2006-11-16 第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
○内田参考人 家庭と子供の問題という意味でいいますと、やはり家庭の価値観が、学校化された社会の中で家庭の価値観も学校化されてきているという点が一点あると思います。それから、受験競争が少子化の中でさらに先鋭化しているということがあって、子供に対する受験の圧力がかなり進んでいるということがあると思います。 さらに、親たちが、いろいろな職業の中で地球の上のいろいろなところを転勤して歩くわけですけれども、
○内田参考人 家庭と子供の問題という意味でいいますと、やはり家庭の価値観が、学校化された社会の中で家庭の価値観も学校化されてきているという点が一点あると思います。それから、受験競争が少子化の中でさらに先鋭化しているということがあって、子供に対する受験の圧力がかなり進んでいるということがあると思います。 さらに、親たちが、いろいろな職業の中で地球の上のいろいろなところを転勤して歩くわけですけれども、
○内田参考人 いじめの質の変化という意味でいいますと、一九七〇年代に、校内暴力を抑えたらいじめが多発した、いじめを抑えたら登校拒否、不登校がふえたという現象が起きました。先ほど、報告のときに、不登校の子供たちのことについて触れましたけれども、不登校対策で、学校へ戻す働きかけを強化した現段階でいじめが多発しているというふうな状況がありますので、そういう、力をもって子供の異議申し立てや不満を抑え込むと、
○内田参考人 このような機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 私は、三十数年にわたって子供の現場で相談活動をしてまいりましたので、子供の立場、子供の視点から、いじめの問題が今どういうことになっているかということについてお話をさせていただきたいと思います。 私が仕事を始めましたのは一九七三年からですが、私が勤めていた民間の病院のすぐ近くで、一九八〇年代の半ば、鹿川君が命を絶ちました