もう図書館の予算というのはあるのですから、館長の俸給も図書館費の中に入つておるのですから、それですから館長が任命されれば、それは入つてよいという形になつておるのですが、ただそこで又問題は、さつきからもお話のありましたように、実際問題として今すぐ事務局から離れたのでは、その日の仕事に実際不便を來すという点がありますから、その辺の実際問題を考えなさらにやならん。
○下條康麿君 實はその六條の國會圖書館の方の國會職員考査委員會の委員中、館長が指名する参事の數は三名になつております。國會職員法によりますと、三十六條によります關係でこれが六名になるわけですが、數がすくないのじやないかという感じがするのですが。
國會圖書館は館長、副館長及び参事が參名でありますから、國會圖書館から出るものを參名以上殖やすことは他から出る者との釣合上、國會圖書館の内輪だけで勝手なことができという恐れがあるかとは思われますので、三名といたしたいわけであります。
「各議院事務局に設ける國會職員考査委員會の委員長は、その院の事務局の事務總長、その委員はその事務局の事務次長及び部長、他の院の事務局の事務總長及び事務次長並びに國會圖書館の館長及び福館長が、これに當たる。」こういうことになつておりますので、その時の部長の數によつてこれは動くことになると存じます。
それは第一には、やはり圖書館の関係で、圖書館協會と、それから圖書館協會だけでは多少形式的になる虞れがある場合を考慮して、各大圖書館長、それが第二です。
○堀眞琴君 今委員長がお話になつたことですが、國會圖書館の運營方法についても、或いは館長の人選の問題についても、各方面から廣く意見を徴して、そうして民主的に運營する方法も、人選も決めたらどうか、こう思うのですが、いかがでしよう。
付託事件 ○國會圖書館の構想竝びに運營に關す る陳情(第七十九號) ○本委員會の運營及び圖書館長の人選 に關する件 ———————————————— 昭和二十二年八月四日(月曜日) 午後三時九分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○本委員會の運營及圖書館長の人選に 關する件 —————————————
第六條 國会図書館に設ける國会職員考査委員会の委員中、館長が指名する参事たる委員の員数は、三人以内とする。 第七條 國会職員考査委員会の幹事は、委員長の命を受け委員会の議事を準備し、庶務を掌理する。 第八條 國会職員考査委員会に書記若干人を置き、委員長が國会職員の中よりこれを命ずる。 書記は幹事の命を受け庶務に從事する。 ただいま御説明申し上げましたのは國会職員法に大分詳しく出ております。
一番問題になるのは何と申しましても館長の問題だと思つております。
○豊澤委員 今の館長の問題ですけれども、人格の高いことも非常に大事でありますし、識見のあることも非常に大切でありますが、圖書館というものは日本の最も新しい部面でなければならぬように考えます。もしかすると功なり名遂げかつ知名な役をもつておつた人になりやすいというような弊害をなるべく避けまして實力の人であり、ほんとうに働きの人であるというような點を十分に御考慮願いたいと思います。
○井上(知)委員 圖書館長という地位は事務總長に相次ぐような重要な地位でございます。しかしてわが國の今日までの現状におきましては、圖書館の司書方面というような知識をもつておる人もそうたくさんおられないと私は思つております。