1962-02-14 第40回国会 衆議院 決算委員会 第7号
○上塚参考人 ただいままでもっぱらネイバの土地の問題について御質問がありましたが、これに関連いたしまして、前会の質問の中に、マソサニリョの漁業移民のことについて質問がありました。それに対しまして、川畑君が答弁いたしまして、マンサニリョ湾にほとんど魚がいなくなったということを申しておりました。この点につきましては、私、第二回目にドミニカに参りましたときに、第一番にマンサニリョ漁場を見に参りました。これは
○上塚参考人 ただいままでもっぱらネイバの土地の問題について御質問がありましたが、これに関連いたしまして、前会の質問の中に、マソサニリョの漁業移民のことについて質問がありました。それに対しまして、川畑君が答弁いたしまして、マンサニリョ湾にほとんど魚がいなくなったということを申しておりました。この点につきましては、私、第二回目にドミニカに参りましたときに、第一番にマンサニリョ漁場を見に参りました。これは
○上塚参考人 今、高橋委員の御質問の点につきましては、私も高木移住局長と大体所見を同じゅうするものでございます。しかし、私は一番根本の問題は、今度の移住者の精神的問題ではないかと思います。私は、今回のごとく大挙して集団的に移住者が帰国したということは、日本の移住史においても初めてである。また世界においても珍しいことであろうと思います。この点について私は非常に遺憾に感じております。 元来、移住というものは
○上塚参考人 お尋ねのドミニカ共和国が、成立以来非常にたびたびの政変をやりましたことはお示しの通りでございます。しかし、トルヒーヨ元帥が一九三〇年に政権を握りまして以来、ドミニカの政情は一変いたしまして、非常なる安定を続けて参ったのであります。彼は極力国内の産業発展に努めまして、そうして、かつて彼が政権を握る前は、海外に非常な借金をいたしておりました。また、貿易も逆調を続けておったのでありますが、彼
○上塚参考人 お説まことにごもっともでございまして、私もその点については非常に頭をひねっておる次第であります。その方法等につきまして一々ここに詳しく申し上げるということになると非常な時間を要することになりますから……。ただし連邦植民地等につきましては、すみやかに一つの農法を確立する必要がある、というのは物は何でもできるのであります。たとえばラミーを作ってもあるいは柑橘類を作っても、ゴムを作ってもみなできるのでありますが
○上塚参考人 ただいまの御質問にお答え申し上げます。アマゾンの事情に関しましては、最近だんだんと旅行者が多くなりますにつれていろいろの批評が伝えられまして、その非難の声はとかく非常なボリュームとなって日本国内に伝わって、非常な誤解を引き起していることは私のはなはだ遺憾とするところでございます。たとえばアマゾンに三代おればサルになる、あるいはアマゾンは緑の獄であるとかいうような言葉は、その地にまだ行っていない
○上塚参考人 今日は海外移住振興株式会社の件に関連いたしまして、参考人としてお呼び出しをいただきましたことはまことに光栄といたしまして、深く感謝いたします。 ブラジルに対しまする移植民ばかりでなく、私はここに概括的な移植民に対する私の考えを一言述べさせていただきたいと思います。 戦争前と戦争後との対南米への、そのうちでも特に日本から多く行っておりまするブラジルヘの移民のやり方は、非常に変ってきておるのでございます
○上塚委員 現在移民が計画的に送られておるところはブラジル国のみでありますが、なおこのほかに日本の移民を受入れたいという希望を持つている国が二、三あるのでございます。たとえば西インド諸島のドミニカ国のごときあるいはまたボリヴイア国のごとき、少数でありますが、アルゼンチン、コロンビアのごときも日本移民を受入れる態勢にあります。なかんずく前二者ドミニカ国及びボリヴイアは相当多数の日本人を受入れる用意をいたしておる
○上塚委員 ただいまは予算の問題についてはできるだけ努力する、来年は少くとも今年度の倍額以上を獲得する覚悟であるということを聞きまして、大いに安心いたしました。しかしただいまお話の借款の問題でありますが、これは吉田総理大臣が外遊当時にアメリカにおいて、交渉しておられたものでありまして、ナショナル・シテイ・バンク、チエーズ・ナショナル・バンク、バンク・オブ・アメリカの三行から千五百万ドルを借り、これを
○上塚委員 私は、移民問題について二、三の質問をいたしたいと考えております。大綱にわたることでありますから、大臣御自身で御答弁をお願いいたしたいと思います。 第一は、移民問題をどう考えておられますか、一般論として大臣のお考えを聞きたいと思います。もちろん、大臣は最近の御就任でございますから、移民問題の経過についてはあるいは御承知ないかと存じますから、簡単にその経過を申し上げておきます。第二次大戦によりまして
○上塚委員長 御異議がなければさように決定いたしまして、大橋忠一君、並木芳雄君をそれぞれ理事に指名いたします。 —————————————
○上塚委員長 御異議がなければさように決定いたします。 なお理事並木芳雄君が去る九月二十二日委員を辞任せられ、再び当委員に選任せられましたが、ただいまの今村君の辞任と合せ、理事が二名欠員となりましたので、この際その補欠選任を行いたいと存じます。これにつきましては、前例によりまして委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○上塚委員長 これより会議を開きます。 まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事今村忠助君が都合により理事の辞任を申し出られましたので、これを許可いたしたいと存じますが、御異議ぎざいませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○上塚委員長 これより会議を開きます。 この際委員長より一言申し上げます。去る九月十七円の当委員会におきまして、吉田首相の出席をめぐつて事態が紛糾いたしましたが、種々の手違いにより、委員各位に対し多大の御迷惑をおかけいたしたことは、はなはだ遺憾に存ずる次第であります。ここに委員長より深くおわびを申し上げる次第であります。 まず国政調査承認に関する件についてお諮りいたします。本委員会といたしましては
○上塚委員長 出発前については、私からここにお答えするわけには行きません。
○上塚委員長 今戸叶君から仰せられたことについては、大体同様の意見を持つておりますが、なお最善の努力をいたすつもりでおります。
○上塚委員長 委員長はすでに数回緒方副総理に対しまして総理大臣の出席をお願いするように要請しておいたのでありますが、まだ出席についての確たる御返事はありません。
○上塚委員長 なおこの際御報告を申し上げ、御了承を得たいと存じます。 去る八月二十四日ブラジル大統領ジエトリオ・ヴアルガス氏逝去せられましたので、委員長は衆議院外務委員長の名において弔電を発しましたところ、一作十二日新大統領ジヨアン・カフエ・フイリヨ氏より、ジエトリオ・ヴアルガス大統領の逝去に対し御丁重なる弔辞をかたじけのうし感謝にたえない旨の謝電が参りました。この段御報告を申し上げ、御了承をお願
○上塚委員長 これより会議を開きます。 まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事並木芳雄君が去る七月二十七日委員を辞任せられて、再び当委員に選任せられました。しかし理事が一名欠員となつております。この際その補欠選挙を行いたいと存じます。これは先例により度して委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○上塚委員長 外務大臣はただいま参議院の方へ出席しているはずであります。なお今連絡をとりつつありますが、出席されるかどうかということは、ちよつと明言できません。
○上塚委員長 これより会議を開きます。 本日は外交に関する件について政府当局に質疑を行うことといたします。質疑を許します。並木芳雄君。
○上塚委員長 穗積君にお答えいたします。委員長はその叡知と良識によつて極力出席を要請するということに解釈いたしまして、そしてそのように努力したわけでありますから、さよう御了承願いたいと思います。
○上塚委員長 ただいまの戸叶君の御質問に対してお答えをいたします。理事会の決定は、総理大臣の出席を極力要請して(「必ずだ」と呼ぶ者あり)もらいたいということであつたので、委員長は誠意をもつて、これに尽力をいたしたのです。緒方副総理にも再度伺いまして、委員会の要求の模様をお伝えいたし、ぜひこの際出席をせられるようにあつせんを願いたい旨を申し出たのでございますが、緒方副総理の方ではできるだけ努力はするけれども
○上塚委員長 これより会議を開きます。 請願の審査をいたします。日程明第一より日程第一七までの在外未帰還同胞の帰還促進等に関する各請願を一括議題といたします。紹介議員が出席しておられませんので、専門員よりその趣旨の説明を求めます。
○上塚委員長 並木君のようにたびたび関連質問をやつていただきますと、議事の進行を整理することができませんから、並木君の番が来たときにひとつゆつくりやつてください。 佐々木盛雄君。
○上塚委員長 これより会議を開きます。 外交に関する件について、政府当局に質疑を行うことといたします。順次質疑を許します。戸叶里子君。
○上塚委員長 それではただいまの阿波丸に限定したことを取消しまして、これより外務大臣に対する一般質問を許します。福田篤泰君。
○上塚委員長 加藤君、ちよつとお諮りいたしますが、ちようど質問の最中でありますけれども、岡崎外務大臣が十二時から参議院の本会議に出席されることになつております。時間がありませんから、もしさしつかえがなければ、この際暫時小麦問題をあとまわしにいたしまして、阿波丸問題に切りかえたいと思いますが、いかがですか。
○上塚委員長 これより会議を開きます。 本日は外交に関する件について政府当局に質疑を行うことといたします。 なお議事整理の都合上、まずMSA協定による輸入小麦の問題に限定して質問を許しまして、そのあと他の問題に及びたいと思います。本問題については、説明員として食糧庁輸入計画課、長羽場光高君、同検査課長松岡寅治郎君が出席しておられます。加藤勘十君。
○上塚司君 ただいま議題となりました日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本協定は、本年三月日米相互防衛援助協定を締結いたしまして、わが国の防衛力の増強のために必要なる援助の授受についてとりきめを行いましたが、この協定の締結交渉と並行して、昭和二十九年度防衛力増強計画に基き、米国政府に対し
○上塚委員長 穗積君に申し上げます。もう穗積君に対して四十分も与えておるのですが、まだほかに質疑者が二人残つておりますから、できるだけ集約して、すみやかにひとつ終了せられるようにお願いいたします。
○上塚委員長 これより会議を開きます。 日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。並木芳雄君。
○上塚委員長 それでは日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題とし、質疑を続けます。戸叶里子君。
○上塚委員長 これより会議を開きます。 まず外交に関する件について穗積七郎君より緊急質疑の通告がありますので、これを許します。穗積七郎君。
○上塚委員長 穗積君にちよつとお諮りしますが、外務大臣は十二時に米国要人とどうしても会われなくてはならぬ用事がありまして、十二時に退席せられるのですが、あとになお五人の質問通告者が残つております。それでできるだけ切り上げて、次の質問者に譲つていただきたい。
○上塚委員長 これより会議を開きます。 日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。政府側より提案理由の説明を求めます。岡崎外務大臣。
○上塚司君 ただいま議題となりました日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法案につきまして、外務委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、三月二十七日本委員会に付託せられ、同日木村国務大臣より提案理由の説明が行われました。そうして、その後五月十二日に至るまで会議を開くこと前後十回、その間、外務法務連合審査会を開きました。また、新聞、出版、産業及び法曹各界の代表者を参考人として意見
○上塚委員長 これより会議を開きます。 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との岡の条約の批准について承認を求めるの件及び遺産、相続及び贈与に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件を一括議題といたします。福田篤泰君。