2001-06-08 第151回国会 参議院 本会議 第30号
○前川忠夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました緊急経済対策関連法案の趣旨説明に対し、小泉総理に質問を行います。 まず、小泉内閣の高い支持率と内閣の現状についてお伺いをいたします。 発足後一カ月半を経過し、本来なら高い支持率にふさわしい仕事をして期待にこたえてほしいものですが、健忘症になられたのかと皮肉られる塩川財務大臣、外務省官僚と責任のなすり合いを続ける田中外務大臣など
○前川忠夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました緊急経済対策関連法案の趣旨説明に対し、小泉総理に質問を行います。 まず、小泉内閣の高い支持率と内閣の現状についてお伺いをいたします。 発足後一カ月半を経過し、本来なら高い支持率にふさわしい仕事をして期待にこたえてほしいものですが、健忘症になられたのかと皮肉られる塩川財務大臣、外務省官僚と責任のなすり合いを続ける田中外務大臣など
○前川忠夫君 一つ一つの数字で全部がよくならなければ失敗だったというふうに私は申し上げるつもりはありません。 それから、もう一つの視点は、これもある特定の地域を取り上げてどうこうというつもりは本来ないんですが、例えば先日も私は熊本県の荒尾と隣接をしております大牟田、福岡県ですね、に行ってまいりました。御案内のように三井三池が山を閉じまして、もちろんその山を閉じる以前から炭鉱が衰退をしていく過程の中
○前川忠夫君 私もそうたくさんの持ち時間を持っているわけではありませんので、簡単にお答えをいただければいいと思うんですが。 私は、今の大臣の御発言をお聞きしておりまして、国際都市のイメージについて頭から私も否定をするつもりじゃないんですけれども、その発想の延長線上にはまだまだ東京にどんどん金をつぎ込んでということにどうも聞こえてならないんですね。また、地方にも当然金をつぎ込まなければならない、国が
○前川忠夫君 民主党・新緑風会の前川でございます。 私は、新産法と工特法の廃止について質問をさせていただきたいと思います。 最初に大臣にお伺いをしたいんですが、前回の大臣の所信の議論の際に、首都機能の移転の問題について山下議員も実は質問をしておりましたが、今、東京の一極集中の問題というのは、また新しい側面を持って大きな問題に私はなっていると思うんですね。もともと新産法を昭和三十七年に制定をした当時
○前川忠夫君 いろんなことをおっしゃりますけれども、何をやろうとしているかというのが全く見えてこない。それから、本来やるべき森内閣が内向きに対してはもう辞任をしますということを表明をされておられる。これでは、そういう内閣が何をやろうとも、本当に本格的な景気回復あるいは景気対策になっているんだろうかという不信感がその底流にあるんです。それは、いろいろ言葉を飾られたって、それはだめなんですよ。事実はそういうことなんです
○前川忠夫君 私が質問をしたことには余りお答えをいただいていないので、景気が悪いという認識をされているのかどうかということについては、ぐるぐるぐるっと一回りしましたけれども、どうもよくつかめないんですね。公共事業の話は後ほどやりますから、別に今お答えをしていただかなくても、私は質問をしたつもりはないんですが。 要するに、先ほど大臣が所信で述べられましたこの中にも、まあこれは時間差がありますから、そういうことを
○前川忠夫君 民主党・新緑風会の前川でございます。 昨年の秋の臨時国会で新しい参議院の選挙制度が導入をされたものですから、私、選挙番でございまして、大変楽しく全国を今回らせていただいております。 最近、各地へ行きますと必ず話が出るのが、やっぱり政治の問題。もちろん、選挙であちこち回っているものですから政治の話が出るのは当然なんでしょうが、特に中小企業の経営者の皆さん方からまさに悲痛な声が上がっています
○前川忠夫君 制度の問題の比較は後ほどお聞きしようかと思ったんですが、今局長の方からお答えいただきましたので。 私は、今現在の特別加入の方々が百七万人というふうに報告を受けているんですが、これはたまたま偶然でしょうが、KSDの加入件数が百七万人ということですからたまたまこれは偶然なんでしょうが、全体として、労働省として、これは特別加入の場合任意加入ですね、大体その母数といいますか、申請があれば認められる
○前川忠夫君 多分そういうお答えが返ってくるだろうということは実は承知をしておったんですが、しかし、身内の監督官であった古関さんや、あるいは結果としてこれは要請をされて会長に就任をされたんだと思いますけれども事務次官であった中西さん、恐らくその当時の事情を調べれば、労災保険制度の持つある意味では欠点のような部分が逆にこういう事業、つまり共済会というようなものをスタートさせた根にあるんじゃないかというふうに
○前川忠夫君 民主党・新緑風会の前川でございます。 最初に、今回の法改正の問題に入ります前に、現在の労災保険法とKSDの関係について最初に少しお伺いをしておきたいと思います。 現在の労災保険の中にある特別加入制度は、昭和四十年に労災保険の制度の中に組み入れられた制度というふうに承知をしておりますが、たまたまなんでしょうけれども、あるいはたまたまではなくて何かの事情があったのか、今話題になっております
○前川忠夫君 一言お礼を申し上げたいと思います。 第百四十五回国会で皆様方の御推挙によりまして委員長に就任をいたしましてから、理事の皆さん、委員の皆さん方の御協力をいただきまして、大過なく過ごすことができたと思っております。 まだ、審議道半ばというところで交代をするということになり、大変皆様方にも御迷惑をおかけいたしますが、この後、当委員会が審議会の答申をもとにしてさまざまな審議を尽くしていただくように
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に国井正幸君、山崎正昭君、山下八洲夫君及び渡辺孝男君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(前川忠夫君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は四名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任をされました。 皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手) ─────────────
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に国井正幸君、山崎正昭君、山下八洲夫君及び渡辺孝男君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十分散会
○委員長(前川忠夫君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は四名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。 皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○前川忠夫君 時間がありませんからもう一問だけ質問させていただきたいんですが、今度のこの削減計画の中の二五%削減の対象の国家公務員というのは、現在五十四万人程度というふうに言われているんですけれども、この十年ほどずっと調べてみたんですが、この十年間で〇・七%しか実は減っていないんですね。もちろん、この間全く定員削減に向けての努力をしていなかったわけじゃなくて、計画はあったんですね。計画はあったんですが
○前川忠夫君 この後また総務庁の方にもちょっとこの関連については質問をさせていただきたいと思いますので、とりあえず官房長官への質問はこれでこの問題については終わります。 そこで、長官にお伺いをしたいんですが、この国会の冒頭、国会議員の定数、特に衆議院の定数削減問題をめぐって混乱があったのは御承知のとおりなんですが、あの際も、私ども民主党だけではなしに多くの皆さんからなぜ二十なんですかという議論は大分
○前川忠夫君 民主党・新緑風会の前川でございます。 少し古い話で恐縮なんですが、今度の総定員法との関連も若干ありますので、前段、官房長官の時間の都合もおありというふうにお聞きをしておりますので、最初に官房長官にお伺いをしたいんです。 昨年の一月に自民党と自由党との間で政権合意がされて、その際の合意の中に、国家公務員の定数についての削減、二五%削減ということで合意をされたというふうに私ども承知をしていますし
○委員長(前川忠夫君) 国会等の移転に関する調査を議題とし、本日は、昨年十二月二十一日に国会等の移転に関する法律第十三条第二項の規定に基づき内閣から提出された国会等移転審議会答申に関する件について参考人から御意見を承ることといたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 森参考人におかれましては、御多忙のところ当委員会に御出席賜りまして、まことにありがとうございます。 本日は、国会等移転審議会答申
○委員長(前川忠夫君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 国会等の移転に関する調査のため、本日、参考人として国会等移転審議会会長森亘君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に尾辻秀久君、山崎正昭君、山下八洲夫君及び渡辺孝男君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十七分散会
○委員長(前川忠夫君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は四名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました。 皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前川忠夫君 多少お答えに無理があるのは十分承知の上で、私は政府のやっていることはやはりちぐはぐだと思うんですね。確かに、景気は何とかしたいという思いは恐らく国民の皆さん共通だと思うんですよ。しかし、それぞれの地方へ行ったりあるいは地場へ行っていろんな話をお聞きしますと、この春から実施をしました地域振興券、商品券と言いましたけれども、地域振興券でも景気は必ずしもよくならなかった。あるいは第一次の補正予算
○前川忠夫君 そこでお伺いをしたいんですが、けさの臨時閣議で緊急経済対策が決定をされたというふうにお伺いをいたしております。総額で十八兆円ですか、恐らくこの後第二次補正で出されるであろういわゆるこのうちの国費の部分が六兆五千億円というふうにお伺いをいたしておりますが、最近の景気の動きを見ておりますと景気もようやく底を打ったのではないかと。政府の見通しも今年度〇・五から〇・六に見直しをするということですから
○前川忠夫君 民主党・新緑風会の前川でございます。 ただいま議題となりました両案について、総務庁長官並びに人事院総裁にお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、この人事院勧告が閣議決定をされたのは九月二十一日というふうに承知をしておりますので、長官が就任をされる前でございますから、あるいは現段階でというふうにお聞きをした方がいいのかもしれませんが、今度の人事院勧告というのはある意味では初めて年間給与
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に尾辻秀久君、山崎正昭君、山下八洲夫君及び渡辺孝男君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十八分散会
○委員長(前川忠夫君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は四名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました。 皆様の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ─────────────
○委員長(前川忠夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前川忠夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました前川でございます。 皆様の御協力をいただいて、公正、円満な委員会運営に努めてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○前川忠夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました産業活力再生特別措置法案について、反対の立場から討論を行います。 反対の第一の理由は、法案の中心部分が、官庁の権益を増大させ、官民の癒着を温存させ、規制緩和や自由競争の流れに逆行するものとなっていることであります。 法案のかなめは、政府がお墨つきを与えた事業者のみに支援措置を講じることですが、このような枠組みは、官庁の権益を
○前川忠夫君 細かい数字を事前に申し上げておかなかったのですぐにお答えになれないのはわかるんですが、この法案の一番の柱なんです。OECDが〇・九で日本が〇・八で、生産性が著しく下回ったと。したがってということでこの法案はできているんです。その数字の根拠がどこにあるんですかということを聞いているわけです。日本の数字とOECDの通産省が引用されている数字の違いについて解明をしておいてほしいと言っているんです
○前川忠夫君 最近、ここ五年、あるいは十年ぐらいと言った方がいいのかもしれませんが、労働組合の春の賃金交渉の際に、経営者側の方から生産性が今、日本は非常に低くなっているんだという指摘がよくありまして、私も交渉をやっていたときに随分悩まされたものなんです。 今度の再生法案の要約、概要の中の法律の制定の目的の第一に生産性の低下が挙げられているんです。今、大臣からもお答えをいただきましたし、あるいは一昨日
○前川忠夫君 既に一昨日と、それから今、公明党の海野議員、そして午前中は参考人の質疑を通じてさまざまな議論が交わされておりますので、若干ダブるかもしれませんが、大事な部分をお聞かせいただきたいと思います。 一つは、現在の産業や経済の実態を考えるときに、今度出されました産業活力再生特別措置法というこの法律、先ごろの補正予算の中では雇用問題を中心にした五千億を超える予算が組まれたわけでありますが、果たしてこの
○前川忠夫君 私は、会派の中で意見交換をして取りまとめた意見ではありませんので、私の意見ということでお聞きをいただきたいと思います。 まず、今度の調査会のテーマ、いわゆる「次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成」というテーマは、これまでの特に戦後ということで考えてみますと、五十数年間のそれぞれの価値観みたいなものをある場合には変えなければいけないような内容まで含んでいる。もちろん、政治も経済も、あるいはさまざまな
○前川忠夫君 結局、イラクのクウェートへの侵攻も結果的には撤退をする、もちろん多国籍軍の介入によって撤退をするという結果に終わりました。 〔委員長退席、理事竹山裕君着席〕 そういう意味では、軍事力によって他国を制圧するということは極めて困難だというのは、これは戦後の歴史だけを見てもある意味では明らかなわけですね。ですから、私は、軍事力というのはあくまで抑止という視点でしかとらえるべきではない
○前川忠夫君 国民の皆さんから見ていろんな議論が出る一番根本の原因は、戦争とか紛争あるいは軍備とか軍事力、そういうものが必ずつきまとうから恐らく不安になるんだろうというふうに私は思うんです。 だれしも戦争、紛争を好むわけではないわけですから、平和的に解決ができればこれはある意味では世の中万々歳ということになるんでしょうが、私も軍事力というのがある意味で抑止力になっているという部分を頭から否定するつもりはありません
○前川忠夫君 民主党・新緑風会の前川でございます。 衆議院では既に九十時間を超す審議が行われ、さらには参議院でも先週月曜日からちょうどこの十一時で三十五時間の審議が行われているわけですが、よその党の方のことを申し上げるのは僣越ですけれども、例えば自民党の議員の方が質問をされる場合でもなかなかわかりにくいところがあるというお話をよく聞きまして、私だけが頭が悪いのかなと思って大変心配をしておったんですが
○前川忠夫君 私は、ただいま議題となりました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表して、総理並びに関係大臣に質問させていただきます。 まず、法律案の内容に入ります前に、エネルギー政策についてお伺いいたします。 政府は、一九九〇年、ヒューストン・サミットにおいて地球再生計画を提唱し、産業革命以後に起こった地球的規模の環境問題に長期的、