1947-08-28 第1回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第8号
○委員長(板谷順助君) それから尚諸君にお諮りして置きたいと思いますが、實は豫算關係の附随しておるものは勿論衆議院において先議權がありますけれども、その他の法案に對しましては、皆豫備審査になつておりまして、正式にここに決議するというわけには行きません。
○委員長(板谷順助君) それから尚諸君にお諮りして置きたいと思いますが、實は豫算關係の附随しておるものは勿論衆議院において先議權がありますけれども、その他の法案に對しましては、皆豫備審査になつておりまして、正式にここに決議するというわけには行きません。
併しすでに貴族院で先議可決せられておりましたし、司令部の方も再び了解を得なければならんというようなお説もありましたので、暫く樣子を見ることにして、そのまま私共は修正の意見を採り上げることなしに原案のまま承認をいたして参つた次第でございますけれども、私振り返りまして考えますというと、この改正というものは、すでに先の九十議会における罹災都市借地借家臨時処理法の審議されます際に、これと同じような改正條文を
○淺沼委員長 これから先議論をずつと進めていつて、そういう問題について意見の合わなかつた點について、それをどう扱うかということについては、もう一遍議論をしたらよろしいと思います。合わないものは合わないなりにして先へ進んでいきたいと思います。
私ども委員としてこの陳情を受けたのでございますけれども、法案がすでに何ゆえか貴族院で先議をされまして可決をされておりました。そうしてまた司法省の方はその成立を非常に急ぐというような客觀的な事情もあつたためにその實現をみることができなかつたのであります。
第六に、本改正案と同趣旨の意見は去る九十議会において、先程申上げましたように、この現行法の草案が審議の際に強く主張せられ、東京弁護士会からも本院に陳情せられたのでございますけれども、本案がすでに貴族院において先議可決され、その成立を急ぐ客観的な事情にもあつたのでありまして、その実現を見なかつたのであります。
御承知のように、憲法の九十條には、決算のことに關しましては國會に提出するということのみが書いてあるので、ただいま法律制度といたしましては、衆議院先議というようなことは特に明記してないわけであります。しかしながらこの運營に關しましては、今申し上げましたような趣旨におきまして、できる限り今委員長の言われたような趣旨に副いたい、こういう政府の考えであります。
特に当面の重大問題でありまする食糧問題に関しまして、米國政府の寄せられました不断の御厚意に対しては、國をあげて感謝感激いたしているところでありまして、食糧の輸入放出及び遠洋漁業の許可に関しましては、すでに先議会において感謝決議をいたしているのでありますが、ここにまた、アジア救援公認國体から救援物資としてわが國生活困窮者に寄贈せられましたるその御厚意に対し、特に感謝の決議をいたしますことは、現下の國状
これにつきましてはこれが議案でないから、両院協議会が開けないじやないか、國会法の八十七條によつて、先議後議の関係で、先議の院がこれを要求することが出來るという問題については、議案に関して書いてありますので、こういう議案でない承認を求めた事件については、そういうことが法律上無理じやないかという議論もございましよう。これも法理論としてりつぱに立ち得る議論と思います。
、議案として取扱わないと申しますのは、一院の方が先議議院になりまして、そこへ法律案として提出せられ、委員長報告があり、議場でそれを可決し、そうして後議の議院にそれが廻つて來る、後議の議院で又同じような手続きをするということを止めまして、國会の成立その他において行われておりますような会期の決定とかなんとかいうような工合に、両院が原則としては同時に議決をいたしまして、そうしてその議決の一致を見た場合に、
○参事(寺光忠君) 憲法との関係においてという意見はちよつと私は了解しにくいのでございますが、國会法の両院関係の規定におきまして、國会法の第八十七條に、先議後議の場合の一般の規定がございます。併し会期の決定とか、会期の延長を決定するような場合においては、又國会法の他の箇処でこの一般原則にすらよらないような特殊な規定を置いております。