1947-11-24 第1回国会 参議院 通信委員会 第6号
実は若しこの貯金法の全面改正が間に合わなかつたならば、單行法として提案する予定でございましたが、いろいろな関係で全面改正も間に合うらしくもあり、結局こういう状態に相成つたのであります。どうぞ以上の事情を御理解下さいまして、よろしく本法案の御審議をお願いいたしたいと存ずるのであります。 この十二條の最後の項の「郵便貯金切手には、割増金をくじびきにより附ける。」
実は若しこの貯金法の全面改正が間に合わなかつたならば、單行法として提案する予定でございましたが、いろいろな関係で全面改正も間に合うらしくもあり、結局こういう状態に相成つたのであります。どうぞ以上の事情を御理解下さいまして、よろしく本法案の御審議をお願いいたしたいと存ずるのであります。 この十二條の最後の項の「郵便貯金切手には、割増金をくじびきにより附ける。」
甚だこれは軽い罰金刑でありまして、今日の事態におきましては、かような罰金刑は刑罰としての效果を持つかどうか疑問だろうと思うのでありますがこれは前囘も申上げましたように、刑法の全面改正の際に罰金刑というものは全面的に一應改めたい。そのときまでに讓ろうということで、そのまま置いたわけであります。その点御了承願います。
併しながらこの規定の中には尚趣旨から申しまして存置してよろしいものもあると考えられますので今後の刑法の全面改正の場合におきまして、これを再び考慮に入れまして、具体的に適当な規定がいたしたい、かように考えておるのであります。 次は百三十一條であります。
これを具体的に書き改めまして、そして適当な規定を設けるということに努力いたしたのでございますが、差当り非常に技術的にむずかしい事情がございましたので、この第七章の二のこれに該当いたします規定につきましては、今後の刑法の全面改正の場合に讓りたいと、こう考えまして一應削除いたしたのでございます。