1976-11-04 第78回国会 衆議院 建設委員会 第5号
○中馬国務大臣 ごあいさつ申し上げます。 本法案の御審議をお願いいたしまして以来、本委員会におかれましては、熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その御趣旨を生かすよう努めてまいる所存でございます。 ここに、本法案の審議を終わるに際し、委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします
○中馬国務大臣 ごあいさつ申し上げます。 本法案の御審議をお願いいたしまして以来、本委員会におかれましては、熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。 審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その御趣旨を生かすよう努めてまいる所存でございます。 ここに、本法案の審議を終わるに際し、委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします
○国務大臣(中馬辰猪君) 近年特に高まりつつある地震発生のおそれに対応して、建設省におきましても従来よりその対策の推進に努めてまいったところでありますが、ただいまの決議につきまして、その御趣旨を十分尊重して、今後とも地震予知の研究、施設の点検、整備、都市地域の総合的防災対策並びに施設の緊急復旧体制の確立など、地震対策に努力してまいる所存であります。 よろしくお願いいたします。
○国務大臣(中馬辰猪君) 最近の判例を見てもまだ固まっていないように思います。ずいぶん日照権というものについての解釈や範囲等が裁判の中においてもまだずれているといいますか、固まっていない。しかし、方向としてはやはり日照に当たる時間が多いということは人類にとっては非常に幸福なことでありますから、法律上の定義は別としても、そっちの方向に行政を進めるということは当然であると、こう考えております。
○国務大臣(中馬辰猪君) 事は人命に関するきわめて重大な問題でありますから、私どもも非常に心配し、注意いたしております。必ず次の国会には御趣旨を全面的に取り入れて提案をして御審議を仰ぎたい、こういうふうに考えております。
○国務大臣(中馬辰猪君) おっしゃるとおりでございますから、次の改正案では車の両輪が動くようにということで考えております。
○中馬国務大臣 ただいま局長が申したように、私どもも、大蔵省に対しましては必ずこういう予算が取れるように努力いたしたいと思います。
○中馬国務大臣 私も実は一回経験があるのですけれども、ダムと放水の関係、たとえば電力会社は非常に水が欲しいものですから、多少利害関係を異にする点がありますから、先般、四十七年にいろいろ方針が変わって、厳重にやっておりますが、やはりマンネリにならぬように、その都度その地区の最高責任者、地建の局長とかあるいは河川事務所の所長とか、そういう方々に対しては、今後いつも緊張してそういう問題を研究するようにということを
○国務大臣(中馬辰猪君) 私も実はさっきからやりとり聞いておりまして、なかなかやっかいな問題であるという認識を持っております。それで、早急に部内で調査しまして、まず先生の意見も聞きまして、よい結論が出るようにしたいと思っております。 私は、就任以来わかりやすい行政をしなきゃいかぬ、国民から見てきわめて明快な行政をしなきやいかぬと、これが私の就任の方針であると思っておりますが、まあ知る権利があるとかないとか
○国務大臣(中馬辰猪君) 利も実はそういう細かい関連で申したんじゃなくて、働く人たちに提供したいという大きな意味で答えたわけでございますから、ひとつ御了解ください。
○国務大臣(中馬辰猪君) すべての責任は建設大臣にあるわけでございますから、私は二つあると思うんです。 一つは、過去のいきさつを極力明らかにするということ。第二は、それを踏まえてなるべく早く解決をしてもらって、そして勤労者の方々に少しでも早く優良な住宅を提供したいと、この二つがあるわけでございますが、第二の問題を解決するために、どうしても第一のことを解明しなければ進まないわけでございますから、私もいま
○国務大臣(中馬辰猪君) 今回の内閣改造により建設大臣を命ぜられました中馬辰猪でございます。 交通事故による死傷者は、交通安全施設等の計画的かつ積極的整備を初めとする関係者の懸命の努力により、自動車輸送の増加にもかかわらず、昭和四十六年以降年々減少を続けております。しかしながら、昨年一年間でなお一万人余の死者と約六十二万人の負傷者の発生を見るという、いまだ憂慮すべき状況にあります。交通安全は全国民
○国務大臣(中馬辰猪君) 非常に忠実に提案をしたのですけれども、衆議院の方でこれはひとつもうやめろと、削除せよということになったものですから、衆議院という国会の一つで削除をされたものを参議院で御提案申し上げるということは非常に失礼に当たると思いまして、実は抜いたわけでございます。
○国務大臣(中馬辰猪君) ちょっと私は前国会の法案のいきさつはよく知りません。しかし、デパートだとかそういうところは人命に最も影響がございますから、多少ひとつ無理をしてでも思い切った案をつくりたい、こう考えております。
○国務大臣(中馬辰猪君) まさにおっしゃるとおりだと思います。そこで、三全総をいま政府の方で検討し、策定の準備をいたしておりますが、そのためには都市計画はもちろんでありますが、新しい住宅政策をいかに立てるかということに実は非常に大きな関心を私ども持っておりまして、現在の都市計画の中で住宅の建設がなかなか容易でありませんので、特に団地等をつくる場合は自治体が団地を非常にきらっておるという点がありまして
○中馬国務大臣 ただいま御決議のありました多目的ダム建設事業の費用負担の件につきましては、すでに費用負担方法の基本となる関係各省庁の申し合わせ事項の改正を行ったところでありますが、今後とも適正な運営を図って一層厳正を期する所存であります。 また、日本道路公団の高速自動車国道の工事契約に関する件につきましては、従来から工事計画の策定及び事前調査を慎重に行うよう指導してまいったところでありますが、今後
○国務大臣(中馬辰猪君) 一応八兆円ということで内部の意見を調整いたしておりますが、まだ最終的に決まったわけじゃございません。まだ現在個々別の問題もありますから内容を詰めておる段階でございます。
○国務大臣(中馬辰猪君) この間の予算委員会で天野長官からも、治水事業については特に特別の公債を発行したらどうだという御意見が出まして、いま二人で相談をいたしておる最中でございまして、極力財政当局ともこの点で折衝してみたい、こう考えております。
○国務大臣(中馬辰猪君) ただいまの坂野委員の御質問、御要望は、私も実はしばしば委員会等において言明をいたしておるわけでありますが、あなたも御承知のとおり、従来治水計画についてはなかなか予算が取れないという悩みをあなた自身が痛感されたと思うんですよ。そこで、三木総理も、思い切ってひとつ治水計画を練り直して抜本的な対策を講じてほしい、こういう強い指示が私にもありまして、いま当局と鋭意詰めておる段階でございまして
○中馬国務大臣 おっしゃるとおりです。ただ、私の現段階では、任期もあることだし、災害復旧と治水計画が非常に大きな問題で、私も一〇〇%能力があるわけじゃないから、この二つだけでも実は大変な大事業でございまして、日夜頭を痛め、努力をしているのです。おっしゃることはよくわかりますから検討させてください。
○中馬国務大臣 予算は確かにそういう実態だと思いますが、いまのところすぐ予算編成に取っ組むという段階ではなくて、ただいま私の頭の中には治水と災害復旧ということが非常に大きなウエートを占めておりまして、遺憾ながらまだ建設省全体のバランスを考えた予算編成というところまで実は頭がいっていないのです。しかし、おっしゃるように道路の問題はまだ欧米に比べて非常におくれておるということは事実でありますから、今後ひとつ
○中馬国務大臣 さきの当委員会において福岡議員及び非上議員から強く要請のありました本四架橋に伴う港湾及び関係労働者の雇用に関する問題については、すでに関係省庁と総評との間で本州四国連絡架橋に伴う港湾・陸上運送関係雇用問題等協議会を設置して協議しているところでございますが、今後ともこの協議会及び今回設置した本州四国連絡橋旅客船問題等対策協議会において最重要課題の一つとして取り組み、問題の処理に遺憾のないようにいたしたいと
○中馬国務大臣 今回の内閣改造によりまして、建設大臣を仰せつかりました中馬辰猪でございます。 交通事故による死傷者は、交通安全施設等の計画的かつ積極的な整備を初めとする関係者の懸命な努力により、自動車輸送の増加にもかかわらず、昭和四十六年以降、年々減少を続けております。しかしながら、昨年一年間で、なお、一万人余の死者と約六十二万人の負傷者の発生を見るといういまだに憂慮すべき状況にあります。 交通安全
○中馬国務大臣 全然感じておりません。私は事務次官以下全面的に私に協力をしてくれるというふうに確信をいたしておりまして、私が自分で申すとなにでありますが、非常に省内から信頼されて、信用されておるというふうに考えておりまして、その記事は非常にオーバーだと思っております。
○中馬国務大臣 拝見しました。ただ中身と見出しは少しオーバーに書いてあるようでございまして、私は大臣に就任した翌日に各新聞を拝見したところが、田中派が七代五年余続いておった、こう書いてあって、ああそうかなということで、そう深くそういうことは考えておりませんでした。なるほど名簿を見てみるとそうなっておる。しかし、中に入ってからの私の感じとしては、そういうことを感じたことは全然ありません。また、サンデー
○中馬国務大臣 政局に対する私のどういう見解であるかということでございますが、任期も十二月九日までが国会議員の任期でございますから、大臣としての任期も非常に短いと思います。しかし、与えられた任期中は文字どおり国務優先で政局に対処していきたい、こう考えておりまして、いまはひたすら、私の時代にもし可能な方針等があれば、仮に私が辞任いたしましてもその私の方針が少しでも建設省の中に残るように、こういうことでございまして
○中馬国務大臣 今次台風第十七号の災害につきまして、その概要を御報告申し上げます。 台風第十七号は、全国各地に大きな被害をもたらし、死者・行方不明者百六十七人、被災者約四十万人を出し、公共土木施設等にも甚大な損失を与えました。これはまことに遺憾なことであり、被災者の皆様方に対しまして御同情申し上げるとともに、亡くなられた方々に対し深く哀悼の意を表する次第であります。 建設省所管の公共土木施設の被害額
○中馬国務大臣 今回の内閣改造により建設大臣を命ぜられました中馬辰猪でございます。 建設省が所管いたしております行政は、住宅、宅地対策、治水対策、都市対策、道路整備等、いずれをとりましても国民生活と密接不可分のものばかりでございます。私は、常に国民の要望を十分に反映しつつ、これらの行政を計画的かつ着実に実施し、国民福祉の向上に努めてまいる所存であります。 特に台風第十七号による災害被害の実情にかんがみまして
○国務大臣(中馬辰猪君) ちょっと私いまぐあい悪いので、ひとつ……。 そこで、限られた予算なものですから、いまでもですね。それで、どこにどう金を使えばどれぐらい災害が防げるかという効率がなかなかむずかしいわけです。というのは、私どもは経験があるんですが、一級河川であっても、この川下のここを五十メートルちょっと高くしたらいいなあというところは確かにあります。そこで直ちに、まあ先々週でしたかしら、就任直後
○国務大臣(中馬辰猪君) ただいまの御質問、御要求につきましては、実は私も就任以来、ほかのことを考えないといっては少し言葉が過ぎますけれども、まあ災害とそのことだけを実は朝晩考えているわけです。というのは、総理からも、君の今度の任務は治水対策の根本的見直しと住宅対策であるからよく勉強せよということで、文字どおり実は取っ組んでおるわけです。おっしゃるとおり、まあほかの、道路が伸びたからどうということは
○国務大臣(中馬辰猪君) ただいまの上條先生の御質問、御要求でありますけれども、私も実は就任早々でありましたけれども、各地の災害を見ても意外な場所に発生をしておる、従来予想もしなかったところに大きな災害があるという現象が明らかにございます。そこで早速さしあたり一級河川につきましては健康診断をひとつし直そうじゃないかと。健康診断というのは、従来の計画の中では安全であったけれども、非常に危ないと、逆に従来危
○国務大臣(中馬辰猪君) 私は南九州の出身でございまして、たびたび台風災害を経験をいたしております。その経験で兵庫県の一宮町に参ったのでありますけれども、あそこは通称抜け山という山だそうでございます。抜け山というのは山が抜けるということで、何かの調子で山全体が頂上からぐっと抜けて崩れ落ちるという意味であろうと思います。また、道路上から山を見てみますと、その横に2カ所ほど、大昔といってもまあ百年か二百年前
○国務大臣(中馬辰猪君) 今次、台風十七号の災害につきまして、その概要を御報告申し上げます。 台風第十七号は、全国各地に大きな被害をもたらし、死者・行方不明者百六十七人、被災者約四十万人を出し、公共土木施設等にも甚大な損失を与えました。これはまことに遺憾なことであり、被災者の方々に対しましては御同情申し上げますとともに、亡くなられた方々に対しましては深く哀悼の意を表する次第であります。 建設省所管
○国務大臣(中馬辰猪君) ごあいさつ申し上げます。 今回の内閣改造によりまして建設大臣を仰せつかりました。その任きわめて多く、また重く、私の力足らざるを心配をいたしております。しかし、誠心誠意努力を傾けて建設行政を推進いたしたいと考えておりますから、皆様方の格別の御後援と御指導をお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○中馬国務大臣 私も先般各地の被害地を調査いたしたわけでありますが、激特についてはもう非常に大きな期待と希望があるようでございます。建設省におきましては、極力幅を広げた解釈をしてまいりたい、こういうふうに考えております。
○中馬国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、当然補助を考えております。また、補助以外の分については特交といいますか、それを充てたいということで、いま自治省と話をいたしております。
○中馬国務大臣 今回、建設大臣を仰せつかりました。微力ですけれども全力を尽くして御期待にこたえたいと思いますから、皆様方の御支援をお願いいたします。 ただいまの改良工事につきましては、国土庁長官と全く同様でございます。
○国務大臣(中馬辰猪君) 救農土木と言いますけれども、農林省関係の土木事業だけではなくて建設省の土木工事も含んでおる、こういうふうに考えておりまして、ただいま農林省で準備調査をいたしておりますから、これと協議して所要の措置を講じたい。北海道あるいは東北の各県の地方行政団体とも相談しながら所要の措置を講じたいと、こう考えております。
○国務大臣(中馬辰猪君) 応急と言いましても、たとえば長良川の決壊のときは、緊急に本格的な工事が要りますから、これは予算を流用して節約してやりたいと、こう申しております。
○国務大臣(中馬辰猪君) ただいまの御質問と御要求については私も全く賛成でございまして、全国の一級河川を初めとして総点検をいたしたいということで、すでに各地建等に対しましてはその準備をするように要求をいたしております。その結果については、必ず近くまとまり次第皆さんの方にも御報告を申し上げたいと考えております。 なお、岐阜県下の問題でございますが、激特法の採用という点につきましてはいま最後の詰めをいたしておりまして
○国務大臣(中馬辰猪君) きょうまでの建設省の調査ではその事実は確認いたしておりません。さらにまた調査いたしてみます。(「あったらどうする」と呼ぶ者あり)ないと思います。
○中馬辰猪君 ただいま議題となりました二法案について、地方行政委員会における審査の経過並びに結果につき御報告申し上げます。 まず、昭和四十年度分の地方交付税の特例等に関する法律案について申し上げます。 本案は、地方公務員の給与改定を九月から実施するための財源を地方公共団体に付与する等のため、昭和四十年度の地方交付税の総額を当初予算計上額に三百億円を加算した額とするとともに、普通交付税の総額、普通交付税
○中馬委員長 ほかに質疑はありませんか。——なければ、本案についての質疑は、これにて終了いたしました。 —————————————
○中馬委員長 これより会議を開きます。 内閣提出にかかる石油ガス譲与税法案を議題とし、質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。亀山孝一君。