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4件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1975-06-17 第75回国会 衆議院 外務委員会 第23号

久住参考人 査察ということについての一般的御質問であったと思いますが、査察は、先ほど来いろいろお話がありましたように、過去に非常に大きな問題になり、軍備管理上の最大の難点と申しましょうか、困難な問題で、それで軍縮交渉の行き詰まったことが何回もありました。  ところが、これに活路を開きましたのが科学技術の進歩でございまして、たとえば米ソ戦略兵器制限交渉等におきまして、ソビエトはあくまでも国内査察だけで

久住忠男

1975-06-17 第75回国会 衆議院 外務委員会 第23号

久住参考人 核防条約に反対される方が日本安全保障を考えてのことということで思い込んでおられる点については理解を持っておりますが、しかしそれがすでに時代おくれのものであるということは、自民党の方にも私ははっきり申し上げる機会が過去にありました。そういたしましたら、いや、自民党の中ではフリーハンド論なんかないよというような御意見も聞かしていただきまして、それは大変結構ですね、こういうことでしたが、そこで

久住忠男

1975-06-17 第75回国会 衆議院 外務委員会 第23号

久住参考人 私は、国際法専門家でもなければ、原子力技術専門家でもありませんが、軍事政治の接点、政治戦略との共通点といったものについて、ふだん勉強しておる者の一人でございます。その点から言いますと、軍備管理に関係いたしました核防条約は、日本にとっても、あるいは国際的に見ましても非常に重要な条約であるというふうな認識を持っております。  まず最初に、核防条約の性格と問題点といったものをごく簡単

久住忠男

1971-12-08 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号

久住公述人 石川先生の御質問は、アメリカのほうから日米安保条約を廃棄してくるようなことはないかというような、ざっと言うとそういう意味の御質問であったと存じます。  私の専門としております戦略思想という問題から原則的に申しますと、こういう外交とか政治というものは情勢の変化に適応するということが一つの重要なるプリンシプルに相なるかと存ずるのであります。また同じようにもう一つプリンシプルを申しますと、

久住忠男

1971-12-08 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号

久住公述人 ただいま加藤先生の御質問でございまして、私が先ほど、沖繩の基地の整理縮小については明るい見通しであると言いましたが、それは念を押していたつもりでありますが、少なくともここの三年ぐらいは流動的な情勢が続きますので、現状を大きくすることは日本側としましても有利ではないと考えまして、この暫定使用法律案は賛成であると申し上げたわけであります。  そのときも断わりましたように、ただし、将来に向かって

久住忠男

1971-12-08 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号

久住公述人 今回の沖繩臨時国会といわれる国会の、現在における最も重要なる案件を審議しておられますこの委員会で、公述機会を与えられましたことをたいへん光栄に存ずるものでございます。  私は、主として沖繩における公用地等暫定使用法律案に関係した問題を申し述べたいと思います。申し述べます範囲は、この法律案客観的背景と申すものに相なるかと思うのであります。  この法律案の特徴は、ただいまもお話がありましたが

久住忠男

1965-12-01 第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号

公述人久住忠男君) 軍備あるいは国防政策というもののものさし、どの度程軍備をしたらいいかという問題につきましては、数年前、当参議院の予算委員会におきまして公述をしたことがございます。そのときに申し上げましたのは、いろいろこれも考え方が変化してきております。従来は、いわゆる仮想敵国といったような考え方から、隣の国あるいは仮想敵国と考えられる国がこれだけの軍備を持っておるから、これに対抗するためにはこうした

久住忠男

1965-12-01 第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号

公述人久住忠男君) ただいま二つの問題について御質問がございましたが、最初はこの軍事同盟というのが漸次改まりつつあるという最近の国際的な傾向についていろいろ別の例をおあげになりまして、たいへん微妙なところをおつきになっておるわけであります。ただ、この問題につきましては、私はたとえば北東アジア防衛機構とか、あるいは東南アジア防衛機構といったような種類の軍事同盟というのがすでに旧式化しておりまして、

久住忠男

1965-12-01 第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号

公述人久住忠男君) 拝見をいたしておりますというと、この特別委員会審議が、この空気がきわめて真剣であり、慎重審議をされるというかまえを示しておられることを拝見しまして、国民の一人として感激を新たにするものでございます。また、この機会公述をする機会を得ましたことを光栄に存ずるものでございます。  私は、日韓条約安全保障の問題を中心にして、意見を述べたいと思っております。  現実の外交というものは

久住忠男

1960-03-16 第34回国会 参議院 予算委員会公聴会 第2号

公述人久住忠男君) 今、永岡さんのお話は、何か、日本防衛が、日本だけでやらなきゃいかんようなふうにお考えのように、私は印象を受けたのであります。前にもちょっと申しましたように、日本防衛あるいは日本戦争抑制力と申しますのは、国際的な観点からこれを見なければいけない。大きな報復力、あるいは、大きな意味の、最大限の戦争抑制力は、現在わが国といたしましては、御承知の通り、やれない。しかし、それをある

久住忠男

1960-03-16 第34回国会 参議院 予算委員会公聴会 第2号

公述人久住忠男君) 自衛力の手段というものが、その当時の科学技術兵器技術等によって、ある程度変革をするということはやむを得ないと存ずるものであります。また報復というお話でありましたが、報復のやり方についても、たとえばアメリカ報復力に依存するとか、自主的なわが国だけの報復ということもあると思いますが、わが国の場合はこの報復がやはり憲法の規定等によって制限を受けることは当然だろうと思います。これはわが

久住忠男

1960-03-16 第34回国会 参議院 予算委員会公聴会 第2号

公述人久住忠男君) 昭和三十五年度総予算中、特に防衛予算についての所見を開陳いたすわけでございますが、防衛予算はその特質上、世界情勢、特に軍事情勢密接不可分の関係にございますので、まず最初に、これらの客観情勢についての所見から開陳いたしたいと存ずるのであります。  第一に申し上げたいのは、現在の世界情勢において、いわゆる核ミサイル全面戦争といったようなものが起こり得るかどうかという問題であります

久住忠男

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