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259件の議事録が該当しました。

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1960-02-09 第34回国会 衆議院 本会議 第6号

中崎敏君 私は、民主社会党を代表して、ただいま説明のありました日米安保条約外三つ交換公文につき、反対立場から、岸首相並びに外務大臣に対し質疑を行なわんとするものであります。(拍手)  日米安保条約は、国民の重大な関心事であり、国の運命を左右する重大な条約であります。国民は、かつて、新官僚の指導者であった岸さんによって敗戦のうき目を見たが、今は、時めく岸総理によって新安保条約は強行せられ、戦争

中崎敏

1959-02-03 第31回国会 衆議院 予算委員会 第3号

中崎委員 そこで問題は、政党政治を行う上において、その背後に立つところの団体の力というものが非常に重要だと思います。すなわち自由民主党の場合においては、いわゆる経団連あるいは日経連というふうな、大きなる資本家階級中心とするところの団体一つ圧力団体であるというふうに考えられておるわけでございます。すなわち、この圧力団体が国の政治を行う上において一つの大きなる力となっておるということを意味するものだと

中崎敏

1959-02-03 第31回国会 衆議院 予算委員会 第3号

中崎委員 そこで二大政党論に入るわけでございますが、総理大臣は先般の本会議におきまして、社会党階級政党論を唱えることについてかれこれの意見を発言されたのであります。ところが社会党は御承知通りに、労働階級中核体とするところの、広範な勤労大衆をもって組織するところの国民的な、大衆的な階級政党でございまして、政治の実際をわきまえないところの学者の意見にかりにそういうものがあったとしても、これは社会党

中崎敏

1959-02-03 第31回国会 衆議院 予算委員会 第3号

中崎委員 私は日本社会党を代表しまして、国政全般に対し総括的に総理大臣以下の閣僚に対して質疑を試みんとするものであります。  まず民主主義を行う上において議会政治が行われるということは、これは議論の余地のないところであります。ただ二大政党論に対しましては、私としてはいささか問題を持っておるものであります。すなわち、二大政党が行われるがためには、まず第一に責任政治が確立されなければなりません。それと

中崎敏

1958-10-24 第30回国会 衆議院 運輸委員会 第6号

中崎委員 伝え聞くところによりますと、電源側において考えておる百十五メートルのダムの一高さを五メートルほど下げて百十メートル程度にして、鉄道の方でも今までの計画をある程度変えてやられるということに話がついておるのではないかというふうにもいわれておるのでありますが、そうなると、今までの計画よりも相当経済的にも——たとえば工費にしても四十億もよけいかかるとか、これはまあ電源で持つかどうかは別として、国費

中崎敏

1958-10-24 第30回国会 衆議院 運輸委員会 第6号

中崎委員 私、三江線の問題についてお尋ねしたいと思うのでございます。これは、陰陽連絡平坦距離の工事として地元民としてはすでに長年にわたっての要望であることは今さら申し上げるまでもないことであります。その線に沿うて鉄道の建設がなされつつあるわけでございますが、約二、三年ほど前から突如として電源開発の問題がからみまして、現在においては相当強い動き等があるやに見受けられるのであります。当初私が仄聞するところによりますと

中崎敏

1958-04-23 第28回国会 衆議院 本会議 第34号

中崎敏君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日中第四次貿易協定に関し、二、三の質疑を試みたいと存ずる次第でございます。  まず、日中国交回復に対する首相の所信をお尋ねいたします。ソ連との国交回復鳩山内閣によって実現いたしました。当時自民党内には根強い反対論があり、鳩山首相は国論のとりまとめのつかぬままにモスクワに出発したが、わが党は、超党派的な立場から鳩山首相に協力し、ついにその

中崎敏

1958-03-20 第28回国会 衆議院 商工委員会 第20号

中崎委員 そうすると、まず、エネルギー源の問題について、申し上げてみたいと思うのでありますが、ことに、その中で電力については、かねがね政府としても、相当国家資金を初めとして、税制措置など諸般施策を講じて、これが確保並びに質的向上にも、努力をしておられると思うのでありまして、また実際において、このエネルギー源の、ことに電力確保は、国民生活国内産業並びに輸出産業に非常に重要であるということは、申

中崎敏

1958-03-20 第28回国会 衆議院 商工委員会 第20号

中崎委員 ただいまの大臣答弁によりまして、輸出振興させるがためには、合理化はさらに必要である。それがためには、エネルギー源鉄鋼などの基幹産業を初めとして、中小企業についても、さらに積極的な施策を講じ、科学技術についても、さらに努力をして、中小企業中心として積極的に施策をやる。そういうふうな方法によって、合理化経済力を涵養して、そうして積極的に貿易の推進をする考え方であるというふうに解釈していいのかどうか

中崎敏

1958-03-20 第28回国会 衆議院 商工委員会 第20号

中崎委員 貿易振興は、日本経済の維持、発展の上に、なさなければならぬ最大の使命であるのでありますが、ややもすれば、最近輸出の不振が憂えられ、あるいは外貨事情などにも、幾多の憂慮がされておるというふうな状況にあるのであります。従いまして、こうした問題の打開には、幾多施策があわせて行われなければならぬということは、言うまでもないことでありますが、ここに、国内産業合理化を前提として、さらに物価の国際水準

中崎敏

1958-02-27 第28回国会 衆議院 商工委員会 第10号

中崎委員 議事進行について。日本貿易振興会に関する資料の提出を要求したい。  第一に、ジェトロの昭和三十一年、三十二年の収支の明細。そうして主たる項目についての内容説明を補足しておいてもらいたい。  それから、三十三年度の日本貿易振興会事業計画でありますが、それについては委託事業と純然たる本来固有事業とがあるはずだと思う。それを区分して、委託費がどういうふうに出されるか、それから固有事業がどういうふうにされるかということ

中崎敏

1958-02-20 第28回国会 衆議院 商工委員会 第9号

中崎委員 今日、相当大きなる経済的混乱といいますか、困難といいますか、それに際会して、国民がひとしく困っておるのでありますが、その国の経済が大きくなればなるだけ、これによって受ける打撃影響というものが大きくなるのは、これは当然のことであります。そういう情勢のもとにおいて、こうした過去の失敗にかんがみて、まず国の基本的な経済、財政をもう少し計画的にやっていくのだ。どうも今までは、貿易はめくら貿易であり

中崎敏

1958-02-20 第28回国会 衆議院 商工委員会 第9号

中崎委員 先ほど申し上げますように、石油にしても、鉄鋼にしても、さらに民間投資に関する、外国から重機械の輸入にいたしましても、これらは、ことごとく政府の年間における為替予算を基本にして、さらに四半期別為替予算が実行的にも組まれ、その基準の上に立って、次の四半期別予算が運営されるということになっているのでありまして、かりに五月になって、石油鉄鋼を急激に輸入しなければならなかったとしても、それはその

中崎敏

1958-02-20 第28回国会 衆議院 商工委員会 第9号

中崎委員 私は、同僚のいろいろな質問相当進んでおるようでありますから、一応通商の問題に限って、まず質疑をいたしたいと思うのであります。「昭和三十二年度下期並に三十三年度の鉱工業生産とその問題点」という冊子があります。これは通商産業大臣官房物資調整課から出されたものであります。それによりますと、「昨年の五月末に急激な国際収支の悪化により」云々ということが書いてありまして、これを中心にして、緊急施策

中崎敏

1957-11-11 第27回国会 衆議院 商工委員会 第4号

中崎委員 関連して。いろいろ質疑応答を聞いておりますと、農林省の側の食糧行政というものが、端的に言えば、いかにでたらめであるかということについて、非常に遺憾に思っております。まずノリ外国からの輸入の場合には、二十円を境にしてそれさえもきまらず、しかも国際的信義を裏切ったようなことまでやって、かつきまらず、実際はノリが百円、百五十円、二百円で消費者に売られておる。こういう現実は、一体このまま放任しておいていいかどうかという

中崎敏

1957-11-07 第27回国会 衆議院 商工委員会 第1号

中崎委員 どうも傷を持っておった中小企業者とか、あるいは思惑をやった中小企業者が、こうした被害を受けているというような御意見でありますけれども、神武景気が長く続くということであおっておいて、急に銀行が首を締めていく、実際原材料、商品を持っておるのに、今度は金融を引き締められて、ノルマルな商業資金さえ貸し出しをしないということでやってしまっている。だから、その責任は何らこれらの業者にあるのではなく、

中崎敏

1957-11-07 第27回国会 衆議院 商工委員会 第1号

中崎委員 ただいま大臣答弁によりますと、八月危機、九月危機は起らないで済んだ、こういうように考えておられるようでありますが、これは事実と著しく認識が異なっておるのではあるまいかと考えております。本年の六月におきましては、神武以来の不景気で、手形の不渡り日本経済始まって以来最高の記録を示しているものと認識しております。七月八月に至っても、なお不渡りは次から次へと最高を示してきているということは

中崎敏

1957-11-07 第27回国会 衆議院 商工委員会 第1号

中崎委員 ただいま通商産業大臣通商産業政策に関する説明を聞いたのであります。なかなか作文はよくできておるのでありますが、要は、これがいかに実現をされるかということにあると思うのであります。今までも、しばしばこうしたようなことは聞かされたのでありますが、その結果から見て、いかにもこの裏づけが伴わないということに非常に失望を感じて参ったわけであります。今回においても、そうしたことのないように切に要望

中崎敏

1957-06-24 第26回国会 衆議院 商工委員会 第44号

中崎委員 そうしますと、きわめて重要な問題でもありますので、大蔵当局に対してはさらにこの委員会において諸般の問題を論議するところの機会委員長の方で特にお計らい願って、あるいは商工委員会をまた開くなんぞという問題もあわせ加味して考えてもらいたいということを要望しておく次第であります。  そこでまず第一に通産大臣にお尋ねしたいのでありますが、政府におきましてはいわゆる神武景気と称しまして国民を未曽有

中崎敏

1957-06-24 第26回国会 衆議院 商工委員会 第44号

中崎委員 国会が終って一カ月しかたたないのでありますが、その間において一国の経済に重要な変化が起りまして、これが表面化いたしまして、そういう問題を中心としてここに商工委員会が持たれたわけでありますが、こうした重大な問題についての現状を認識して、そしてよってもって来たるところの原因を究明して、これに対するところの対策を立てるということはきわめて重大なことだと思うのであります。この際に当りまして、その

中崎敏

1957-05-28 第26回国会 衆議院 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第3号

中崎委員 次にどなたでもいいんですけれども、お聞きしたいパルプ工場のある所では、相当量地方的需要の固まる関係もあって、相当高い値段で木材を買われる。従ってその地方にある他の産業相当打撃を受けるというふうな事例が至るところにあるように思うのですが、これは一つ理由は、パルプ事業がある意味において採算がとれるのだということによるのでしょうし、ある意味においてはその需要が固まって必要なために、ある

中崎敏

1957-05-28 第26回国会 衆議院 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第3号

中崎委員 いろいろ今議論が進んだのですが、ちょっと林野庁業務部長にお尋ねいたします。  木材の近代的な栽培あるいは樹種転換等について、政府の方では今度は国有林ではどういうような態勢になっておるか、あるいは民間については政府の見通しはどうか、それに対する険路がどこかにあるのか。

中崎敏

1957-05-16 第26回国会 衆議院 商工委員会 第41号

中崎委員 先ほど申し上げますように、幾ら現在の日本技術程度において——あれだけ莫大の廃液がどんどんと流れておる、ごく少量のものならいろいろ装置等に金をかけて、相当研究された装置によって食いとめられるかもしれぬ。それだけ莫大な、一分間に何石というようなおそろしいところの苛性ソーダとか何かによって処理された廃液がどんどん流されるのだから、これを中和して、そしてその中和したところの残滓、かすだけを食いとめることにするということでなければ

中崎敏

1957-05-16 第26回国会 衆議院 商工委員会 第41号

中崎委員 ただいま通産大臣鉱害に関する問題を一応取り上げられておったようでありますが、この鉱害については、御承知通りに、一般鉱業については鉱業法があり、それから石炭については臨時鉱害復旧法あるいは特別の措置法二つがあって、不十分であるが、一応そうした問題に取り組んで、政府はある範囲において、ただ単なる企業者が賠償、復旧等責任に応ずるばかりでなく、国家もさらに手をかして、両々相待ってこの責任

中崎敏

1957-05-16 第26回国会 衆議院 商工委員会 第41号

中崎委員 産業近代化につれまして、そのために一般大衆に及ぼす影響もまた相当広くなってきたということが言えると思うのであります。そこで企業一つ事業を行うに当って、それが同時に公共福祉に大きな関係があるという場合において、これに対する考え方、言いかえますと、幾ら企業の自由を認めながらも、そこにおのずから限界があるんだ、公共福祉のためにはその企業も適切なるところの配慮をすべきである、こういうことは

中崎敏

1957-05-14 第26回国会 衆議院 商工委員会 第39号

中崎委員 ちょっと最初の点について釈然としないものがあるのでもう一度質問してみたいと思う。この会社ゴム関係業者自分たち会社であるという考え方を持って進んでいきたいというのでありますが、これはゴム関係業者自分たち会社であると同時に、国民会社でもある。同時に原料を供給する者の会社でもある。あるいは技術関係を持つところの会社側方面会社でもある。お互いが持ちつ持たれつして一つのものを作り上

中崎敏

1957-05-14 第26回国会 衆議院 商工委員会 第39号

中崎委員 次にこの株式の引き受けということは最も重要な事項でありまして、一応これは民間会社的な形態をとって発足するというのでありますから、ことにそれが重要だと考えておるのであります。今までの質疑を通しまして、ゴム工業関係者の引き受ける株は、開銀の出資は別として、約その三分の二見当を予定しているというのでありますが、元来この会社の製品の供給を受ける需要者が、業界全体としてはほとんど独占的な形においてその

中崎敏

1957-05-14 第26回国会 衆議院 商工委員会 第39号

中崎委員 私は国家的見地に立って、日本産業の正しいあり方などについて、私心を交えないで一つ質問をしたいと思うのであります。  そこで第一に、この法案提出までの過程並びに審議の経過から見ますと、何だか割り切れないものがあるのでありまして、こうした問題は今後の運営等を通して最も明朗に持っていくべきものだというふうに考えておるのであります。そこで、私たちは元来この法律案を根本的に考え直しをして、そうして

中崎敏

1957-05-11 第26回国会 衆議院 商工委員会 第37号

中崎委員 この問題は相当重要でございますので、さらにお尋ねしたいのであります。そういうふうな場合には従来の例はどうであろうと、今度の場合においてはそうするんだということを、たとえばこの附則の中にも書き込むことができるのではないか。言いかえるとこの株が一年たって産投に切りかえるというふうな場合において、産投勘定においてこれを引き継ぐのだ、肩がわりするのだというふうな意味のことを書き込んでもこれは十分

中崎敏

1957-05-11 第26回国会 衆議院 商工委員会 第37号

中崎委員 もう一つお尋ねいたしますが、私も開発銀行が特に海外投資のような場合においても適宜にその育成をする必要のあるような場合等において、直接投資するということもあり得ていいんじゃないか、また国内においても、ある場合においてはそういうことも考えてもいいんじゃないかと思うのであります。ただ問題は、それかといって開発銀行限界を何ら設けないで、相当かくのごとき場合にどんどん民間などの会社等に金を出すというふうなことになると

中崎敏

1957-05-11 第26回国会 衆議院 商工委員会 第37号

中崎委員 本案提案理由説明あるいは質疑を通しまして、おくれた一つ理由として、政府の投融資の形式を開銀でやるのか、あるいは産投の形でやるのか等の問題も一つの大きな理由であったということが言われておるのでありますが、この問題は全般的な一つ政策上の問題でありますから、あまり突っ込んでの質問は差し控えたいと思うのでありますが、ただ開銀から特殊の会社に対して直接株を持ち、投資するというふうな形は、全体

中崎敏

1957-05-08 第26回国会 衆議院 商工委員会 第36号

中崎委員 私たちが想像しますのにこの法案提案が非常におくれた理由は、そうしたような他に競争会社といいますか、自分のところでもやりたいというふうな意向などがかれこれあったりして、そういうふうなものの間の関係をどう調整するかというようなことも一つ問題点となったようにも考えられるのでありますが、結局それらの点をどういうふうに割り切ってこの提案をされるに至ったのか、この点を一つお尋ねしておきます。

中崎敏

1957-05-08 第26回国会 衆議院 商工委員会 第36号

中崎委員 きわめて重要な問題であって、政府と与党の自民党では長い間かかって検討なさったが、野党たる社会党は、衆参を通じてほんの二週間しか審議期間が与えられないということは、機会均等の上においても非常に遺憾だと思うのでありますが、われわれは時間の許す範囲内において最善を尽してこの問題と取り組んでいきたいと考えておるのであります。  さて、この事業をやるからには、一応長い目で見た事業採算の上に立つということは

中崎敏

1957-05-08 第26回国会 衆議院 商工委員会 第36号

中崎委員 合成ゴム国産化に関する問題は、多年の問題でありまして、すみやかなる国産化必要性についてはすでに院議においても決定されておるところであります。今日ようやく日の目を見ることになっておるようでありますが、時期としてはむしろおそきに失するというような感もあるように思うのであります。こうした国の産業なり国民生活に関する重要な問題でもありますので、いろいろ通産大臣にも聞きたいのでありますが、とりあえず

中崎敏

1957-04-23 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第31号

中崎委員 たとえば技術なんというものは、近代産業の面において非常に重要な要素を占めるものであります。ところが実際において、中小企業者の場合を考えてみますと、ある技術自分工場へ持ち込むだけの技術者もなければ、そういう知識を与えてもらうような何ものも持っていない。もちろん設備をするのは相当の金が要るのだが、その金もなかなか銀行からも出してもらえない。たまに無理をして借りると、月一割というような高利

中崎敏

1957-04-23 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第31号

中崎委員 最近に大企業が非常な勢いをもって伸びて参りましたのは、一つには世界経済の動向の流れと見ることもできるのでありますが、ことに日本のように中小企業中心として、しかもこれが非常に重要な部分の要素として占めておるような国柄においては、中小企業に関するところの問題を、もう少し実情に即した取り上げ方をすべきだと思うのであります。従いまして、大資本がそういうふうな勢いにおいてどんどん大きくなっていくということは

中崎敏

1957-04-23 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第31号

中崎委員 近年におけるところの日本経済傾向を見ますと、大資本の力というものが非常に増大して参りまして、また一面、中小企業がそれだけ圧迫を受けておるというふうな傾向が見受けられるのであります。いわゆる神武景気といわれながら、最近においてしばしば経営難のために中小企業者一家心中などをやるような例も多々ありますし、最近におけるところの不渡り等状況を見ましても、明らかに中小企業者相当に困難に陥っておるという

中崎敏

1957-04-17 第26回国会 衆議院 商工委員会 第27号

中崎委員 現在その憲法なり法律に違反するというような条項についても、最高裁判所なり何なりの機構というものは完備しているのかどうか。もししていなければ行政権の独裁というようなことになるおそれがある。そういう場合を防止するために、岸総理はどういうふうに考えておるのか。これは基本的な重安な問題であるから、お尋ねしておきたい。

中崎敏

1957-04-17 第26回国会 衆議院 商工委員会 第27号

中崎委員 運用をどうすればという問題の前に、この法律が適法であるかどうかという問題は先に決定する問題でございまして、死んだ子供を幾らどういうように手当しても生きてくるわけじゃない。従いましてそういう意味において、これは適法であるかどうかという問題について学説云々と言われますが、現実の問題としてもう政治問題として、法律としてどう扱うかということに今なっているんだ。学説を待ってかれこれという問題ではないのであります

中崎敏

1957-04-17 第26回国会 衆議院 商工委員会 第27号

中崎委員 ただいま西村君から質問があった点について、きわめて重要なことでもありますので重ねてお尋ねいいたすわけであります。  公正取引委員会なり独禁法の使命というものは、公正自由なる取引を達成させるところにあることは言うまでもないのであります。ところが、今回、本人がいやだいやだと言うのに強引に強権をもってこれを引き入れる、こういうことは、法の精神からいうても適当でないという考え方の上に立って公取側

中崎敏

1957-04-17 第26回国会 衆議院 大蔵委員会商工委員会連合審査会 第1号

中崎委員 実は見渡しましたところ、こういうふうに委員の数も少うございますし、この問題は、中小企業に対する私たち考え方から申しますと、重要な問題だと考えております。こういう状況下においての審査はどうかと思いますし、ことに中小企業に関する問題は、単にこうした一法律案だけでこの問題の解決がつくとも思わないのでありまして、相当広範な角度から中小企業に関する政府考え方などもあわせてただしてみたいという気持

中崎敏

1957-04-16 第26回国会 衆議院 商工委員会 第26号

中崎委員 通産大臣からの答弁があったのでありますが、私は公取委員会、もやはり国家一つ機関であると思うのであります。従いまして通産大臣の一方的な発言に対しては納得がいきません。そこで岸総理大臣の出席をこの委員会に要求して、そしてこの議事進行をはかられることを委員長に要求したいのであります。

中崎敏

1957-04-16 第26回国会 衆議院 商工委員会 第26号

中崎委員 議事進行。実はこの法律案強制加入と員外の規制という二つ法の大きな法律上の問題をもってこの法案の骨子としておるのであります。こういう重大なる法案内容について政府部内においても重大な見解の相違があるままにこの国会にこういう法律案提案されたことについては、われわれはきわめて遺憾だと思うので、政府責任を追及したいのであります。従いまして私はこの際この法案をまず撤回し、意見を調整して、そして

中崎敏

1957-04-09 第26回国会 衆議院 商工委員会 第24号

中崎委員 一般繊維業界ないしは財界全体として不況であるというふうな場合においては、争議影響もあったでありましょうし、相当旧式なものは急速に大きな成長をしちゃって、そこに幾多不つり合いなものもあるということも感じられる。ところが十大紡以下のいわゆるもろもろの中小新紡、新々紡のごときもそれぞれ相当の業績を上げている。ところがこの近江絹糸に限って、こうして書かれたものが的確かどらか知りませんが、大体当

中崎敏

1957-04-09 第26回国会 衆議院 商工委員会 第24号

中崎委員 それではどうしてそれだけの、五十億円になんなんとするような損失が生まれてきたか、ここに経営上の大きな欠陥があるのか、あるいは内部の重役のあつれき――ことに先ほど東條局長が言われたように、銀行には銀行金融業者には金融業者としての限界があるというのは、私に言わせれば、一つには金融機関のそうした公共的社会的使命と、同時に、そうしたものが産業経営にタッチした場合においては必ずしも適当でない、消極的

中崎敏

1957-04-09 第26回国会 衆議院 商工委員会 第24号

中崎委員 最初私は私どもの立場をはっきりして質問してみたいと思います。すなわち、この近江絹糸に関する問題はああした世人の心胆を寒からしめるような大きな、いわゆる人権争議として取り扱われたことはすでに言うまでもないことなのであります。そうしたことが一つの大きな契機となって、勢いまた銀行に乗ぜられといいますか、そういう間隙を与えたということも事実だと思うのでありまして、そうした意味において、その後の運用

中崎敏