のBT菌の有効成分ですけれども、これは調理をすれば当然たんぱく質の三次構造が変わりまして活性を失う。それと同時に、たんぱく分解酵素の作用を非常に受けやすくなりますので、食べても大部分のものは胃の中で分解すると思います。 渡辺先生が何とおっしゃったかというのは、今伺った
○寺尾参考人 それでは、お答えいたします。 先ほど御質問ございましたデンマークの話ですけれども、ブラシカ何とかというのは、済みません、私も後の方の名前をちょっと知らないのですけれども、ブラシカというのは菜種と同じ仲間ですから、当然これは花粉が飛んでくれば交配することであります。ですから、これは当然予測されることでありまして、全然予想外のことが起きたとは思っておりません。 それから、二番目におっしゃられました
○寺尾参考人 おはようございます。国立衛生試験所の寺尾でございます。 本日は、遺伝子組み換え食品、食品添加物等の表示問題あるいは安全性の問題につきまして意見を述べる機会をいただきまして、ありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。 現在、我が国は、遺伝子組み換え大豆、ジャガイモ、菜種、トウモロコシの四種類の農作物、合計七品目、それから、食品添加物といたしまして、チーズの製造に用いられます凝乳酵素