1948-06-30 第2回国会 衆議院 農林委員会 第30号
この法案に價格のことが書いてないということは、政策としては價格を含めた全般の総合性をもたなければならぬが、法案としては供出制度の合理化、並びにそのことによつてまた増産を進めていこうというねらいをもつておるのであります。
この法案に價格のことが書いてないということは、政策としては價格を含めた全般の総合性をもたなければならぬが、法案としては供出制度の合理化、並びにそのことによつてまた増産を進めていこうというねらいをもつておるのであります。
但し編成にあたりましては、ただいまお話がございました賃金問題がどうなるかということはきわめて重大な関係をもちますので、われわれ今回の予算を通じて、賃金物價並びに財政の均衡的な総合性の上にこの予算を編成したのであります。しからば今回の賃金が維持できるかどうか、三千七百円を出した根拠が確実性があるかどうかを檢討されると思うのであります。
そういうような総合性と言いますか相関性を持つて來ますというと、石炭の面で四・五%或いは電力の面で幾ら、或いは肥料の面で幾らというものが加わつて來ますと、相当大きな数字になるのでありまして、そこでこの價格は倍率をもう〇・五ぐらい上げますと、先程のような大きな数字になるということを私申上げた次第であります。それは実数の上から來たことであります。
次に各委員より、中小企業廳において、原案のままでは非常に外部に対して弱体であるからして、資材の発券権及び資金割当に関する権限をもたしめてはどうかという質問に対しましては、産業行政全体の観点よりして、中小企業用としての資材・資金・動力等の一括掌握は、行政的一貫性と総合性を障害する結果となり、かくては、その波及するところ既存の各行政官廳の機構にまで影響するをもつて、軽々に取扱われない、中小企業の振興という
すなわち各種の生産計画というものが縦に業種別に立てられまする関係上、もし資材につきまして一定分をば中小企業用として横に割当てますときは、当該生理計画の一貫性と総合性を害するような結果となりまして、産業行政全体としてはかえつて弊害があるのでございまして、中小企業廳が中小企業一般に対する資材を直接割当てるというやり方は避けないと思つておる次第でございます。
これは反面から申しますと、物を持たないで仕事をやるということは、非常にやりにくいというような点もございますが、しかし重要資材の問題の扱い方につきましては、特に中小企業の分はこれだけ、その他のものについてはこれだけというようなわけ方で計画することは、非常に困難であるのみならば、実際にそういうことをいたしましても、業種別にこれを扱います場合に、非常に総合性を欠くという点がございますので、物の面は特に中小企業廳
しかしこういう扱い方は、現在の計画の立て方から申しますると、全体の生産計画というようなものは業種別に立てねばならぬ関係上、その業種別の総合性ないしは一貫性を破るおそれがございますので、非常に困難な問題でございます。
こうした情勢においては、経済白書に盛られたところの國家財政と企業と家計、この三つの総合性というものが、はたして保たれるでありましようか。 大藏大臣は、間接税増徴を極力避けて、そうして大衆負担を軽減したいといつておられる。
併し現在政府といたしまして特に取り上げて研究をいたしておりますのは、最近の輿論の趨勢、或いは府縣側の要望、或いは議会よりの要望に應えまして、地方自治の総合性を、著しく牴触するようなものは、これは整理しなければならん。こういう見地から研究をいたしておるのであります。
起つたわけでありますが、過般の委員會でいろいろ御説明申し上げましたような事情によりまして、結局の結論といたしましては、予算は各省に分割する、仕事の責任もそれぞれの事業の性質に従つて各省に分割する、しかしながらお話のような特殊性があり、重要性があり、国としてもここに特に力を入れよう、しかもその力は各省ばらばらに、各省それぞれの仕事だけからの分野からみたところでは十分なる効力を発揮し得ないので、全部の総合性