1975-03-25 第75回国会 参議院 法務委員会 第6号
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 佐々木委員の仰せのように、裁判所におきましては他の行政官庁と違いましてタイピストの数も多いし、またタイプライターによって仕事をするという事務員も非常に多いわけでございます。 そこで、ただいまお話しのように、私どもの方にもいろいろタイピストの方からの要望を承っております。それを要約いたしますと、一つは、古いタイプライターをできるだけ早く更新してもらいたい、もっともな
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 佐々木委員の仰せのように、裁判所におきましては他の行政官庁と違いましてタイピストの数も多いし、またタイプライターによって仕事をするという事務員も非常に多いわけでございます。 そこで、ただいまお話しのように、私どもの方にもいろいろタイピストの方からの要望を承っております。それを要約いたしますと、一つは、古いタイプライターをできるだけ早く更新してもらいたい、もっともな
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 佐々木委員の仰せのとおり、研修委託経費は大変大事な問題でございまして、お話しのように、弁護士会から研修所に対しまして、また私どもの方に対しまして直接にいろいろお話も伺い、また増額の御希望も承っておるわけでございます。最近は、ただいまお話しのような問題のほかに、文具費でありますとか、あるいは通信費でありますとか、そういうものも非常に上がっておりますので、大変御苦労
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) ただいまお尋ねの司法研修所関係の研修委託経費でございますが、昭和四十九年度は総額八百五十二万でございますが、本年度、ただいま国会で御審議いただいております五十年度の予算におきましては、対前年度二〇%増しの九百三十五万円を計上いたしております。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 田中元最高裁判所長官の「年頭の辞」を私どもも拝見しておりますが、ただいま白木委員が全文をさらにお読みいただきまして、感概を新たにいたした次第でございます。 昭和三十五年と申しますと、裁判所の、たとえば一例を挙げますと、庁舎の状況などがまだきわめて劣悪な状況にあった当時でございまして、たとえば東京におきまして、東京地方裁判所、東京家庭裁判所あるいは司法研修所、家庭裁判所調査官研修所
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 他の裁判所にはございません。 最高裁判所の実際契約をしておる会社の名前でございますが、ちょっといまはっきり記憶しておりませんので、後刻調査しましてお知らせいたします。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 最高裁判所の庁舎の警備員につきましては、門のところにおりますのは警備保障会社でございまして、中の方には裁判所の職員が、守衛その他の職員として庁舎の警備に当たっておる、こういう状況になっております。
○大内最高裁判所長官代理者 お答えを申し上げます。 裁判所の予算のことにつきまして当委員会で深い御理解と御支援をいただいておりますことにつきましては深く感謝を申し上げております。 裁判所の予算でございますが、私どもといたしましては、裁判並びに司法行政の運営に必要な経費、これはどうしても予算に計上しなければならないと考えておりまして、常々努力をいたしておる次第でございます。いろいろお尋ねがございましたが
○大内最高裁判所長官代理者 この問題につきましていまそれぞれ各省からもお話がございましたが、これは結局各省庁それぞれお考えがあるわけでございます。私どもといたしましては、先ほど申し上げましたとおり、旧裁判所の跡は、裁判所の建物のあった跡でございますので、まず私どもとしてそこに在京裁判所を整備したい、かようにまず考えておるわけでございます。それを促進し、それを具体的に実現するということが、理事懇談会において
○大内最高裁判所長官代理者 この問題と申しますのは、すなわち、旧庁舎の跡に裁判所の、東京高裁でございますとか地裁でございますとか、そういう建物を建設するという先ほど申しました問題が、五十一年度の予算におきまして具体的に確定しましたならば、こういう趣旨でございます。
○大内最高裁判所長官代理者 お答えを申し上げます。 昭和四十八年の十二月十一日に、ただいま横山委員御指摘のとおりの理事懇談会のお話があったことを私どもは十分に承知してございます。 そこで、この問題は、最高裁判所の旧庁舎、すなわち霞が関一丁目一番地の跡地の利用に関連する問題でございまして、まず、最高裁判所といたしましてその跡地についてどういう計画をつくるかということが問題の前提になるわけでございます
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 昭和五十年度裁判所所管予定経費要求額について説明申し上げます。 昭和五十年度裁判所所管予定経費要求額の総額は一千二百三十六億四千四百七十万一千円でありまして、これを前年度予算額一千八十三億九千百三十六万六千円に比較いたしますと、差し引き百五十二億五千三百三十三万五千円の増加となっております。 これは、人件費において百四十億八千九百九十五万八千円、裁判費において
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) そのとおりでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) さようでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) お答えを申し上げます。 昭和四十七年の十二月一日現在におきまして、裁判官の定員は合計二千六百八十一名、現在員が二千五百八十三名でございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) お答えを申し上げます。 佐々木委員の仰せのように、裁判所は非常に自由にあるべきだと私も常にそう思っております。 ただいまお尋ねの十月三十日に出入りをチェックしたという問題でございますが、先ほど総務局長あるいは事務総長からお話し申し上げましたように、たまたま前日に東京高等裁判所で、非常に異例なできごとだと思いますけれども、ああいう突発的な事態が起こった。そういうことでございますので
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 裁判を迅速にするために、先ほど申し上げましたように人的な面、物的な面、両方必要でございまして、まあ人的な面につきまして増員の点があるわけでございます。私ども裁判を実際に運営いたしております経験から申しますと、やはり負担を軽減する、あるいは事務能率を増進するといったような見地から、十分な能率器具でございますとか、そういったものを整備することも必要であろうと思うわけでございます
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 裁判を迅速にしなければならないというお話は全くそのとおりでございまして、そのことにつきましては幾ら意を用いても用い過ぎることはないわけでございます。で、私どもといたしましては、それに対処する方法といたしまして、ただいま工藤委員の仰せのとおり、人事機構を重視する、また庁舎その他の設備を改善していくということが、やはり一番大事な点であろうと思うわけでございます。で、
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) まず、二番目にお尋ねのございました宅調の問題から発言申し上げますが、宅調と申しますのは、ただいま御指摘のとおり、裁判所で執務すべき仕事をうちに持っていって仕事をするということでございます。これは終戦後に、裁判所の庁舎が戦災で焼けたりしまして施設が非常に不足したような時期に起きた現象でございまして、峯山委員の御指摘のように本来的な執務のあり方ではないわけでございます
○大内最高裁判所長官代理者 司法委員、参与員並びに国選弁護人の待遇改善の関係でございますが、まず司法委員、参与員につきまして、これは非常に大事な職務でございます。私どもといたしましても、今回は、調停委員につきましては制度の改正に伴いましてこうした手当ということで御審議をいただいているわけでございます。司法委員、参与員につきましても、最高裁内部におきましてどういうふうにあり方その他待遇を検討したらよろしいか
○大内最高裁判所長官代理者 仰せのとおり、予算で最初要求いたしました金額は、一日の執務につきまして手当八千三百円でございます。それで総金額が二十七億というふうになっておりますが、その計算の算式は先ほど御説明申し上げたことと全く違っていないわけでございます。どこが違うかと申しますと、一番大きく違っておりますのが、その単価の六千五百円と八千三百円の差でございます。それからもう一つは、要求段階では七月一日施行
○大内最高裁判所長官代理者 お答えを申し上げます。 予算に計上しております調停委員の手当十億二千万の算出の基礎でございますが、これは年間に処理いたします総事件を年間何期日、つまり総延べ日数をまず出しまして、それに今度の予算で計上しております六千五百円をかけまして、それにさらに十月一日施行でございますので十二分の六をかける、こういう計算で十億二千万、こういう金額を計上いたしておるわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 仰せのとおり、裁判所の予算の国家予算に占める割合が低下してまいっておることは事実でございます。裁判所の予算は、人件費を主にしまして主として事務的な経費を内容としておるものでございます。ごくわかりやすいような観点で申しますと、予算の大体八〇%が人件費でございまして、その次に一〇%が営繕関係の経費、残りの一〇%が庁費でございますとか、旅費でございますとか、いわゆる一般経費
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 横浜簡易裁判所の問題をはじめ裁判所の設備の問題につきましても、いろいろ御指摘をいただきまして、まことに恐縮に存ずる次第でございます。私どもといたしましては、新しく建てます庁舎につきましては、原則として全館暖房はもちろんでございますし、できるだけ冷房にもいたしたいと、かように考えておりまして、そうした設備の充実ということを今後の一番大きな問題と考えておる次第でございます
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 簡易裁判所につきましては、全国で約二百六十ばかり独立簡易裁判所がございますが、その中で木造の庁舎が五五%、それから不燃庁舎、つまり鉄筋コンクリートになりましたものが四五%というふうに相なっております。御承知のように、簡易裁判所の制度は戦後に創設されたものでございまして、したがいまして、その建物も終戦直後に建築されたということになっております。その当時のいろいろの
○大内最高裁判所長官代理者 事務総長からお答え申し上げますが、その前にちょっと私から簡単に事実関係について答弁申し上げたいと思います。 前回、法務委員会におきまして正森議員からこの件につきお尋ねがありました際に、私ちょうど別の委員会に出席をしておりました関係で、総務局長が答弁申し上げたわけでありますが、総務局長は予算の折衝の全過程について必ずしも十分承知しておりませんでしたので、非常に不十分な説明
○大内最高裁判所長官代理者 相違ございません。
○大内最高裁判所長官代理者 調停委員手当につきましては十億二千四百四十四万六千円でございます。調停室の整備等につきましては二億九千六百十四万円でございまして、合計いたしますと十三億二千五十八万六千円でございます。
○大内最高裁判所長官代理者 おくれてまいりましてたいへん失礼しました。国選弁護人の報酬に関するお尋ねかと思いますのでお答え申し上げます。 本年度国選弁護人の報酬の増加に必要な経費として計上いたしております金額は一億四千六百二十一万五千円でございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 昭和四十九年度裁判所所管予定経費要求額について、説明申し上げます。 昭和四十九年度裁判所所管予定経費要求額の総額は九百十四億四千四十一万円でありまして、これを前年度予算額八百九十二億二百五十九万六千円に比較いたしますと、差し引き二十二億三千七百八十一万四千円の増加となっております。 これは、人件費において七十九億三千二十六万三千円、司法行政事務を行なうために
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 検察審査会は全国に二百カ所ほどございまして、総計で定員が一千人ほどおるわけでございます。その中で三十四名事務官が欠員に四十六年度は相なっておる。かような不用額が生じたわけでございますが、ただいま、先ほど来ずっと検察審査会の充実、強化につきましてたいへん理解のあるいろいろなお話を承りまして、私どもといたしましてもそうした職員の充員、また予算の充実、あるいはすべての
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 昭和四十六年度について申しますと、三十四名でございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) これは検察審査会の事務官の欠員によるものでございまして、その結果不用額が計上されたということに相なっております。
○大内最高裁判所長官代理者 お答え申し上げます。現在、最高裁判所の経理局におきましては、私をはじめ裁判官で課長になっております者が二名ございまして、一人は総務課長、もう一人は主計課長でございます。そのほかに監査課長でございますとか、用度課長、厚生管理官あるいは営繕課長というようなポストがございまして、それらはいずれも事務官、営繕課長の場合におきましては技官がそれに当てられている、こういうふうになっております
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) そうでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 失礼しました。百三名でございます。百三名でございますが、減員が六十八名となっておりますので、差し引きますと純増が三十五名ということに相なるわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 昭和四十八年度の予算の折衝におきましては、裁判所は、定員問題はいわゆる大臣折衝にまで上げた事項でございます。増員につきましては、裁判所は、ただいま御審議をいただいております総計百八名、これを折衝いたしまして、その全員が増員をみたというふうになっておるわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 大法廷の傍聴者の数でございますが、現在の大法廷におきましては、記者席を含みまして百十一席でございます。新しい大法廷におきましては、記者席を含みますと約二百近い席に相なるかと考えております。小法廷でございますが、現在は記者席を含みまして五十席でございますが、今度は記者席を含みまして約七十席くらいに相なっているわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) 最高裁判所の新しい庁舎の法廷の数でございますが、大法廷が一つと小法廷が三つでございます。
○最高裁判所長官代理者(大内恒夫君) お答え申し上げます。 裁判所につきまして予備金の制度がございますということはただいま佐々木委員の御指摘のとおりでございまして、これは裁判所に限らず、衆議院あるいは参議院につきましてはそういう制度があるわけでございます。またその運用の実態につきまして、外国旅費が昭和二十八年度以降その一部を占めておりますこともただいまお話のとおりでございます。実はこの海外の裁判官
○大内最高裁判所長官代理者 ただいまお尋ねのように、ただいま最高裁判所の新しい庁舎を建築しておりますので、当然それに相当の経費がかかることは事実でございます。年度別に申し上げますと、昭和四十六年度の歳出として十四億五千八百万円、昭和四十七年度におきまして四十一億九千三百万円、四十八年度において七十一億八千二百万円というふうに、それぞれ年度別に歳出予算が組まれてまいったわけでございます。総額約百二十六億
○大内最高裁判所長官代理者 国家予算に対する割合から申しますと、ただいまお答え申し上げたとおりでございます。裁判所予算の中身について申し上げますと、昭和四十六年度が五百八十九億九千万、四十七年度が七百四億五千七百万、四十八年度が八百四十六億三千三百万というふうに中身がふえてまいっておるわけでございまして、ちょうど昭和四十四年度の予算が約四百二十三億でございました。四十八年度の予算が八百四十六億でございますから
○大内最高裁判所長官代理者 お答え申し上げます。 裁判所予算が国家予算の中でどの程度の割合を占めておろかというお尋ねでございますが、昭和四十六年度の場合には〇・六二%でございました。昨年度、昭和四十七年度におきましては〇・六一%、ただいま御審議を仰いでおります四十八年度予算におきましては〇・五九%というふうに、国家予算に対する割合は若干ずつ減少しておるというのが実情でございます。
○大内最高裁判所長官代理者 先ほど総務局の第一課長から御説明申し上げましたように、六十八名の減を引きまして、その後に百三名の予算化の定員が入った、したがって結果的に純増が三十五名になった、こういう関係に相なるわけでございます。
○大内最高裁判所長官代理者 ただいま沖本委員御指摘のとおり、予定経費要求額説明書に記載してございます総員数は百三名でございます。定員法で御審議いただいております増員は三十五名でございます。それは、ただいま御説明申し上げましたように六十八の減があるためでございますが、その点ちょっと説明書の記載がやや不適当と申しますか、不十分と申しますか、と相なっておりまして、たいへん申しわけない次第でございます。私どもといたしましては
○大内最高裁判所長官代理者 昭和四十八年度の裁判所の概算要求、これは昨年の八月末に内閣に提出したものでございますが、総額八百七十五億六千百五十二万八千円でございまして、ただいま国会で御審議を仰いでおります四十八年度の予算、これは八百四十六億三千三百八十九万一千円でございます。私どもといたしまして、昨年八月末に予算を提出以来、秋以降鋭意折衝に努力いたしまして、最終的に、ただいま申し上げました、御審議をいただいております
○大内最高裁判所長官代理者 ただいま那覇地方裁判所についてお答え申し上げたわけでございますが、家庭裁判所も全館冷房に相なっております。なお支部が数カ所ございますが、支部につきましても法廷の冷房が予算上認められておりますので、すでに昭和四十七年度においてその工事を実施したところでございます。
○大内最高裁判所長官代理者 沖繩の冷房の件についてのお尋ねでございますのでお答えいたします。 正森委員の仰せのとおり、沖繩は非常に暑いところでございまして、裁判所に冷房をつけなければいけないことは当然のことでございます。幸いにいたしまして、昨年秋の国会の御審議におきまして、補正予算におきまして、沖繩那覇地方裁判所全館冷房の予算が認められ、ただいま工事実施中でありまして、三月までに完成することに相なっております