2017-03-30 第193回国会 参議院 総務委員会 第7号
○参考人(今井純君) お答えいたします。 山形局の元記者の事件につきましては、報道に携わる者の重大な事案ということで、大変深刻に受け止めております。NHKといたしましては、今現在はこの事件の全体像を承知をしているわけではございませんので、警察の捜査に協力をしつつ、その推移を見守っているという段階でございます。 御指摘ございました、業務と何らかの関連があったのかなかったのかという点につきましては、
○参考人(今井純君) お答えいたします。 山形局の元記者の事件につきましては、報道に携わる者の重大な事案ということで、大変深刻に受け止めております。NHKといたしましては、今現在はこの事件の全体像を承知をしているわけではございませんので、警察の捜査に協力をしつつ、その推移を見守っているという段階でございます。 御指摘ございました、業務と何らかの関連があったのかなかったのかという点につきましては、
○今井参考人 手続につきましても、内部の規定がございますので、それにのっとって、きちっと対処したということでございます。
○今井参考人 お答え申し上げます。 今回の事件でございますが、やはり、公共放送の報道に携わる者がこのような悪質な事件で逮捕される、そして、NHKへの信頼を著しく損ねた責任というものは大変重いものがある、こういうふうに心得ております。 今回の事件に関しましては、就業規則にのっとりまして懲戒免職としたところでございます。 今回の処分を決めるに当たりましては、委員御指摘のように、職員の人権上の立場も
○参考人(今井純君) 常時同時配信を実施した場合の経費はどのくらい掛かるかというお尋ねでございますが、いろんなシミュレーションの前提によりましてもちろん内容変わってまいります。 現在、これは現行法ではできないということでございますので、総務省の放送を巡る諸課題に関する検討会でNHKの在り方の中で御検討なされているということでございますので、そういった中で私どもも研究を進めてまいりたいと思っております
○今井参考人 お答え申し上げます。 NHKの受信料のあり方についてのお尋ねでございますが、NHKの受信料につきましては、4K、8K、スーパーハイビジョンでございますとか、あるいはインターネットの活用業務等々新たな業務への対応、また、それらも含みます今後の収支の状況等を踏まえまして、以前から内部的には議論を進めているところでございますが、現時点では何か具体的な方針は決まっておらないというふうに御理解
○今井参考人 お答え申し上げます。 NHKでは、ことし八月のスーパーハイビジョン試験放送開始に向けまして、今さまざまな準備を進めているところでございます。リオデジャネイロ・オリンピックにつきましても、開会式を初め幾つかの競技で、8Kで制作をいたしまして、試験放送でお届けをする予定にしております。 また、詳細は検討中でございますが、日本国内では、大画面を使ったパブリックビューイングを数カ所で実施いたしますほか
○参考人(今井純君) 御指摘の監査法人への委託は、NHKの内部監査室の特命調査の一部を委託したものでございまして、この特命調査は、当時問題となっておりましたNHK出版と同じような不正案件がほかの子会社十二社にないかどうかを調べたものでございます。調査期間は平成二十六年の四月から七月、このときに人的応援をいただいた監査法人の費用は約五千万円掛かってございます。この結果は、一部の子会社で経理ルールや売上管理
○参考人(今井純君) 御指摘のように、NHKは、放送法の規定に基づく内部統制関係議決及び関連団体運営基準によりまして、子会社を指導監督する責任を負っているわけでございます。 今回の事案につきましては、子会社のコンプライアンス確保に対するNHK本体の指導監督のための体制に様々な不十分な点があったというふうに考えておりまして、深く反省しているところでございます。
○参考人(今井純君) 基本的には、今回のアイテックの事案には、アイテックの社内の管理体制に大きな問題があったためだというふうに考えております。 アイテックでは業務の各プロセスで規程を設けておりまして、各種証憑等を管理者が確認をして承認をするということになっておりましたが、各種証憑類がそもそも提出もされない、あるいはそれらを認識しないまま管理職も承認行為を行うというような、言わばルールの形骸化があったというふうに
○今井参考人 お答え申し上げます。 お尋ねのNHK職員の不祥事案でございますが、横浜放送局の職員の職場内での窃盗事案、東京の記者がうその盗難被害の通報をした事案、放送文化研究所職員の酒気帯び運転、逮捕事案、旭川放送局の職員が窃盗容疑で逮捕された事案、平成二十六年五月に放送された「クローズアップ現代」で過剰な演出があったとされた事案、東京のアナウンサーが危険ドラッグの所持等で逮捕された事案、さいたま
○今井参考人 御指摘のとおり、NHKアイテックに対しましては、この六年間に各種の監査や調査が行われておりました。結果として不正を見抜くことができなかったのは大変残念であるというふうに感じております。 アイテックにおきましては、監査や調査に際して、チェックされる証票や資料を直前に作成するなどの妨害行為も行われていた例があるということが確認されております。 こうしたこともあったとは思っておりますが、
○今井参考人 お答え申し上げます。 今回のアイテックの問題は、長年にわたって不正が見過ごされた、内部統制上極めて重大な問題だと受けとめております。 発覚の経緯でございますが、東京国税局の税務調査の中で発覚したものでございまして、元社員二人が、去年十月までの六年間に、実体のない会社に工事や業務を架空に発注するなどの手口で、およそ二億円を不正に受領していたものでございます。 アイテックにおきましては
○今井参考人 お答えいたします。 一連の不祥事につきましては、先月二十八日、経営情報を伝える番組「とっておきサンデー」に会長が出演をいたしまして、視聴者の皆様に直接おわびをいたしますとともに、再発防止の取り組みを御説明いたしました。再発の防止に取り組み、コンプライアンスを徹底することで、視聴者の信頼を得てまいりたいというふうに考えております。 これら一連の不祥事を受けまして、関連団体につきましては
○今井参考人 お尋ねでございます、籾井会長が就任して以降に発生した不祥事でございますが、NHK職員の事案としましては、横浜放送局の職員が職場内で起こした窃盗事案、東京の記者がうその盗難被害の通報をした事案、放送文化研究所の職員が酒気帯び運転で逮捕されました事案、旭川放送局の職員が旭川市内で現金を盗んだとして逮捕されました事案、それから、平成二十六年五月に放送された「クローズアップ現代」で過剰な演出があったとして
○今井参考人 お答え申し上げます。 御質問の内部監査室が実施しました特命調査について、随意契約としました理由でございますが、そもそもこの調査は、当時問題となっておりましたNHK出版と同じような不正案件がほかにもないかどうか調べるという目的で緊急に実施したものでございまして、競争契約を行う時間的余裕がなかったことに加えまして、他の大手監査法人との関係でいいますと、利益相反にならないようにということなども
○今井参考人 今、監査法人へ委託した調査結果の報告を受けているかというお尋ねでございますが、監査法人は、人手が足りませんでしたのでいろいろな作業をやっていただいていますが、監査法人からの調査報告というものは、形のあるものとして頂戴はしておらないというふうに承知をしております。 内部監査室の行った調査の結果の概要について、役員に対して説明があった、こういうふうに承知しております。
○参考人(今井純君) アイテックの事案でございますが、現在、このような長期にわたって多額の着服がどうして可能だったのかということにつきまして、あるいは長いこと見過ごされた原因が何かということを中心にしまして、NHK本体におきましても緊急調査チームを編成いたしまして、多方面から今調査を国税局とも協力をいたしまして実施をしているところでございます。 もう可及的速やかにということで、できるだけ速やかに結論
○今井参考人 お答え申し上げます。 ガバナンス調査委員会後、どのようなことにコンプライアンス確保のために取り組んできたかというお尋ねだと思います。 ガバナンス調査委員会の報告を受けまして、NHKは十五の関連団体の中の内部監査体制がございます、ここにさらにNHK内部監査連絡会を設けまして、さまざまな研修や情報交換などを行いましてレベルアップに努めているところでございます。 また、NHKの主導のもとで
○参考人(今井純君) NHKの社会的な役割、大変重いものがあるというふうに認識しておりまして、全霊を懸けて任務に当たっていきたいというふうに考えております。
○参考人(今井純君) 秘書室としましては、行政指導文書の件で総務省との間で確認に当たっていました井上理事と当時、連絡を取り合っておりました。会長に情報が正確に伝わるためには、対応していた井上理事の方から会長に報告をすることが重要だと考えていたということでございます。
○参考人(今井純君) 秘書室といたしましては、その時点で事案の内容、性格を承知しておりませんでしたので、本件の対応につきましては担当の井上理事に任せていたということでございます。
○参考人(今井純君) 秘書室といたしましては、当日、この件について総務省との間で確認に当たっておりました担当の井上理事との間で連絡を取り合っておりまして、会長には対応していた井上理事の方から伝わったものと承知をしております。
○参考人(今井純君) お答えいたします。 NHKには、様々な立場の方から年間を通して、先ほど御説明いたしましたように、大変多数の要望や意見が寄せられてございます。そのいずれに対しましても、誠意を持ってできるだけ迅速に対応させていただいているというのがNHKのスタンスでございます。こうした点から申しまして、個々の申入れの内容やその対応について私どもの側から申し上げるということは差し控えさせていただきたいと
○参考人(今井純君) 籾井会長の言動に対する要望、苦情の状況というお尋ねでございますが、視聴者の御要望、御意見は、一つの御意見、御要望の中に様々な要素が含まれてございます。会長に関する意見も、NHKの番組でございますとか受信料などに対する意見やお問合せの中に含まれているという場合も多々ございます。それから、御指摘のような会長の言動に対する要望や御意見だけを一くくりに抽出するのは、こうした事情から、集計作業上
○参考人(今井純君) お答え申し上げます。 NHKに寄せられます視聴者の皆様の御意見、御要望の状況でございますが、問合せがたくさんございますので問合せを除きまして、平成二十四年度がおよそ七十万件、平成二十五年度がおよそ六十八万件、平成二十六年度がおよそ六十三万件、平成二十七年度、今年度は四月だけのまとめでございますが、五万三千件余りとなってございます。 このような要望や苦情に対してどのように対応