1966-06-01 第51回国会 衆議院 建設委員会 第28号
○中村(高)委員 時間がまいりましてお約束でありますからもうおしまいにいたしますが、先ほど大臣のこの計画決定について早いのはいいけれども、少しくらいを急ぐわけではないというあのことばでありますが、どうかまあ地元の関係者もいま非常に興奮して憂慮しておる状況でありますから、時をかして、その間にできるだけ住民の希望というものを審議会に反映をさせていただくというようなそういう機会をつくって、急いではならないということを
○中村(高)委員 時間がまいりましてお約束でありますからもうおしまいにいたしますが、先ほど大臣のこの計画決定について早いのはいいけれども、少しくらいを急ぐわけではないというあのことばでありますが、どうかまあ地元の関係者もいま非常に興奮して憂慮しておる状況でありますから、時をかして、その間にできるだけ住民の希望というものを審議会に反映をさせていただくというようなそういう機会をつくって、急いではならないということを
○中村(高)委員 外の二つの線というようなのに乗せることの困難性は、下のほうに網の目のようにこまかいのがあって、これがむずかしいとかなんとかいうような説明でありますけれども、それほど大きな困難な理由にはちょっととれないのでありますけれども、まだ、これは検討を要することでありますから、十分にこれは検討をして考える余地のある点だと思うのです。われわれが考えれば、ああいうものの上に乗せることによって新しいものをつくって
○中村(高)委員 だいぶ時間が過ぎましたから、十分間ばかり、二、三質問をいたしたいと思うのであります。 先ほど来から説明を聞いておりましたが、局長はもちろんでありますけれども、大臣も大体この線でいきたいという腹のようでありますし、また、できるだけ早くきめたいということも本音のようであります。これは計画をしておられるのでありますからさもあろうと存じますが、どうしてもあの赤い地点でなければならないという
○中村(高)委員 第四条は施設をする範囲でございましょうけれども、実際に横田の飛行場の場合は、ちょっと条文にははまらないように思うのです。裏のほうはみんな六百戸も引っ越してしまって、表で商売をやっているけれども、お得意さんはみないなくなってしまうからたいへんで、商売ができないか、もしくは食っていけないような形になるだろう。これを補償してもらえないだろうかという。これは直接の損害ではない、間接的です。
○中村(高)委員 今度損失の補償をするという法律の中に、農業、林業、漁業というものがありますが、「その他政令で定める事業」というものに、商業なんかは入る予定でありますか。
○中村(高)委員 今度の法律ができますと、いままでの特損法と同じようなところがありますが、たとえば学校とか病院なんかのそういう防止の工事のことなども載っていますけれども、これはそういう具体的な問題が起こったときには、どちらの法律でやるというようなことになるのですか。だいぶダブっているものがあるのですね。
○中村(高)委員 ただいま政府の御意見を拝聴いたしたのでありますが、われわれ委員といたしましても、沖繩の問題は日本の国としてもまことに大きな問題でありますから、今後十分に委員会としても審議を続けていきたいと思っておりますが、政府側においても、どうぞ前向きの形でこの問題に善処されることを希望いたしまして、私の質問を終わりにいたします。
○中村(高)委員 ただいま沖繩の立法院の代表が四人おいでになりまして、沖繩立法院で決議されました三つの決議につきまして、われわれは参考人として意見を聴取いたしたのでありますが、その三つは、沖繩県民の国政参加に関する要請、国会に沖繩問題対策特別委員会を設置することの要請、戦前における郵便貯金、年金及び簡易保険等の早期支払いに関する要請等であります。いずれも沖繩の代表の諸君の要請は、もっともなところがあるとわれわれは
○中村(高)委員 これからも調査を要するものも出てくることだと思うのでありますが、現在調査せられましたのは、何か基準に基づいて御調査になっておられると思うのでありますが、どんな基準で御調査になったか。
○中村(高)委員 これらの調査をもう一応お済みになったと思うのでありますが、まだ引き続いて調査をおやりになる予定でありますかどうですか。
○中村(高)委員 横田飛行場の基地の周辺にあります民家の移転の問題についてお尋ねをいたしたいのでありますが、これだけ大量なものが飛行場の周辺で移転をするという事態は、いままでもなかったと思うのでありますから、いろいろ新しいケースなども出てくるとは存じますが、すでに防衛施設庁のほうで移転の対象になる方面は調査済みのようであります。現在までの調査で、調査は済んだのか。もう一つは調査いたしました範囲、対象
○中村(高)委員 具体的な対策について政府にはしばしば請求をいたしておりますが、いまの特別損失補償法によりますと、学校もしくは病院に対しましてはある種の防音工事等が着手はされておりますけれども、他の保育園であるとか、あるいは養老院であるとか、市庁舎であるとか、いろいろの公共的な施設に対して防音をしてもらいたい、あるいはまた一般民家に対しても一つの部屋なり何なりを防音工事をするようなことをやってもらわなければ
○中村(高)委員 まことにお答えはなっていないような感じがするのでありまして、どういう対策を講じておられるかはっきりしないのでありますが、これは米軍から私たちがもらった資料でありまして、先日内閣委員会から基地を視察いたしましたときに、基地の司会官から説明を受けたのでありますが、この問題について、昭和三十九年四月十七日に日米合同委員会が開かれて、そこで具体的な問題について協議をしたと言うております。あなたのいまの
○中村(高)委員 基地問題のうちで最近非常に問題になっております基地の騒音に対する問題について、防衛庁にお尋ねをいたしたいのでありますが、政府でも御承知のとおり、本年の七月までに参りましたF105Dジェット機でありますが、これが来てから特に騒音がきびしくなっておりますことは、もうたびたび地元からも申し上げておりますし、またわれわれも三日間にわたりまして泊まり込みで騒音の調査をいたしまして、その内容については
○中村(高)委員 そのことに対して、遺族の扶助とかあるいは本人の補償とかというようなことに対しては、どういう扱いになりますか。
○中村(高)委員 この問題は、日本の警察でも調べて、共同捜査をしておるということを、われわれも現地に参りまして調べたときに聞いたのでありますが、結局は、これは米軍のほうの裁判に付するということで、日本の裁判のほうは不起訴に結果はいたしておるようでありますが、この事件の内容が、四十五歳の婦人が基地のほんの部に入っていったというようなことで、一体射殺をしたければならないかどうか。これはもう全く了解ができないのでありますが
○中村(高)委員 本年の七月二十日に起こった御殿場の日本婦人の射殺事件でありますが、これはアメカリの沖繩から来ておる海兵隊の兵隊が、御殿場の勝又ゆきという四十五歳になる婦人を射殺をいたしておるのでありますが、基地内においてたびたび問題が起こっております。人権に関する問題でありますので、政府はこれに対しどのような処置をいたしておりますか、その経過を御報告願いたいと思います。
○中村(高)委員 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。島村一郎君が委員長に御当選になりました。(拍手) よって、本席を島村一郎君にお譲りいたします。 〔島村委員長、委員長席に着く〕
○中村(高)委員 これより会議を開きます。 私が年長者のゆえをもちまして、衆議院規則第百一条第四項の規定によって、委員長が選任されまするまで委員長の職務を行ないます。 これより委員長の互選を行ないます。
○中村(高)委員 公務員の問題が出ましたから、ついででありますが、もう一つ。大臣は御存じないかもしれませんが、行政管理庁長官秘書だと言われる根本米太郎という人が、千葉の知事選挙の問題で家宅捜索をされていま取り調べをされておるというのでありますが、行政管理庁長官秘書というのは川島大臣の秘書でありますかどうですか、警察庁で御存じでしたら、大臣でなくてもけっこうです。
○中村(高)委員 今度の事件で先ほど大臣の、寡聞にしてにせ証紙のことはあまり知らなかったというふうなことも、あるいは事実かもしれませんが、にせ証紙、はがきの横流し、悪質なやり方というようなものは、決して今度だけ出ておるのではないのであります。四年前の有田といまの東知事の選挙のときにも怪文書が流れまして、これも今度検挙された松崎が関係をしておることが明らかでありますし、参議院の選挙にもこの松崎という自民党本部
○中村(高)委員 昨日、八百板君が本会議で大体総論的なことを質問されて、大臣からも御答弁があったのでありますが、その中で資金関係について、八百板君も質問しておりましたが、今度は選挙違反件数もだいぶふえております。東京都の知事選挙についても、ずいぶん不正な金が横に流れて、選挙違反がたくさん出ておると思うのでありますが、けさの毎日新聞を見ますと、その一文に、事務主任の松崎がひとりでまかなえる金額でないことは
○中村高一君 ただいま議長から御報告のありました通り、本院議員細田義安君は、去る九月二十八日、都立大久保病院において逝去せられました。まことに哀悼にたえません。 私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで追悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) 細田君は、明治三十六年、東京都小平市の旧家に生まれました。長じて中央大学法学部に学び、在学中に司法試験に合格し、昭和九年卒業の後、東京市
○中村(高)委員 一般の人の意見を聞くというようなことを、私たち反対をしているのじゃないのです。一般の人の意見を聞くのには、何らかの前提条件がなければ政治ではないじゃないですか。大学の研究機関ならば、いろいろのものを研究して、生徒に教えるのだからいいけれども、政治でありますから、何かの目標を持って、そして調査研究をさせるということがなければ、私は意味のないものだと思う。それならば、ただ調査研究だけであるとするならば
○中村(高)委員 政府の改正するかしないかという意見は、おそらく調査会の結論が出てからおきめになろうという、こういう用心であろうと思うのでありますが、それより前に、調査会を作って四年も審議をさせて、さらにまた全国をこうしてやって歩くというのには、ただ改正をするがいいか悪いかという研究だけであるとすれば私はまことにおかしいと思う。研究だけするならば、大学の研究室か何かで研究させるか、あるいは法制局でも
○中村(高)委員 先日憲法問題について御質問申し上げたのでありますけれども、質疑を保留いたしてありました点について、引き続いて総理大臣に御質問いたしたいのであります。 内閣にあります憲法調査会が、数日前に東京で公聴会を開いております。これから、東京の公聴会を終えてから、全国を九ブロックに分けまして、さらに公聴会を開いて、最後に中央公聴会を開く、こういう方針が決定をいたしておりまして、おそらくその答申
○中村(高)委員 イギリスの国会は非常に古い形式とかあるいは慣行に基づいて常識的に行なわれておるのでありますけれども、こういうイギリスのような国と日本の議会制度というものを同目に論ずるのも、どうも私は正直に言って無理じゃないかと思うのであります。まだ日本の議会はイギリスの議会のようなああした進歩はいたしておらないと思います。また、内閣にしても、イギリスの内閣のように安定性がなくて、日本では、場合によったならば
○中村(高)委員 イギリスのような、とにかく議会制度が非常に進んでおって、現在の議会制度としてはおそらく世界にこれ以上完成されたものは実際にはないと思うのでありますが、この国でさえも、ガバメント・ビルを出すという場合、その場合でも国会議員の立場に立ってという一つの立場が守られておるのでありますが、日本の政府で解釈しておるこの提案権というのは、議員の立場に立って提案するというのではないですね。内閣は独自
○中村(高)委員 法律論はもう長い御議論で、なかなか一つにまとめるということの困難なことはわかりましたけれども、公述人の方もお疲れだとは存じますが、問題が重要でありますから、もう一言聞かしていただきたいと思うのであります。 先ほど田上公述人からお話がありました議院内閣制の問題でありますが、議院内閣制の今日でありますから、内閣に提案権があったとしても、ちょうど一心同体のような形になっておるのであるから
○中村(高)委員 総理大臣には後に法律論に関連をいたしましてまた意見を聞いて参りたいと思うのでありますが、先日の委員会で、憲法改正については、国会はもちろんでありますけれども、内閣にも提案権があるのだ、そういう趣旨の答弁を総理大臣も法制局長官もしておられますので、法律上どういう根拠から内閣にあると言われるのか、法律しの根拠を先にお示しを願いたいと思うのであります。——ちょっと待って下さい。法律しの問題
○中村(高)委員 憲法の改正につきまして、内閣の守るべき建前というものは、国務大臣として日本の憲法を尊重をしなければならないという大きな責任を負っておるのでありますが、もう一つ、憲法問題を改正をするというようなことに関しましては、一体内閣というものがそういう基本法の改正に立ち入ることがいいのか悪いのかということも、これは日本ばかりではございません、どこの国にも憲法は当然あることでありますから、日本だけの
○中村(高)委員 憲法問題につきまして、すでに木原津與志君から党の立場より質問をいたしておるのでありますが、憲法改正の提案権が内閣にあるかないか、この問題は非常に重要な問題でありまして、どうしても、先日の論議について、さらに政府の所見をただし、また、われわれの考えも聞いていただくことが非常に重要であるという建前から、重ねて憲法問題につきまして政府に所見をただしたいのであります。 伝えられるところによりますと
○中村(高)委員 組合の者がお尋ねしたときには、官房長官からは、おそくも十五日までには開くようにするということを言われたそうですが、アメリカの方から何ともまだ返事はないのでしょうか。十五日までに開かれる見込みはありましょうか。
○中村(高)委員 大体われわれ聞き及んでおるような程度で、政府も特需については見込みが薄い、結局は相模の方にある直用に切りかえるほかには仕方がないのじゃないかというような大体の見通しのようであります。具体的なことは多分合同委員会に持ち出されるのだろうと思うのでありますが、これは差し迫っておる問題で、労働者の方も非常に心配をして働いておるのでありますが、幾日ころまでにアメリカとの委員会が開かれるのか、
○中村(高)委員 次官もおいでになっておられるようでありますが、おわかりにならなければほかの方にお答え願えばよろしいと思います。一体この特需の問題について、内閣の方の協議会でも協議しておられるそうでありますが、結局われわれがお尋ねしたいのは、もう特需で存続させることは見込みがないんだ、やめさせるよりほかにはもう仕方がないんだということなのか、あるいはまだ米軍と交渉すれば見込みがあるのか、その辺のことについての
○中村(高)議員 これは今、坪野君からお答えがありましたように、党内でも大へん議論がありまして、主として法律家関係の者は反対、それからそうでない諸君の方に死刑は廃止すべきだという意見が非常に多かったのであります。林委員もそういう傾向についてはおわかりになられると思うのでありますが、今でも党内に死刑のような非常に残虐な刑罰法規は廃止すべきであるという議論があります。あの当時はそういう意見が出ましたけれども
○副議長(中村高一君) 御異議なしと認めます。 暴力排除に関する決議案を議題といたします。 ————————————— 暴力排除に関する決議案 右の議案を提出する。 昭和三十五年十月二十四日 提出者 益谷 秀次 保利 茂 椎名悦三郎 小澤佐重喜 西村 英一 山口六郎次 鍛冶 良作 渡海元三郎
○副議長(中村高一君) これより会議を開きます。 ————◇————— 暴力排除に関する決議案(益谷秀次君外十九名提出) (委員会審査省略要求案件)
○副議長(中村高一君) 内閣総理大臣から施政方針に関する演説、外務大臣から外交に関する演説、大蔵大臣から財政に関する演説、迫水国務大臣から経済に関する演説のため、発言を求められております。順次これを許します。内閣総理大臣池田勇人君。 〔国務大臣池田勇人君登壇〕
○副議長(中村高一君) 日程第四、航空法の一部を改正する法律案、日程第五、臨時船舶建造調整法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。 —————————————
○副議長(中村高一君) 三案を一括して採決いたします。 日程第一の委員長の報告は可決、第二及び第三の委員長の報告はいずれも修正であります。三案は委員長報告の通り決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村副議長 議長の党籍の問題については、われわれが就任をいたしましたときに、議長にもどうしたらいいかということを相談いたしたのでありますが、その際に、議長は今言われるような意見を持っておられたのであります。当時、とにかく両党の申し合わせで党籍を離れるということがきまっておるのでありますから、できるならば、両党で話し合った申し合わせの趣旨に基づいて、党籍を離れることの方がいい、私はそういうふうに考えておったのでありますが
○中村副議長 別にこの問題について二人で協議をいたしたことはありません。私も、国会の議事の運営が保たれるということは当然なことでありますから、原則論としては、国会の運営というものを妨げられるというようなことのないようにすべきだと思いますけれども、こういう法律を作ることがよいか悪いかということについては、私も個人的にはいろいろの気持を持っておりますけれども、現在すでにこういうふうに提案をされて審議をされておるときでありますから