○参考人(室田泰弘君) お答え申し上げます。
まず最初に、世界的なエネルギー問題が重要ではないかという御指摘でありますけれども、私もそのとおりであると思っております。その場合に、かなり世界のエネルギーの伸びは人口の伸びに比例するのではないかという御指摘でありますけれども、それもそのとおりだと思います。ただし、少しこの人口の伸びについては調べてみたことがあるんですけれども、どういうことが起こっているかといいますと
室田泰弘
○参考人(室田泰弘君) 私の方は、需要が今後落ちるであろうというふうに考えておりますので、そこから出発させていただきたいと思います。
まず最初に石炭とその環境問題でございますが、これは生田先生がおっしゃったとおりの問題がございます。ただし、酸性雨に関しては何が恐らく割と早く問題になるかというと国際問題でありまして、大体日本の汚染排出量に比べて中国の排出量は、ある測定によりますと数十倍と言われております
室田泰弘
○参考人(室田泰弘君) 室田でございます。座ってやりますことを許していただきます。
私は、需要動向の方向から日本の長期的なエネルギー需給の将来動向という点を申し上げてみたいと思います。お手元の資料に基づいて申し上げたいと思いますので、それを御参照いただきたいと思います。
最初に、まずエネルギー需要の方でございますけれども、結論的に申し上げますと、多分長期的には日本のエネルギー需要というのはふえるのではなくて
室田泰弘
○参考人(室田泰弘君) 二点ほどお答えしたいと思います。
日本経済研究センターの作業は、私が中心になってまとめましたものですから、その数字に基づいて申し上げたいと思います。
政府のエネ調見通しとの違いを幾つかの点で申し上げますと、例えば石炭でありますとエネ調見通しは——長期需給見通しのことでございますが、九五年で一億二千八百万トンぐらいを考えておりますけれども、これを一〇〇といたしますと今回の見通
室田泰弘
○参考人(室田泰弘君) 室田でございます。
お手元に資料があると思いますので、資料をごらんになりながら聞いていただければと思います。私はやや広い立場からきょう与えられた課題について申し上げたいと思っております。
先ほどの御説明にもありましたけれども、自前の枯渇性資源を大量に保有しない日本にとって、供給計画を立てるに際しましてはその適切なデータと明確な論理構造に基づく需要でありますね、要するにどういった
室田泰弘