1971-10-19 第67回国会 衆議院 本会議 第3号
○南條徳男君 ただいま、私が本院在職二十五年になりましたことに対し、院議をもって丁重なる表彰の御決議を賜わりましたことは、身に余る光栄であります。まことに感謝にたえません。つつしんでお礼を申し上げます。(拍手) 顧みますると、私は大正九年に大学を卒業し、弁護士となり、かたわら自由な立場から国家社会に貢献したいとの熱意を持っておりました。 北海道に生まれ、祖先の歩んだ開拓魂によってはぐくまれた私は
○南條徳男君 ただいま、私が本院在職二十五年になりましたことに対し、院議をもって丁重なる表彰の御決議を賜わりましたことは、身に余る光栄であります。まことに感謝にたえません。つつしんでお礼を申し上げます。(拍手) 顧みますると、私は大正九年に大学を卒業し、弁護士となり、かたわら自由な立場から国家社会に貢献したいとの熱意を持っておりました。 北海道に生まれ、祖先の歩んだ開拓魂によってはぐくまれた私は
○南條委員 そこで、そういう数多く旅客機と一緒に競合させるということに、いまジェットの時代になって、これがジェットを使わない飛行場ならまだいいけれども、ジェットで競合する飛行場については非常に危険が伴う。北海道の千歳の飛行場も、もともと陸軍の飛行場だった、それを旅客機に使用しておるものだから、非常に飛行場は広いのだけれども、いま自衛隊の練習機はジェットです。向こうの管制は、だからして自衛隊がやっておる
○南條委員 これはぜひひとつお願いしたいが、もう一つは、これは一運輸大臣の解決する問題ではないけれども、政府として、かねがね私ども言っておることで、この遭難があった機会に根本的に直してもらいたいのは、日本の飛行場で旅客機とそれから自衛隊機と競合して使用しておる飛行場がある。何カ所ありますか、航空局長。
○南條委員 関連質問をいたします。 先ほど来航空の安全性ということを強調されておりますが、それについていろいろな基本問題がありましょうけれども、私はひとつ大きな問題として、特にこの際当局に聞いておきたい、同時に対策を願いたいと思うことがあります。 それは二つありますが、一つはいまの日本航空と全日空との、先ほど田邉委員が言った過当競争といいますか、この状態はかねがね私ども心配しておった問題であるのです
○南條委員 関連質問で……。ひとつその問題で海運局へ資料の要求をしたいのは、船運賃と国鉄運賃との値上がりの格差が戦後非常に大きいのです。これが国鉄の滞貨その他に影響するものが非常に多い。かねがね私はこれを主張しているが、海運局に戦後の運賃値上がりの状況を報告してもらいたい。そうすると、国鉄運賃との違いがどういうふうなものであるかということがわかる。運輸省の海運局として統合したということは、陸海輸送を
○南條国務大臣 経済の成長に伴って、一般の産業構造が非常に躍進いたしましたので、これに対応するために、今曲がりかどに来ておるといわれます農村経済を充実いたしまして、農民の生活の安定、繁栄をはかるということに重点を置いて、いろいろな施策をいたしたいと思うのでございます。内容も、いろいろな点がございますが、これは審議の過程の場合に、詳細申し上げたいと思っておるのであります。
○南国務大臣 今澄議員にお答え申し上げます。石川島造船に内定しておりますインドネシアのテンダーシップといいますか、御質問は潜水母艦ということでありますが、これはインドネシア賠償の補給船についての質問と考えて、お答え申し上げます。インドネシア賠償第二年度の実施計画に船舶九隻の要請がありましたので、その中に補給船がありましたが、賠償実施連絡協議会、これは外務大臣を長として関係各省の次官をもって構成しておりますが
○国務大臣(南條徳男君) お答えいたします。 御質問の趣旨は、産業構造が変化するに伴って農村の農民の所得の格差が強くなるであろう、よってこの離職対策、農村における離農の対策と同時に、低開発地━━先ほどお述べになりました南九州あるいは山陰、東北地方、こういう低開発地の離農について特にどういう対策があるかという御質問でございました。この点につきましては、再々この席でも申し上げましたが、政府の農業対策といたしまして
○国務大臣(南條徳男君) 大竹議員の御質問にお答えいたします。 近年、経済成長に相応いたしまして、他産業の構造変化が著しくなりました。これに対応して、農業生産がまた構造改善をしなければ、その格差が非常にはなはだしくなるということが懸念されました。お説の農村の生産性に対する御懸念でございますが、これに対しまして、農林省といたしましては特にこの点を重視して、この日本の農村というものは、非常に過剰な人口
○国務大臣(南條徳男君) 北條議員にお答えいたしますが、御質問の要旨は、今日の最も他産業と格差のある農村、多数の農民に対する将来の生活の安定、希望をどう考えるか。それに従って離農移住対策についてはどうかという御質問のようであります。北条議員からお話がありましたように、これに対する対策といたしましては、政府としては全く同感でございまして、特に農林漁業基本問題調査会におきまして最近答申がありましたので、
○国務大臣(南條徳男君) 御質問にお答えいたしますが、農林省といたしましては、小売物価、消費物価の値上がりについてのいろいろな御質問がございましだけれども、ただいま総理大臣から御答弁のように、季節的なものがありましたが、最近においては、魚介類でも蔬菜類でもむしろ暴落いたして、この状態をどうささえるかというような状態になっておる次第でございます。家畜につきましても、豚肉が昨年から比べますと相当値上がりいたしましたが
○国務大臣(南條徳男君) お答えいたします。 農林政策につきまして、画期的な農業基本法というものを通常国会に御審議を願うという政府の方針は、先ほど総理大臣からもお話しのように、今日の曲がりかどにきておる農業というものに対してどういうふうに施策をすればいいかということにあったのでございます。これは、すでに御承知のように、農業基本問題調査会において長時日の間研究いたされました、その答申に基づいて、これが
○国務大臣(南條徳男君) 米の統制の問題についての御質疑でございますが、政府としては、現行の米価の集荷並びに配給の統制はこのまま継続したいという方針でございます。ただし、配給の面におきましては、いろいろ消費者の側も考えまして、十分配給量をふやす、あるいは登録制度の改正、卸小売業者の登録制等の改正をいたしまして、そうして、消費者になるべく良質の米を配給するような方向にもしたいという考えでおるのであります
○国務大臣(南條徳男君) 農業問題につきまして、総理から重要な問題についての御答弁がございましたが、農業基本法の問題について政府はどのような考えであるかという御質疑がございましたので、お答え申しておきたいと思います。 この問題は、非常に画期的な重大な問題でございまして、農業収容人口と他産業との格差を縮める、あるいは農家の所得を伸ばしてその生活の安定をさせるために、政府は、御承知の通り、経済の成長をはかっておるのでございますが
○国務大臣(南條徳男君) ただいま申し上げました通り、個々のケースについてこれは検討すべきものであって、全部が全部優先すべきものだとは考えておらぬのであります。
○国務大臣(南條徳男君) ただいまの御質問につきましては、全部が全部さような方針ではない、原則としてそういう建前だということでございまして、ものによっては、必ずしもそうはいかないものもあるかと思います。
○国務大臣(南條徳男君) お答えいたしますが、今年の各地におきまする旱害の被害の甚大なことはまことにおっしゃる通りでございます。当初は関東地区においても相当雨が激しかったのでございますが、その後九州地方が非常に長期にわたって被害があったというので、それぞれ地元からの陳情等もございまして、農林省といたしましても、原局からも十分調査もいたしまして、その後八月十五日現在で、全体として百十九億という被害高でございましたが
○国務大臣(南條徳男君) 御指摘の点ごもっともでございます。それぞれ十分監査もいたしておるのでございますが、詳細事務的なことでございますから振興局長の方から答弁させます。
○国務大臣(南條徳男君) ただいま御指摘の点についてお答えいたしますが、零細な今のおっしゃったようなものは個人には渡っておらぬことで、団体へのこれは補助金でございますから、決して党の組織活動のためにするとか云々というような誤解のないようにお願いしたいのであります。 それから就労あっせんのための協力費というものがございましたが、これは農林省でなくして労働省の方での予算として使っておるわけでございます
○国務大臣(南條徳男君) お答えいたしますが、今日まで御指摘のような補助金の、零細なものについての整理統合、あるいは効率的な運用をしろという御指摘でございまして、この点については農林省といたしましても、十分留意をいたして今日までその措置を取っておる次第でございますが、何といたしましても農林省の行政というものは零細経営が非常に農林水産業等には多いのでありますために、ついどうも小さな補助金が多くなるのでございます
○南條国務大臣 この工場の農地転用の問題につきましては、北海道のテンサイ糖の生産計画とにらみ合わせまして、農林省としては行政的に妥当な線を考えて進めておるのでありまして、従いまして生産計画にマッチしないというような場合においては、農林省としては簡単には農地転用の許可は与えられないということになるのではないかと思うのであります。ただし、だからといって無意味に申請者に対して決してそれを許可せぬとか、するとかいうような
○南條国務大臣 もちろん当委員会の、ただいまお話のありました点については十分尊重いたしまして、その方針で今後も進みたいということで、今後も変わりございません。
○南條国務大臣 御質問の点については、昨日も申し上げたのでございますが、国民経済の問題からコストを安くしろというお話、ごもっともでございます。さようなこともごもっともとして採用する問題でございますが、また一面、北海道の寒地農業、ことに畑作振興という面から申しまして、国策に沿うたビートの振興ということを至急に拡大したいという目標から、これが二、三年来この方向にきたのでございまして、北海道庁としては、特
○南條国務大臣 昨年の災害の場合においても委員会で問題になりましたが、原形復旧から進んでさらに改良復旧までしなければならぬという委員会の空気でございましたので、昨年の伊勢湾台風のとき以来その方針で、先ほど申した海岸堤防のごときは原形の高さよりも約二メートルくらい高くいたしておるわけであります。各地の河川の堤防につきましても、この改良復旧という方向で進んでおるわけでございます。さような精神でございますから
○南條国務大臣 お答えいたします。昨年の伊勢湾台風は未曽有の災害であったので、特別災害委員会を設けましてその処理をいたしたことは御承知のことであります。そのときにも、今後かような災害というものは日本では絶無じゃないのだ、いわゆる台風常習地帯として置かれておる日本の国土から考えて、これに対応するところの恒久的対策を樹立しなければならない、昨年のようなたまたまああいう大きな災害があったことを契機として、
○南條国務大臣 ただいまの甘味資源、特に北海道のテンサイ糖の計画についての御質問でございますが、これは芳賀委員の仰せの通り、過去に立てております十カ年計画、この増産計画に基づいて今計画を進めております。北海道庁においても、その生産計画を本省に提出して、それに基づいて先般来具体的な施策を進めているのでございます。
○南條国務大臣 今の御質問については、当該局長からも再々御答弁申したように、農林省としては、消費者団体の農民の諸君のためにできるだけ早くこの価格をきめる方向に今進んでおるわけです。しかし、今全体の合理化というようなことと関連しまして、各省との連絡会議を、先ほど申したようにしておるのでございますから、これができない場合にはできないように別に切り離してでも早急にきめるということについて農林省としては考えております
○南條国務大臣 私は閣議でおくれまして、今の肥料問題についてはただいま伺ったわけでございますが、大体において申し上げますと、今まで肥料対策につきまして御質疑のあったように、何か補給金その他で予算措置を要求してあるかとか、あるいはどういうふうにきめたかというような御説でございますが、実際に通産省なり農林省なりではさような具体的なことになっておりません。かようなことについていろいろ検討中であることが新聞
○国務大臣(南條徳男君) 私がこのたびの池田内閣に農林大臣を拝命することになりまして、まことに浅学非才でございますが、特に農林行政については全くのしろうとでございまして、従いまして、皆さんの御期待に沿うような仕事ができるかどうかを非常に危惧しておるような次第でございます。 何と申しましても、貿易の自由化あるいはこの政府の所得倍増というような計画に関連いたしまして、そのしわ寄せが農民、農村に最も影響
○南條国務大臣 今回の政変にあたりまして、不肖私が池田内閣の農林大臣を拝命することになりまして、今日この常任委員会の皆さんに新任のごあいさつに参った次第でございます。はからずもという言葉がよく使われますが、私の場合は、全く農林行政はずぶのしろうとでございまして、全くはからずもこの地位につくことになつたのでございまして、自分ながら全くじくじたるものがある次第であります。特別な知識と経験を持たなければなかなか
○南條委員長 御異議なしと認めます。 つきましては、その補欠を互選いたしたいと存じますが、これは委員長において指名することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○南條委員長 これより会議を開きます。 この際、理事の辞任の件についてお諮りいたします。理事小林正美君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○南條委員長 御異議なしと認めます。 つきましては、その補欠を互選いたしたいと思いますが、これは委員長において指名したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○南條委員長 これより会議を開きます。 この際、理事の辞任の件についてお諮りいたします。理事八木一男君より、理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○南條委員長 それでは、これより参考人各位より御意見を承ることにいたしますが、この際、委員会を代表して参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。 参考人各位におかれましては、公務御多端のおりから委員会に御出席をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。本委員会といたしましては、先ほど委員長から申し述べました通り、被害地において日夜身をもって災害復旧に御尽力いただいておる各位から、直接に災害対策
○南條委員長 これより会議を開きます。まず、参考人より意見聴取の件につきお諮りいたします。去る三日の理事会において御協議願ったところでございますが、委員各位の非常な御尽力によりまして、災害対策に関するそれぞれの立法措置もすでに講ぜられた次第でありますので、これら特別法の成立を見ましたこの機会におきまして、被害地における関係者を参考人として本委員会に出席願い、災害地対策諸立法の施行に関する諸問題、並びに
○南條徳男君 ただいま議題となりました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案外七件につきまして、本委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 右の各法律案は、本年の数次にわたる風水害等に関し、これが対策として、それぞれ特別の措置を講じようとするものでありますが、以下、その要旨を簡潔に申し述べることといたします
○南條委員長 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました法律案を含めまして、内閣提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案外七件、及び、伊藤よし子君外十四名提出、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害により被害を受けた者の援護に関する特別措置法案法外十三件を一括議題といたします。 質疑を続行いたします。
○南條委員長 これより会議を開きます。 去る二十一日付託になりました内閣提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた者等に対する福祉年金の支給に関する特別措置法案を議題といたします。 —————————————