1947-08-30 第1回国会 衆議院 農林委員会 第18号
この點を私は認めるのでありますから、現在の中央金庫、これらを今どう改組するかということをここにはつきり言うことができないのでありますけれども、たとえば第二中央金庫であるとか、あるいは農業復興金庫というような、名前はむろん假定でありますが、眞に現在の金融復興、金融機関に關するものを、特に農業面において新しく農業復興金庫というような大規模なる金融機關を設けて、この金融機關を通じて農村の復興に對して相當融資
この點を私は認めるのでありますから、現在の中央金庫、これらを今どう改組するかということをここにはつきり言うことができないのでありますけれども、たとえば第二中央金庫であるとか、あるいは農業復興金庫というような、名前はむろん假定でありますが、眞に現在の金融復興、金融機関に關するものを、特に農業面において新しく農業復興金庫というような大規模なる金融機關を設けて、この金融機關を通じて農村の復興に對して相當融資
それですから復興金庫とか、あるいは農村金融金庫とかいうようなものを、今これから考えて、そうしてこれらの農業會の赤字を埋めてやろうということでは、せつかく農業協同組合をつくりましても、この協同組合が事業が始つていけない。これは町村の實體に對して非常に心配するのであります。
併し復興金庫の今後の運営方針、機構等の問題につきましては、今後も引続いて本委員会において問題として取上げて、これが考究審議を続けて貰いたいという御希望を附けて賛成をされたのであります。委員会におきましても先程申上げましたように、復興金融金庫の運賃等につきましてはまだいろいろ御論議があるのであります。
復興金庫の百四十億圓は貸付の純増加額でありまして、一應貨付總額といたしましては約二百億圓豫定しております。併しこの數字は公團金融の約百億圓に近い大きな金を含んでおりますので、一般産業資金に融資されます分は、その殘りの百四億圓であります。
その他基本的な復興金融金庫のあり方等につきましては、いろいろ意見ももつておるのでありますが、その點はいずれわれわれの方から運用委員會等の問題については、社會黨としても民主的な委員會の設立についての意見をまとめつつあるような段階にありますから、復興金庫の運營についての方針、一應その點について所信を伺いたい。
そうは申しましても金融面が非常に重大なる役割をなすことは當然でありますので、この法案が通過し、農業中央金庫等がどう改組されるかという諸點については、いわゆる農業復興金庫と申しますか、あるいは第二中央金庫と申しますか、名前は今ここに申し上げることはできませんが、いずれ農村全般にわたる大きな國家的金融機關を設けて、農村の金融に對しては相當便宜を與える、こういうことはわれわれは別個の點に考える。
遺憾ながら私の見るところは、これで日本の産業を復興し得るとは思わない、復興金庫にあらずして赤字決濟金庫である。その融資の八〇%、八五%は赤字決濟である。これではたしていけるかどうか。率直なる御意見を結論として承りたい。
復興金庫の貸付の月別表、五千萬圓以上の貸付先、月別の囘收高の金額、同じく月別の延滯金額を表わしたもの、この表を要求いたします。
しかしその當時はまだ一般金融から出しておりましたので、復興金庫というものはできておりませんわけであります。その當時はまだ零細な、戰災を受けました人たちの立直りというものもできておりません。これは調べてみますれば、おそらく新興會社方面への一般金融からの融資が多かつたであろうと想像いたします。
各産業につきましてそういう數字を集めまして、復興金融金庫の融資百四十億圓、こういう數字を策定しておるのでありますが、これはどこまでも百四十億圓をはじき出す基礎數字でありまして、この百四十億圓のわくの中でもつて、どういうふうにこれを融資していくということにつきましては、復興金庫及びそれを直接監督する大藏省にお任せしている。これが實状であります。
それをそのまま復興金庫で取上げてまいりますと、そこに財政資金の方ともからみ合いまして、結局日銀の發券によつてそれを賄わざるを得ないという實情になりまして、その發券額も厖大額に上ることが豫想されるのであります。從つて一面においてそういうふうになると、結局さらに現在の物價體制が壊れ、循環的に惡果が出ます。
こういうことは今直ちに發表することはどうかと思いますけれども、將來この大きな狙いを以てしないと、なかなか復興金庫がどうとか、或いは銀行がどうとかいつても、それはできるだけの枠で活動しておるので、復興金庫を責めても、政府を責めてもこれはなかなか動き難い實情にあるのだ、それはインフレ對策、健全財政という名の下にむずかしいじやないか、併しながら電力というものは絶對で、こういう意味において内には増資の條件を
第二は、住宅復興金庫の設置であります。建築費の昂騰に件いまして、勤労階級が自己の資力で住宅を建設するということは、現在殆んど不可能であります。從いましてこれに対しては長期低利の資金を貨付けて、年賦で償還できる途を開くか、又は貸家の建設を促進する必要があるのであります。
もちろん現在の復興金融金庫のわくでは小さいのでありまして、現在設立を準備いたしております各公團の資金状況に應じて、復興金庫もそのわくは相當殖えることであろうと、われわれとしては考えておるのでありまして、その面において、今後の公團の運營にはさしたる支障は來さないつもりであります。
ただ私の申し上げましたのは、公團をつくるにしてもつくらないにしても、要するにその物が動くのには、いずれにしても金が要るのだからということを申し上げたのでありますけれども、御指摘の通りに、それが復興金庫を通じて出るのと、市中の金融機關を通じてやるのとは、ある程度の差はもちろんあると思います。
○坪井委員 これは見解の相違ですが、資金を政府が使つても民間が使つても同じだと言われますが、資金が足らぬからといつて復興金庫の金を借りた場合においては、それだけ復興金庫は金が少くなる。復興金庫は國家を再建する上に大きな使命をもつておるものでありまして、その金を使うのと民間の金を使うのと、私は大きな相違があると思う。民間は金を借りたくても借りられない。
特に今年になりましてから一般の金融が非常にきゆうくつになりまして、復興金庫などでそれぞれのわくをきめるというふうなことになりましてからは、この漁船建造資金が性質上長期資金でありまして、一般の地方銀行などではなかなか見てもらえませんので、これを復興金庫の漁船建造資金の中に入れてもらうことを交渉いたしまして、第一四半期におきましては三億圓、實際支出されましたものは三億六、七千萬圓だと思いますが、現實に農林省
○原(彪)委員 ただいま資金の面において造船所に對しては金融を見てない、漁業家に對しては約三億六千萬圓の融資を復興金庫よりしておる、こういうお話でありますが、うわさに聞くところによりますれば、大口の金しか融資しない、小口の金は融資しないということを私は聽いております。
昨日も實は衆議院の委員會でこの點につきまして質問が衆議院の委員から出まして、大藏大臣の答辯があつたのでありますが、勿論大藏大臣も現在の復興金庫の限度で十分だとは思つておらない。いろいろ多數の公團も設立せられる計畫になつておるので、公團の運營、運轉資金については、今後も公團の設立と見合つて十分に考えて參りたいという御答辯が昨日ありました。
○佐々木鹿藏君 復興金庫で借入れるとおつしやるが、或る説によると、公團は發足したが復興金庫には金がない。借りることができないということも言われておるのであります。
なお政務次官が先刻船舶復興金庫と申しましたが、そういうような方面から船舶に融通をするという耳よりな話を承つたのでありまするが、私どもは先日來漁業金融の梗塞のために非常な困惑を來して、昨日も大藏省の關係の人々に來てもらつていろいろと論議をしたのであります。
滅失徴用漁船が第二封鎖になつており、當時も非常に困つておりましたが、こういう人達が、代船の建造資金を借りる場合には、復興金庫で優先的に借りる、つまり補償金はとうてい拂うわけにいかないため、金融上特別な措置をしようということで、復興金融金庫が優先的にこういうものについて資金のめんどうをみるということで、私どもも金融上のめんどうをみようということに考えている次第であります。
かくして重要産業は、今や政府の手中にあるところの復興金庫に殺到せざるを得なくなつておるのである。この事実は、次のことによつて証明せられる。 全國銀行の貸出は、昨年九月には七十億であつた。しかるに本年三月には二十九億に下つた。これだけ銀行の能力がずつと減つておる。貧弱化しておる。