1981-03-26 第94回国会 参議院 逓信委員会 第3号
○参考人(反町正喜君) 視聴者の多様な御要求を、いかに、どういう方法で吸収するかということで前々から、各都道府県に視聴者会議、その他視聴者懇談会でありますとか、いろんな方法でやっておるのでございますけれども、特に最近、先ほどからお話が出てまいりますけれども、大都市圏の問題でございます。東京、大阪、名古屋等におきまして、昨年度から放送懇談会のような小型の視聴者会議みたいなものを全部で四十七カ所ぐらいで
○参考人(反町正喜君) 視聴者の多様な御要求を、いかに、どういう方法で吸収するかということで前々から、各都道府県に視聴者会議、その他視聴者懇談会でありますとか、いろんな方法でやっておるのでございますけれども、特に最近、先ほどからお話が出てまいりますけれども、大都市圏の問題でございます。東京、大阪、名古屋等におきまして、昨年度から放送懇談会のような小型の視聴者会議みたいなものを全部で四十七カ所ぐらいで
○反町参考人 お答え申し上げます。 先ほど申し上げましたように、たとえて言えば視聴者懇談会等につきましては、ブロック会議というものを新たに設けまして、これは役員が全部全国をあまねく回るわけにもなかなかまいりませんので、たとえて言えば名古屋でありますとか松山でありますとか、そういうところに管内の視聴者の代表の方をお招きいたしまして、そこへ東京の会長なり副会長が出かけまして直接地方の方々と懇談する機会
○反町参考人 お答え申し上げます。 視聴者会議につきましては、五十一年度から始めたわけでございますけれども、まだ五十五年度につきましては私ちょっと年度末まで詰めておりませんですが、たとえば五十四年度で申し上げますと、これは全国五十三カ所で行っておりますけれども、特に五十五年度におきましては新しい試みといたしまして、なかなか役員が全国全部くまなくというわけにまいりませんので、ブロック会議なりあるいは
○反町参考人 たとえて申しますと、ただいまでも日曜日の夜十分ばかりでございますけれども、「NHKの窓」というような番組がございます。これは先生の御趣旨が十分生かせるような性格の番組でございますので、そのあたりでひとつ工夫をいたしてみたいというぐあいに考えます。
○反町参考人 お答え申し上げます。 確かに視聴者の御意向を受けましてそれを番組その他の上で反映していくということは非常に重要なことで、いろいろな方法でやっておりますけれども、ただいま御提案の番組で取り上げたらどうかという御趣旨でございますが、徐々に番組の上にそういったものが取り入れられる番組もここ数年ふやしてございます。なお先生の御趣旨を踏まえまして検討させていただきたいというぐあいに考えております
○参考人(反町正喜君) ただいまの手続といたしましては、先生おっしゃいますように、一応各分野の方が漏れなく集まっていただきたいというのが一つ趣旨になっておりますので、分野別に個人的にお願いする場合もございますが、しかしながら、先生おっしゃいますように、たとえば社会福祉なら社会福祉関係でお願いするときに、そこの県なり市町村なりのそういう団体にお願いをいたしまして、実際問題といたしましてはそれで御推薦いただくというものもかなりございます
○参考人(反町正喜君) お答えいたします。 視聴者会議のメンバーの選考基準でございます。これも分野別といたしましてはただいまの番組審議会と大体同じでございまして、農林漁業、商業、産業あるいは婦人、消費者団体の方、それから労働関係の方、社会福祉、学校教育、学術文化、マスコミあるいは地方内治、その他の各分野の方々から御委嘱申し上げるということにいたしております。 番組審議会が全国で八つございますけれども
○参考人(反町正喜君) お答えいたします。 私もただいま先生御指摘のとおりだと存じております。ただいま御引用になりましたアンケート調査、世論調査の件、これも私どもは自粛、反省、自戒の意味であえてそこに載せて皆様の御批判を仰ごうということで掲載いたしたわけでございますけれども、私どもといたしましては、考えられる一応の方法と申しますか、まあ新聞には定期的に記者会見あるいは資料配布その他やっておりますし
○参考人(反町正喜君) NHKのことを理解していただくために、いろいろ新聞広告あるいは週刊誌の広告でありますとか、あるいはその他視聴者会議でありますとか、懇談会でありますとか、いろんな方法でやっておりますが、特に最近はいろいろ放送を通じて直接PRしろということをこの数年間徐々にふやしてまいりました。ただいま毎日「NHKガイド」、わずか三分程度でございますけれども、連日やっておりますし、日曜日には十分程度
○参考人(反町正喜君) その点は、先生御指摘のとおりでございまして、最近新聞、週刊誌、あるいは民放さんも一部そのような放送もなさいますこともございますんですけれども、できるだけ民放さんの場合には反論の場を提供していただくようにしておりますし、週刊誌その他については、その都度いろいろケース・バイ・ケースでございますけれども、できるだけ私どもといたしましては、申し入れあるいは抗議ということを積み重ねている
○参考人(反町正喜君) 番組に関しましては、電話なり投書なり、その他もろもろのチャンネルを通じて年間相当な、四百五十万件ぐらいの反響がございますけれども、先生ただいまのアンケートと申しますと世論調査——意向調査と申しますか、そういうものも年七、八回程度は行っておるところでございます。
○参考人(反町正喜君) お答えいたします。 先生御指摘のように、新聞の投書等にあらわれます消費者の御意向を常に参考にしておりますけれども、大体投書の中身が一般的な御感想なり御意見なりというような場合と、具体的な質問でありますとかあるいは具体的な御意見、御批判、さまざまでございますけれども、特に私ども原則としてはすべてに対応をしなくちゃいかぬのでございますけれども、特に具体的な問題等につきましては、
○反町参考人 お答えいたします。 先生ただいま御指摘の会議は、私どもこれを視聴者会議と呼んでおります。そのほかにも視聴者懇談会というものもございますのですが、まずその視聴者会議について申し上げますと、これは昭和五十一年度に設立いたしまして、全国五十三カ所に設置してございます。会長の諮問機関でございまして、どういう先生方を委員にお願いしておるかと申し上げますと、十一分野、農林水産あるいは商工業あるいは
○参考人(反町正喜君) お答え申し上げます。 視聴者会議は、先生御承知のように昨年から発足いたしましたのですけれども、大体各県、全国五十三カ所、大体一カ所当たり二十名ぐらいの先生方をお願いいたしております。その大体二十名の先生方、各界の代表と申しますか、学術文化でありますとか、経済、農業、農林、産業、それから婦人団体、消費者団体あるいは労働組合、そういう各界の方から識見のある方をお願いするということにいたしております
○参考人(反町正喜君) 五十一年度の料金改定の前の五十年度におきまして、実はNHK基本問題調査会というのがございました。この場合のやり方ですと、私どもでテーマを決めまして御諮問を申し上げまして、御答申をいただいて、それを参考として長期経営構想並びに来年度の予算の編成の資料にさせていただいたわけでございます。今度の場合には、それとちょっと異なりまして、先ほど申し上げましたように、やや基本的なところから
○参考人(反町正喜君) お答えいたします。 先生のおっしゃいましたように、昨年の六月に経営問題委員会、発足いたしました。この趣旨は、先ほど申されましたように、この際、NHKの業務のあり方を基本的に少し洗って、将来の長期展望に立った公共放送のあり方を御議論願いたいという趣旨で、そういう趣旨から、NHKの経営に非常に造詣の深い先生方十一人を御委嘱申し上げまして、大体六月から毎月一回ずつ御審議をお願いしている
○反町参考人 お答えいたします。 先ほども申し上げましたように、大体毎月一回やっておるのでございますけれども、去年の十一月からは、NHKの目的でありますとか、あるいは性格でありますとか、あるいは業務の基本的なあり方でありますとか、あるいは経済面あるいは消費者の意向をいかように吸収し、また業務に反映していくか、実は、それらの方策につきまして基本的に洗い直し、フリートーキングをお願いしておる段階でございます
○反町参考人 お答えいたします。 先生御案内のように、NHKの経営問題委員会は、長期的展望に立った公共放送としてのNHKの経営のあり方、また、それに関連いたします諸問題につきまして、協会経営に非常に識見を有しておられる外部の先生十一人にお願いをいたしまして、昨年六月から大体毎月一回ずつ開いているわけでございます。これは直接の値上げ云々というよりは、先ほど申し上げましたように、長期的展望に立った協会経営
○反町参考人 日本の放送は公共放送であるNHKと民放との二本立てで運営されているわけでございまして、先生御指摘のとおり協調すべきところは協調し、公正な競争をすべきところは競争するというたてまえであろうと存じます。そのために、ただいま杉山さんの方からすでに話し合いの場があるということでございますけれども、いずれにいたしましても、実質的に協調と競争をうまくかみ合わせていくということを今後とも研究してまいりたいというぐあいに
○反町参考人 お答えいたします。 当番組は二月の八日、九日の両日行われたわけでございますけれども、これに対する反響は、二月の十三日までに、ほとんど全部と言ってよいほど電話でございますけれども、全国で約千二百通余りでございました。 もちろん先生御承知のように、この投書でありますとか電話の反響というものの性格は、世論の正確な実態というものとの関連という問題もございますけれども、その千二百通というものを
○参考人(反町正喜君) 詳細な議事録ということではございませんけれども、必ずその審議の要点は当然のことながら記録してございます。
○参考人(反町正喜君) お答えいたします。 この経営問題委員会につきましては、先般の郵政大臣の意見書あるいは先般の国会予算承認の審議の過程を踏まえまして、御指摘のとおり六月に、十一人の、これは今後の公共放送としての協会経営の基本的なあり方並びにそれに関連します諸問題につきまして、実は専門的あるいは実務的に御審議いただこうという趣旨で発足させたものでございます。ただいままでに四回審議を行いまして、大体
○参考人(反町正喜君) お答えいたします。視聴者会議の経緯等についてごく簡単に。 先般の附帯決議その他を受けまして、昨年の十二月から順次運営をしておるわけでございますけれども、大体の傾向は、各府県全国で五十三カ所、一カ所につきまして各層の方々約二十名程度の委員を御委嘱申し上げまして、年に大体原則として三回、東京は年五回程度であろうかと思っておりますけれども、年三回というような形で構想をまとめまして
○参考人(反町正喜君) 視聴者会議の全国のメンバーは千二十九人でございます。平均年齢は五〇・六歳。年代別に見てまいりますと、二十代が五十名で四・九%、三十代が九十六名で九・三%、四十代が三百四名で二九・五%、五十代が三百五十四名で三四・四%、六十代が百九十八名で一九・二%、七十歳以上が二十七名で二・六%というような構成になっております。
○参考人(反町正喜君) 五十一年度の参議院逓信委員会の附帯決議のその後の実施状況について概略申し上げさしていただきます。 「難視聴解消を効率的に推進するとともに、その抜本的対策を速やかに具体化すること。」これにつきましては昭和五十一年度テレビジョン中継放送局及びテレビジョン共同受信施設設置計画に対します暫定予算実施による影響を極力解消するよう努力しておりまして、年度計画の中継局二百地区、共同受信施設九百地区
○参考人(反町正喜君) 基本問題調査会、それにも増しまして当委員会の附帯決議がございましたが、聴視者の意向を十分反映するように、あるいは番組審議会の構成その他について十分に検討するようにという御意向を受けまして、私ども検討してまいりました結果、二つございまして、国内放送番組審議会の構成と機能の充実という点、もう一つは広報推進本部を設けるという二点につきまして御報告申し上げたわけでございます。 最初