1948-05-26 第2回国会 衆議院 鉱工業委員会 第7号
○菊川委員 最後に原料関係の見透しをお伺いしたいと思います。先ほど御説明もありましたから、ただ要点だけ御答弁願えれば結構と思います。この増組については、副原料としては、もちろん石炭であるとか、あるいは重油いろいろな問題がありまするが、直接の原料として、屑鉄の問題のお話があつたことは、きわめて主要だと思います。
○菊川委員 最後に原料関係の見透しをお伺いしたいと思います。先ほど御説明もありましたから、ただ要点だけ御答弁願えれば結構と思います。この増組については、副原料としては、もちろん石炭であるとか、あるいは重油いろいろな問題がありまするが、直接の原料として、屑鉄の問題のお話があつたことは、きわめて主要だと思います。
それから今後のタバコの需給見透しでありますが、原料関係から申しますと、昨年度は四万一千町歩の耕作でありまして、これから收穫いたしました原料葉タバコは五千七百五十万キロでございます。
大体主なる仕事はこれらの繊維製品即ち棉花、羊毛、麻、絹、人絹、スフといつたような原料関係から、それを原料といたしまして作るところの糸、織物更に織物を原料といたしておりまする衣料製品の生産計画を立て、それに必要な原料の割当を行い、できました製品のいわゆる國民配給の消費割当をいたすというような業務が、繊維局における生産配給に関するいわゆる需給調整の業務の主たるものでございます。
或る種の産業におきましては、原料並びに生産設備、能力等から相当軌道に乘つておるものもございますが、又一面或る産業におきましては、生産設備能力の破壞の程度、或いは原料関係等から非常に生産の囘復率が遅々たるものがありまして、中には一割乃至一割五分程度しか生産を恢復していないという特殊な事情もございます。
又多くの場合に撚糸工場がこれに從属すべきでございまするが、漁網用の糸は多くの場合この撚糸工場にこれを配当し、漁網用の撚糸にする必要があるわけであります漁網生産の確保をいたしまするためには、少くとも一つの原料関係だけから見ましても、棉花から綿糸、或いは漁網工場における一貫した一つの原料の確保の行政を持つことが必要であるわけであります。