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133件の議事録が該当しました。

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1949-04-12 第5回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号

金森國會圖書館長 ただいまのお尋ね図書館といたしましては死命を制するような大きな問題でございます。昨年この図書館を開くときに、法律はできましても場所が得られませんので、各方面にお願いして辛うじて赤坂離宮の半分を用いておるわけでありますけれども図書館としては、これでは何ら仕事もできないといつていいくらいであります。実際書物を置くことも、多くの人に読んでもらうこともできない状況であつて図書館としては

金森徳次郎

1949-04-12 第5回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号

金森國會圖書館長 図書館予算の御説明を申し上げます。  本年の予算は一億五百万円になつております。昨年は七千二百万円くらいでありましたから、計数上から見ますとたいへんふえたように見えます。けれどもその実その中の二千万円は上野図書館を併合した結果で、ありまして、実質から申しますと金額において七千二百万円が八千二、三百万円になつておりまして、きわめて少額の増加になつております。その理由は人件費等

金森徳次郎

1949-03-30 第5回国会 参議院 両院法規委員委員会 第3号

國立國会図書館長金森徳次郎君) 適確に申上げかねますけれども、やはりそういうのは廣い区域の方が有利だと思いますけれども、小さくしましてもそう変らないのではないか、先程申上げましたような事情から考えまして、そう分けてみましても全体としては影響するところは少いのではないか、さように考えます。

金森徳次郎

1949-03-30 第5回国会 参議院 両院法規委員委員会 第3号

國立國会図書館長金森徳次郎君) 当時実は、私自身がその問題を自分に深く考えて決めたというわけではなくて、一つの思想の流れを受継いで支えて行つたということですから、非常に詳しい氣持というものは、私の体驗の中には入つておりませんです。ただ内輪の話できございますけれども、どうもこの政治というものは、或程度まで、理論的な変化を求めて行くよりも、実際の経驗の跡を追つ駈けて行く方が比較的安全ではなかろうか、

金森徳次郎

1949-03-30 第5回国会 参議院 両院法規委員委員会 第3号

國立國会図書館長金森徳次郎君) 当時の記憶を大分失いましたので、その当時の資料も亦持ち合せておりませんので、非常に正確なことは申上げにくいと思いますが、記憶を元にいたしまして、一應当時のものことの動き工合お話したいと思います。  御承知のようにこの日本國憲法は衆議院と参議院との二つを設けましたけれども、その二院の根本の特色を憲法自身の中では直接にははつきのさせておりません。ただいろいろの権能の

金森徳次郎

1949-03-23 第5回国会 衆議院 図書館運営委員会 第1号

金森國會圖書館長 今お話になりましたのは、上野図書館に現在入つている人が、身分上の変更を受けることはないかという御質問であろうと思います。上野図書館大づかみに申しまして、今百五十人ばかりの定員を持つております。この規程の中には一部分しか出ておりませんけれども、これは大体こういう規程のやりきたりとしまして、いわば昔風の考えで行きまして、一級官、二級官、三級官、この辺だけが出ておりまして、それより下

金森徳次郎

1949-03-23 第5回国会 衆議院 図書館運営委員会 第1号

金森國會圖書館長 支部上野図書館の発達が非常に古いのでありまして、古いということは、つまり図書館運営の上におきまして新しい原理が取入れられていないということを当然に含んでおります。でありまするから、私どもがこれを全体として取扱いまするときには、できるだけ新しい研究にまかせて行こう。たとえば書物分数配置というようなことにつきましても、最新の研究方針に合せて行こう、これが実質的の問題です。それから

金森徳次郎

1949-03-23 第5回国会 衆議院 図書館運営委員会 第1号

金森國會圖書館長 ただいま二件の御議定を願つておるわけでありまするが、この図書館が生れましたのが、法律上は昨年の二月の初めでありまして、実質上は昨年の六月の五日からでございました。生れました年次を数えますれば実質的には一年には相当足らないという状況になつております。その経過をごく骨組だけ説明をさせていただきますると、この一年足らずの間に無理に無理を重ねまして、場所もない、人も整わない、書物も得られないというような

金森徳次郎

1948-12-10 第4回国会 衆議院 図書館運営委員会 第1号

金森國会図書館長 先日この委員会におきまして國立國会図書館組織規程の一部を改正する規程案を御承認いただいたのでありますが、その当時支部図書館の面において、政府及び裁判所関係十八すなわち運輸、大藏、外務、会計檢査院、宮内府、経済安定本部、建設、厚生、商工、総理廳統計局、逓信、内閣、農林、物價廳、法務、文部、労働、裁判所の各支部図書館は、各官廳承認を得て設置せられたのでありますが、その際特許局國内事情

金森徳次郎

1948-11-18 第3回国会 衆議院 図書館運営委員会 第2号

金森國会図書館長 國立國会図書館状況は、いろいろな意味でときどきとりまとめてはおりますが、法律規定に從いまして、この図書館運営委員会に適当な時期を選んで御報告を申し上げることが正当と考えております。そこでこの報告書を、口頭で申し上げますよりも、字に書いた方が比較的わかりやすいと思つて一應つくつたわけであります。ところがこれをつくつておりましたのは前でございまして、その後の歳月の経過によりまして

金森徳次郎

1948-11-18 第3回国会 衆議院 図書館運営委員会 第2号

金森國会図書館長 今申し上げましたように、図書館組織規程を完備して仕事を進行しておりましたところ、ここに一つ新しい問題にぶつつかつたのであります。と申しますのは、八月ごろから図書館に関する專門家がアメリカから來られて、それらがいろいろ図書館事務について助言をしてくだすつたのでありますが、その中で從來この図書館で受入と整理との二局をこしらえて書物の取扱いをしておりましたが、これは非常に大きな図書館

金森徳次郎

1948-11-18 第3回国会 衆議院 図書館運営委員会 第2号

金森國会図書館長 ただいま御審議を願つておりまする國立國会図書館組織規程は、その前身となつておりますものは、それの附則の二十二條にございますが、國立國会図書館職員規程というものがございまして、図書館創設の際きわめて暫定的ではありましたけれども両院運営委員会の議決を経て、これを確定して規則としておつたわけであります。  ところでその職員規程によつてだんだん準備を整え、体系を完備しておりますうちに

金森徳次郎

1948-07-05 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第12号

金森國會圖書館長 今まで二つ文庫のために予想しておりまする人間の数は、奏任官級六人、判任官級十二人というような数、傭人、雇までも含めまして二十五人というものを予算の上で考えでおります。東洋文庫の方は御承知のように八十万の書物を持つておりまして、これは非常な貴重な図書ですから、これを保存するというだけでも非常に困難でありまするし、これがまた専門の本でありまするから、素人が管理しては何の役にも立ちません

金森徳次郎

1948-07-05 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第12号

金森國會圖書館長 参議院図書館委員関係方々ガ、どういう意味でお考えになつているかは、私どもといたしましては、はつきりりいたしません。これは絶対に反対という声も必ずしも聞いてはおりません。問題はそのときに話がきまつていなかつた、こういうことが本体であります。話がきまつていなかつたのだからこれから方針をきめてよろしい、こういうお考えのように思います。そうしてその方針として人々いろいろな御意見はあろうと

金森徳次郎

1948-07-05 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第12号

金森國會圖書館長 私が去る二月の末に図書館長の任を受けましたその前におきまして、昨年の十二月ごろに、両院図書館運営委員会におかれまして、いろいろの準備的な御計画をしておいてくださつたというふうに伺つております。その中におきまして靜嘉堂文庫東洋文庫とを何らがの形におきましてこの図書館で世話をするというような方向において御議論が進められ、私がかつてつておりましたところは、両院合同委員会でいわば

金森徳次郎

1948-06-07 第2回国会 両院 図書館運営委員会合同審査会 第1号

國立國會圖書館長金森徳次郎君) 大變御懇切なお指圖を受けまして誠に感謝の至りに堪えません。この豫算大藏省に相談を持ち掛けまして、この事務上の協定をしておりましたし、又關係方面との意見等考えて見ましたが、私共一番これは懸念のありまするのは、圖書購入費が非常に少いということでありまして、この豫算では四百萬圓しか表面では含まれておりません。それからもう一つ、この立法考査に當りまする、つまり國會のために

金森徳次郎

1948-06-07 第2回国会 両院 図書館運営委員会合同審査会 第1号

國立國會圖書館長金森徳次郎君) ここに今日豫算の書類を委員會に出しましたのは、これで以て豫算が確定するという意味ではございません。ただ館長がかような豫算の案を作成した、そこで委員會にこれを提出して委員會の審査を仰ぎまして、若し委員會がこれをお認め下さるならば兩議院の議長に送付をして下さるわけでありまするし、又委員會がこれを以て不十分なりとせられまする場合には、この上に何らかの勸告を加えて、つまり

金森徳次郎

1948-06-07 第2回国会 両院 図書館運営委員会合同審査会 第1号

國立國會圖書館長金森徳次郎君) 今日この委員會の御審議を願いまする國立國會圖書館經費の點でありまするが、かような經費はずつと早くよく取纒めまして御審議を仰ぐのが相當でありましたけれども、何しろ現在の情勢におきましては、いろいろの事情によりまして、一方だけ決まるということもできませんので、あちらこちらの樣子と見合せつつ豫算組立をいたしましてお手許に差出しましたわけであります。詳細の説明經理部長

金森徳次郎

1948-06-07 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第11号

金森國会図書館長 ただいまお尋ねになりました点は、種々なる情勢の結果として、私は相当苦心をしたわけであります。物事は表の線において申し上げることも、裏の線において申し上げることもいろいろあり得るのでありまするが、公の席におきましては、私は表の線においてのことしか申し上げ得ないわけであります。從つて表の線において申し上げまするならば、副館長の選任をすることは私自身の責任としてすべきものである。外部から

金森徳次郎

1948-04-05 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第10号

金森國会図書館長 私図書館長の任務を受けましたときに、大体法律を拜見いたしまして、この法律のなかみにあることは、もはや私の任命せられた立場から申しますると、批評すべきものではない。中に與えられておる義務を果すことが私の職責であります。かように考えておりまして、日本國はこの法律のなかみを実行するとう確信のもとに踏み出されておるものと、実は信じてお引受けしたわけであります。この法律の中にはいろいろのことを

金森徳次郎

1948-03-27 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第9号

金森國立國会図書館長 私自身立場としては、この國会図書館法に基きましての働きを完全にしたいというわけでございますから、從來よりもう少し高い面に立つて國会内に法制局ができることがいいか惡いかということまでは、実は言葉を用いたくないと存じております。ただ國会図書館法自身の中の規定におきまして、図書館は両議院に対しまして、立法準備をいたしましたり、また御要求に應じましては議案を起算するという義務があるわけでございますから

金森徳次郎

1948-03-26 第2回国会 参議院 図書館運営委員会 第5号

國立國會圖書館長金森徳次郎君) これは法律の中に專門調査員というものを設けることが初めから豫想されておりまして、特に調査及び立法考査局にそういう人を置くという定めがありますので、それで專門調査員という名前を作つわけであります。  司書の方などにつきましても、固よりその資格の高い人が配されるわけでありまして、司書という名前は大體一級官或いは二級官というものが區別できますならば、その双方に當るような

金森徳次郎

1948-03-26 第2回国会 参議院 図書館運営委員会 第5号

国立國會圖書館長金森徳次郎君) 専門調査員と申しますのは、法律の方に豫想されておりまするが、格の高い方はまだどういう方をという豫想をしておりませんので、それのはつきりしたことは今申し上げるのは不便と思いまするけれども、大體局長なんかよりも少し高いか、或いはこれと劣らないような専門家というふうに考えております。つまり一代の學問調査の上におきまして相當名の知られた方がこれにお就きになる、實際働きもこれもいろいろ

金森徳次郎

1948-03-26 第2回国会 参議院 図書館運営委員会 第5号

國立國會圖書館長金森徳次郎君) 國立國會圖書館職員規程を大略御説明申上げたいと思つております。圖書館の館長はでき上りましたけれども法律の豫想しておりますところの中味の制度は、これから館長の手で起案をいたしまして、兩院運營委員會の御承認をお願いする、こういうふうになつておるわけであります。  いろいろの組立の中で先ず私共の立場としては、人を設けますことと、豫算を定めますことと、極く基本的な制度

金森徳次郎

1948-03-20 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第7号

金森國會図書館長 それでは大藏当局がお急ぎであるということを考えまして、実は大づかみに申し上げたわけでございますが、國立國会図書館法律でおきめになりました趣旨に從つてこれから建設していくということは、実は相当困難なことでございます。と申しますのは、何しろ新しいことであつて、見当をつけますのに、相当苦心をしなければなりません。何しろほんとうの場所がございませんで、これをやるといたしましても、應急

金森徳次郎

1948-03-20 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第7号

金森國會図書館長 図書館長任命を受けましてから、中の機構を具体的に重ねて言う必要があることはもとよりですが、ただいまのところ、場所も旧赤坂離宮の跡を、およそ建割りにして、半分くらいを使用することをお許しを願うように、あちらこちらにお願いしておりまして、國会両院運営委員会等におきましても、懇談的ではございましたが、そういうような方法でお話が進んでおりまするので、私どももその線に沿つて内容具体化

金森徳次郎

1948-02-27 第2回国会 衆議院 図書館運営委員会 第6号

金森国立国会図書館長 委員長お許しを得まして、一言御挨拶を申し上げたいと存じます。  今回新たに國立國会図書館が設けられますにつきまして、私はなはだ不肖ではありますが、皆さま方の御支援を得まして、兩院議長よりして、その館長たることに任命をされました。はなはだ不肖の身でありまして、前途すこぶる困難なるものあるべきことを予想しつつ、これを乘り切つて進むということは、私としては相当に、あるいはほとんど

金森徳次郎