○参考人(吾妻實君) 私は、営林署問題がこのたび突然一方的という表現で私らの苦労している姿をあらわしているつもりでありますが、このようなことになるということは、営林署問題というのは山づくりの拠点であると同時に、流域管理システム、平成三年度に森林法を改正してまでいわゆる民国一体で経営をしよう、あるいは上流、下流の人方の協力を得てやろうというところの拠点だと考えておるわけであります。
そういうものを外
吾妻實
○参考人(吾妻實君) ただいま先生から御指摘があったとおりだと考えております。まさにこれが最後のチャンスだ、最後の改革だという根性で労使で真剣になって論議をして、早期にまとめて、そして国民の負託にこたえられるようにしたいというふうに考えております。
吾妻實
○参考人(吾妻實君) 日ごろ国有林問題について御高配を賜っていることに対しまして、心から御礼を申し上げたいと思います。
私のきょうの発言は、現場に勤務している方々を代表しまして意見を申し上げたいと思っております。
私たちは、一九七八年以来、二十年後のバラ色の国有林ということを夢見ながら、よりよい直営、厳格かつ効率的な民間実行の推進に向け、当時は労使対決の時代でありましたけれども、その後、労使協調
吾妻實
○吾妻参考人 率直にお答えします。
私は、確かに債務を借りているという事情がある身でありますから、強腰部なことを言うつもりはありませんけれども、結論から申し上げまして、現実的には無理がある、やれと言ってもこれはできない相談ではないかというふうに考えております。
理由を申し上げておきます。
私は、今この五千二百人規模という話が出ておりますが、現実的にこの背景には、民間に全面的に事業を移しかえるということが
吾妻實
○吾妻参考人 今御指摘があったように、現状はどうかということの御質問だと受けとめました。
今現在、定員内、定員外という職員がございますが、約一万三千人規模で国有林の維持管理に努めておりますが、実際は、やるべき業務と実際行っている業務との間には、量的に、また質的に、質の面でも非常に見劣りがしているのが現状でございます。せっかく国民の期待にこたえるべく努力はしているのですが、何せ金不足という問題と、それから
吾妻實
○吾妻参考人 おはようございます。
国有林改革法案の審議に当たりまして、当該労働組合の参考人意見陳述の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。また、森林・林業、国有林問題について日ごろ御高配を賜っていることに対しまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。
私は、本日は国有林問題を中心に意見を申し上げさせていただきたいと思います。
国有林は、御案内のとおり、過去二十年間四度の改善計画
吾妻實