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71件の議事録が該当しました。

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1954-03-24 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第15号

冨吉委員 これはいらないのだという意見はあるかもしれぬが、私はこれを非常に重要視しておるのです。終戦後日本語が非常に乱脈になつて、正確な日本語を使わないので困つておる——困つておるということはないけれども、私は非常に耳ざわりな国語をたくさん聞いておるのですが、これはその国の文化と重要な関係があります。ことに文化国家を目ざす日本といたしましては、完全なる国語の体系の確立というものが必要でございまするので

冨吉榮二

1954-03-24 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第15号

冨吉委員 ただいま平井君からお尋ねがございましたが、私どもその問題は御同様非常に憂慮いたしております。現在の学校は卒業か失業か、実際卒業したとたんに失業するというのが大学きまり文句であります。ひとり大学のみならず、高等学校、中学校ほとんどの卒業生が失業いたしておるような状態で、これは実に大きな問題であり、単に文部省の力のみによつて解決できる問題ではないと思います。大学をつくり過ぎて失業者が多いのか

冨吉榮二

1954-03-20 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第12号

冨吉委員 私は同僚の中村君と意見がわかれたようですが、決してわかれているのじやないから御安心願いたい。ただ問題は表現の仕方だつたと思うので、私は歯にものを着せずに、経験に照してはつきり言う方ですから……。国会において改革をしなければならぬという点は、ただいま言うような官僚の出先としての問題というだけじやない。これはほかの面もいろいろありますが、特にその面が一つの大きなフアクターであることは間違いない

冨吉榮二

1954-03-20 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第12号

冨吉委員 先ほどの御発言の内容は、要するにいろいろ手をつけてみたけれども国会が内閣委員会あり、その他各種常任委員会制度等もございまして、いろいろ困難な点がある、こういうきわめてニュアンスに富んだ御答弁です。そこで私は感じたのは、たとえば農林省は農林委員会というものがあつて、つまり露骨に言えば、そこが官庁の出店で、ほとんど国会行政委員会になつていて、あの省は廃してはいかぬ、あの局は廃してはいかぬ

冨吉榮二

1954-03-20 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第12号

冨吉委員 塚田長官から、いわゆる人員整理終つたゆえんについてお述べになつた。これは私も予見いたしましたから、あなたに相当警告を発しておいた。ところがその警告を発していた通りになりまして、はなはだ遺憾です。ところが長官のお述べになりました言葉の中に、いわゆる国会法における各種委員会、つまり現在の常任委員会、そういうものに言及された。はつきりは仰せにならないけれども、各常任委員会等がその省の要求とマッチ

冨吉榮二

1953-12-25 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

冨吉委員 ちよつと関連してお尋ねいたします。ただいま大村委員からの御質疑は、きわめて有益に拝聴いたしたのでありますが、長官答弁もまた非常に熱心であつたことに敬意を表します。私は本委員会で、いわゆる陳情行政の非をたむべく、長官一大決意を促したのでありますが、長官がそれらの言をいれられて、ただちにいわゆる書類選考するというような方針政府方針として御採用になつたことに対しましては、敬意を表します

冨吉榮二

1953-12-24 第19回国会 衆議院 本会議 第3号

冨吉榮二君 ただいま議題となりました奄美群島復帰に関する協定に関して、私は日本社会党を代表して賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手)  まず、私は「今日あることを八箇年間待ち続けた島民二十万の諸君と、ふるさとを失われた在外二十数万の奄美出身者のために、心からなるお喜びを申し上げる次第でございます。(拍手)  およそこの協定が成立しまする前の状態は、きわめて不健全な状態であり、きわめて不当

冨吉榮二

1953-12-23 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

冨吉委員 人事は、先ほど長官がおつしやつたように、これは機構とともに最も重大な問題であります。何といつても人を中心にしてやらなければならぬ。ことに創設当時の保安庁でありますために、ただいま粟山さんからいろいろ御意見をお述べになりましたように、いわゆる人格識見の高い人を選ぶべきである。しかるに確かにこの知事時代事件に、われわれの知る範囲においてはどうも連座した形跡があつて、辻さんのだんだんお述べになりましたように

冨吉榮二

1953-12-23 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

冨吉委員 そこで私どもには一つの疑問が起るのです。群馬県知事シルク事件という疑獄事件にひつかかつて、もし当時の吉田知事晴天白日の身であるならば、何ゆえにやめたかということが問題になつて来ると思う。知事がそういう事件で不在である場合に、県政を知事のかわりになつて一生懸命切りまわして行かなければならぬのが副知事である。その副知事がやめたということは、これは新聞に書かれてあるシルク事件という疑獄事件

冨吉榮二

1953-12-23 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

冨吉委員 先ほど辻さんの質問に対する御答弁でまだはつきりしない点があるので、その点をちよつとお伺いします。この吉田総監の前歴でございますが、長官お話次長の御答弁とには食い違いがあります。しかしこれは、次長は当時の知事シルク事件に連座して収監されたことも知つておる、そのときの副知事であつたことも事実である、こういうことは御説明になりましたが、この警察予備隊総監がお入りになるときには、副知事からそのままお

冨吉榮二

1953-12-17 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

冨吉委員 辻委員はきわめて熱心なる保安隊擁護者である。しかも烈々たる気魄を持つてここにお述べになつておるのでありますし、すでに資料は一応速記録にも残つておりますが、なお辻委員はその問題について責任をもつて提供されることと思うので、それをぼやかさないでやつて、そうしてはつきり理非曲直を明らかにされなければならぬ。これは単に保安隊の問題だけではない、日本の国全体としてこうした大きな問題をほつておくべきではない

冨吉榮二

1953-12-17 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

冨吉委員 大体役所の機構というものは、たとえば部下の方でいろいろ調査をさせて、そしてそのことをやるような機構になつております。そのためにさつき辻委員が指摘しましたようないわゆるグループによるところの隠し合いという問題があるのです。もしそれを新しく調査してみて、長官にいろいろ辻委員の言うような事実が露顕いたしますと、結局現在の幕僚やそれらの調査に当つた人々の手落ちということに問題はなります。そこでその

冨吉榮二

1953-12-17 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

冨吉委員 長官ちよつとお尋ねいたします。辻君の御質問に対して善処する、考慮する、これはまことにけつこうな言葉で、爾来たびたび使われて来てたびたびほごにされた言葉である。そこで私は長官に念を押しておきますが、長官は、今九州の学校長に転任されたその方の問題を含めての問題について、徹底的に調査せられる意思あるやいなや、その辺のところをお答えいただきたい。

冨吉榮二

1953-12-05 第18回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

冨吉委員 私は出張をすることはいかぬとは申しておりませんから、その点ひとつ誤解のないように、正しい出張をしてもらいたい。というのは、今言うように旅費その他の関係饗応費地方に負担せしめて、ぞろぞろ自動車を連ねて、歓待をよくしないと予算がもらえない、これはやはり陳情行政一つでありましよう。こういう弊害をなくすることに努力してもらいたい。それともう一つに、今の官吏の月給が安いことは私もよく存じております

冨吉榮二

1953-12-05 第18回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

冨吉委員 それでけつこうです。ぜひやめてもらいたい。これは非常な当りさわりがあると私は思いますけれども自由党あたりのいわゆる党勢拡張という問題とこれは非常に因果関係があるので、どうも地方の問題がこういうことに利用されて、地方町村長などというのは——昔のことを言うとおかしいけれども町村長はおよそ四年の在任中に東京に来たことは一ぺんもないという人が多くて、東京に来るときはまことに大きな送りをしてやる

冨吉榮二

1953-12-05 第18回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

冨吉委員 ちよつと簡単に、これは常識論ですが、今陳情行政という言葉があるんです。これが今政治の一番の弊害じやないかと思うのです。これはいろいろな角度から議論すれば切りがありませんから、そういう議論はやめて、簡明直截にお伺いいたしますが、一体陳情行政をやめる御意思があるのか、それとも存置させる意思があるのか、その点を……。

冨吉榮二

1953-12-04 第18回国会 衆議院 内閣委員会 第1号

冨吉委員 なるほどその構想けつこうですが、なかなかここで言われるような構想大臣が実行するということは困難でありますから、ひとつ閣議あたりでも決定をして、じやんじやんやつて、上の方からまずためるということが大事です。今長官が言われたように自分が早く出る、それは非常にけつこうなことですから、そのようにみな各大臣とも早く出て、そうして部下を監督し指揮する。ことに民間人と特殊な関係にあるところなどにおきましては

冨吉榮二

1953-12-04 第18回国会 衆議院 内閣委員会 第1号

冨吉委員  ちよつとこの際お尋ねをし、希望を申し上げておきます。どうも私どもの見るところでは、官庁は今行政整理の問題もありますが、非常に官紀が弛緩している。ことに私は具体的にいろいろな例も知つておりますけれども、そういうことは一々申し上げませんが、その点について長官は相当しつかりやつていただきたい。これは国民に非常な迷惑をかけている。最も国民に迷惑をかけているというのは、官庁の出勤のおそいこと。これは

冨吉榮二

1953-07-14 第16回国会 衆議院 本会議 第22号

冨吉榮二君 私は、ただいま議題となりました保安庁法の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党を代表して反対意思を表明せんとするものであります。(拍手)  われわれは、世紀の悲劇ともいうべき大東亜戦争の敗戦によりまして、久しきにわたる帝国主義的な侵略思想からみずからを解放して、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は永久にこれを放棄し

冨吉榮二

1953-06-29 第16回国会 衆議院 決算委員会 第6号

冨吉委員 それはまことにけつこうだと思いますが、この架空の名義によつて支出したるものの、今お読み上げになりました中に、監査官会議をやる云々ということがあつたのですが、私が非常にふしぎに感じたのは、先ほど私が聞いたのでは、そういう不当支出をやらないように、お取締りになる役人のように聞いておつたが、あとの報告によると、どうも監査官会議をやつた回数がこの違法の中に入つている。そうしますと、結局巡査がどろぼうになつているかつこうにつて

冨吉榮二

1953-06-24 第16回国会 衆議院 決算委員会 第4号

冨吉委員 大蔵大臣の御答弁は一応ごもつともとも聞えるし、またきわめて危険を内蔵しておるようにも思います。従つてそれが細迫委員阿部委員から御念を押されるゆえんは、今までの事情の経過にかんがみていろいろな御心配があつてのことです。また委員会における事務当局からの御答弁を聞いていると、何かどうも納得できかねる。法律上はいろいろなケースがありましようけれども政治常識として考える場合にはなはだ穏やかならぬことがある

冨吉榮二

1953-02-02 第15回国会 衆議院 郵政委員会 第7号

冨吉委員 言わずもがなのことで万手ぬかりはないと思いますが、えてして郵政省はそういうことは少し下手である、と言つてはおかしいのですけれども、どうもややともすると押されぎみであるような感じを私ども今日まで持つて来ておるのでありまして、せつかてわれわれが当局に御協力を申し上げて、ああいうごたごたまでやつてできた案が、仏つくつて魂を入れないような結果になつてまつたんでは、何のためにああいう法案を通したか

冨吉榮二

1952-12-23 第15回国会 衆議院 郵政委員会 第6号

冨吉委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま御提出になりました修正案反対をし、でき得べくんば椎熊君のお述べの通り、これを撤回してもらいたいと考えておるものであります。と申しまするのは、りくつはもう皆さんおわかりのことであるし、わけても椎熊氏からるるお述べになりましたことで尽きておりまするので、私は重複を避けるために申し上げません。  大体この修正案をお出しになることが、今小澤さんがお述べになつたように

冨吉榮二

1952-11-26 第15回国会 衆議院 郵政委員会 第2号

冨吉委員 まことにごもつともな御意見だと思いますが、そういう建前並びに過去の運用実績というものをはつきりせしめて、これを地方の自治体にも周知徹底せしめるということの努力が欠けているのではないかというふうに私は考えるのでありまして、これでもつて何も郵政当局を責める意思はないのでありますが、事を知らせないということははなはだ不親切なやり方である。ことに大蔵省は財務局等機関を持つておりますけれども郵政省

冨吉榮二

1952-11-26 第15回国会 衆議院 郵政委員会 第2号

冨吉委員 この問題は私の在任中から問題になつたのでありますが、遺憾ながら実現ができなくて今日に及んでおるのでありまして、私新聞でこの成行きを拝見して、心ひそかに喜んでおつたのであります。しかるに基本法がすでに制定されたにもかかわらず、なお幾多の摩擦が予想せられることは、まことに遺憾にたえません。ただいま大臣からお話のごとく、財界方面、わけても銀行方面からの圧力が相当あることは、想像にかたくないのであります

冨吉榮二

1948-09-28 第2回国会 衆議院 決算委員会 第30号

冨吉國務大臣 第二回國会に提出した逓信省設置法案について、閉会中も小委員会において熱心なる御審議を継続していただいたことを深く感謝いたします。しかるに七月二十二日その筋の書簡による指示がありました。よつてひろく関係方面眞意も尋ね研究いたしました結論として郵政及び電氣通信の二省に分つことを命ぜられたものだということになり、慎重熟慮の結果、私はこの逓信省二つの省に分割することに決定した。この理由はあと

冨吉榮二

1948-07-28 第2回国会 参議院 通信委員打合会 閉会後第3号

國務大臣冨吉榮二君) その点は勢い政党役員ということになりますと、この政党というものが決まつて來るというように考えるのでございますが、結局政党は現在の政事結社として考えられているものが通念として政党というようになるかと思いまするが、これも政党法というものがはつきりできれば別でございまするが、ただ党員だというだけを拘束しないというのでありまして、この役員というのは、政党それ自体責任を持ち得る人

冨吉榮二

1948-07-28 第2回国会 参議院 通信委員打合会 閉会後第3号

國務大臣冨吉榮二君) 御案内のごとくまだ我が國では政党法決定を見ておりませんので、今ここでその法律的な解釈を申上げることは不可能でございますが、要するに常識的に考えた、偏跛なことをやる……中正公平を期するという意味をこの内容といたしまして、たまたま政党という問題を引例いたしたのでございまするから、要するにそういう一種の政治的意見ということによつて行動する人といいますか、不偏的ならざるあれに属する

冨吉榮二

1948-07-27 第2回国会 参議院 通信委員打合会 閉会後第2号

國務大臣冨吉榮二君) 大体この書簡を受取りまして、いろいろ研究をいたしておるのでありますが、先ず基本的な問題と現実の実際問題との二つに分けて実は考えて見たのであります。  そこで基本的な問題としては、この書簡が直ちに法律的な効果をもたらすものであるかどうかという点を先ず考えなければならないと思います。若しその効果をもたらすとすれば、現行の労働法規の三法を全面的に排除するものであるかどうかというような

冨吉榮二

1948-07-27 第2回国会 参議院 通信委員打合会 閉会後第2号

國務大臣冨吉榮二君) 極めて御尤もなお尋ねでございますが、御案内のごとく本法案は、実は作つて大いに仕事をやろうというのではなくて、作り上げてそつちの方に遺産を相続しようというのでありまして、逓信省自体としては、今後は技術方面のお手傳いをすることを許されるだけでありまして、本法案に書いてありますように、放送委員会になるのが今お尋ねのような方向を決定し、企画いたしますことに相成るのでありまして、逓信大臣

冨吉榮二

1948-07-27 第2回国会 参議院 通信委員打合会 閉会後第2号

國務大臣冨吉榮二君) 極めて御尤もなお尋ねだと存じますが、これは何といいますか、アイデイアといいますか……の問題が主として中心になつて出て参つたのでありまして、いわゆる独占企業を排除するという精神が中心であり、そして又かくのごとき文化機関というものには、できるだけあらゆる方面の力を動員するということが思想的な一つ中心でありまして、この途を開きましたわけでございまして、必ずしも直ちにそのことによつて

冨吉榮二

1948-07-05 第2回国会 参議院 通信委員会 第18号

國務大臣冨吉榮二君) 只今の新谷さんの御質問といい、又先程の千葉さんの御質問といい、逓信事業に対する非常な御理解と、そうして從業員に対する御同情溢るる点からの御質問等承りまして、私は謹しんで敬意を表します。固より私共この訓練法を制定しまするゆえんのものは、世間で一部に誤解のありまする、いわゆる單なるこの機関として作れば、それで足りるという意味合においてするのではございません。仕事は、ただ單に技術

冨吉榮二

1948-07-05 第2回国会 衆議院 決算委員会 第29号

冨吉國務大臣 今の河井さんのお尋ねでございますが、先般のいきさつについては次官から御説明申し上げます。決して國会審議権に対して政府がこれを云々しているのではございません。きようあす中にぜひ審議して出してもらいたいということを私は申しておるのではございませんから、その点誤解のないようにお願いいたしたいと思います。

冨吉榮二

1948-07-05 第2回国会 衆議院 決算委員会 第29号

冨吉逓信大臣 ただいまのお尋ねは多少誤解があると思うのです。これは決して突如として出したものでもなければ、突如として御審議を願つておるものでもございません。これは御案内のごとく、五月の初めに提案いたしたのでございますが、委員会の御都合で御審議が今日まで遅れておるのでありますので、御了承を願います。

冨吉榮二