2007-06-28 第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
○説明員(千坂正志君) 契約書の作成を省略できる場合については、予決令等に定められているところでございますが、契約の性質又は目的等から見て契約書の作成を省略することが妥当であったかどうか、十分検査してまいりたいと考えております。 そして、検査の結果、会計検査院法第三十一条、それから予算執行職員等の責任に関する法律第四条で定める要件に該当する事態が認められる場合には、それぞれの法令に基づき厳正に対処
○説明員(千坂正志君) 契約書の作成を省略できる場合については、予決令等に定められているところでございますが、契約の性質又は目的等から見て契約書の作成を省略することが妥当であったかどうか、十分検査してまいりたいと考えております。 そして、検査の結果、会計検査院法第三十一条、それから予算執行職員等の責任に関する法律第四条で定める要件に該当する事態が認められる場合には、それぞれの法令に基づき厳正に対処
○説明員(千坂正志君) 会計検査院では、社会保険庁のデータ通信サービス契約につきましては、多額の経費が投じられており、社会的関心も高いことなどから重要な検査事項と考えており、毎年度検査を実施しているところでございますが、平成十八年度までの契約に係る契約書は作成されていなかったと承知しております。
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 会計検査院では、警告決議等を踏まえまして、平成十七年次に、社会保険オンラインシステムに係る契約金額の算定方法等や刷新可能性調査におけるシステム費用の妥当性についての記述内容などについて検査いたしました。 その結果、ソフトウエア使用料等の算定において、ソースプログラムや開発に従事した技術者の作業日報等の提出を受けていないため、開発規模、開発効率、人件費単価等
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 委員の御指摘は、十七年度決算検査報告の特定検査対象に関する検査状況において記述しております一連の労働局の会計経理に係る会計検査の結果、労働局等において不正支出等により捻出した資金を別途に経理していたものについてのお尋ねと存じます。 その別途に経理した資金の使途等につきましては、関係職員の申告によるもので、その裏付けとなる関係資料は既に廃棄されていたため
○千坂会計検査院当局者 平成十七年度環境省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項一件であります。 検査報告番号三四二号は、二酸化炭素排出抑制対策事業で設置した小型風力発電機の発電量が消費電力量を下回っていたため、二酸化炭素排出量が削減されず、交付金交付の目的を達していないものであります。 以上、簡単でございますが、説明を終わります
○千坂会計検査院当局者 平成十七年度防衛庁の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項九件、意見を表示しまたは処置を要求した事項一件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項三件であります。 まず、不当事項について御説明いたします。 検査報告番号一号から八号までの八件は、会計経理が適正を欠いているものであります。
○説明員(千坂正志君) 北海道労働局ほか四労働局において私的流用が確認された計十三名については、すべて既に本人が捜査当局に逮捕され又は厚生労働省において刑事告発等が行われておりますので、本院として刑事告発する要はないものと承知しております。
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 今回の四十七労働局の不正経理の事態について、関連して会計検査院が検察庁に通告した事例はございません。
○千坂会計検査院当局者 平成十七年度厚生労働省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項二百六十六件、意見を表示しまたは処置を要求した事項一件、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項三件及び意見を表示しまたは処置を要求した事項に対する処置状況二件であります。 まず、不当事項について御説明いたします。 検査報告番号一九号
○千坂会計検査院当局者 お答え申し上げます。 在沖縄米海兵隊のグアム移転経費の日本側負担については、一般会計からの支出や国際協力銀行からの出融資などによるとされておりますが、負担の内容や方法については今後具体化される話であると聞いており、詳細は承知しておりません。 このため、会計検査院としては、これに対してどのように検査するかということを現時点でお答えすることは難しいところでございます。しかしながら
○千坂会計検査院当局者 お答え申し上げます。 防衛施設庁では、入札参加業者の不誠実な行為の有無、並びに真摯な見積もりを行っているかにつきまして確認するために、一定金額以上の建設工事の入札に当たり、工事費内訳明細書の提出を入札参加業者に対して求めております。 今回、防衛施設庁の談合事件を踏まえまして、防衛施設局の会計実地検査におきまして、入札参加業者がそれぞれ適正な見積もりを行っているか確認するために
○千坂会計検査院当局者 お答え申し上げます。 事例で記述しております防衛施設局では、平成十八年三月に指名競争入札を行いました設備工事におきまして、九社が入札に参加しておりました。そして、防衛施設局が保管している工事費内訳明細書を比較するなどしましたところ、落札した会社を含む六社において共通の誤字が認められました。 具体的に申し上げますと、消火ポンプの「消火」が食べ物を消化する「消化」になっていたり
○千坂会計検査院当局者 内閣へ送付する日時につきましては、現在まだはっきり確定しておりませんが、近日中に送付を想定しまして、準備を進めているところでございます。
○千坂会計検査院当局者 お答え申し上げます。 会計検査院といたしましては、本年次の防衛施設庁の検査におきまして、今回の談合事件を十分念頭に置いて検査を実施いたしました。 検査に当たりましては、防衛施設庁が過去二年間に発注した契約金額五千万円以上の建設工事について、予定価格は適切であったか、入札契約事務は適切に行われていたかなどについて検査を実施いたしました。また業務委託につきましても、防衛施設技術協会
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 環境省が随意契約により発注している役務契約、物品購入契約等につきましては、予定価格の算定は適正か、契約の履行は適正に行われているかなどに着目して検査を実施しておりまして、その際、随意契約とした理由等についても留意しているところでありますが、これまで検査した範囲内では、会計法令に違反があったとして検査報告に掲記するような事態は見受けられませんでした。
○千坂会計検査院当局者 平成十六年度防衛庁の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項四件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項三件であります。 まず、不当事項について御説明いたします。 検査報告番号一号は、陸上自衛隊特殊作戦群本部第四科の自衛官が、有料道路通行回数券の出納及び保管の事務に従事中、その保管に係る有料道路通行回数券
○千坂会計検査院当局者 平成十六年度厚生労働省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項百八十一件、意見を表示しまたは処置を要求した事項二件、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項五件及び意見を表示しまたは処置を要求した事項に対する処置状況一件であります。 まず、不当事項について御説明いたします。 検査報告番号二三号
○千坂会計検査院当局者 平成十六年度環境省の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 以上でございます。
○千坂会計検査院当局者 お答え申し上げます。 環境省の役務契約等については、随意契約が多くなっていたことは承知しております。役務契約等の検査に当たりましては、会計検査院では、一部の契約を抽出して、予定価格の算定は適切か、契約の履行は適正に行われているかなどに着目して検査を実施しておりまして、その際、随意契約とした理由についても留意しているところでありますが、検査した範囲内では、検査報告に掲記するような
○説明員(千坂正志君) 環境省本省の実地検査は毎年三月及び七月に実施するのを通例としておりますが、本件につきましても、現在のところ、本省実地検査の際に検査を実施したいと考えてございます。
○説明員(千坂正志君) 環境省の随意契約につきまして会計検査院が検査を実施するとのNHKの報道に関しましては、事前の取材はなかったと承知しております。 環境省が契約している役務契約等につきましては、毎年二回実施しております本省の実地検査の際に検査を行っております。検査に当たりましては、随意契約とした理由は適切かをも含め、契約は会計法令に照らし適正に行われているか、予定価格の算定は適正に行われているかなどの
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 環境省が随意契約により発注している役務契約等につきましては、一部の契約を抽出して、随意契約とした理由は適切かを含め、多角的な観点から検査を実施しているところでありますが、検査した範囲内では、会計法令に反するとして検査報告に掲記するような事態は見受けられませんでした。 会計検査院といたしましては、随意契約をめぐる最近の国会等の御議論も踏まえ、今後、随意契約
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 環境省が随意契約により発注している役務契約等につきましては、主として本省における実地検査の際に検査を行っているところでありますが、今後も、環境省における役務契約等については、随意契約としたことについて合理的で妥当な理由があるかなどに留意して厳正に検査していく所存でございます。
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 御指摘の事態につきましては、個々の契約の内容について具体的に調査した上でその適否を判断することとしたいと考えております。 会計検査院といたしましては、随意契約による場合には会計法令等に基づいた正当な理由が必要であると考えております。また、再委託については、定められた手続にのっとり適正に行われることはもちろん、随意契約とした理由との整合性も取れていなければならないと
○説明員(千坂正志君) お答え申し上げます。 会計検査院では、健康保険及び厚生年金保険の保険料の徴収の適否について毎年度重点を置いて検査を実施しているところであります。 派遣業の事業主については、特に平成九年から十二年次において重点的に検査した結果、事業主が被保険者資格取得届の提出を適正に行っていなかったなどのため、保険料が徴収不足となっている事態を平成八年度決算検査報告から平成十一年度決算検査報告
○千坂会計検査院当局者 御指摘の件につきまして、まだ私ども事実関係を十分承知しておりませんので、会計検査の立場から問題とすべき事項があるのかないのか、今後、厚生労働省から詳細な事実関係の説明を徴しまして、具体的な事実関係を解明した上で、委員の御指摘も踏まえまして適切に対処してまいりたいと考えております。