1995-06-01 第132回国会 参議院 労働委員会 第12号
○古川太三郎君 今度は大臣にお聞きして、もう昼も過ぎましたからやめたいと思います。 この法律そのものは社会サービスが不足だということからできた法律かもしれませんけれども、それならばゴールドプランが実際に完備して、もう社会サービスはこれで大満点だといっても、この法律の存在意義というのはあるはずなんです。そのことをまず大臣にお聞きしたいと思います。
○古川太三郎君 今度は大臣にお聞きして、もう昼も過ぎましたからやめたいと思います。 この法律そのものは社会サービスが不足だということからできた法律かもしれませんけれども、それならばゴールドプランが実際に完備して、もう社会サービスはこれで大満点だといっても、この法律の存在意義というのはあるはずなんです。そのことをまず大臣にお聞きしたいと思います。
○古川太三郎君 代替要員の確保が必要だと、またそれが難しいということは一応の意味はわかるんですけれども、本当に考えてみますと。そういう余人をもってかえがたい人ならば逆にやめられたら困るわけなんですから、どうぞ休んでください、そしてよくなったらまた帰ってきてくださいと、もう率先して本当はしなきゃならぬ理由があると私は思うんです。それを何か逆の形で恐怖に考えておられるのは、中小企業という事業主の本当の危機感
○古川太三郎君 きのう、おとついと参考人あるいは公述人からのお話を伺ってまいりました。このことで一番強く感じたことなんですけれども、中小企業が一番抵抗感を持っているのは代替要員の確保だということがはっきりとわかってきました。それについて中小企業にいま少し明確なる指針を提示すれば、中小企業自身も四年も待つ必要がなくてもっと早くしてもいいんじゃないかというようなことが起きてくるんじゃないかな、こう思っているんですが
○古川太三郎君 ありがとうございました。時間ですので終わります。
○古川太三郎君 では保原参考人にもう一度別のことをお聞きしたいんですが、今三カ月以上になってくると、また一年以上になってくると職場復帰が難しい、こういうお話でございますけれども、むしろボランティアというのもキャリアだと、一つの経験からその会社にまた大きな寄与をするという人間をつくっていく制度だと考えれば、私は一年というのは決して長いものではないし、職場復帰が不可能だというものでもないだろうと思うんです
○古川太三郎君 新緑風会の古川でございます。 きょうは貴重な御意見、大変ありがとうございます。都築議員の最後の質問に関連するかと思うんですけれども、佐々木参考人、保原参考人に若干お聞きしたいと思います。 佐々木参考人は、中小企業のコスト負担の問題が大きいということを述べられました。保原参考人も、法律は利益の制限は最小限にしなきゃならぬと。その言葉の裏には、中小企業の利益あるいは雇い主の利益ということが
○古川太三郎君 大臣にそう言われるとまたこの法律の意味がちょっとわからなくなるんですけれども、世界に共通するルールだということであれば、これまで一人雇うのにこれほどのことを考えておいてくださいと、労働者が病気になったら休ませましょう、当然ですね。それはずっと前からも同じだ。では家族が病気になったらこれも休ませましょう。各国でそういうルールがあるわけですね。 だから、日本だけの中小企業がそういうルール
○古川太三郎君 そうなれば、社会保障の補完というよりも労働政策の問題として考えていいわけですね。 そういうことであれば、企業にお願いするとか、企業の理屈で押してこられるよりも、人を雇用するためにはこれだけのことが必要なんですよという倫理観をつくっていくことが大切だと思うんです。その方が先なんですね。二、三百年前の奴隷時代ならいざ知らず、もう相当に文化も発達しましたし、人間は人間であるんだというような
○古川太三郎君 新緑風会の古川でございます。 午前中から随分と議論してまいりましたけれども、この法律は本当に一体どういう柱なのかというのがいま一つわかりにくくなってきました。一つは、確かに福祉をカバーするような形で労働者の権利を引き上げてくる、そうなのか、それとももともと労働者の権利として確立していくそういう法律なのか。福祉の補完か労働者の権利かというのを、ちょっとそのあたりの柱を聞かせていただければありがたいと
○古川太三郎君 だから私もこの法案は初めから反対だとは決して申してないんで、賛成なんですけれども、今までのやり方をそのまま続けて、何ら疑問点も反省点もなく、とにかく救えばいいという趣旨だけなら余りにも無策ではないですかと、こういう質問なんです。 そういうことで、そんな会社はないでしょうとかそういうことだけではやっぱりだめなんで、会社というのはもともとこの点に利益があるということであればそこへ行くわけなんです
○古川太三郎君 大臣のおっしゃることはよくわかるんですけれども、事実この法律の適用は、先ほど申しましたように百人で百万を稼いだところは八十人にして、そして新機械を入れることによって九十人分の九十万を稼ぐというところでも適用になるわけなんです。これは除外していないはずです。ということは、そういうおそれが必ずあると。労働者の首切りというのはしやすくなる。しやすくなると言っては語弊があると思いますけれども
○古川太三郎君 最近の円高ということについてはもういろいろ議論があるんでしょうけれども、本当は何が原因がということを突き詰めていかないと、これはやっぱりいつまでも円高になっていくような気がするわけなんです。突き詰めても、それが実行できるかどうかという問題も大いにあると思うんです。 この法律ですけれども、確かに円高で大変御苦労なさっている中小企業に救済の手を差し伸べるというこの趣旨は非常にいいことだと
○古川太三郎君 私は、その利率のことを言っているんじゃないんですよ。ただ、四十五年先までこういったことを想定できるかどうかと。できもしないのにできるような表を見せると、これは人を惑わすものですよと、こう申し上げているんです。 現実の問題として、やはり五年とか十年、そのぐらいで労働者が新しい職場にかわりたいとかというような気持ちのときにもっとたくさん出るように、この制度そのものは十五年で区切った方がいいですよと
○古川太三郎君 特に、中小企業というのは転職率というんですか、離職率というんですか、これは激しいと思うんですよ。そういうのに四十年間一つのところで働きなさい、これはむしろ強制しているような感じなんです。 というのは、もし五年でやめたいと思っても、これは本当に何のメリットもないんですね。三年なら何のメリットもないんです。一年とか二年なら本当に損するんです。たとえ二十年勤めても払った分の倍にもならない
○古川太三郎君 新緑風会の古川です。 この制度ですけれども、よく考えていらっしゃって今までならばある意味での意味があったと思うんですけれども、これは労働省からいただいた「退職金カーブ」という新旧比較の表ですけれども、これをじっと見ていますと、一体これで本当に労働者のためになっているのかどうかということをまず考えるんです。 こんな四・五%で回しても本当に魅力があるのかどうか。例えば五年間勤めたとします
○古川太三郎君 普通眼鏡を買うときに、確かに最初ならお医者さんに指示されて眼鏡をつける人もそれはいるでしょう。でも、ちょっと見にくくなったな、老眼かなあるいは近眼かなというように感じて眼鏡屋さんへ行って検眼してもらって、あなたは近眼ですよ、こう言われてすぐ眼鏡を買いますね。そういう検眼室を設けること自体お医者さんが必要なのかどうか、そのことをお聞きしたいんです。 そしてもう一つ、そのお医者さんも、
○古川太三郎君 せっかくのお話で、続けたいんですけれども、きょうは地場産業の人の関係で厚生省の方に来ていただいておりますので、ちょっとそのことをお聞きしたいんです。 眼鏡を販売する場合、検眼するということは眼鏡屋さんでは当然ですね。眼鏡屋さんに検眼室というのがありますけれども、それはお医者さんがいらっしゃらなければいけないことなのかどうか。また、そのときはいなくても、とにかくお医者さんとの顧問契約
○古川太三郎君 円高と地場産業の関連についてお聞きしたいと思いますが、地場産業といっても各地方にいろいろあると思います。具体的には、私の選挙区であります福井県の鯖江市の眼鏡フレームについて具体的なお話をすればよいかなと思っております。 眼鏡フレームの国内生産は鯖江市で九〇%になるわけですね。その中で一一五%が輸出されている。そういうことですが、これは大手がなかなか入ってこられない。これはなぜかといえば
○古川太三郎君 それは、言葉はいろいろなんでしょう。 私の言わんとするのは、ついこの間まで、四、五年前の好況のとき、これは争って各事業体が新卒者を採用した。採用して今不況だから吐き出す、いや構造変化だから吐き出さざるを得ないと。いかにも勝手過ぎるわけなんです。そういう勝手過ぎる中で、名目はどうか知りませんが、高齢者の雇用維持という形で企業体にお金を出していく、この方向が本当にいいのかどうか。これは
○古川太三郎君 今の大臣のお話で、これから先の見通しという意味では非常に私も同じなんです。 これは例が悪いかもしれませんけれども、日本ではお米は一粒たりとも入れないということで、非常に農家の方は頑張りました。しかし、ウルグアイ・ラウンドでついに堰を切ったようにこれからお米も入ってくるというような形になってきた。終身雇用というのは、これは絶対の神聖な権利だと労働界では今思っているかもしれませんけれども
○古川太三郎君 新緑風会の古川でございます。 きょうの読売新聞を見ましたんですが、ブラザー販売で千十八人もの希望退職があったと。本来ならば七百人を希望退職で応募をしてもらいたいという会社の意向だったんですが、それが千十八人も応募者がいたと。私、非常に驚きなんですけれども、これは本来ならば会社が幾ら希望退職を募ってもなかなかそれに満たないというのが今までの労働界の現状でなかったか、こう思うんです。それがその
○古川太三郎君 新緑風会の古川です。 規模別事業主体数ですけれども、百一人以上のところが平成六年では五つぐらいあるというようなデータが出ているんですけれども、それは大体どの地方になるのか。そして、事業主体というのは市とか印とか村とか、そういったところでやっているんだろうと思うんですけれども、一番小さいところでどのぐらいの人数がいらっしゃるのか、それが一番大きいのかどうかちょっとそこら辺をお知らせいただけませんか
○古川太三郎君 技術法の評価を踏まえながらとおっしゃるんなら、少なくともどれだけ成功例があってどれだけ失敗例があった、あるいはそういった二百件の人たちがどんなことを言っていたとか、そういったやっぱり意見の聴取はしておかなきゃならぬじゃないんですか。それが全然なかったんじゃないでしょうか。
○古川太三郎君 ありがとうございます。 それで、この法律の一定業種に属する創業五年のものとかあるいは試験研究費の一定比率、この認定なしの部分、これは私はそのとおりで非常にいいことだと思っていますし、中小企業を育成する意味でも、これはもういろいろなこと、あらゆることを考えていただければ一番いいことだという方向も同じなんですけれども、一つは知事の認定なんです。 この法律が成立すると同時に廃案になります
○古川太三郎君 新緑風会の古川です。 きょうの議論を聞いていてちょっと一つだけ疑問に思ったのでお聞かせ願いたいんですが、したがってこれは予告も何もしてないことなんです。 それは、先ほど対外投資の件で日本の対外投資が多いのに外国からは少ないと。その理由はいろいろ大臣がお話しいただいて、そのとおりだと思うんですが、いま一つつけ加えるかあるいは考えなきゃならない視点というのがあるんではないかなと。それは
○古川太三郎君 私としては、保険料を安くしろとか言うつもりは一つもないんで、むしろ手厚くこの適用範囲を広げるとか、あるいは手厚く保護するとかいう方向に進んでいただければありがたいと、こう思っております。 それと、それに関連するんですけれども、この労働委員会の今までの経過を見ておりますと、附帯決議で、また先ほどもお話が出ました迅速な処理をしなきゃならぬというようなことから、職員の不足があるんではないかなと
○古川太三郎君 その二十万五千人ですか、大体どのぐらいになるのか見当はちょっとつきかねますけれども、それにしても随分と累積が多くなってくるので、この平成七年度にいろいろと改正がされますけれども、そういうのは一応は予算的な余裕を見込んでの手厚い、ちょっとずつ前進していることは大変評価するんですが、その前進は保険料を同じくしながら前進しているということで、その分だけ予算的な余裕があるんではないかなと思ったりもするんです
○古川太三郎君 新緑風会の古川です。 労災保険の財政についてちょっと伺いたいんですが、平成元年には積立金累計というのが一兆一千五百億円、平成五年では三兆八千九百八十億円、非常に多くなっているんですが、そういう意味で、随分予算的には余るというようにも考えられるんです。聞くところによりますと、これは充足賦課方式ですか、その年の労災認定、これが二十年ほどお金がかかるという分では、その年の保険料で支払うんだという
○古川太三郎君 今審議されているこの法案ですけれども、このことについて私は別に反対だと言うつもりはございませんが、これはこれなりの意味はあると思いますけれども、しかしこういうような、本当に労働者の豊かな生活というんですか、そういったものを思って、本当にこの法案がそれにぴったり合っているのかどうか非常に疑問なんです。 これからの国民が豊かになるということと産業が非常に衰退化していく、こういう業種を保護
○古川太三郎君 少子化、高齢化というのはわかるんですけれども、経済構造は、産業構造はどう変化するというような見通しを立てて考えられているんだと思うんですが、産業構造の変化はどのような形のものとして描かれているんですか。
○古川太三郎君 私も労働委員会はまだ浅いので、過去のことは余り知りませんけれども、いろいろある中で今また雇用対策基本計画というのを労働省で作成されているように聞きますが、その計画の基本的なテーマというのは一体何ですか。それをまずお聞きしたいと思います。
○古川太三郎君 大臣の御意見を聞いて安心いたしました。 問題を変えますけれども、この七月からPL法が施行になります。そういう中で、最近の新聞をちらちら見ますと、どうも中小企業は製品開発に非常に臆病になっているというような部分もございますけれども、しかしそれは大きな誤りであって、むしろ臆病にならないような形のフォローを逆に政府の方でやっていただきたい。こういう趣旨からお願いをするんですけれども、今までの
○古川太三郎君 今、大臣から、公的資金のみならず民間のお金も吸収できるような施策を講じるということで、大変ありがたいことなんですけれども、民間の会社といえば、これはもう今までは不動産あるいは株券というような担保がなければなかなか貸さなかった。これは銀行としては当然ではありますけれども、銀行自身が非常に大きくなり過ぎて役所的な発想があったんではないか、あるいはまた不動産だけを担保に貸していればそれで間違
○古川太三郎君 けさから、円高あるいはドル安、こういった問題と不況ということも重なって中小企業が大変だという議論もございました。その中で、既成の中小企業の保護育成ということも大変大事なことでございますけれども、やはり何といっても新しく企業が出てくるということが非常に大切なことではないか。そういう意味から、日本ではなかなかベンチャー企業が育っていかない、これはどういう原因があるのかどうか。 本来ならば
○古川太三郎君 決してそんなに難しいものではなくて、もう既にそういう要求が多く出てきたというように認識していいんじゃないかなと思うんです。今度の震災でも企業内でのそういうボランティアは随分行われたようですけれども、やはり会社というものはそういう地域との共生も必要です。ともに生活する、そういう意味での共生が必要だという時代に入ってきていると私は見ておるんですが、そういう意味からぜひこのボランティア休暇
○古川太三郎君 抽象的にはわかるんですけれども、介護休暇とか育児休暇、そのようなレベルまで上げていく気持ちはおありなのかどうか、そのことをお伺いしておきたいと思います。
○古川太三郎君 今度の阪神の大震災の折に大変ボランティア活動が活発に行われて、非常に被災者も恩恵を受け、また感謝もしておられるという状況でございます。そういうボランティア活動、これは今までは福祉面において特に考えられていたようですけれども、こういう震災のときについてもやはり非常に大事な活動だということは日本の国民一般が認識したわけです。 そういう意味から、ボランティア休暇というものについての普及、
○政府委員(古川太三郎君) 国土政務次官の古川太三郎でございます。よろしくお願い申し上げます。 微力ではございますが、左藤国土庁長官をお助けしながら、国土行政の推進のため全力で取り組んでまいる所存でございます。委員長を初め委員各位の御指導、御協力を心よりお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○古川政府委員 一言ごあいさつ申し上げます。 このたび国土政務次官を拝命いたしました古川太三郎でございます。 災害を受けやすい我が国において、国土を保全し、国民並びに日本国内で生活している方々の生命、財産を守ることは国政の基本であります。左藤国土庁長官を補佐し、災害対策に全力を尽くしてまいる所存でございます。 委員長初め委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします
○古川政府委員 国土政務次官の古川太三郎でございます。よろしくお願い申し上げます。 微力ではございますが、左藤国土庁長官をお助けしながら、国土行政の推進のため、全力で取り組んでまいる所存でございます。委員長を初め委員各位の御指導、御協力を心よりお願い申し上げます。 それでは、予算を説明させていただきます。 総理府所管のうち、国土庁の平成六年度予算について、その概要を御説明いたします。 国土庁
○古川政府委員 御紹介いただきました国土政務次官の古川太三郎でございます。 国土庁の平成二年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、平成二年度の当初歳出予算額は二千三百九十七億五千四百六十九万円余でありましたが、これに予算補正追加額二十四億四千十八万円余、予算補正修正減少額四億七千八百二十二万円余、予算移しかえ減少額千百二十二億二千七百四万円余、前年度繰越額四十億二千二百七十七万円余
○政府委員(古川太三郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。 このたび国土政務次官を拝命いたしました古川太三郎でございます。 災害を受けやすい我が国において、国土を保全し、国民並びに日本国内で生活している方々の生命、財産を守ることは国政の基本であります。左藤国土庁長官を補佐し、災害対策に全力を尽くしてまいる所存でございます。 委員長を初め委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします
○古川太三郎君 日本・新生・改革連合の古川でございます。 何といいますか、規制緩和は非常にいい面もありますが、またそのために非常に弊害もあるだろうと、こう思うんです。例えば、今規制緩和が本当に流行語のように叫ばれてはおりますけれども、これを行って経済がよくなるというものでも決してないと思います。また、やらなきゃ経済はよくならないという場面もあろうかと思うんです。 例えば、電気自動車を今生産するとか
○古川太三郎君 これは水かけ論かもしれませんけれども、しかし商工会議所を見る目、そしてこれから行政がこれだけの大きな予算を組んでコミットしていく、こういったことの中でやはり議員との兼業はだれが見てもこれはおかしい。(「兼業じゃないんだ」と呼ぶ者あり)兼業と言わなくてもこれは二つの職業を一緒にやっている、職業と言っては何ですけれども。(「職業じゃない、ボランティアだ」と呼ぶ者あり)ボランティアならボランティア
○古川太三郎君 長官のお話ですけれども、原則をゆがめたときには問題だと、聞いていますとゆがめるまでは兼業していても構わないんだと、これじゃやっぱり商工会議所のあるいは商工会の信用をなくすんじゃないでしょうか。李下に冠を正さずという言葉もございます。やはり、そういった中立性が本当に守られているんだということで初めて地方の活性化もできるんで、今度の基盤施設事業なんかをやっていく場合にその適格性そしてその
○古川太三郎君 この前からの経過を見ますと、この法案が成立しますと小規模事業者に対する支援、これが非常に公共的なものとして地方活性と言われるんでしょうけれども、基盤施設事業、こういった事業までされていく、それだけに行政が大きくコミットされるということが言えると思うんです。それだけに、大きな役割を持つ商工会あるいは商工会議所の中立性というものが必要だということは、今までの議論の中でたくさん出てきました