1970-04-28 第63回国会 参議院 逓信委員会 第18号
○説明員(中根敬一君) 事故、犯罪に基因するものにつきましては、過去の例に徴しますると全部回収されておりまして、回収未済というものはございません。なお、回収の分担につきましては、具体的な事例を見ますると、分担の問題といたしまして当人と半々でやっておる、あるいは当人が全部負担しておる、当人というのは親戚、同族の関係も含めまして、全額持っておるというのもあります。形式は一応、受託者のほうが責任者になっておるものですから
○説明員(中根敬一君) 事故、犯罪に基因するものにつきましては、過去の例に徴しますると全部回収されておりまして、回収未済というものはございません。なお、回収の分担につきましては、具体的な事例を見ますると、分担の問題といたしまして当人と半々でやっておる、あるいは当人が全部負担しておる、当人というのは親戚、同族の関係も含めまして、全額持っておるというのもあります。形式は一応、受託者のほうが責任者になっておるものですから
○説明員(中根敬一君) 先ほど申し上げましたように、当時の状況といたしましては、現場の管理者といたしまして、かように大規模な不正が行なわれているということには気がつかなかったものでございますから、調査の状況を徴しますというと、個人間の借財という、しかもこれは他人に迷惑をかけることでございますので、借財の返済について指導したという事実もございますし、その間、具体的に事実も出ておりますけれども、いまおっしゃいますように
○説明員(中根敬一君) 先ほどお話にありましたように、郵便局の信用を背景に行なわれましたたいへん悪質な犯罪でありまして、遺憾に思うわけでありますが、本事件の内容は、ただいままだ捜査中でございますが、聞くところによると、高利をえさにいたしまして出資という名目で行なわれた詐欺でございます。月二分の金利で二年間で元本を返済する、こういううまい話であったわけでございますが、その対象がいまお話にもありましたように
○中根説明員 お話の件は、三重県の関係であるようでございますが、企図のように成功しなかったというお話でございますが、それらの状況につきましては聞いておりませんので、そのとおり申し上げます。聞いておりません。
○中根説明員 措置につきましては、直ちに措置を行ないまして、取り扱い者は解免になっております。 なお、郵政局におきましては、直ちに取り扱い者を集めまして、管内十五会場におきまして十分な、実況を参考として防犯措置についての打ち合わせをし、指導を行なっております。なお、関係の通達も出しまして、厳重に事後の取り扱いを戒めております。
○中根説明員 お尋ねの件は、渡島国汐吹簡易郵便局の件かと存じまするが、昭和四十二年九月十九日から四十四年一月十四日までの間におきまして、貯金の横領並びに振替の横領、資金の横領を入れまして、先ほどの五百二十万円というのは犯罪金額でございますが、実損にいたしまして百七十八万七千六百六十円、かような実損になっております。その事件のことであると思います。
○中根説明員 判断は受託者がやっております。具体的には、金額で、実損で二百十万程度のものが最高でありますし、最低では実損ゼロのものまで、いろいろなケースがありますので、犯罪金額の多いもの、罪状の重いもの等につきましては、これはすみやかに解免の措置がとられておる、こういう実況でございます。
○中根説明員 解約の措置につきましては、罪状によりまして受託者みずからが自主的に解免の措置をとるという形になっておりますが、具体的には、いろいろこちらの状況等も話をいたしますものですから、その点は十分に受託者といたしましても、当方の事情を聞いた上で措置しておるという状況でございます。 実例といたしましては、十一件はいままでの件数でございますが、具体的に局名で申し上げる必要がございましょうか。
○中根説明員 全部ではございません。罪状が個別的に事情が千差万別なものでございますから、状況に応じまして受託者のほうで判断いたしまして措置しておる模様でございます。具体的に結果の数字を申し上げますと、過去五年の状況におきましては六四%が解免されております。
○中根説明員 ただいまの郵務局長の答弁と重複する点もあるかと思いますが、御参考までに申し上げますと、過去五年間における部内者犯罪の発生状況についてでございますが、百局当たりの発生件数で見ますと、特定局との対比が参考になろうかと思うわけでありますが、特定局のほうは〇・六九件でございます。それに対しまして簡易郵便局のほうは〇・三九件でございますので、国の直轄しております機関等に比べまして、そう心配する状況
○中根説明員 主たる犯罪内容につきましては、いま申し上げましたように、貯金の犯罪がほとんど九四%占めております関係上、貯金の横領の関係、それから資金関係の横領の関係、こういった関係が多いわけでございます。
○中根説明員 お答え申し上げます。 簡易郵便局の取り扱い者による犯罪の関係についての御質疑でございますが、最近五カ年間の状況について申し上げますと、五十三件、犯罪金額が千六百二十八万二千八百二十円になっております。すなわち、一件当たりの犯罪金額にいたしまして三十万七千二百二十三円、かような状況でございます。年度別には、詳細資料もございますが、大体横ばいの状況でございまして、犯罪金額については、そのときの
○説明員(中根敬一君) 犯罪の捜査方法にいたしましても、近代的な方法を用いまして、これに対処してまいりたいと存じておるわけでございます。たとえば、精神検流計、俗に言ううそ発見器でございますが、そういうものとか、無線による連絡の緊密化とか、機動車の活用とか、そういった点による捜査のスピード・アップとか、いろいろな方法を講じまして、近代的な犯罪捜査に対処していきたい、かように存じております。
○説明員(中根敬一君) おっしゃるとおり、だんだん犯罪の手口といたしましては巧妙かつ潜在化の傾向にあるわけでございます。なお、地域的には広域化の傾向にあるということが言えるかと存じます。
○説明員(中根敬一君) お答え申し上げます。 部内犯罪の状況につきましては、ここ数年来いわゆる部外犯罪のほうが増加しておりまして、部内者犯罪につきましては横ばいの状態であります。したがいまして、総体的には減っておると、こういうことが言えると思いますが、まあ絶対的には横ばいの状態でありますので、これが根絶につきまして一そう努力いたしておるところでございます。
○中根説明員 相手といたしました者が、高齢の者とか、あるいは出かせぎの者とか、あるいは身体障害者とか、そういう者、ないしその家族のところを回りまして貯金をとりまして、その通帳ないし証書によりまして犯罪を犯しました関係上、なかなか発覚しづらかった点があると思うわけでございます。
○中根説明員 お話しの犯罪は、昭和三十三年の一月から昭和四十二年の十一月まで継続した事件でございまして、おっしゃるとおり相当長期にわたった事案でございます。 その犯罪の内容といたしましたものは、定額貯金、通常貯金等による犯罪でございますが、これは非常に特殊な形をとったという点が認められまして、その点で犯罪の発覚もおくれたものと考えられます。と申しますのは、犯罪を犯しました当人のおります職場は……
○中根説明員 お答え申し上げます。 わかりましたのは、考査の際に発覚しましたものでございます。お話しの件は、野母崎の犯罪のことかと思いますが、考査の際に発見いたしました。
○中根説明員 数が多いものでございますからなかなか意にまかせないところもあるわけでございますが、極力回りまして厳重な検査をいたすようにしております。なおかつ、はかりの検査につきましては、乙種計量主任というものが郵便局にあるわけでございますが、それに準じまして検査の指導をいたしまして、扱い者におきましても、平生におきまして正確を期するようにこの修善その他につきましては関与させておるわけでございますが、
○中根説明員 計量検査でございますが、毎年一回やることを原則としておりますが、必ずしも地域によりまして一回やっておりませんが、二年に一回くらいは必ずやっております。できるだけ密にやるようにいたしております。
○説明員(中根敬一君) 四十三年度で申し上げますと、先ほど申し上げましたように、全体の六割、四割という比率でございますので、八億四百万枚が印刷局への発注でございます。これは買い入れ契約によっているわけでございます。トキワのほうは四億八千六百万枚、合計いたしまして、十二億九千万枚、かような状況でございます。
○説明員(中根敬一君) 具体的な数字で資料について申し上げますと、印刷のほうでございますが、四十三年度の例で申し上げてよろしゅうございますか。
○説明員(中根敬一君) 郵便はがきの印刷並びに用紙の購入についての契約についての御質問であるわけでございますが、用紙につきましては、おっしゃるとおり、指名競争入札をもって執行しております。 印刷のほうにつきましては、これは会計法二十九条の三、四、五項によりそれぞれの政令の定めるところによりまして、随意契約を結んでいるわけでございます。前後いたしますが、印刷につきましては大蔵省印刷局並びにトキワ印刷
○説明員(中根敬一君) 見積りの方法等につきましては同じでございますが、労賃その他の単価が違うものにつきましては別に見積もりしております。ただし、トキワのほうが安いものでございますから、安い単価に合わせまして印刷局のほうも契約しているような次第でございます。
○説明員(中根敬一君) お答え申し上げます。 はがきの製造につきましては、会計法令の示すところに基づきまして、大蔵省印刷局並びにトキワ印刷と随意契約を結びまして発注しております。