1953-03-14 第15回国会 参議院 厚生委員会 第28号
○井上なつゑ君 ちよつとそれに関連して伺いたいのですが、国庫補助が二十九億でございますと、ほかの国庫補助ですと大低県費がつくのですが、都道府県の費用はどうなるのでございましようか。それを伺いたい。実は県の補助をもらいたいと思うけれども、これがないというようなことも出ておりますのですが、ちよつとお伺いいたします。
○井上なつゑ君 ちよつとそれに関連して伺いたいのですが、国庫補助が二十九億でございますと、ほかの国庫補助ですと大低県費がつくのですが、都道府県の費用はどうなるのでございましようか。それを伺いたい。実は県の補助をもらいたいと思うけれども、これがないというようなことも出ておりますのですが、ちよつとお伺いいたします。
○井上なつゑ君 只今の御説明で第三条の緩和ということを承わつたのでございますけれども実はこの法律は非常に手続が面倒くさくて、なかなか貸付けてもらうことができなかつたというような声を聞いておつたのでございますけれども、現在国民健康保険の直営診療所を持つておりますところでも非常に赤字が出ております。私の知つておりますところでも、折角直営診療所を作りましたけれども、利用者が少くて人件費ばかりかかつて赤字になる
○井上なつゑ君 第二班の視察状況を私から概略御報告申上げます。第二班は重森委員と私、専門員室から長谷川調査員、法制局から三嶽参事が同行して、一行四名で去る一月十三日から一週間に亘りまして、兵庫、岡山、広島の三県の状況を視察して参りました。最初草葉委員も御参加なさる予定に相成つておりましたが御差支えのため御参加頂けなかつたのは残念でございました。 一行は去る十三日の夜東京を出発いたしたのでありますが
○井上なつゑ君 大体山下先生、委員長がお聞き下さいましたので、私は伺うこともないのでございますけれどもこれは六億幾らの金を一応必要なところへ配分して、それから残つたお金を分ける、分けて残つたお金を国庫に納めるというように書いてあると思うのでございますが、大体の見通しとしましてどのくらいほど配分なさるのでございましようか。どのくらいほど国庫に納める金が、十八条に書いてありますが、残つて来るか、私の了解
○井上なつゑ君 一作々日の毎日新聞の三面で私見ましたのでございますが、そして河野医務課長談としても出ておりましたので、責任のある御答弁を頂きたいと思います。
○井上なつゑ君 私はこの際医務局長にちよつと御質問したいのでございますけれども、それはほかでもございませんが一昨々日でございましたか、毎日新聞に載つておりましたことでございますが、過般厚生大臣にお伺いいたしました注射の事件でございます。毎日新聞社のお取上げになつておられます項目をちよつと見ますと、如何にも看護婦が勝手に注射をしたようにちよつと見えたのでございますが、そして医務局といたしまして絶対看護婦
○井上なつゑ君 只今の厚生大臣の御答弁大変ありがとうございました。実はまだありがたくない点がありますことを申上げたい。それは看護婦にさせているということよりも、看護婦にやらせることが……。静脈注射でも普通のようにやらせられる。或る療養所に行つて、この療養所は看護婦にそういうことをさせておられますかと言いましたところが、お医者さんは、どうかそんなことを言う前に医者の定員を殖やしてもらいたい、こういうお
○井上なつゑ君 厚生大臣の予算の説明を承わりまして、医療機関の整備、その他国民健康保険の補助の増額、保健所の増加などで非常に有難く存じておるのでありますが、その内容をどのようにお考えになつていられるかというところに、私は疑問を持つているのであります。それは内容と申しますか、医療従業員の定員とか医療従業員その他の人の待遇の問題について少し承わりたいと思います。只今も谷口委員がおつしやいましたように、健康保険
○井上なつゑ君 ちよつとお伺いしたいのでございますけれども、いつも海岸漁業地帯に参りますと、それが大きな問題でございます。北海道あたりに参りましてもいつもそれが言われるのです。その人たちは国民健康保険も作れない、そうして船員保険の適用も受けられない、そうして大時化になつたら大変だから、これを何とかしなければならんということを聞くのですけれども、厚生省の保険の関係のほうとしては、これはどういうふうにお
○井上なつゑ君 ちよつとお伺いしたいのですが、この船員保険法の適用者は確か船のトン数は五十トン以上だと思いますが、それ以下の人の失業の問題は労働省で所管しておりますか、どうなつておりますか。船員保険に入つていない船に乗つている人たちはどうなつておりますか。
○井上なつゑ君 この法律案でございますが、この法律の附則の二項、この法律による改正の問題でございますが、「失業保険金の最高日額を定めるまでの間は、失業保険金の額は、一日につき三百七十円をこえることができない。」と書いてございますが、その期間はどのくらいでございますか。一月一日までの期間でございましようか。それとも最高日額を定めるにはほかに日にちがいるのでございましようか。
○井上なつゑ君 私は緑風会を代表いたしまして、本法案に賛成をするものでございます。将来一日も早くこの法案が私どもの希望いたしておりますような完全な母子福祉法になることを望みまして、それまでは、この法案の施行になりましたときには、この運用面においてその不完全さを補つて頂きたいということを附加えて賛成いたします。
○井上なつゑ君 ちよつとこの際小さいことを二三伺わさして頂きますが、この法律は非常に急ぐというので衆議院で採択されて、決定されてこちらに提出されたわけでございますが、これは急ぐので施行期日が一月一日ぐらいかと思つておりましたら、四月一日に施行期日がなつておる。勿論これは予算の問題もございましようが、その方面と睨み合せてやらなければならんのでございますが、そういたしますと、これは三月末に卒業する生徒と
○井上なつゑ君 大変よくわかりましたのでございますが、この上ともに業務従事証につきまして、厚生省でも研究して下さることを要望いたします。 それから次に伺いたいのでございますが、今度のこの改正案につきましてでございますが、改正案は御承知のように、旧看護婦の免状を持つたもので保健婦の国家試験を受けることができる、或いは旧看護婦の免状を持つたもので助産婦の国家試験を受けることができるということになつておりますが
○井上なつゑ君 それではこの際医務局次長の御意見を伺つておきたいのでございますが、この業務従事証は運営の面でどういうふうにお考えになつて運営しておられるかということが伺いたい。と申しますのは、これは非常に私の例を引いては申訳がないのでございますけれども、私一人の問題じやなさそうでございまして、あつちこつちを聞いてみますと、なかなかみんな保健婦なる助産婦なり看護婦なりが業務従事証につきまして、何と言いますか
○井上なつゑ君 ちよつと私この際、医務局次長にお伺いしたいのでございますが、ほかでもございませんけれども、この保健婦助産婦看護婦法の今回の改正案が出るときに、都合によつたら保健婦助産婦看護婦の業務従事証の撤廃も法案の中に入れたいというような御意見を承つたことがございますのですけれども、今回それをどういうわけでこの中にお入れになりませんでしたか、ちよつと伺いたいのでございますが。
○井上なつゑ君 国立公園の説明がこの間ございましたのですが、国立公園の運営に必要な経費の中に、二分の一の補助で二億一千万円出しておる。過般、去年でございましたが、鳥取の大山公園を見に参りましたが、あそこで道路が非常に悪いので、あそこを何とか早く整備してほしいということでありましたが、この予算の中に入つておりますかどうか、ちよつと承わりたい。
○井上なつゑ君 これに遺族貸付金に必要な経費というのが出ておりますけれども、これは先のことになりますかも知れませんが、母子福祉の金庫ができましたら、未亡人のかたは両方から借りてもいいというようなおつもりでございましようか。どういうようなおつもりでございましようか。
○井上なつゑ君 先日お願いしました資料もどうぞよろしくお願いします。今度の補正予算と明年度予算に出ております法の切換えその他につきまして、保健婦、助産婦、看護婦の学校の増加或いは変更についての一覧表、それから卒業する見込数、それからここに出ておりますこの保健婦、助産婦、看護婦の本年度の受験人員でございますが、どのくらい受験人員がございますものか、それも合せてお願をいたしたいと思います。それからついでにこれまでの
○井上なつゑ君 紙一枚脱けておりますよ。
○井上なつゑ君 こちらのかたの田中さんと小林さんにちよつとお聞きしたいのですが、田中さんのお言葉の中で、たくさんあちらに残つております婦人が苦労をしているというのがお話出ておつたのですけれども、日本の新聞にもちよいくそういうことが出ますのでございます。この間も何新聞でございましたか、満州のあの辺から何でも引張つて集団暴行をしたという記事が出ておりました。それからあちらで苦労した人たちの女のかたたちにその
○井上なつゑ君 私はこの際に、政府当局に対しましてちよつともう一度念を押しておきたいと思います。それはほかでもございませんが、この赤十字社法案の審議に当つて一番問題になつておりますことは、赤十字社の財政でございます。すぐにも災害救助をしなければならないということになりますれば、必要なものはこれは財政の面だろうと思うのであります。財政の擴充だろうと思うのです。それで政府当局におきましては、このことはどんなにお
○井上なつゑ君 よくわかりましたでございます。公務員は国家公務員災害補償法があり、それからその他の者は労働基準法というものがある。そういたしますと、この三十二條が非常に矛盾したように感じるのでございますが、改めて安田局長に伺いたいと思いますが、厚生省ではこの災害救助法の一部を改正なさる御意思はございませんか。
○井上なつゑ君 その問題について赤十字のかたにちよつと伺つておきたいのでございますが、現在赤十字病院に勤務しておられますような人で、業務上の災害を受けましたときには、これはどういうふうに補償されておりましようか、ちよつと現在の状況をお伺いいたします。
○井上なつゑ君 赤十字の維持の問題が出ております。それでこの際ちよつとお伺いいたしたいと存じますが、この社員でございますが、ここに第十四條にも社員は権利があると書いてございます。ところがこの頃伺つてみますと、非常に社員の人がちやんと赤十字の社員だというので、社員席に入れられていろいろと権利を持たされることに重苦しいというような感じを持つという噂を聞くのでございますが、これは無論社員の人が権利を持つというよりも
○井上なつゑ君 ちよつと伺いたいのですが、このたびこのお薬を大変急いで許可なさいましたのですが、それについていろいろ闇で高く売られているからということもありますけれども、それは闇のお薬は外国から入りますお薬でございましようか、それとも研究用に使つておられるお薬を買うのでありますのでしようか、それともこの間の参考人のお話では、非常に安くこのお薬が出ておるというので、すでに許可になるまでに大変たくさんどこかで
○井上なつゑ君 それではもう一つ伺いたいのですが、先ほど竹内さんでございましたか、石館さんでございましたか安いということでありましたが、もう一つの頂いた手紙によると、先ほどどなたかがおつしやつたように、結核患者は藁をもつかみたい気持で、ちよつと薬の広告が出るとそれが買いたい。十日分で三万円もした或いは一週間分で五万円もする薬を買つた人もあると言つて、併し高いから何とか入手方法がないのかということでありますが
○井上なつゑ君 ちよつとお伺いいたしますが、大森先生に伺いますが、五月二十日に実験用でほうぼうに送つて人にも使つたというようなお話でございますが、この薬はどんなような結核の程度に効くのでございますか。私どもはほうぼうから手紙をもらうのでありますが、ここにも一つ患者が書いて参りまして、お医者さんは新薬を奨められるけれども、入手の方法がない。入院患者で厚生省のほうから実験用に出した新薬を個人でもらつておる
○井上なつゑ君 ちよつとこの際お諮り頂きたいと思います。それは、今朝ほども審議されました日本赤十字社法案審査のため参考人を召喚することとし、その人選、召喚の日時等は委員長に一任することの動議を提出いたします。
○井上なつゑ君 なお、このことは早く願いたいと存じますが。すでに新聞でも御承知のように非常にこの闇の薬が売られております。十日分三万円だとか、六万円だとかいうようなもの、私どもそんなのを聞いておりますから、至急参考人を呼んで事情を御聴取なさることを御願いいたします。
○井上なつゑ君 先ほどの問題、今一回念を押しておきたいのですけれども、未復員者中に病気になつた人で只今国立病院に入院しております六千名余りを特別に取計らう、あの人たちの問題ですが、先ほどの傷病者遺家族援護法の中にも入らなかつたそうで、六千余者が取残されておるという状態です。今回法律の上ではこれは勿論未復員者であります。現在巣鴨に入つておる人なんかは内地に帰つて来たが、こういう人たちの留守家族は援護されておる
○井上なつゑ君 ちよつと長官にお伺いいたしますが、今回未復員者給与法を改正されまして、戦争犯罪人の留守家族の援護が行われましようが、これと少し関係のございます未復員者給与法で只今療養いたしております患者でございますが、実はいつも患者のことで問題になつております六千余人の特別の取扱を受けております人たも、こういうように戦争犯罪者の人たもの留守宅援護ができますと、恐らくあの人たちも留守宅援護、あの人たちの
○井上なつゑ君 只今山下議員は昨日理事会で決定したようにおつしやつておられますけれども、昨日の理事会は本日の提案理由の説明を聞いた上で善処するということに決定したと存じておりますのでございますが、如何でございましようか。
○井上なつゑ君 只今、昨日から中山委員が小委員会を作りたいとおつしやつておりますけれども、只今山下委員の御賛成がございまして、それで各党から一名ぐらいとおつしやつておられますけれども、すでにこの赤十字法案につきましては、この委員会におきましても大分よくいろいろと御研究になつて頂いておると思いますので、小委員といたしましても、三人とか五人しかおいでにならないかも知れませんし、本委員会といたしましても小委員会
○委員長代理(井上なつゑ君) それでは御異議ないものと認めます。それでは本日の委員会はこれで散会いたします。 午後零時十五分散会
○委員長代理(井上なつゑ君) ちよつと皆様にお諮りいたしますが、松野政務次官は衆議院のほうから呼ばれておりますそうでございます。これはたくさんまだあとに質問がおありのことと存じますが、本日の連合委員会をこの程度にいたしまして、あとは次回に廻したいと思いますが、御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕